環境は大事(かもしれない)
- 2016.03.13 Sunday
- 17:33
同僚に、プログラミングセンス抜群で頭の回転の速いAさんがいる。
彼は変わった経歴の持ち主で
高校卒業後にガソリンスタンド勤務の契約社員となったが半年で辞め、受験勉強して難関の理系私大へ進学している。
なんでそもそも半年で辞めたのかと聞くと
話は中学時代に遡った。
なんでも、彼の友達はみんな一様に勉強が不得意。
が、彼自身はなんと県で3本の指に入る進学校(私も同県の出身なのでよく知っている。いわゆる偏差値でいうと70レベルのところ)を受験するように言われていたのだそうだ。
だが、そちらに進学すると友達がいない。
学校でその高校を受験する集団があまり好きではない。
それだけの理由で友達と同じ高校を受けることにした、と。
友達がみんな入学できそうな高校となると偏差値で言うと34くらいの高校しかなくそこへ進学。
全く授業を受けずに遊び回ったが、彼はペーパーテストだけは授業を受けていなくても
ちらっと教科書を読めば出来た。それで卒業は可能だった。
卒業すると今度は仕事をしないと、遊ぶ金がないということで近所の工場に勤務することに。
が。
仕事すると、そんなに遊んでばかりもいられない。
考える時間と暇が出来た。
仕事は単調。
友達は新しい生活に慣れるのに必死でそんなに遊べない。
そのうち結婚して、子どもがうまれてとなるともっと遊べない。
そして、仕事をどれだけ頑張っても自分が欲しいと思うだけの給与が貰えないことに気付いたそうだ。(遅いよ・・・)
これは人生仕切り直しが必要だと10月から試験勉強をするために仕事を辞めて2月に受験→合格し大学へ。
けれども、大学も自分がやりたいことはかなり限られ、楽しくないことに気付いたとかで留年(笑)
その後卒業し、就職。
いまや二児の父。
確かに頭は切れる。が、結構ナマケモノw
しかし、ほどよく働いて結構なイクメン。
どうもそのお子さんの1人は聞く限り優秀。
ひらがな、カタカナは本読んでるうちに3歳でマスター
お友達がやっているドリルに興味を示し、親にドリルをせがむ。
最初から最後までやりたがるのでドリルがいくつあっても足りないと今では毎日何頁分か切り離して与えているそうだが
それでも毎日ドリルを遊びとして解いているそうで、5歳にして四則演算と小3の漢字までは習得してしまったそうだ。
最近は質問してもすぐに親が答えてくれないとつまらないとかで塾に行きたいと言いだしているという。
同僚は、塾なんて金かかるのはNG!
高校大学は行っても良いけど、お金掛かるから国公立のみ、浪人とかも勘弁ですねー。
おーい!アンタ自身はっ!!
ああ、勿体ない。
私ならホイホイ塾入れちゃう(笑)
鈴太郎の成長と比べるとめまいがでるくらい違う。
読書好きとのことなので、国語力で学生時代生き抜いたワタクシが厳選し
けれども鈴太郎が食い付いたり食い付かなかったりした絵本をお譲りしたのだが。
「スゴイ気に入ったものがあったようで、ありがとうございますー。
北極号なんちゃらってやつ。毎日読んでますよ!」
かー!
あなたの息子はお目が高い!!
その本は
急行「北極号」クリス・ヴァン・オールズバーグ作、村上春樹翻訳の絵本です。
ポーラー・エクスプレスというロバートゼメキス監督がフルCGのアニメ映画にもした名作です。
イラストレーターでもある著者の繊細かつ暖かみのある絵、大人でも読むとじーんとする余韻のあるストーリー、作家の村上春樹氏による素晴らしい翻訳。
これらがダイレクトに伝わっているなんて、すばらしーの一言。
鈴太郎は鼻ほじりながら私が読み聞かせるのを流し聞きしたのみ・・・w
まあ、このお子さんも同僚と同じようにどう生きてもわりと楽しく生きてゆけそうなので
いいんだろうけど、だがしかしBUT(笑)
せめてナマケモノにはならないでね〜(ヒドイw)
彼は変わった経歴の持ち主で
高校卒業後にガソリンスタンド勤務の契約社員となったが半年で辞め、受験勉強して難関の理系私大へ進学している。
なんでそもそも半年で辞めたのかと聞くと
話は中学時代に遡った。
なんでも、彼の友達はみんな一様に勉強が不得意。
が、彼自身はなんと県で3本の指に入る進学校(私も同県の出身なのでよく知っている。いわゆる偏差値でいうと70レベルのところ)を受験するように言われていたのだそうだ。
だが、そちらに進学すると友達がいない。
学校でその高校を受験する集団があまり好きではない。
それだけの理由で友達と同じ高校を受けることにした、と。
友達がみんな入学できそうな高校となると偏差値で言うと34くらいの高校しかなくそこへ進学。
全く授業を受けずに遊び回ったが、彼はペーパーテストだけは授業を受けていなくても
ちらっと教科書を読めば出来た。それで卒業は可能だった。
卒業すると今度は仕事をしないと、遊ぶ金がないということで近所の工場に勤務することに。
が。
仕事すると、そんなに遊んでばかりもいられない。
考える時間と暇が出来た。
仕事は単調。
友達は新しい生活に慣れるのに必死でそんなに遊べない。
そのうち結婚して、子どもがうまれてとなるともっと遊べない。
そして、仕事をどれだけ頑張っても自分が欲しいと思うだけの給与が貰えないことに気付いたそうだ。(遅いよ・・・)
これは人生仕切り直しが必要だと10月から試験勉強をするために仕事を辞めて2月に受験→合格し大学へ。
けれども、大学も自分がやりたいことはかなり限られ、楽しくないことに気付いたとかで留年(笑)
その後卒業し、就職。
いまや二児の父。
確かに頭は切れる。が、結構ナマケモノw
しかし、ほどよく働いて結構なイクメン。
どうもそのお子さんの1人は聞く限り優秀。
ひらがな、カタカナは本読んでるうちに3歳でマスター
お友達がやっているドリルに興味を示し、親にドリルをせがむ。
最初から最後までやりたがるのでドリルがいくつあっても足りないと今では毎日何頁分か切り離して与えているそうだが
それでも毎日ドリルを遊びとして解いているそうで、5歳にして四則演算と小3の漢字までは習得してしまったそうだ。
最近は質問してもすぐに親が答えてくれないとつまらないとかで塾に行きたいと言いだしているという。
同僚は、塾なんて金かかるのはNG!
高校大学は行っても良いけど、お金掛かるから国公立のみ、浪人とかも勘弁ですねー。
おーい!アンタ自身はっ!!
ああ、勿体ない。
私ならホイホイ塾入れちゃう(笑)
鈴太郎の成長と比べるとめまいがでるくらい違う。
読書好きとのことなので、国語力で学生時代生き抜いたワタクシが厳選し
けれども鈴太郎が食い付いたり食い付かなかったりした絵本をお譲りしたのだが。
「スゴイ気に入ったものがあったようで、ありがとうございますー。
北極号なんちゃらってやつ。毎日読んでますよ!」
かー!
あなたの息子はお目が高い!!
その本は
急行「北極号」クリス・ヴァン・オールズバーグ作、村上春樹翻訳の絵本です。
ポーラー・エクスプレスというロバートゼメキス監督がフルCGのアニメ映画にもした名作です。
イラストレーターでもある著者の繊細かつ暖かみのある絵、大人でも読むとじーんとする余韻のあるストーリー、作家の村上春樹氏による素晴らしい翻訳。
これらがダイレクトに伝わっているなんて、すばらしーの一言。
鈴太郎は鼻ほじりながら私が読み聞かせるのを流し聞きしたのみ・・・w
まあ、このお子さんも同僚と同じようにどう生きてもわりと楽しく生きてゆけそうなので
いいんだろうけど、だがしかしBUT(笑)
せめてナマケモノにはならないでね〜(ヒドイw)