カレルゼマン博物館に宮崎駿もみえかくれ Muzeum Karla Zemana

  • 2015.12.15 Tuesday
  • 18:22
JUGEMテーマ:旅行

カレルゼマン博物館
Muzeum Karla Zemana

かの宮崎駿氏も影響を受けたというカレルゼマン!
チェコアニメ界の巨匠とも言われている人の博物館がありました。
2012年だったか、わりと最近出来たところみたいです。
博物館の庭にこうやって紙製のフレームがいくつかあり、その中に入って写真を撮れるようになっていました。

博物館は、有名なプラハ・カレル橋のたもと旧市街側に降りる階段があり、橋の下ともいえる場所にありました。
(この写真でいうと左側橋のたもとに降りる階段があり、そのそばに建物がある)


内部も写真撮影可能とのことで色々撮ってきたんだけど
どこも絵になる!
しかも撮影トリックを体感できるので、実際にそういった写真が撮れるワケです。


ミュージアムショップにはたくさんの宮崎アニメ(チェコ語版)も売られていてまず感激。
じっくり見てきたけど、この監督やアニメを知らなくても結構楽しめます。
どういうトリックや撮影手法を使ったのか体感できる博物館なのです。





思い出しながら書いていてもまた、行きたい。
チェコアニメに興味のある人ならここにいくためにプラハにいくのもアリな場所です。

 

プラハ 魔法の都と不思議でカワイイものと

  • 2015.09.30 Wednesday
  • 23:45


世界中から観光客が押し寄せるのがわかる非常にフォトジェニックな街。

プラハ城のほうには行けなかったんですが、それでもすごーく素敵でした。



チェコ土産ではこのあたりが押さえどころでした。

チェコ雑貨がほしい!おすすめグッズ8選



鈴太郎は手作りのばかでかいマリオネットを欲しがり(しかも骸骨や海賊、魔女))

ちょっと私も欲しかったけど、日本円で3万も4万もする1m弱の魔女マリオネットを持って帰ってどうするよ?!と冷静になり

違うお土産にしてと言いました。

その後もしつこくマリオネットが欲しいといい、結局土産物屋にあった子供用のおもちゃ風人形を買いました。

が、やっぱりオリジナルの手作りマリオネットが欲しかったらしく、最後空港でもずーっとマリオネットの前にいました(笑)

帰ってきてからの日記にも「マリオネットがほしかったです」と書かれる始末。



たまたま入った店はここ。

Czech Marionettes



アウトレットってgoogleさんには書いてある。

空港でみたものの確かに半値位で売ってた。

こういうガチな魔女を欲しがってたw





思えば、彼はタロットカードももの凄く好きなんですよね。

ちょっとおどろおどろしい雰囲気とか物が好きで、行事ではハロウィンにもの凄く食い付く。

映画もわりともの悲しいテイストのものや、ダークファンタジー系のものをじっくり観るし。

チェコはプラハが錬金術だの占星術だので有名なこともあって波長があったのかも。



その象徴としても有名なプラハの天文時計

Prague Orloj, チェコ語 Pražský orloj)





いきなりここで占いの紫微斗数を持ち出しますが、上記のエピソードは鈴太郎はさすが太陰星の子どもだなーと感心。

太陰って月・ダイアナのことです。

満月の真夜中に生まれているというのもあるのか、神秘的なものが好きだし惹かれるんだろうなーと。

この天文時計についても、そう熱心に観ていた記憶はないのに帰国後

骸骨が動いてる時計の動画見せてと何度か強請られ観てました。



そうそう、チェコにはとあるゲーム会社がありまして。

ゲーム好きな彼はやはり食い付きました(笑)



10年くらい前にその無料版の紹介をここでしたのですが、今もその会社はにあるようなので

今回、再リンクしておきます。

amanita-design



ここのアニメーションゲームがすっごくかわいい。

それぞれのリンクをクリックすると、写真にあるような動画がでてくるゲームができます。

この二つは無料版です。

それぞれ2003年、2005年にリリースされています。



Samorost1





Samorost2





写実とデフォルメが相まった繊細なタッチがステキ!

というわけで、次回はプラハでは、私が最も行きたかったアニメの博物館であり

このゲームのアニメにも通じる繊細さと可愛さと独創性が魅力の

カレルゼマン博物館

Muzeum Karla Zemana

について書きます。

ドレスデン 東欧と戦争

  • 2015.09.20 Sunday
  • 22:45
JUGEMテーマ:旅行



今回ドレスデンは行けるか直前までわりと不透明だったので、特に何も調べず。

たいした知識もない状態で、以前行ったことがあるという友人家族にざっくり説明されるままに回った。

それだけでも、素晴らしい景色だった。

頭の中に描く「ザ・ヨーロッパ」「東欧」という感じ。



ヨーロッパの中世や近世の佇まいがあって、歴史でちょっと触れたことがある!というようなイメージ。



乗り物に心躍るタイプなので、最初に連れて行って貰った

交通博物館がすごーく良かった。



子どもも勿論もの凄い食い付きの良さ。

100年前の列車だとか

今も現役で走っている車(トラバント)



ブリキの代用品だった繊維入り樹脂の車体は「厚紙製」ともいわれ、後期モデルでコストダウンのために紙パルプを混ぜた素材を使っていたというくらい車体が軽く600gだそう。

ベルリンの壁崩壊の時にこの車が東から西へとどんどん入っていったことで話題になったそうだし

その時に東西の経済格差の象徴として笑われたんだとか。

でも、すっごくカワイイですよね!

近年では、やはりそのデザインやシンプルな作りが見なおされてこの車に乗っている人も多いんだとか。

それも、排ガス規制の関係で登録許可を貰わないと街を走れないそうですが、それでもと乗っている愛好家がそれなりにいるんだそう。



聖母教会 Frauenkirche


さて、その交通博物館と同じ並びにあるこの教会。

1945年のドレスデン爆撃で壊滅的な被害を受けたそうだが、2005年に世界中から180億以上の寄付を集め、残った部分を使いながら出来る限り「復元した」建物。

ヨーロッパ最大のジグソーパズルと言われるそうな。

非常に美しい教会でした。



ドレスデンの街はよくみると、壁やら何やらが真っ黒い部分が多い。

これは、その時の空爆で焼け残ったものが黒く残されているのだとか。

日本は木造建築が多かったから、真っ平らに焼けてしまった場所も多いけれど

原爆ドームのように残った建物を戦争のモニュメント的に長く扱っていたようです。



聖母教会からエルベ川の方に向かって歩くとみえる

ブリュールのテラス Bruehl Terrace から眺める建物は黒い部分が非常に目立ちました。



そのテラスを下りると、マイセンに描かれたドレスデンの歴代君主の絵。

ドレスデン君主の行列 Procession of Princes




そこから5分ほど歩くと

ツヴィンガー宮殿



中庭を通っただけですが、非常に美しい。鐘が鳴り響いてましたが、これもマイセンらしい。



ほんの数時間歩いただけですが、ワーグナーを育んだ地!

ゲーテが過ごした、森鴎外が歩いた場所を歩いたというだけでも、当時の音楽や詩、小説がリアルに感じられるのが旅の良いところ。

っていうのも、帰ってきてから知りましたが(笑)



王宮の中庭を抜けて眺めたドレスデンの街



もう一回、とくにクラシックがんがん聴いてから歩いてみたい。

と、同時にその国の持つ特徴的な建物や景色って大事だなと思った。

日本でいうとわかりやすいところで京都、奈良。

何百年の歴史を感じられる場所がある国っていうのはやはり凄いことだし素晴らしいこと。

京都奈良が同じ爆撃を受けたら、木造建築の日本ではほぼ今ある歴史建造物は残っていなかったに違いない。

そして、爆撃に対しての非道さと意味合いを知るにつけ、戦争を終わらせることの難しさに唸る。



今も、シリアの遺跡を破壊している報道などを聞くに心が痛い。

あれは何十年か前の戦争と同じ。

誰が破壊するにしても、壊されなければならなかった理由はない。

チェコ〜クラスナーリパ(Krasna Lipa)

  • 2015.08.26 Wednesday
  • 13:25
JUGEMテーマ:旅行
宿泊地は冬はスキーリゾートになるような場所でした。
車で30分単位で移動して乗馬に行ったり
国立公園に行ったりしたわけですが
ホテル内にもジムやボウリング場がありました。
街は本当にこぢんまりしており、ぱっとみ唯一のホテルの外にあるレストランといった風情のお店が地ビールの醸造所でした。

Krinicky Pivovar

トリップアドバイザーの評価

ビールは殆ど飲めない私でもベルギービールに次いでこれは旨い!と思わず飲んでしまった。
(でも本当に体質に合わないみたいでこの後お腹を下しましたw アジアの屋台でも平気な胃腸もビールには負けるという)
家人は昼からどこへいってもビールを飲みまくっていましたが
ここの地ビールが一番美味しかったと言っています。
買って帰ればよかったんですけどね〜。持ち帰るのが色々と大変で今回断念。
500mlとか750mlとか200円とかなんですよ。
相変わらずビールのうまいところは水の方が高かった。

この醸造所では伝統的なチェコ料理も食べられます。
昼間からハイキングやらサイクリングやらする人たちの憩いの場的な場所になっていました。
英語メニューはない。ドイツ語がわかる店員なら居たw

宿泊先はこの醸造所と目と鼻の先の
Aparthotel Lipa
 Křinické náměstí 1180/7, Krásná Lípa, 407 46, チェコ

隣が国立公園の観光案内所みたいな施設でした。
booking.comのサイトでの写真

食事を作るのも、目の前にアジア系の人たちがやっているらしい小さな雑貨や兼スーパー
(日本で言うとサザエさんにおける三河屋さんみたいな?)が2軒あり、簡単なモノを作るならそこでも充分だった。
ホテル内のレストラン自体、メニューもわりと充実して食べやすい味、そして大変にリーズナブル
(ホテル価格でも日本円で1000円ちょいで充分豪華な食事)だった。

のんびり過ごすにも良さそうな近代的で洗練されたホテル。
友人に頼ってしまったので詳細は不明ですが、ホテルから最寄りの空港(ドイツ・ドレスデンとチェコ・プラハか?)までは
バスを出しているような案内がサイトには書いてありました。
バスで空港まで行くか、空港からレンタカー借りられるならかなり楽しめると思う。

 

チェスケー・シュヴィーツァルスコ国立公園(ザクセン・スイス国立公園)

  • 2015.08.07 Friday
  • 13:02
JUGEMテーマ:旅行


帰ってきてから改めてblog書くのに国立公園のことを改めてgoogle先生に聞いてみた。
情報が少なかった理由がわかりました。
私達が行ったのはチェコ側なのですが、そちらで情報を得る場合は
チェスケー・シュヴィーツァルスコ国立公園(Národní park České Švýcarsko)かチェコ(ボヘミア)・スイス国立公園と検索すれば沢山情報があったのに
ザクセン・スイス国立公園とドイツ側の名前で検索していたため、ドイツ側から列車に乗ってといったルートの話ばかりでてきた。
ホテルのレセプションとホテル隣のインフォーメーションの女性がどちらも非常に親切な方で色々と教えてくれましたが
ホテルで国立公園のことを聞いたときにドイツ側のことはよくわからないといわれた理由も、インフォーメーションで説明を聞いてわかりました。

二カ国にまたがるくらいなので、名所も沢山あったんですね〜。
チェコ側で、子どもも行けるハイキングコースは?といったことを聞いたら
何カ所か教えてもらい、川下りなんかもできると教えて貰いました。
大人だと、ハイキング+川下りも出来るけど、子どもの場合はどちらかを選んだ方が良いと言われ
私は検索してきた少ない情報でナルニア国物語に登場する石の橋があるということだけなんとなく頭に貼り付いていて
そのハイキングコースも発見!
登山道の入り口までホテルから車で45分ほど、そこから7km歩くと、この石の橋が観られると聞いて
これ行きましょう!と即決。
ちなみに、ホテルから一番近いハイキングコースだと車で10分くらいのところにもありました。

プラフチツカー・ブラーナと呼ばれる自然に作られた欧州最大の石の橋を観てきました!
これはですね、前述のとおりナルニア国物語のロケ地としてでてくる国立公園で、この石の橋も冬景色の中で出てきます。


こちらのサイトなど綺麗な写真が載ってます。

2時間歩いた後にみた絶景に感激しました。
この時、友人家族の息子君がちょっと調子が悪くなってしまってハラハラしたのですが
美しいサファイア色のコガネムシを捕まえたり、休憩でパン食べたり水飲んだりして気を紛らわせて頑張って歩いてくれてホッとした。
5歳女子の心配をしていましたが、そちらはスキップせんばかりの勢いで、幼児の体力のすばらしさにも感心しましたw

あと、姿は観られなかったのですがモグラがいた。
男女2人組が地面を掘りながらなにやらみているので近寄っていったら
男性の方が「クルテク!クルテク!」
と言いました。
二言しかしらないチェコ語のうちの1つだった。
(あともう一つはドブリーデン=こんにちは)
クルテク=モグラというのだ。
なんで知っているかというと、クルテクというアニメキャラがいるから。
ま、それだけなんだけど、やっぱり何を言っているかわかるっていいですねってことで。

その橋のたもとのレストランで昼食を食べ、山道を降りていって、バスに乗り元の登山道に戻ったのですが
バス乗車時間が5分(爆)

辿ったコースはこんな感じです。


いや〜、でも本当に面白かった。

石の橋をみたところでの休憩所兼レストランにて。

物々交換の輪

  • 2015.07.28 Tuesday
  • 08:17
ドイツのドレスデンに世界一美味いバウムクーヘンがあると聞いて、チェコから車で1時間ワクワクしながらそのパン屋へ。



すると
旧東ドイツの人特有なのか、能面のような顔で女性が

そのお菓子は特別な時しか作らないからないわ
作ってもらえないか?
シェフに聞かないとなんとも言えないわね

との返事。

ここで、私なら諦めちゃうのですが、友人は違う。

その後にふらりと出てきたシェフに向かって怒濤のドイツ語を繰り出し
ここのバウムクーヘンが美味しいからとはるばる日本からも友人を連れてきたとかなんとか(いや、そんなことまでいったかはしらんが)
まくしたてて

なんとシェフから
作ってあげるよ

との言葉を引き出しました。

そうして、また2日後朝8時前にルンルンで取りに行き、そこから私は日本まで運び屋を行い、池袋にて交渉した友人と共通の(というか元々は彼女の友人を紹介してもらい私も仲良くさせてもらっている)友人達に無事手渡しました!



すると、友人達からも
ポートランドのシリアルと両口屋是清の旅まくらとハンドタオル(フクロウ!)がっ!



ビバ、物々交換。

世界は狭い。

ドイツとアメリカと名古屋が一瞬にして共存するのだから。

ちなみに、会社へは無難にチョコレートを買って行ったら日本の夏の凄まじさを忘れてまして、一部ドロドロに(笑)

口の悪い上司に

あれだけ休んで
不味いフィンランドのガムや飴の次は
チョコレートがこれだけかっ!
ビールはどうした?

と言われましたが

そんな重いもの持って帰れるかと一蹴致しました。はい。

バウムクーヘンを少し会社にも持って行こうかと思いましたが、家人に

もったいない、もったいない!
贅沢は敵だ

とわけわからないくらい喚かれたので断念(笑)

ま、そんなもんですw

あ、ちゃんと会社の女子にはチェコ発のスキンケアブランド、ボタニクスの石鹸を用意しましたよ。
わはは。

チェコ共和国旅行 序章

  • 2015.07.28 Tuesday
  • 08:15
finnairのヘルシンキ経由にてチェコに行ってきました。



チェコ共和国のクラスナーリパという街にあるアパートメントホテルに友人一家と総勢7名で宿泊。

チェコといえばプラハでしょうが、お互いに子連れ旅なので、森だろ!森!と山の方へ。

友人がドイツ在住でホテルは提案してくれたのでお任せ。



いつも半年前には飛行機とスケジュールを押さえてしまうのですが

今回は、年明け早々EUがギリシャやらなにやら、IS絡みやらなにやらでちょっと情勢が不安定なところがあったりで

行き先が二転三転したり、決まってからも状況によっては変更やキャンセルも考えていました。

行くことがはっきりしてからも、今度は家族に何かあると身代わりになって死ぬと祖母に教わった金魚さんがですね

7匹中3匹も死んでしまい、残った4匹も病気が治りきらないうちに出発というなんともいえない出だし。



今回も御願いした旅行会社では、あまり日本人になじみがない地域な上に子連れ、私もチェコといえば操り人形を作りに行きたい!くらいの知識しかない状態で喋っているため、心配してくださり、事前に色々と相談に乗っていただきました。

確かにネットで検索すると、ホテル近くの国立公園はフィンランドの森とは違ってもっと質実剛健な感じで

子どもがルンルンしながら楽しめる場所にはあまり見えず、どうしようかな〜と。

が、取ってくれたホテルにも色々アクティビティがあるみたいだし、今回は私よりは土地勘がある友人にお任せという形を取りました。



友人一家には足を向けて眠れないくらい色々して貰ったんですが

私の旅行はだいたい、そこに友人がいるor誰か一緒に行きたい人と行くといった

一緒に旅行する人たちありきのところがあるので、大満足。
今回もすっごく良かったです!



ドイツとポーランドの国境が近いチェコの北方の街だったので

ホテルを拠点にドイツにもそして一瞬ですがポーランドにも行っちゃいました。

主に行った場所は

★ボヘミアン・スイス(ザクセン・スイス)国立公園(チェスケー シュヴィーツァルスコ国立公園)〜チェコ側

★ドイツ〜ドレスデン、ゲルリッツ(ドイツ語Görlitz)・ズゴジェレツ(ポーランド語Zgorzelec)
橋を渡ってポーランド側も10分くらいチラ見

★チェコ〜クラスナーリパ、プラハ



これらについてblogに書きます。

こちらは、国立公園にて。

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