ゲーマー小学生には神話を読ませろ!
- 2016.03.14 Monday
- 13:37
鈴太郎はゲーマーで漫画好きです。
ゲーマーの家人と漫画その他文化系オタクの私との間の子どもですから当たり前といえば当たり前なんですが。
オタクサラブレットといって差し支えないかもしれない。
(ぶっちゃけ、全然羨ましくないネーミングだな)
散々本を読み聞かせてきたのに全然自分から本を読まない。
そして、私はゲームといえば初代のファミコンで止まっている。
ドンキーコングとかけっきょく南極大冒険とかマリオブラザーズ、ゼビウスくらいしかやったことがない。
スーファミがでてきたところでボタンの複雑さに挫折した鈍くさい人間です。
おまけにRPGに全然興味沸かなかった。
エンディングが早く知りたいだけで謎解きとか全く興味がない。
家人は、ドラクエで方眼紙に毎日地図やら印やら書きながら進めていたタイプだそうな。
プロセスを楽しむってやつですね。
私とは全く反対。
で、鈴太郎はエンディングが早く知りたいゲーマーというちょっと反則な子どもである。
(家人に言わせるとゲーマーとして邪道だそうw)
鈴太郎の会話の30%くらいはゲームに関することなので
うんうんと聞くのですが、なにせこっちは興味がないから全然頭に入ってこない。
右から左へ受け流す〜という日々でしたがある時。
「でね、スサノオがさ〜」
・・・なぬ?スサノオ?!
「ヤマタノオロチが・・・」
ヤマタノオロチ!
なんで、記紀神話の神様やら怪物が出てくるの?
よくよく聞いたらゲームの妖怪ウォッチに出てくるっていうじゃありませんか。
わかるわかる!お母さんわかるよ!
なにせ大学で古事記や風土記や民俗学をやってたんだから。
(全く真面目な学生じゃなかったんだけど。)
他のカードゲームやらなにやらゲームもキャラクター図鑑とかみてみたら世界中の神様やら怪物やら妖怪やらの名前を拝借しまくっているじゃないか。
性格付けとか攻撃力とかもそこそこ元ネタにリンクされていたりする。
これなら母さん話ができます。
というわけで手始めに小学生向けの古事記とイギリス、アイルランド系の民話の本を購入。
最初の方だけ読み聞かせてみたら、食い付く、食い付く。
古事記なんて、大受け、大爆笑の連続です。
そりゃそうだよねー。
眼を洗ったら神様が生まれるとか
尻から神様が出てきたとか
刀についた血を振り払ったらそこから神様が生まれちゃうとか。
喧嘩する、嫌がらせするのにウンコをしたとか
怪力の神様が扉を放り投げたら今の九州から長野へ飛んでったとか。
死んだ姿が白鳥になって空へ帰って行ったとか。
物語の表層だけなぞると超展開な上に小学生男子の好きそうな下ネタオンパレード。
古事記も風土記も昔の人が飽きないようにおもしろおかしく口伝えで話してきた説話を整理したものと言われているので
現代の小学生が聞いても面白いわけです。
(細かく言うと日本書紀は海外向けにもうちょっと堅めの歴史書みたいな体裁なので殺し殺され+下品なエピソードが結構減る)
その後は1人で全部読んでました。
そこから、この神様はなぜパワーが強いかの理由を子どもなりに知ったりするわけ。
なので、こちらからは古事記のエピソードから実際にこういう神社がここにあって
その神様が使っていた剣が国の宝として祭られているんだよ〜なんていうと
目をきらきらさせてます。
こういう話が実際にあったと本になったのが1200年位前なんだよーっていうと
スゴイ!ってビックリする。
そこから今度は世界の神話へ。
さらに文明へ。
私が漫画をきっかけに歴史やら地理やらに興味を持ったように、鈴太郎もゲームを現実の世界にリンクさせられたらな〜と思いつつ
私自身が学び直しの意味合いで面白くなっちゃってて色々読み直したりしているところ。
将来何の役に立つかって?
私の場合は、クイズ番組でわりと答えられることくらいです(爆)
ゲーマーの家人と漫画その他文化系オタクの私との間の子どもですから当たり前といえば当たり前なんですが。
オタクサラブレットといって差し支えないかもしれない。
(ぶっちゃけ、全然羨ましくないネーミングだな)
散々本を読み聞かせてきたのに全然自分から本を読まない。
そして、私はゲームといえば初代のファミコンで止まっている。
ドンキーコングとかけっきょく南極大冒険とかマリオブラザーズ、ゼビウスくらいしかやったことがない。
スーファミがでてきたところでボタンの複雑さに挫折した鈍くさい人間です。
おまけにRPGに全然興味沸かなかった。
エンディングが早く知りたいだけで謎解きとか全く興味がない。
家人は、ドラクエで方眼紙に毎日地図やら印やら書きながら進めていたタイプだそうな。
プロセスを楽しむってやつですね。
私とは全く反対。
で、鈴太郎はエンディングが早く知りたいゲーマーというちょっと反則な子どもである。
(家人に言わせるとゲーマーとして邪道だそうw)
鈴太郎の会話の30%くらいはゲームに関することなので
うんうんと聞くのですが、なにせこっちは興味がないから全然頭に入ってこない。
右から左へ受け流す〜という日々でしたがある時。
「でね、スサノオがさ〜」
・・・なぬ?スサノオ?!
「ヤマタノオロチが・・・」
ヤマタノオロチ!
なんで、記紀神話の神様やら怪物が出てくるの?
よくよく聞いたらゲームの妖怪ウォッチに出てくるっていうじゃありませんか。
わかるわかる!お母さんわかるよ!
なにせ大学で古事記や風土記や民俗学をやってたんだから。
(全く真面目な学生じゃなかったんだけど。)
他のカードゲームやらなにやらゲームもキャラクター図鑑とかみてみたら世界中の神様やら怪物やら妖怪やらの名前を拝借しまくっているじゃないか。
性格付けとか攻撃力とかもそこそこ元ネタにリンクされていたりする。
これなら母さん話ができます。
というわけで手始めに小学生向けの古事記とイギリス、アイルランド系の民話の本を購入。
最初の方だけ読み聞かせてみたら、食い付く、食い付く。
古事記なんて、大受け、大爆笑の連続です。
そりゃそうだよねー。
眼を洗ったら神様が生まれるとか
尻から神様が出てきたとか
刀についた血を振り払ったらそこから神様が生まれちゃうとか。
喧嘩する、嫌がらせするのにウンコをしたとか
怪力の神様が扉を放り投げたら今の九州から長野へ飛んでったとか。
死んだ姿が白鳥になって空へ帰って行ったとか。
物語の表層だけなぞると超展開な上に小学生男子の好きそうな下ネタオンパレード。
古事記も風土記も昔の人が飽きないようにおもしろおかしく口伝えで話してきた説話を整理したものと言われているので
現代の小学生が聞いても面白いわけです。
(細かく言うと日本書紀は海外向けにもうちょっと堅めの歴史書みたいな体裁なので殺し殺され+下品なエピソードが結構減る)
その後は1人で全部読んでました。
そこから、この神様はなぜパワーが強いかの理由を子どもなりに知ったりするわけ。
なので、こちらからは古事記のエピソードから実際にこういう神社がここにあって
その神様が使っていた剣が国の宝として祭られているんだよ〜なんていうと
目をきらきらさせてます。
こういう話が実際にあったと本になったのが1200年位前なんだよーっていうと
スゴイ!ってビックリする。
そこから今度は世界の神話へ。
さらに文明へ。
私が漫画をきっかけに歴史やら地理やらに興味を持ったように、鈴太郎もゲームを現実の世界にリンクさせられたらな〜と思いつつ
私自身が学び直しの意味合いで面白くなっちゃってて色々読み直したりしているところ。
将来何の役に立つかって?
私の場合は、クイズ番組でわりと答えられることくらいです(爆)