もう秋。十和田湖は紅葉が見ごろなようですが、強引に夏の話をします。
今まであまり縁のなかった東北。
旅行で行ったことは全くありませんでした。
(仕事でも岩手と宮城の気仙沼に行ったことがあるくらい。)
見どころいっぱいなんですが、いかんせん行きたいところと行きたいところを結ぶと移動距離が壮大ってところが多く。
今回もあちこち候補があって二転三転しました。
夏の旅が決まった経緯。
鈴太郎の地理の勉強を兼ね・・・といいつつ、私の地理&歴史心と観光列車に乗りたい気持ちを優先しいくつか夏の旅行地の候補を出しました。
はたして、鈴太郎が選んだのが東北。
理由:涼しそうだから
東北では最初山形でいろいろ探していましたが、日程的にうまくねらっていた宿が取れそうにない。
では仙台は?となれば家人が野球が観たい(対西武戦)と言い出したが、試合のある時期に仕事が休めないと言い出し。
ならばと、さらに北へと向かい白神山地に狙いを定めましたが、やはり宿が希望日に取れない。
と紆余曲折あって、秋田と青森(奥入瀬)に決定。
まず、宿を押さえ。
次にJR東日本の予約サイトから列車を予約。
ここで、マメ知識。
えきねっとの会員になって予約すると実際の販売日の一週間前から予約可能です。
予約したから確定ではありませんが、第三希望まで記載して予約の申し込みができるので混む日程の場合はこちらを利用するのが良いかと。
首都圏のみどりの窓口はいつも混んでいるので、乗車日の一か月前から窓口で買おうとすると朝10時に並んでいても買えるかどうかわからない。
その発売日が平日10時だと働いている人間にはお手上げですしね。
と、ここまでやって本当はGWに香川を旅行した時のように
鈴太郎に事前学習と称して旅のしおりを作ってもらおうとしたんですが。
夏休み、彼も私も思いのほか結構忙しくて結局直前にちらっとガイドブック観ただけとなりました。
これが、いろいろ現地で誤算を生むことになりました。
まず、秋田。
秋田といえばナマハゲ!せっかくだから男鹿半島や角館といったメジャーな観光地まで足を延ばすか
立派な郷土資料館も美術館宿泊地のすぐそばだからどちらかは行きたいなと思っていた私。
家人は旅行に関してはうまいものさえ食べられるならあとはノープラン。
が、鈴太郎は結構めんどくさい。
郷土資料館はNGと言ってきまして。
泊る所のすぐそばに県立の博物館と美術館があるのにそれもNO!
説得しまくって、秋田市立美術館のみ。
そして、その交換条件として動物園へ。
それもナイトズーなるイベントをやる日だったので夕方から行こうといってみたものの拒否。
いま行くのだ!と頑な。
目の前の博物館たちを横目にバスにゆられて40分かけて動物園へ。
まあ、楽しかったんですけどね。
夕飯を食べに行ったところも美味しかったし。
これは、牡鹿半島産の岩ガキ
で、次の日はこの旅行のメインの1つであるリゾートしらかみに乗車。
2016年に導入された新型車両のブナでした♪
テンションマックスでウキウキと乗り込み、車内販売のお店がある車両だったので、飲み物やらなにやらを購入したりしながら車窓を楽しみました。
秋田から新青森まで5時間くらい乗っていたので、飽きちゃうかな?と心配してたのですが
秋田平野から八郎潟を通り、日本海の絶景、白神山地とみどころいっぱい。
停車駅でも能代駅ではバスケットゴールがあり、シュートが入るとプレゼントがもらえる!なんていうプチイベントがあって面白かった。
3人で座っていたので、途中まで一人旅のおじさんと同乗。
新潟の方で、ちょくちょく写真を撮りがてらうまいものを食べたり温泉に浸かりにくるなんて話をしながら乗ってました。
おじさんと入れ替わるように1号車で津軽三味線の生演奏が始まり青森情緒を満喫。
新青森で下車しましたが、えらく近代的な駅でビックリ。
長野駅と秋田駅(駅前のバスターミナルが秋田杉で良かった)がそれぞれ木をふんだんにつかった駅舎で印象的だったのとは対照的。
ガラス張りの東京国際フォーラムのような、最近流行りのといったていの近代的な駅舎がバーンと建っていました。
ここやら宿まで長かった!
2時間くらいバスに揺られ、林というか森の中を延々走り奥入瀬へ。
いやあ、揺られていった甲斐はあり景色が美しい。山に川。緑が綺麗。
というわけで後編に続く。