恋するMOON DOG とネオドーベルマン

  • 2021.06.24 Thursday
  • 19:50

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

 

 

 

 

山田南平さんは紅茶王子をちらっとしか読んだことがなく、この恋するMOON DOGで初めてきちんと読みました。

絵が綺麗で、ストーリー運びも面白い。

なんといっても今回主人公はトリマーで相手役はなんと!犬に変身できるっっつー男子。

しかもドーベルマン!ツヤツヤ筋肉質なあの子です。

兄がワイマラナーだよ!!

美麗。犬が美麗!!

元の人間ももちろん美麗。

 

うちの子、実は人間なんじゃないの?!っていう人には垂涎ものです(笑)

少女漫画なんでラブストーリーなんですけどこの男子といい主人公のトリマーりっかちゃんといい

キャラクターがとっても愛らしくて素敵なのです。

 

んで、人間にもなるドーベルマンといえばアナタ。

清水玲子のネオドーベルマンですよ。ショナです。

この天女来襲に収録されている短編です。

やばい研究所で実験の結果生まれたキメラであるショナは

たまたま子犬の時に逃げ出して、主人公の女子に助けられ

そのままその家の飼い犬として成長するんですが、ある時から人間にもなっちゃうっていうねw

 

このショナがカッコいいのですよ。

清水玲子氏のSF漫画は短編からしてめちゃくちゃ面白いので読んでみたい方はぜひ、ぜひ読んでほしい!

 

そして、このショナをほうふつとさせる今回の恋するMOON DOGのアキラ。ワイマラナーになる兄とともに

うちにも美麗な男子になる犬が来ないかなwっていう気持ちに数十年ぶりになりましたねw

 

というわけで久々に漫画ネタについて書いてみました。

現在、単行本は5巻までかな。10巻くらいいくかなあ。

フレンチブルやらジャーマンシェパード、柴、スピッツ、ゴールデンレトリーバー、ウェルシュコーギーなどなど

とってもかわいいワンコたちが人間をしり目に犬同士で喋りまくり、人間たちの心配をしたり

飼い主さんを心配したりするさまがとってもとってもかわいくて癒されます。

 

そして、さすがドイツ原産のかっこいい犬種・ドーベルマンであるアキラは犬の時もイケメンといわれるくらいかっこいいw

お兄ちゃんも(しつこい)

 

しかし、このキャッチコピーはいいのかw

 

マリー・アントワネット 惣領冬実

  • 2016.09.29 Thursday
  • 13:10

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

マリー・アントワネットといえば、ベルサイユの薔薇だったそこのアナタ!
超魅力的なチェーザレを描き続けている惣領冬実先生がマリー・アントワネットを主役に漫画を描いてます!

 

惣領冬実といえば最近でもドラマやら映画やらになったMARSがありますが
本当にどの作品も素晴らしいのですよ。


絵も美しく華やかで男性は色気があり、女性は可憐さのある絵柄、背景構図もキレイ。
なかでも惣領冬実作品の最大の魅力は、「羞恥心」や「後悔」といった負の面を描くときのエピソードとその時の表情ではないかなーなどと思っています。
哀しい場面、悔しがる場面がね、読む者を登場人物に寄り添わせ共感させたり、きゅんとさせるんですよ。

 

惣領作品に登場する人物が悲しんでいる場面をみるといつも胸がねぇ、締め付けられます、はい。

 

さて、今回。

ずーっとチェーザレの12巻も待っていますが、マリー・アントワネットもページを開いて

 

ギャー!

 

このマリーアントワネット超絶可愛いです。
エピソードで描かれる性格がとっても可愛い。
ルイ16世の心も和ませちゃう。
しかも、ルイ16世も本好き知的そうな穏やかそうなイケメンとして描かれてるー!

 

作画が絵画のような惣領先生の作品な上に今回は
「ヴェルサイユ宮殿が監修を担当。衣装、建築、王宮儀礼など壮麗なロココ様式が紙上に再現」

なんでも、ヴェルサイユ宮殿側が、マリーアントワネットの漫画を描いてくれる人を探していたんだとか。
そのあたりの経緯について書かれていたブログがあったので久々に記事中にリンクを。

面白い!惣領冬実先生の「マリー・アントワネット」

Vばら (ある創作&つぶやき)さんより

 

ここで引用されている惣領先生のサイト、惣領先生とヴェルサイユ宮殿側をつないだ

日本側の編集者北本かおりさんのブログも読み応え
経緯も細かく書いてあるので興味のある方は是非ご一読を。

いやあ、すごい。

生きててよかった。
まだ漫画読んでてよかった!って思える素晴らしい作品です。

4巻まで楽しみだなあ。

ちなみに惣領冬実で何がオススメ?と聞かれたら


女性には「TRHEE」、男性には「チェーザレ」をあげます。

 

ところで、アマゾン様なんでマリー・アントワネットの画像がないんでしょうか・・・。

モーニングの怠慢か?

というわけで、ちょっとだけ。

※どっかで消すかも。

 

ついでにチェーザレのカットも・・・

2016年読んでいる漫画は小学館系多し

  • 2016.05.17 Tuesday
  • 13:02
だんだん鈴太郎に、母はかなり漫画を読んでいた、ではなく今も読んでいることに気付かれている今日この頃。

読むものは限られているけれども最近は、
別冊少女コミック(今のBetsucomi)系列
(私が読んでいたのは吉田秋生、田村由美、渡辺多恵子、赤石路代の時代)
少女コミック(今のSho-Comi)系列
(惣領冬実、さいとうちほ、藤田和子、篠原千恵、渡瀬悠宇の時代)
このあたりの漫画家さん(小学館・フラワーコミックス)の人が多いかも。

少コミ系は、ちょっと地味なオタク系女子が「こんなことあるかい」とツッコミながら
いやでもやっぱりヒーローカッコイイかも・・・
なんて感じで読んでいた路線のお姉さん版。
(本当か?)


その中から、今回は以下3冊。

とりかえ・ばや(さいとうちほ)
夢の雫、黄金の鳥籠(篠原千絵)
その男、運命につき(北川みゆき)


とりかえ・ばや
最初はどうかなーと思いながら読んでいましたが
いやはや、男装して右大将まで上り詰めるヒロイン・沙羅双樹の姫君と
女装して東宮の典待として出仕するヒロインの異母弟・睡蓮の若君。
ばれずにいられるか?が権中納言の石蕗に見破られたヒロインはなんと
石蕗の子を妊娠してしまい、思いあまって失踪、さらに流産。
睡蓮も東宮には正体がばれてしまう。
睡蓮が沙羅双樹を追って、死のうとしている沙羅双樹をとめ、今度は入れ替わって都に戻ってきてからの話の展開が好き。
というのも私は、帝ファン。
(さいとう先生が描く大人気キャラの将臣系なのw)
帝は沙羅双樹も右大将も凄く目を掛けていて、さいとうちほが描く大人の男性の中でも今回は時代背景からも抑制の利いた人物でステキです〜。
睡蓮と東宮に両思いといったところなんですが、当時の情勢や事情が色々絡んでいて一筋縄ではいかない。
この二組の恋模様に話が収斂されていっている過程でもの凄くめまぐるしく状況が動いているのに、世界観のせいか雅です。

夢の雫、黄金の鳥籠
篠原千絵で歴史物といえば、トルコのヒッタイト帝国に現代の女の子がタイムスリップするという
王家の紋章平成版みたいな「天は赤い河のほとり」。
路線としては今回タイムスリップはないけど、主人公シュッレムがのし上がっていくという意味合いでは同系統のストーリー。
舞台はオスマン帝国。時代は違えど、ヒッタイト帝国といいトルコが舞台。
しかも、今回は三角関係も自身の想い人とは結ばれなさそうな展開。
なんだけど、こっちもワタクシは側近イブラヒムよりも、王のスレイマン1世ほうが好きなんだよねー。
余りこの辺の歴史を知らない状態で読んでいたんだけど
最近ヒュッレムについてちらりとみたら、結構な悪女ポジションじゃないか。
そのエピソードをどう篠原先生は漫画に変換していくのか楽しみです。

最後に10年ぶり位に読んだ北川みゆきの最新作。
その男、運命につき
ヒロインが副業で占い師をやっているという設定で
占いがキーワードになって毎回起こる仕事上の問題が解決されていくという一話完結方式を取り入れながら
主人公とヒーローの距離がちょっとずつ縮まっていくバディものっぽい作り。
北川先生には珍しい話の作りでこれが面白い。
わりとすぐ恋愛ドロドロ系に走る良くも悪くも女らしい主人公が多い作家さんですが、
(そちらは特に女性キャラが苦手であまり読んでない・・・)
今回は占いを通して世間を観ているが為に非常に冷静沈着なタイプがヒロインなので
さっぱりしていて読みやすい。
もうすぐ2巻がでるらしいのでこちらも楽しみに待っているところ。

 

突然ですが、明日結婚します アラサー版夢の男

  • 2016.01.31 Sunday
  • 22:25
お互いに仕事はできるが、結婚して専業主婦になりたい女と、結婚だけはどうしてもしたくない男のラブストーリー。

なにげにヒーローヒロインともにスーパーマン&スーパーウーマンな人物造形で夢があります。
こんな同性の敵を作らないイヤミのない人物造形のヒロインも、超絶スーパーマンなのに、ヒロインにはワガママやら子供っぽさを全開になるという反則技を正しく繰り出すヒーローも久々に読むとウキウキしますね。

主人公は仕事熱心で真面目、家事も得意なんだけど、人生においてちょっと不器用。
自分が育った家庭が好きで、自身も母親と同じような家庭を作ってみたいと明るく素直な女性。
元彼にはその辺が上手く言えずに結婚してくれの無言プレッシャーが強すぎて振られてしまうのですが
ヒーローである名波竜、通称ナナリューというアナウンサーの男性にはわりと最初からその辺の本音をさらけ出します。
ちょっと色々あって捻くれてしまっているヒーローに、その素直さがストレートに響いているっていうのも読者にダイレクトに伝わってきてよい。

仕事を絡めてそれぞれ恋敵もでてきているので、まあすったもんだの末にナナリューが結婚してもいいかとなるんじゃないかとは思いますが、主人公のあすかは、仕事もそうだけど、休みも効率よく予定をいれてこなしたい女性。
こういう女の人は東京に住んでいたら、ずっと専業主婦は返って向いていないんじゃないかなー。
夫の転勤についていって、地方で働き口が限られるならともかく
都心部だと子どもが小中学生になると派遣やパートで再就職してる人が多い。
ものすごい大豪邸に住むならともかく、普通の一軒家もしくはマンションなら子どもが中高生になると
休みの日でも常に動いて予定を入れるタイプは時間を持て余すと思うのよね。
主人公達の現在のように時間関係なく馬車馬のように働くっていう働き方を修正すれば働けると思うし。

いや、もしかしたら子どもを介してサークルを立ち上げるとか
習い事をきわめて講師になっちゃうとか
PTA活動に邁進したりすることになって専業主婦でいるかもしれないけど(笑)

そもそも子どもが生まれなきゃ、専業主婦だとかなーり暇になるわな。
夫が昼夜問わず働いているのに、終日家にいるとなるとモチベーション保つのも大変そうだし。

とついつい、働くことを前提に考えてしまうあたり、ちょっとチガウんだろうなあ。
 

リップスモーク 西形まい著

  • 2015.12.03 Thursday
  • 12:59
久々に少女漫画ネタ。

きた、これきたーーー!
という恋愛少女漫画です。

マツモトトモのキスあたりが好みなアナタにオススメします。

設定が同じだし。
32歳の(官能)小説家と女子高生の恋愛モノ。
妄想の世界だけど、いいんだよ。っていうか妄想の世界だからいいのかw
(東京都では条例あるから場合によっては犯罪だしね・・・。)

ま、そこはおいといて。
なんといってもですね〜、この西形まいさんの描く男性が色気があってカッコイイのです。

しかも、男女ともツンデレキャラ(好物)

これより前の作品も幾つか読みましたが、作画的に2013年あたりからここ2年くらいがとっても好み。
それ以前はもっと華奢かつ硬質な線と肉体なので色気のある線の今のほうが断然好きですね。

いやあ、この瀬田さんキャラこそ実写ならワタクシ斎藤工にやってもらいたい!
すみません、以下画像拝借・・・



でも実際に映画になると綾野剛が演じそうだ。

女子高生のせとなちゃんは山本舞香ちゃんあたりで。


ストーリー的にも大事件が起きるわけではないけど感情の緩急が上手くて
ちょっとした仕草や視線に情感があって映画っぽいのでつい妄想キャストまで出てきてしまった。

うーん、しかしっ工さんがやると、ますます犯罪っぽい空気が濃厚に(笑)
いやしかし、そのスレスレの空気感が欲しい。
綾野剛氏だと、なんだろうなあ、雰囲気は色っぽいけどなんか外見が涼しげなせいか草食っぽくて犯罪臭が消えるw
 

高台家の人々

  • 2015.06.24 Wednesday
  • 13:21
ごくせんもデカわんこも原作を読んだことがないのだけど、今回その原作者・森本梢子さんの新作をご紹介。

高台家(こうだいけ)の人々。
高台家の人の気持ちが読める3兄妹とフツーのOL・だけど、ものすごく妄想が面白いおっとり女子を巡る話。
豪華なビジュアル、華麗な経歴の高台家の人々。なのだが、心が読めるばかりに
自分たちへの態度とその裏の心理のギャップに皆さんどうも人間不信気味。
けれども、そこへ登場する平凡な主人公は、平凡だけれども心根は優しく
そして、とっても面白い妄想をする女の子だった。
口べたで、どうにもぼんやりしてみえる主人公が、実はかなり豊かな妄想の世界を持っていることで
いつしか3兄妹はその妄想のトリコに。

同じ会社で働く長兄は、主人公の存在に癒され、笑わされて、ちょっとずつ心の鎧を降ろしていき
主人公と付き合うことになる。

そこへ絡んでくる心の読める気質をもともともっていたイギリス人の祖母
なぜか全く心が読めないどころかものすごく鈍感な3兄妹の父親
心は読めないが、非常にストレートで剛速球な性格をしている母親
主人公と長兄が働く会社の人々といった登場人物たちがバランスよく物語を闊歩し
主人公の妄想に笑い、あとからちょっとほろりときたり、ドキドキしたりする
恋愛ストーリー件家族物語、なんである。

日々の生活に少しかさつき気味な私の心にも
じわじわくる笑いとほほえましさと少しのきゅんとくる描写に癒されます。

まだ高台家の人々しか読んだことがないんだけど、今同じように続刊中の
アシガール(タイムスリップもの。女の子が殿様の足軽になるという題名からしてダジャレかいという話)も気になる今日この頃。

 

銀盤騎士 フィギュアスケートバンザイ

  • 2014.03.23 Sunday
  • 17:01
評価:
コメント:心君はまさに氷上の王子〜。性格がダサイところもステキ

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

フィギュアスケートがすきである。
そんなに詳しくないけれど。
いつごろからというと、アイスダンスのマイア・ウソワ&アレクサンドル・ズーリン組が美しくて大好きでした。
このプログラムはNHK杯で観てうっとりしてました。
こちらは1992年のオリンピック。


日本ではなんといってもこの方、伊藤みどりさんが活躍していた時期です。
これは同じく1992年オリンピックのエキシビジョン。
傘をもったままジャンプとか凄いですよねー。
このVIDEOでは解説者も「信じられない!」って言っとりますw


日本で大活躍した方がいたのもあって、w漫画でも1980年代後半の槇村さとる「白のファルーカ」あたりを熱心に読んでました。
最近だと同じ小川彌生の「キス&ネバークライ」、さいとうちほ「アイスフォレスト」も読んでました。
どれもアイスダンスもの。「銀のロマンティック・・・わはは」はペアものでしたっけね。

とまあ、フィギュア漫画といえば、アイスダンスのイメージが強かったのですが、今回の漫画は男子シングルもの。
小川さんは絵もきれいだし、キスネバでフィギュアも描いているので、とっても美しいながら現実味のある骨格で描いているので、本当に試合を観てるみたいです。
そこにラブコメ要素もぶち込み、適度に笑えます。
いつも、出てくる主要男子が見目麗しいのに少々ヘタレキャラなのが良いんですよw
帯には織田信成氏の推薦文がっ!

今回ここに書こうと思ったのは、世界のライバル役キャラが登場しましてね。
アメリカのカイル・ミラーとカナダのルイ・クレールっていう。

カイルのビジュアルモデルはエズラ・ミラーだよね?!ってことを書きたかった。それだけ(笑)
ひっくり返ってるけど、こっちがカイル・ミラー。


エズラ・ミラー


似てますよね??
いや、漫画的なビジュアルにするとこんな感じと提示されたような気がして嬉しくなっちゃって。
あ、漫画も面白いです。オススメ。

カナダのルイ・クレール。
この解説セリフからすると、実在モデルとしてはパトリック・チャンあたりを想定しているのかなーと。
めったにミスをしないのに、トリプルアクセルでミスするシーンがあったりするあたり。


主役の心くんはさしずめ羽生君なのかなー。
キャラ的には小塚くんのほうが近いイメージ。

ミーハー遍歴二次元編

  • 2010.07.13 Tuesday
  • 13:02

 漫画読みまくってきた過去から3次元だけじゃなくこちらでもキャーキャー言ってました。
だから現実に目を向けるのが遅くなってエライ目に遭いましたよ(笑)

というわけでひっさびさに漫画回顧ネタ。

1980年代
殺人よこんにちは 松本洋子〜巽くん
松本洋子が描く男の子にぽーっとなる。

引っ越してクラスの子と漫画を買いに行こうとなって初めて自分で買ったのが「なかよし」。
松本洋子が描く赤川次郎原作「殺人よこんにちは」の巽くんが最初だった気がする。

その後は、松本さんが描く黒魔術だのなんだの黒いシリーズのゴシックな世界にハマッてました。
呪いの黒十字、薔薇の葬列・・・懐かしい。
薄幸そうな美少女がツボでねぇ(笑)
コメディ要素をあげた「ストロベリーフィールズへようこそ」なんかも好きだったなぁ。

ときめきトゥナイト 池野恋〜真壁君
月の夜星の朝   本田恵子〜遼太郎

やっぱり「りぼん」で連載していたこの二大連載は外せない。
私は遼太郎のことは子供心に「身の上が不幸だからって可愛い女の子を傷つけやがって!なんて自分勝手な男だっ」と若干キレ気味でしたが、真壁くんが王子になるあたりの話にはノックアウトされ、ここで現実を完全に踏み外しました。
実際には遼太郎のように迷ったり自分を持てあます方がリアルキャラだったんだけどね

あとりぼんといったらまるちゃんもそうだけどやっぱり岡あ〜みん!
お父さんは心配症 〜お父さん
あのお父さんの毎回流血大惨事ぶりがとにかくブラックながらも面白かった。
あの彼より断然お父さんが強烈で光り輝いてたなー。

天よりも星よりも 赤石路代〜忠臣と颯

これは凄いですよ。ヒロインとヒーローは静御前と義経の生まれ変わりで、ライバルの男性が織田信長の生まれ変わり。
んでもってみんな超能力者という凄い骨組みのストーリーでした。
でもねー時代劇好きな子供だったので、当然ハマッたわけです(爆)

赤石路代さんといえばアルペンローゼとないしょのハーフムーンかなという気もするが
ないしょ〜はテレビドラマ化されていたそうで、その配役が瀬里沢慎一:中山秀征!
あーりーえーなーいー!今どころか1987年当時でもあり得ない!!(怒)

 

 

CIPHER 成田美名子〜ロイことサイファ
エイリアン通り 成田美名子〜シャール君

私は断然ロイ派で、あのわかりやすいうろたえっぷりとかツボ。アニスとのカップルもすっごく可愛かったし。突然作品方向がダークになってビックリしたけど、良いエンディングを迎えた作品でハマッて読んでました。
9/11テロでツインタワーが崩壊する様に衝撃を受けたとき、行ったこともないのになぜこのビルをよく知っている気がするんだろう?と不思議でしたが漫画の影響だったんだと思う。
ロイとジェイクという双子を象徴する存在として主人公達の心象風景に重ねてツインタワーが再三使われていた漫画でした。

そしてシャール君。「鷹は舞い降りた」「翼よあれが郷里(ロス)の灯だ」の章が大好き。シャールくんか、セレムさんかで割れたなァ。
L.Aにいったとき、ああシャールくん達がいた場所だっ!と思ったオタクな私。


ガラスの仮面 美内すずえ〜里見茂
小学校3年生の時、友達に面白い漫画は?と聞いて奨められて以来の付き合いですがまだ連載中(笑)
連載スタートが昭和52年ですからねー。
私は一貫して桜小路優君は粘着質な感じがして苦手。
で、真澄さんは連載が長くなりすぎておっさん、クドいなあ・・・という気持ちになってしまいw

私はマヤちゃんが大河ドラマに出たアイドル女優時代の恋愛エピソードが初々しくて好きなのですよ。
青春スター里見茂っていう「青春スター」なんていう単語がもの凄く時代を感じさせますけど爽やかさを絵に描いたようで
今でもこのくだりは読み返してしまう。

亜弓さんを破って賞に輝き、一躍スターとなるも行方不明だった母親が娘の映画を観ながら亡くなり、マヤは心身不安定な状態で罠にはまって芸能界を追放。
辞めると思い詰めた最後の舞台での端役で演劇への情熱が蘇り、亜弓さんもマヤを罠にはめた女優に舞台上で実力の差をみせつけて仕返し。亜弓さんが大きく成長して衝撃を受けるマヤ。
それでもマヤはオーディションでまた亜弓さんと共演する位置まではい上がってくる・・・
という11巻〜23巻あたりのこれでもか!というエピソードの嵐は先を知っているのに何度読んでも面白い。

そして以下は番外。ヒーローが好きと言うより当時はまって読んだ作品例。
ほかは詳しくこのカテゴリに以前13くらい延々書いたので省略。

ONE 愛になりたい 宮川 匡代
実は登場人物のことは好きになれませんでしたが(ウジウジしている)
なんだかそのメロドラマ風な2人についはまって読んでいたのであげてみました。


今日の彼女は綺麗です 聖千秋
聖さんがこの当時描く男の子は吉川晃司似で有名でしたね。
この漫画家さんのさりげなく描いているのに泣かせる展開がツボです。
弟も聖さんの漫画で少女漫画の面白さに目覚めてましたw

ファミリー 渡辺多恵子
ハイヒールスプリンターという話が好き。
出来れば男の子になりたいと願う男っぽい女の子(これはサイファにおけるアニスにも繋がる)、女性としての煩わしさを受入れてちょっと大人になる話。
これはねー、多くの女性が少女期に思うことで共感するんじゃないでしょうか。
その辺の微妙な心理を心温まる話に仕上げる能力が凄いと思った。

次は1990年代(予定)

ちはやふる

  • 2009.07.05 Sunday
  • 02:04

最近どうも心中すっきりしない。。。

ということで音楽やらDVDやら本やら漫画やらにはしってます。

漫画での当り。
1巻がでたときから気になってたんだけど、5巻まででたので大人買いして一気読み。

うおー、久々に面白い純少女マンガがキター!

この漫画家さん、他の漫画家の絵をそっくり拝借して自分の作品で使用したとかで、しばらく活動中止してました。
以前の作品はすべて絶版。
ですが、、、1作品だけまだ持ってます。10年以上前のものですが。

で、問題になった作品は久々にちらちら読んでいたものだったので、途中で打ち切りになってウギャーって感じでした。

私のちょこっと読んでいた感じでは、宮川匡代系の不条理な状況下における男女のベタベタな悲恋含みの恋愛ものを描くイメージだったのですが

この長編復帰作では恋愛要素をぐっと下げて、仲間との友情や物事に「掛ける」青春を正面からダイナミックに描いていて、イメージが変わりました。

話の骨格としては、くらもちふさこの「いつもポケットにショパン」みたいだー!と思いながら読んだ。
特に1巻の小学生時代のエピソードが好き。
主要人物達の絆や思いの背骨となるエピソードが素晴らしいです。

お話は競技かるた(百人一首)にかける男女の話です。
祖父が名人である男の子・新(あらた)が転校してきたことで、協議かるたを知りその面白さをみる主人公の女の子、千早
新と張り合おうとすることで、同じくかるたに出会う太一
この3人の小学生での出会いと別れが、その後の話の展開を大きく動かす軸となる。

地味でマイナー、文科系だと思われていたかるたが、かなり体育会系でありかつ頭脳も精神力も必要とするものであることを読者にも読ませる形で気づかせていく。
そういうところは、将棋や碁を題材にした少年漫画の系譜ですかね。

ですが、私が「いつもポケットにショパン」を持ち出してきたのは
「天才型」である千早の才能を見抜くのが英才教育を受けてきた新であり
その新がとある出来事によって高校生になった時には一時的にかるたをやめてしまっている。
それでもまっすぐに新に向かう千早。また彼らには小さいときの思い出が成長した今も心に大きく残っている
というエピソードと構図がダブるから。

ここにもう一人男子の太一を絡ませたところが、作者のカラーかな。
新を昨今流行り?の眼鏡男子にして、太一をジャニーズ系にしたところがこれから先、恋愛要素をあげていくならなかなか女子にはそそるシチュエーションですわね。ホホ。
新と太一はタッチの双子みたいな感じですかね(笑)

私はわかりやすい屈折のしかたをしている眼鏡男子・新よりも、何気にわかりづらい屈折を抱えている太一の方が好きなので、かるたも恋も頑張れと応援しています。

主人公の千早も、すごく可愛いのに自己評価が低めで、でもがむしゃらで素直なキャラで同性を敵に回さない上手い性格設定です。

私も「泣くな おれはまだ 泣いていいほど懸けてない」by太一

っていうくらい競技に打ち込む青春!ってやつを一度やってみたかったなあと心底羨ましくなるのはこんなとき。

この漫画は、少年誌みたいに週刊雑誌でスピーディーに連載していく方が合っている気がする。月間の女性誌でこの作画から生み出されるスピードに、ストーリーと読者がついてゆけるかが今後のクオリティのポイントでしょうか。

ガラスの仮面 43巻がでるらしい!

  • 2009.01.13 Tuesday
  • 22:44
ここで何度かにわたって言及しているガラスの仮面。
もう42巻全部売り払ってしまったし、花ゆめも雑誌読んでないし興味から遠ざかっていたと思ったのですが。

ガラスの仮面 43 (43) (花とゆめCOMICS)
美内 すずえ

この前NHKでご本人がでてくる番組を偶然見てしまった者です。

そしてタイムリーに43巻がでるらしいという情報をゲット。
今月26日だとか。

何年ぶり?

自分のblog内検索したら42巻発売が、約4年前だったw

ちなみに、この間みた番組内容はやはり4年ほど前にBSで観た番組とそう大きく違いはなかった。
その時の感想

このメディア露出って、コミックス発売と重なってるんかなあ・・・もしかして。
もしかしなくてもそうか。

だって紅天女になってから話がいろんな意味で緩慢すぎてついてゆけなくなっている人多数だと思うんですよねー。
もう結末がどうなるかだけだと思う。
だから、こうやって過去の読者が「そういえば・・・」って思いだしたり再読したりして購買意欲を煽らないと盛り上がらないというか。

もうね、雑誌と単行本と別々の話を描くのなら、エンディングだけ5種類くらい用意していっきに最終巻まで全部●●バージョンと名付けて出せばいいと思う。
そう思いつつきっと43巻を買っちゃうんだろうなー自分。

ちなみに私がマンガにはまった原典なので、このblogの漫画カテゴリはこの漫画が元でできているため、熱く語って観たことがある。

本といってもまずは漫画話3

私が好きなのはコミックスエピソードでは
・11〜14巻あたりの奇跡の人〜TV出演のくだり。お母さんの死近辺のドラマティックさが大河少女漫画たるゆえんかと。
・23巻ふたりの王女オーディションでの一人寸劇「毒」あたり。
・27,28巻ふたりの王女劇中シーン

あたりですかね〜。もう何年も読んでいないのに巻数が即座にでてくる。30巻位までは小学生から繰り返し読んでいるからなあ。
しかし、この年になってもまだ結末が読めないとは思わなんだ。

あの頃、少ない小遣い握りしめて1巻を手に取るか煩悶した私にいいたい。
30過ぎてから一気読みでも大丈夫だから他にお金を使えと(笑)

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