JUGEMテーマ:エンターテイメント
JUGEMテーマ:映画
映画化の発表があってからこちらも待ちに待っていた作品。
ようやく観た。
前評判からものすごいものがあって、どきどきしながらみましたが
期待にたがわぬ素晴らしい映画。
カラオケ行こ!と同じで、映像から観るか、小説(漫画)から読むか
どちらから入ってももう一方をみたくなるし
どちらも知らなくても面白いし、どちらかを知っていると何倍も美味しい。
パニック障害とPMSという一見するとわからない病気を抱えてしまった男女が
それぞれ挫折を味わい、折り合いをなんとかつけながら転職してきた小さな会社で出会う。
彼らの周りにいる人たちは、声高に何かをいうわけじゃないけど症状がでるとそっと外に連れ出してくれたり
気持ちを落ち着かせようと背中に手を当てたりして気遣う。
この映画ずっと背中に手を当てられて、歩き出すのを見守られているような気持になります。
小説の方が、日常が続いていく、日常を切り取っている感じがする。
映画は、どんなところにもいけるんだよ、居場所はここだけじゃないんだよってもう少しはっきりと背中を押すような感じです。
夜明け前がいちばん暗い
というセリフがでてくる。
学生時代、よく幼馴染たちと夜集まって夜通し話すというようなことがあった。
真夜中の静まり返った家の中で、くだらない話で盛り上がることもあれば
ぽつぽつと話す声を聞きながらうとうとしたり。
次はこんなことをしたい、いいねえなんて目標を真面目に話すこともあれば
翌朝には忘れているようなどうでもいいことを延々語り合ったり。
朝日が昇り、そろそろ家の人が起きてくるねという時間帯になると
じゃあね、またね、バイバーイ!
っていって別れた光景を思い出した。
映画の中で
夜、二人が同じ部屋にいながら別々のものをみたり何かをやっている姿
ベランダに出て陽の光を受けながら微笑む姿
風を受け光を受けながら目を細める姿
バイバイ、またね
その声を受けて前を向く自分や、幼馴染たちの姿が重なる。
どうということはない日常にある気遣いなくいられる空間があること、あったこと
そんな風景を心に一つ持っているだけで、人はまた前進していくことができる。
前へ前へと声を掛け続けなくとも
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JUGEMテーマ:映画
JUGEMテーマ:エンターテイメント
漫画が好きで、映画化の座組も聞いて以来楽しみにしていたこの映画。
聡実くんはうちの息子がよく似ている同世代なのでキャストオーディションにも参加してしまった。
まあ、落ちてますw(撮影の雰囲気を少しでものぞいてみたかった…)
しかーし、映画を観た後の今でもビジュアルと雰囲気はうちの息子似てるんじゃね?と思っています。
ちなみに合唱やっててソプラノあたりまで声が出ていたっていうところも同じ(笑)
聡実くんより早く変声期がきちゃって、もう中三のころにはソプラノまではでなかったけど。
それだけじゃ映画にならないのはよくわかってるし、本作をみてもありありと感じましたけれども。
原作の映像化であれこれとありますが
この映画と原作は、原作の映像化の一つの解だと思います。
どっちも面白くて、片方をみると絶対にもう一方もみたくなる。
綾野剛という俳優は本当にポテンシャルが高くて素晴らしい。
コメディにもこんなにはまるんだーと感心しちゃいました。
明るくてちょっと哀愁あるヤクザを軽やかにみせててほんとはまり役。
聡実くんは大人が構いたくなる閉じ過ぎず、媚びすぎないキャラを体現してましたね〜。
狂児が構いたくなるのがわかる(笑)
映像版の要素ですごく好きだったのは中学生同士の学校での関係性の描き方。
部長の聡実くんは変声期がきて声が思うように出ないことに悩む。
その辺をわかったうえでドライに距離感をもって接してくる副部長ら女子中学生。
そして、部長の憂いをうまく受け止められずにいきり立つ後輩和田君。
いる!いるよ!
基本みんな真面目に一生懸命部活をやっている。
揉めると仲裁に入る女子たち。追いかける副部長。
あー、まとめ役でいるよねぇこういう女子。
もうすでに一段上に大人の階段を上っている同級生女子に
受け入れられずに自分のもやもやを全部ぶつけてウザ絡みする男子。
そして、何も言わないけどなんか同じ空気感をだしつつ一緒に古い名画をみる映画研究会の男子。
リアリティありすぎ!
これ漫画でやるときっとあの漫画の中の軽やかさが消えてしまう。
かといって、漫画のようにさらっと映像でみせてしまうとあの年代誰もがあれこれあったであろう10代半ばの微妙な心の機微がきっと減ってしまう。
このうだうだがあるおかげで老若男女問わずカラオケ行こ!の世界に寄り添える。
和田君、ブラボー。
何気に劇中の合唱レベルも高くて感動してしまった。
ラストに流れるリトルグリーモンスターの「紅」思わず買ってダウンロードしてしまった。
紅、いい歌なんだなって思いました。はい。
そして、4年後あたりにファミレス行こ!も同じ座組、キャストでぜひ映画化してください。
待ってます。
]]>JUGEMテーマ:音楽
もうだいぶ過ぎてしまいましたが、一応ここの恒例ネタなので成人までは続けようかと。
(ってもう成人まで1年だと気付いて驚愕)
今年もやっぱり映画やドラマなど映像からの音楽が主。
SNOW MAN タペストリー
世間的にものすごい曲が売れているようですが、やっぱり私は曲は断然 SixTONES派です。
この曲は原作から興味持って映画観に行ったら耳を離れなくなりました。
正しいアイドルが歌う歌という感じでいいですね。
そして SixTONESのほうは代表曲といっていい曲が生まれましたね〜。
こっから SixTONES
ガンガン踊りながらかなり難しい歌を歌ってる。
えーっとね、カラオケで歌えないですw
歌うと言えば今年は合唱という概念で曲をいくつか。
私が学生だったらこれを合唱で歌ってみたいという謎セレクト。
改めて、結構合唱が好きなことに気づきました。
そして、鈴太郎も気づいたら合唱やってます。
chessboard official髭男dism
HEART BEAT YOASOBI
紅 little Glee Monster
これらはどれも合唱がコンセプトに組み立てられた楽曲。
紅はXJAPANの楽曲ですが、こんなアプローチで合唱曲っぽくなるんだー!と映画のエンディングで聴きながら感動してしまった。
YOASOBI なら アイドルも外せないのかな。
洋楽は
なんかすごいドメスティックに邦楽を聴いてたみたいで少ない・・・。
オリヴィア・ロドリコ くらいしか新規がない・・・
彼女の歌の世界は理屈なく心惹かれる。どことなく哀愁が漂ってる曲が多いからかな。
Can’t Catch Me Now (from The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes)
Olivia Rodrigo/ vampire
]]>JUGEMテーマ:エンターテイメント
去年の2月の話を今頃アップ。
ジェリーイェンが3年ぶりに来日してイベントやると聞いて、ダメ元で前日にチケット観たらなんとまだ発売中!
これはいってきて心の栄養を補給してこようと行ってきた。
最後に映像で観たのは
2016年の映画わたしの少女時代にほぼサプライズゲスト扱いで出てたのをリアルにびっくりして以来でしたが。
ちょくちょく拝見するネットでのお姿が台湾の俳優、女優はほんとほぼ変わらずに10年とか平気で保ってるので、写真の補正か?と思いながら確かめてきました。
最後にお見送りと称して至近距離で5秒眺める事ができましたが、変わらない‼︎
つやつや!
シワひとつない。
なんなの。
このファンミで最新作のドラマだよと宣伝ですこし予告をみせてくれた夏花のキービジュアル。
これは2,3年前のドラマ
いくら補正かかっているといえども、とても20以上歳が違うようにはみえん。
周りにいた方も
46だよね?あのビジュアルを20年以上保っててスゴイんだけど、と感嘆してた。
いやほんとだよ。誰か美容法聞いてくれ。美容整形でも美容外科でも何やってるとしてもすごい自然なのでやってるならそれはそれで教えて欲しい。
以前に生のお姿を拝見しているのが
2008年と2006年だった。
2006年の感想はこちら。
いやぁ、blogをダラダラと続けていると日記のように残っていいですねw
2006年のファンミーティングでは東京国際フォーラムで5000人ですよ。
今回のキャパは一回で800人位のようなので、後ろの方でも17年前より近いっていうね。
人気があるけど、寡作な人というか日本でみられる作品数が少ない方なので(大陸の方にシフトしてるからかな)ファンはそりゃあ減るでしょうが、それでもコンスタントにファンミ開いてくれて良いねぇ。
しかもその17年前やら15年前やらとキャラクターの印象も変わらないの。
本人も言ってるけど、饒舌じゃないし、臨機応変に動くタイプでもない(笑)
けれども、何て言うのかなぁ、ホワホワしてるのにコミュニケーション取ろう、楽しもうっていう心が伝わってくる。
そして、昔も今も天然さん。
今回も日本語で書かれたメッセージを通訳さんに確認取りながら辿々しくも日本語で読み上げてて
えースゴイ‼︎(これは17年前はなかった)と思ってたら、読み上げた後に真顔で
(読んだけど)なんて書いてあるのかさっぱりわからない…‼︎
って言うんです。
その間の素晴らしさはさすが俳優(笑)
思わず爆笑してしまいました。
そうかと思うと、中国語で長いメッセージを読んでくれて、自分自身で感極まって泣いて読めなくなったりする姿に思わずこちらも貰い泣きw
確かF4コンサートの時も泣いていた。
泣く姿を割と見てる気がするんだが、そういう誠実そうで繊細そうなところも魅力の一部なんでしょうね。
本当にごくごくふつうに
一緒に頑張ってゆきましょう
って中国語で言われただけで
グッときてしまった。
相変わらず無駄にセクシーというかよくわからない色気がダダ漏れしてた。
なので幾つになってもラブストーリーにキャスティングされてるんだろうけど
娘か!というような若い女優ばかりじゃなくてトニーレオンみたいに同年代の女優との大人のラブストーリーが似合うと思うなー。
すっかり世の中はアジアエンタメといえば韓国になっちゃってるので台湾で彼がどう言う立ち位置なのかいまいちわからないけど、ちょうどジェリーさんあたりがワーっと人気がでて20年ちょっと。
私の知る俳優女優さん達は殆どが4,50代になってきたけど、是非ね
ドラマでも映画でもなんでも映像の世界で日本でも観られる事を楽しみにしています。
いろんな作品がこれからも観られるようにちょこちょこ出かけて行ってファンはいますってアピールしておこうと思いますw
JUGEMテーマ:日記・一般
とにかく和食大好き、みたことないものは警戒して食べない
レトルトも1口食べると勘づいてNGだっためんどくさい息子。
料理もある程度教えたし、カップ麺も菓子パンも食べるようになり
私がいなくても何か買って食べる、簡単なものは作るってことができるようになったのでまあ、いいかと思っていました。
今年オーストラリアに二度短期留学をしたらさらに進化を遂げてくれました。
初回は日本食が食べられない毎日なんて耐えられるかなという感じだったので、乾麺のうどんや出汁、みそ汁とか醤油とかたくさん持たせました。
ホストファミリーがOKだったらうどんは作ってふるまいたいということで、
材料持って行ってOKといわれたので作ったんだそうです。
が、
ホストファミリーのところのお子さん3名は
醤油が苦手、出汁のにおいがダメ、海藻?まず過ぎて食べられない!とうどん拒否。
肉とバナナ、お菓子しか食べないとか
じぶんの味覚がオーストラリアではゲテモノ食いレベルという事実に衝撃を受けて帰国しました(笑)
なので、二度目は日本食を一切持って行かず。
正解だったようで、今度の家は子供たちが米が苦手だとかで
日本人が来たからとわざわざホストマザーが作ってくれた
カレーライス(美味しかったそう)ほとんど食べずに残して
チョコバーたべて終了していたとか。
最初の家もカフェ経営者のお宅でお父さんがヨーロッパからの移民だったのもあり、
両親ともに料理が美味しくあれこれ作ってくれた家だったそうだけど
子供たちはびっくりするくらい偏食で、平気であれもこれも嫌だと残していたと。
同じようにホームステイしていた子たちのホームステイ先の話
学校でのランチタイムなどで鈴太郎が悟ったのは
そんなに食事に重きを置いていないオーストラリア人の姿でした。
夜の家族だんらんに重きをおいていて夕方5時過ぎには全員で食事をとるけど
食事時間は10分、あと1時間50分くらいがおしゃべりするだんらんの時間でそっちのほうが超重要。
朝と昼は火を使う料理をほとんどしない。
特に朝は各自が食べたいものをだして食べる。
とりあえず、皿にシリアルをだしそれを食べて学校へいくがデフォルト。
じぶんで料理する子はスムージー作ったり、パン焼くくらい。
親が作ろうか?ってときも
両親の家事分担がかなりきっちりあって、父親が作ってくれる家も多い。
両親のうちどちらかは朝は子供たちが学校へ行く時間まだ寝ていることが多いそう。
起きている親の方も子供の送迎のために起きてくるので、食事やらなにやらのためではない。
鈴太郎曰く
俺は毎日シリアルだとしびれるし
パンが続くと肌が荒れることもわかったので
今の家みたいにごはん、みそ汁、何かの総菜って朝食がいいけど
急いでいる日は、自分で牛乳飲んでバナナ食べていく。
オーストラリアでみた家庭では子どものために親が早起きして弁当作るとか想像できないそう。お母さんが料理好きな人でかつ日本人でよかったと思ったw
って言われました。
オーストラリアの人たちはあんなとんでもない食生活でもみんな大きくなってるしフレンドリーで楽しそう。
日本のお母さん達は家事を背負いすぎだし、働いている人たちは残業しすぎな人が多すぎる。
かといって、あのオーストラリアの食生活は嫌なんだけど。
オーストラリアの働き方と家族だんらんで、日本の食生活なら最高なんだけどなー。
っていうので、
選択肢が広がるように頑張ってね。
そうやっていろんな価値観を吸収して自分なりに思うことがあるなら行かせた甲斐があったよと言いました。
そういえば、この前みたフランス映画で
離婚した両親のもとを行ったり来たりしている高校生の息子が
外出する父親に
「今日はカレー作っておくから明日にでも食べてね。」
と言っていて、父親が
「大変じゃないか?」
って聞いたら
「冷凍食品を温めるのに飽きた」
っていうセリフがあって、へ〜離婚家庭で息子がこんな風に家事を担ってくれるなんていいな〜と思ってみてたら
息子の進学先が料理学校で将来の夢がシェフでしたっていうオチだったw
美食の国(?)でもこれです。
日々料理を三食手作りするってかなり贅沢な行為なんだな〜なんて思ったり。
この写真はホストファミリーで飼われていたヒマラヤン。
送られてきた写真がこういうのしかなくオーストラリアっぽいものはほぼないw
彼は猫を飼いたいので猫がいる家庭を希望したんだけど
オーストラリアは犬猫を飼っている率が高いらしくだいたいどのホストにもいますと事前に言われました。
その通りだった模様。
そうそう、自分は料理は好きだけどほかの家事は基本全部嫌いなので
どうやって家事を合理化するのかめっちゃ考えてます。
家事なんて無限にあるってよく言いますが、なるべく有限にしたいw
料理も作り始めから終わりまでの時間と工程を全部頭の中でスケジュール作って
無駄がないように動いて終わらせることに命かけてますw
同時進行でいくつかのことをこなしてそれが形になって
思った時間通りに思ったものが出来上がるのがストレス発散になってます。
認知症になると料理ができなくなるのは
複数のことを同時に考えながらこなしていく脳の機能が働かなくなることなんだなぁと。
料理ができなくなってきたら、自身が認知症になったんだなと気付くかな。
それとも意固地に、認めないかしら。
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JUGEMテーマ:映画
毎回毎回この話は、冒頭で恐竜との共存に欲をかく団体が現れ、恐竜たちにその予想を凌駕する動きを見せられて自暴自棄になる悪者とそれらの後始末をすることになるサバイバルにたけた研究者や登場人物たちという構図。
今回も基本路線はこれ。
学ばないっすね。人間は。
自分たちこそはうまくコントロールできると豪語して失敗し
のっぴきならない事態を引き起こしてからトンズラしようとするまでが一セット。
その過程で恐竜たちの凄さ、どう猛さなどをいやってほど味合わせる仕組みなので、今回も戦闘的な大型恐竜は総出。
個人的には前回からでてるやつだっけ?
モササウルスがでっかいジョーズみたいで怖いー。
私の中で海の中で下からせりあがって周囲の何かとともに丸のみされてしまうイメージ。
しかし、映像技術はここ数十年で見違えるほど発展したけれど
初期の衝撃のほうがすごかった気がするのはなぜなんだろう。
今回はなんといっても
サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士のカムバックが個人的な見どころ。
3人とも若いころからずっとコンスタントに作品に出続けていて、現役感もすごいんでなおよし。
初期の作品ですでに代表作があるしね。
ジェフゴールドブラムといえばザフライ
ローラダーンといえばブルーベルベット
サムニールといえば、オーメン最後の闘争
そして、ジュラシックパークシリーズ以外にも代表作もいろいろある。
なので、何十年も経っているようにも感じなかったねぇ。
30年以上手を変え品を変え続いているので、初期から観てた人達へはボーナスが入った感じ。
つーか、最近この何十年ぶりにキャストが!って多くない?
トップガンに触発されてるのか?
今年はなんとインディージョーンズも最新作が公開されるしね!(これに一番びっくりしている)
JUGEMテーマ:映画
韓ドラはほぼ観ませんが、映画はアクションとこういう事実に基づいたフィクションの作品は
昔から面白いので割と観ているほうかも。
モガディシュもよく知らないでみたら凄かったこちらも同様にすごい見ごたえあり。
韓国の元大統領金大中をモデルに、彼の選挙参謀として裏にいた人物との激動の韓国現代政治史および政争の激しさを描く。
これはこれでどこまでがフィクションかわからないが、すごい話で
政治家を志すこと自体が死ぬか生きるかみたいな
覚悟バリバリの場で暗殺未遂やらがエピソードの中にふつうに出てくる。
ひえーって思いながら観てたんだけど、劇中ではさらっとしか触れられていなかったエピソードが
映画以上に強烈で劇的なものでびっくり。
金大中は大統領になる前、日本で韓国中央情報部(KCIA)に拉致され、殺害される寸前だった。
ここに日本政府や政治家、暴力団、右翼団体、自衛隊関係者、アメリカ政府などもでてくる。
ウィキみただけでも、拉致されて神戸から船で出港し海上で殺される寸前に海上保安庁が照明弾を投下して威嚇したので実行を断念したとかでてくる。
阪本監督が2002年にKTという映画にしてるんだけどこれ未見なんで観てみようかなあ。
これこそ日韓共同で映画にできたら凄そうだけどなあ…。
拉致現場となった九段下のホテルグランドパレスは2021年6月30日に閉館。
解体されてしまっているようなので、もったいない〜。
建物があるうちにもう一回映画化すべきだったのでは。
今回の選挙参謀と政治家、その駆け引きや民衆の動向からは確かにずれるんだけど、このエピソード自体も映画で観たい。
それくらい、エピソードに事欠かない人物。
事実は小説より奇なりを地で行っている。
金大中の選挙参謀になった男性が主人公。
背景として、北朝鮮の出身で薬剤師なんだけど、その出目のせいもあって学歴がない。
けれどもめっちゃくちゃ切れ者で、人心掌握術に長けている。
その主人公が金大中が演説している様子をみてこの人を大統領にとほれ込み、金大中の事務所に押しかけ、スタッフとなる。
ここから彼の戦略もあって金大中は支持を拡大。
大統領を狙える地位まで上り詰める。
ただ、金大中がかなり清廉潔白なタイプに描かれていて
主人公は手段を選ばないからどんどん裏の汚いことは一手に引き受けているような様相を呈してくる。
かなり野心家なので、汚いことをやった分、その評価(=地位)が欲しい。
その過程が生々しく、張り詰めた緊張感がすごい。
ここでも思ったんだけど、1988年のソウルオリンピックまでの韓国って思った以上にあれこれが泥臭く
発展途上国の様相を呈してたんだなあ、と。
そこからの発展が凄まじかったんですね。
日本も戦後、1980年代くらいまでのあれこれはまた今の時代からもこうやって力のある作品にならないかなあ。
金大中を演じたソルギョングはやっぱりうまい。
演説シーンがね、すごい説得力があるというか
ああ、この人が大統領になってくれたらと思わせる魅力的な大物を体現している。
そして、主人公を演じた俳優も、物腰や喋り方が非常に柔らかいのに激しい面を隠し持っている仄暗さがあってよかった。
お勧めです。
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JUGEMテーマ:映画
原作は3巻まで読んでいる状態。 一言でいうと帝都物語の恋愛ファンタジー版と家人に説明したら 嶋田久作のラブストーリー?! 違います…。 大正、昭和初期あたりをイメージしているのと 異能と呼ばれる超能力のようなものがでてきてその描かれ方が 帝都物語の雰囲気と地続きといいますか。 異能をもった家系が名家といわれ、権力の座についている模様。 そこで、強力な能力を引き継ぐために政略結婚した親から生まれた女性 齊森美世が主人公。 この美世が異能をもっていない状態でうまれ、生母は幼いころに亡くなっている。 政略結婚前から恋人同士だった女性が後妻となっている。 その後妻の生んだ娘が賢鬼の才なる異能をもって生まれており 状況から主人公は虐げられ、召使同然の暮らしを強いられている。 そこへ、妹の結婚とともに厄介払いともいえる美世の縁談も決まる。 強力な力を持ちながらも、何度も婚約破棄となって女性側が逃げ出していると いわれる久堂清霞のもとへ婚約者としてほぼ身一つで向かう。 清霞は清霞でかなり能力の強い特殊な状況で育っているのもあり ちょっとひねくれて居てなかなか心を開かない。 が、もう出ていくところがないと後がなく 性格的にもすぐ謝るところが身についてしまっているものの 非情にまじめで細やかな気配りをみせる美世には少しずつ心を開いていく。 美世自身も冷酷なようでいて、実は誠実なタイプの清霞を慕い、 不器用な二人は少しずつ距離を詰めて各々の心のよりどころとなっていく。 こちらが縦糸。 一方で、街が不穏な事件により、軍人で治安を守る責をおっている清霞は多忙になり 美世自身も悪夢に苦しめられ、それを心配をかけまいと 周囲にいえずにいるという状況に追い込まれていく。 異能の者たちが戦って敗れ滅ぼされたり 何らかの恨みをもってなくなったりすると「蟲」という悪いものになり これを奥付という場所に封印してあるのだが この封印が何者かによって解かれ、街中にゾンビのような人に襲い掛かるようになる。 ついには清霞のいる特殊部隊の人間にも蟲が憑りついてしまい 清霞は信頼している者たちを斬るか斬られるかという状況に。 一方の美世も、実は特殊な異能の持ち主であり、 自らの寿命を縮めるような状態であることがわかる。 母の出身である薄刃家はその能力ゆえに普段は隠れて表に出てこない。 こちらが横糸。 ラブストーリーといいつつ ファンタジー&ミステリーな要素を備えており物語上の仕掛けがいっぱい。 それを映像でも美しく、ちょっと恐ろしく描いていてなかなか見ごたえがあります。 原作は小説6巻刊行されており(漫画版やアニメもある) まだ完結していないところから 映画も続編が作られるよねっていう展開になっています。 主役カップルの雰囲気がよく とにかく美世役の今田美桜は可憐なビジュアルが 活きていて儚い雰囲気なのに、 意思が強そうという感じがぴったりで とっても感情移入しやすい主人公。 元気はつらつといった役もできる女優さんがちゃんと ビジュアル通りの役柄ができるのもいいですね。 それに原作の美世が若干苦手な私にはこのくらいの 芯と華やかさを隠しもつタイプのほうが好感がもてる。 清霞演じる目黒蓮も上背があって 声が低音でシュッとしているのがよい。 どことなく雰囲気に憂いがあるのもいいです。絵になる。 ただ金髪?銀髪?はあんまり…。黒髪のロン毛でもよかったんじゃないかなあ。 黒髪の方が絶対さらにクールで不器用、かつ実は優しいといった ギャップの人柄になりそうだけど。 原作も漫画も銀髪みたいな色素の薄いといった描写が あるからそちらに寄せたんでしょうけど 線は細くみえても顔立ちや雰囲気は男っぽくみえて 原作とは少し系統が違う風貌の方なので 長髪だけでもよかった気がする。 冴え冴えとした美貌がその方が引き立つんじゃないかな。 とにかくスタイルがよく 体幹もしっかりされているので 殺陣、アクションが映える。映える! 後半のアクションシーンが非常に良かった。
この辺の描写が映画ならではって感じで蟲の描き方とかも私は好みでした。
ぜひこの路線で映画的なオリジナル要素も加えつつ全部映画化してほしいです。
ただ、今回の映画でも原作でも主人公の異能がいまいち凄さがよくわからないというか
矛盾を感じるというか、細かく考え出すとはてなマークが浮かんでくるので
その辺も煮詰めて描かれると嬉しい。
そして、エンディングや予告で流れる主題歌が耳に残って離れませんw
(いい歌です)
続編にも期待しています。
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JUGEMテーマ:音楽
邦楽は映像から。
過去にみんな取り上げている人ばかり。
人間ごっこ
RADWINPS
ドラマにはまってみてまして。石子と羽男。
面白かったです。
とくに最終話の一話前、9話が白眉でした。
いつもラストのいいタイミングでこの曲がかかってジーンとしていた。
subtitle
Official髭男dism
こちらもドラマ主題歌でした。
このドラマは進むにつれて個人的にはちょっと感覚にずれがありまして。
前半のほうが好きでした。
曲のほうは逆で最初聴いたときはそれほどでもなかったのですが、ドラマが進むにつれてそのリンクした歌詞にぐっときました。
星路(みち)
玉置浩二
この大御所は取り上げてませんでしたね。
いまいちばんライブで生歌を聴きたい歌手です。
とれないんですよーチケットが!
この歌は、映画:大河への道の主題歌なんですが、映画の世界を格上げするくらい
ラストに流れると泣いちゃうレベルの佳曲でした。
ぜひ、ライブで聴いてみたい。
でもなぜYouTubeですら、静止画なんだー!
残響賛歌
Aimer
この曲は外せません。
といいながら、鬼滅の刃は私はそれほど熱心に見てはいない。
映画しか知らないし。呪術廻戦のほうが世界観はすきかも。
この曲はまたLISAさんの歌とも雰囲気は違いますが、アニメの世界観にはそれぞれぴったりですね。
少し前の曲ですが
back number
水平線
息子が歌っていまして、原曲を2022年に初めて聴きました。
back numberってあらゆるドラマや映画の主題歌を歌いまくっているのですが
最近まであまりよくわかっておらず。
非常にキャッチーなしかもカラオケでも歌いやすい曲を作っている印象です。
この曲は私もすっかり覚えて歌えるようになりましたw
洋楽はサマソニで直接は聴けなかったんだけど
興味をもってニューアルバムを買ってみた
リナサワヤマ
Hold The Girl
曲がかっこいい〜。ということで昨年よく聴いてました。
2023年は洋楽も久々にあれこれきいてみようかな。
邦楽編
0歳 スピッツ/桃
宇多田ヒカル/Flavor Of Life
1歳 スピッツ/砂漠の花
2歳 秦基博/朝が来る前に
3歳 いきものがかり/ありがとう
嵐/Trouble Maker
少女時代/GEE
東方神起/Somebody to love
4歳 斉藤和義/ずっと好きだった
町田町蔵+北澤組/イスラエル
5歳 きゃりーぱみゅぱみゅ/つけまつける
6歳 近藤晃央/ブラックナイトタウン
SEKAI NO OWAR/RPG
ゆず/イロトリドリ
7歳 ONE OK ROCK/The Beginning
米津玄師/アイネクライネ
秦基博/rain
8歳 星野源/SUN
Superfly/Beautiful
9歳 BUMP OF CHICKEN/コロニー
Aimer /蝶々結び
RADWIMPS/前前前世
宇多田ヒカル/真夏の通り雨
10歳 Mr.Children/ヒカリノアトリエ
スピッツ/ロビンソン
三浦大知 / EXCITE
Doughnuts Hole (椎名林檎 )/おとなの掟
11歳 米津玄師/Lemon
星野源/アイデア
Mrs.GREEN APPLE/ WanteD! WanteD!
フジファブリック/若者のすべて
12歳 King Gnu/白日
official髭男dism/宿命
岡崎体育/エクレア
13歳 Official髭男dism/I LOVE…
Official髭男dism/パラボラ
Official髭男dism/Laughter
yoasobi/夜に駆ける
yoasobi/群青
yoasobi/アンコール
優里/ドライフラワー
14歳 藤井風/帰ろう
SixTONES/JAPONICA STYLE
SixTONES/Imitation Rain
SixTONES/スカラ
Ado/ギラギラ
LiSA/明け星
millennium parade/U
川崎鷹也/魔法の絨毯
15歳 RADWINPS/人間ごっこ
Official髭男dism/subtitle
玉置浩二/星路(みち)
Aimer/残響賛歌
back number/水平線
洋楽編
0歳 mika/Grace Kelly
1歳 Jason Mraz/I'm Yours
2歳 MUTEMATH/Spotlight
3歳 Oasis/Whatever
4歳 Russian Red/Everyday Everynight
5歳 Ed Sheeran/The A Team
one direction/Live while we're young
6歳 Stereophonics/We Share the Same Sun
Gabrielle Aplin/Salvation
Fun./We Are Young
7歳 Clean Bandit/Rather Be
Jose Gonzalez/Step Out
8歳 Adele/Hello
9歳 Shakira/Try Everything
Green Day/Wake me up when September ends
10歳 The Chainsmokers & Coldplay/Something Just Like This
Martin Garrix & Bebe Rexha/In The Name Of Love
11歳 Sufjan Stevens/Mystery of Love
Queen/ Bohemian Rhapsody
12歳 Shawn Mendes&Camila Cabello/Senorita
Alec Benjamin/ Let Me Down Slowly
Billie Eilish&Khalid/lovely
Taylor Swift/Lovers
13歳 BTS/dynamite
Marshmello & Halsey/ Be Kind
14歳 Lana Del Rey/Chemtrails Over the Country Club
Ed Sheeran/Bad Habits
15歳 RINA SAWAYAMA/Hold The Girl
]]>JUGEMテーマ:エンターテイメント
いまテレ東系列で木曜深夜にやっている
自転車屋さんの高橋くん
これがいいのですよ。
松虫あられさんの原作はまだ読んでいないのですが
どこにでもいそうでいながらとっても魅力的な登場人物たちと
それを演じる俳優さんたちが
味があってリアルで可愛い。
なかでも主役の二人
パン子ちゃんの内田理央さん
遼平君の鈴木伸之さん
がとってもとっても魅力的。
なかなか自分の意志を言えず飲み込んでしまう自分に自己嫌悪に陥ったり
自分を大事にしようと勇気をだしてはっきり意見を言ったり
素直に謝ったり、涙ぐんだり。
とっても可愛いいいいいい!
そして、そんなパン子ちゃんを大事にする遼平君は
ストレートにパン子ちゃんに気持ちをぶつけるし
パン子ちゃんのために怒ったり、笑ったり、心配したり。
それで喧嘩しても、涙を浮かべながら謝ったり。
なんて素直でまっすぐな人なんでしょう。
とってもかっこいい男子。
こりゃ地縁がない場所で仕事辞めようが、遼平君のために残りますよ!っていうw
パン子のためなら岐阜から東京まで車も運転してくれちゃう。
あとお気に入りは、同僚役だったキミちゃん。
気怠いかつ真実を突くキャラで素敵。
さてさて。鈴木伸之さんですよ。
いい役者さんですね〜。
ここに遼平君を含めて3つの俳優・鈴木伸之の魅力を堪能できる役柄を勝手に推挙します。
芸歴10年以上になるようですが、勝手に2年以内限定ですw
遼平くんと対極な大手商社の体育会系エリート・小野忠。
ゴリゴリの男尊女卑思想、昭和風味の体育会系男子でしたが
主人公の麻里鈴を好きになっちゃうという脇の甘さと可愛らしさがよかったですね〜。
麻里鈴には申し訳ないけど、憧れの君(向井理が演じてた)より
小野忠だよ!って応援してました。
ぜひ続編もやってほしいな〜。
そして、東京卍リベンジャーズのキヨマサ。
いやあ、だれだか最初わかってなかった。
すごい迫力と存在感だった。
めちゃくちゃ強そうだったし。
(続編にも出てほしいけど、展開上もうでないかな…残念)
雰囲気にやんちゃさが漂っていてガタイがいいので
不良役、ヒール系が多い気がするけど
それも似合うし
ちょっと情けなさというか母性本能を擽られるような可愛らしさがご本人のもっている魅力じゃないかなー。
なので、ダメな役も嫌な役も、最終的に憎めないような同情しちゃうような雰囲気がにじみ出る。
そうそう、ガタイがいいのが画面からわかるっていうのもいいですね。
案外、俳優さんって実際より大きく見える人や小さく見える人といったように実際のイメージと画面のうつりにギャップがある人が多いけど、鈴木さんはぱっとみてすごく背が高くてがっしりと大きいのがわかる顔、姿をしている。
そこがすごく良い。
今演じている遼平君は
パン子ちゃんの友人、キミちゃんに偶然会ったときも荷物を持ってあげたり
家のほうまで送らなくて大丈夫か?ってすっとそういう会話ができるなんとも男気溢れた人物で優しいというキャラクターが本当にぴったり。
脚本や演出もきっと原作の世界観をうまく表現しているんだと思います。
この自転車屋さんの高橋くんも原作はまだ続いているようなのでぜひ続編もドラマにしてほしいなあ。
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JUGEMテーマ:映画
賛否両論あるみたいですが、私としては非常にいい作品だったと思う。
それぞれの人の中にある大きな恐怖や後悔、痛み、悼む気持ちには
自分自身で区切りをつけなければならないという監督のメッセージは痛いほど伝わる。
監督があの出来事を物語として語ることにリアリティをもって接することができるギリギリの年代がいまだったんだろうと思う。
生きている限り、どこかで前を向いて歩いていかなければならない。
今年、ちょうど身内を亡くして義母がガタガタと崩れ落ちるように調子を崩している。
60年以上一緒にいた人を失ってどうしていいかわからない状態になったのをみていると
いくら人間はいつか死ぬ、生まれてくるときも死ぬときも一人だといって割り切れるものではないよなあと思う。
ましてや、まだまだ元気にいろんなことをするはずだった人たちが一瞬にして目の前から消えてしまうのだ。
日本という国は人口や土地の大きさの割に災害が多いと言われているからか
太古からの自然崇拝のようなものがまだ現代にも息づいている。
要石(かなめいし)といわれると、関東出身の私の中では
地震を抑える茨城県の鹿島神宮にある要石を思い出す。
この要石の延長線上の海上には関東大震災の震源地の一つになりうるよく地震の震源地になる海域がある。
岩戸ときけば天の岩戸、天岩戸神社を思い出すし
宗像ときけば宗像大社を連想する。
荒ぶる自然を神々にみたてて、神社を建て、祈ることで私たちは自然災害と向き合ってきている。
すずめの戸締りも、あえて「誰か」の責任まで広げることなく
対自然と人というスタンスで描かれている。
監督なりの身近な人と自然との折り合いのつけ方の提示なんじゃないかなあと思いながらみた。
映画やアニメもその背中を支え、そっと押すものでいたいという気持ちの表れなんじゃないかと。
フィクションであえて辛さや苛烈さを強調せず、希望を描きたいんだと私は受け取った。
人が生きていくうえで希望や目標といった前向きなものってものすごく有効だから。
私は、希望や活力をもらいたいし、そっと背中を支えるものが創り出せたらすごくうれしい。
なので、この作品を勧めたい。
こちらは余談。
映画の中で出てくる場所。
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JUGEMテーマ:映画
もうデジタル配信中、DVDも12月にでるということで、この秋に見たブレット・トレイン。
伊坂幸太郎のマリアビートルを原作にハリウッド映画化するというので楽しみにしておりました。
ブラットピットはちょっと情けない感じだけど激烈に強いっつーキャラクターが似合います。
日本が舞台だけど、日本じゃないみたいな感じが
ブレードランナーのようなSFっぽさもあるし嫌いじゃない。
原作の面白さがちゃんとふんわりとだけど世界に伝わりそうではあるギリギリのつくりになってる。
日本の関係者も製作にいるらしいので、すごく頑張られたんだな、と。
ずーっと国内だけじゃ縮小する一方だって言われ続けていて
どの分野でもそれじゃいかんと奮闘している人の影絵がみえたようでちょっとムネアツ。
日本の文化や観光資源なども摩訶不思議なものでいいからどんどん世界に出ていってほしい。
今回は真田広之という日本でも第一線で長く活躍している役者でありアクションスターが
存分にその素晴らしさを活かしたキャスティングされてて良かった。
真田広之をみるだけでも価値があります。
彼の刀を使ったアクションは本当に素晴らしい。
あれはハリウッドのアクションスターには無理です。
この女子高生っぽいいでたちもジョジョの奇妙な冒険に出てきそうな感じで面白かった。
殺し屋のタンジェリンとレモンの関係性もよかった。
とまあ、楽しめました。
さて、最後に余談。
なぜ東北新幹線を東海道新幹線に設定変更したかはわからないけど
(富士山とかそれっぽいものが描きたかったのかなー)
その新幹線も停まる駅が新幹線というよりムーンライト長良。
もういまは走っていない、夜中に品川を出発して大垣までいく夜行の鈍行列車を思い出します。
列車好きとしてはもう、電車や駅の描写には必要以上に気を取られてしまってそこはマイナスだったかもw
描かれる東京も全部歌舞伎町みたいで暗くてネオンで妖しい(笑)
特に後半はめちゃくちゃだけど、なんかそれを納得させるような力もあってさすがハリウッドだなと思ったんだけど
これ原作を知らずに見た友人が
超豪華版のシベリア超特急じゃない?
と感想をいってきて爆笑。
たしかに。
たしかにー!
もうだめ。
水野春郎が頭に浮かんじゃってどうしてもB級感がぬぐえない。
でもいいの。豪華だし。景気いい感じだしw
というわけで、今後も日本の小説やらなにやらをどんどん映画化してもらって
バンバン日本の俳優さんたちにもでていただいて
アニメだけじゃないんだよってまたなるといいなあ。
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JUGEMテーマ:エンターテイメント
2019年の舞台の再演。2019年はどうしてもチケットが取れず。
今回はコロナ禍で開催されるかという違うドキドキもある状態でしたが、チケットがとれて無事公演も観ることができました。
ロミオとジュリエットの話が12世紀の源平合戦での
「平の瑯壬生(ろうみお)」(志尊淳)と「源の愁里愛(じゅりえ)」(広瀬すず)の話に。
5日間の恋の物語でろうみおもじゅりえも実は死んでいなかったら?
30年後の「それからの瑯壬生」(上川隆也)と「それからの愁里愛」(松たか子)が暗躍しながら
お互いに死なず、恋愛を結実させようと奮闘する。
ところが、物語は結局同じ結末になろうとしていく…。
30年という月日が重くのしかかり、より過酷な運命へと導かれていくことの皮肉。
戦争が多くの人の日常を変えてしまうことが、いま重く響く。
じゅりえもジュリエットのようにろうみおに
(自分たちの恋時の邪魔になっている)その名前を捨てて
と語る。
この名前を捨てて匿名になることがろうみおの運命を大きく変えてしまう。
匿名であるがゆえに手紙が行き違う。
ネットの場では「匿名」が、ものすごく強大な存在として人の人生を変えてしまうこともある。
戦争の場では「名もなき人々」の悲惨な状況が大きく報道される。
どちらも本来は名前があり、それぞれの人生がある人たちなのに十把一絡げにされてしまう。
それぞれに、ろうみおとじゅりえのような多くの人が絡む唯一の物語が紡がれているはずなのに。
あれもこれもと綴られた手紙が待っている人のもとに届かない。
世の中の大きな得体のしれない強大な力は、名もなき人々の無数の集合体。
わたしも、あなたも、その中にいる。
野田秀樹の戯曲は、いつも言葉に笑って動きに目を奪われているうちに
そのときの世相にも呼応したような言葉遊び以上に多重な問いかけに巻き込まれる。
今回はそこに主要キャスト4名の美しさ、透明感、誠実さみたいな輝きが一層登場人物たちの運命を過酷にみせこちらの胸も抉られた。
もっと、想像力を持っていたいとつよく思う舞台でした。
ロンドンや台湾公演も控えている作品。
多くの人に届くといいな。
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JUGEMテーマ:映画
ソマリアの内戦時に国外退去しそこねた韓国大使館と北朝鮮大使館の人々が
協力し合って内戦状態の国から脱出するという実話に基づく物語。
背景として1990年当時、韓国も北朝鮮も国連に加盟しておらず
アフリカ大陸の国々は数があるだけにその投票権を巡って
韓国も北朝鮮も大使館を置き、国交を樹立し自身の味方になる国を増やすというミッションに精を出している時期。
しかも北朝鮮側はそれぞれバラバラではなく一つの国として国連に加盟すべきとかやってるので、どちらもなかなか加盟できないという時が長く続いたんだとか。
なので、双方仲が悪い。
取り入ろうとするのを妨害する嫌がらせしたりしていがみ合っている。
全然知らん話だった。
状況をみていたらソマリア内戦が急拡大。
韓国も北朝鮮もアフリカ各国とは国交がある国や大使館や領事館のある国がまだら模様で協力を依頼できる国が限られる状態。
街は暴徒、武装集団で埋め尽くされ、どこかに行くにも一苦労に。
そんな中、家族で住む人が多く幼い子どもが何人もいる北朝鮮側は大使館を追い出されるような形で街に出る羽目になってしまう。
背に腹は代えられないと北朝鮮の大使は韓国大使館に入れて欲しいと助けを求める。
双方、疑心暗鬼な面がありながらも北と南で行動を共にすることにし、国外へ協力し合って脱出するまでの14日間を描いている。
韓国映画はいつもカーアクション等がド派手ですが、今回も御多分に漏れず。
こんな状態で走る車。思わず笑ってしまった。
全員死んでるだろwっていう勢いで弾丸雨あられの中を超絶ドライビングテクニックで潜り抜けたり
下手したら死ぬかもという場面でギリギリのタンカを切ったりと見せ場たっぷり。
サスペンスでありながらアクション活劇にもしたてたバランスがうまくて観ているこちらを飽きさせない。
その当時の世相や、韓国と北朝鮮のそれぞれの国民感情や立場もうまくみせている。
同じ言葉を話し元々は同じ国だった人達。
国の事情や己の立場でおいそれと口にできない本音。
韓国側で映画にしているからだろうけれど、韓国側がオープンにしても、北朝鮮側の人が表情の読み取りにくい態度なのも
いまもかの国における対外的なイメージとリンクする。
冒頭から韓国側の人にスポットが当たって出てくるので、照り付ける太陽の中、こちらがイメージするような
陽気で骨太そうな人たちがでてくる。
対して北朝鮮側はドーンと出てくるのが内戦が激化して暗闇に身をひそめる集団といった描き方で
みな表情もなるべくなくした様子でいるので、やはりこちらもいかにも
何を考えているのか本音がうかがい知れない人たちといった対照的な描き方をされている。
ところで、この北朝鮮側の参事官(真ん中の若者)だったかな。
この俳優みたことあるなーと考えていたら新感染半島ファイナルステージに出て強烈な印象を残したソ大尉じゃないか。
今回もなかなかインパクトのある役で印象深いです。
この作品は実話をうまく誇張したり話を整理してエンターテイメントとして描いているけど
ソマリアの内戦は1980年代から続いていて今も内戦状態だと聞くとなんともいない気持ちになる。
JUGEMテーマ:映画
この映画は義母や息子も含めて一家で観に行きました。
凄い威力だ、トム・クルーズ。
っていうか、ジェリーブラッカイマーという名前も久々に聞いたけど
むかし、ハリウッドの大作、派手な作品というとこのプロデューサーだったなあ、と。
映画プロデューサーという職業を認識したきっかけの人かもしれない。
前作を見直したりもせずバーンと観に行きましたが
冒頭から有名なシーン、音楽をドーンとだしてきて気前がいい!
今回はトム・クルーズも製作に名前が入ってる。
彼は長年第一線にいるから観客がどうすれば喜ぶかをよく知ってる。
最後のほうの畳みかけるような展開はトンデモ超展開なんだけど
そうならなきゃね〜っていう理由のあるトンデモで
まったく予想してなかった展開だし、笑いながらもすげーなって観ちゃった。
そして、漂う現役感ばりばりのトム。
還暦だっけ?とか思いながらみてるからちょいちょい
それなりに年を重ねたなあと思うんだけど、要所要所はかっこよくばっちり決めてくる。
ちゃんと恋愛っぽい展開もあるのよ!
しかも、その相手がジェニファーコネリー!!
(ごめん、帰宅するまで気づかなかった)
そして、ちゃんと後輩たちを導びいていく伝説のパイロットとしてぐいぐいと物語と訓練生たちを導いていくわけです。
父親のような役割もきっちりみせて親子愛、同志の絆みたいなものもじっくり描いてくる。
戦闘機のシーンはどうやって撮ってるの?っていうようなすごいシーンで
専門的なことはわからなくても、アドレナリンがでまくる。
本物の映像ってやっぱりすごい。
80代の義母も大興奮で、面白かった!って瞳をキラキラさせてました。
第三弾もありえそうな役者の現役感、撮影技術の進歩に敬意を表したい。
これは、もう一回大画面で観たいかも。家でみるサイズの映画じゃないです。
トムが映画館に誘ってる。
こっちの最初のトップガンもでかい画面でリマスター版とか上映しないかな〜。
はー、このころのトムのかっこよさも思い出してムネアツ。
]]>JUGEMテーマ:映画
映画館の予告で突如観たくなった作品。
辻村深月さんの小説原作だと知らずに勝手に夫婦で
派遣のアニメーターが頑張って評価されながらアニメを作り
派遣から正社員になる話だと思ってましたw
派遣じゃなくて、覇権の話だった…。
西武線沿線で撮影されたようで、西武秩父とか所沢とかちょいちょい出てくる。
西武線自体がトキワ荘があったり、ガンダムの作者、
スタジオがあったり、東映の撮影所があったりと
アニメに縁の深い沿線で以前からえらくアニメ推しなので相性も良さげ。
ということで、家族で観てきた。
なかなかに泥臭い、まっすぐな話だった。
伝説のアニメを監督した天才・王子千晴(中村倫也)。
その王子の作品に救われた経験から
「見てる人に魔法をかけるような作品」を作りたいと
業界大手のトウケイ動画に入社する主人公斎藤瞳(吉岡里帆)。
斎藤瞳の初監督作品「サウンドバック奏の石」が
王子監督の復帰作「運命戦線リデルライト」と放送枠が土曜17時でぶつかる。
覇権を取るのは果たしてどちらか?
ここを軸に、アニメーターや制作、宣伝、プロデューサー、声優、
市の観光職員…様々な人たちの思惑や考えが絡み合っていく。
どの登場人物も素の姿と仕事に情熱を傾ける姿にギャップがあって多面的で魅力的。
主要人物である監督2人、プロデューサー2人は
それぞれの光と影の部分もきちんと描かれていてその陰の部分もいいのです。
斎藤監督と王子監督はそれぞれに描きたいものがあり
それが誰かに刺さるようにという気持ちで身を削って物語を紡ぎだし
その物語を形にしようと様々なプロが奮闘する。
喧嘩にもなるし、不満の言い合いもあるし、愚痴も泣きごとも数限りなくある。
けれども、その自分の渾身の想いがこもったものが誰かの心に届いた瞬間
救われるのはその誰かだけじゃなく、創り出した人たちをも救う。
そして、前進する力を与える。
物を創りたいって思う人達の現実とカタルシスをいい塩梅に描いていておすすめ。
何人か気になった登場人物を。
小野花梨演じるアニメーターの並澤和奈。カムカムエヴリバディのきぬちゃん!
黒木華系の雰囲気のある女優さんですが、子役さんだったのですね。
芸歴が長い。このアニメーター役も可愛いオタク系でいい味出してました。
そろそろ主役で映画もドラマも観てみたい。
前野朋哉演じる制作デスク・根岸。
私の中で最初になんか妙に印象に残ったのはマクドナルドのCM。
ドラマの重版出来!
映画は桐島、部活やめるってよ
あたりです。ものすごいいっぱい作品に出てるし、もともと監督やったりされているらしく多才。
カムカムにも出てるし(笑)
だからなのか、めちゃくちゃいそうなデスクを演じてた。
高野麻里佳演じる声優の郡野葵。
ものすごい美女。え、本当に声優?っていうくらい可愛い。びっくり。
その美貌が役柄上説得力があってよかった。
編集・白井役の新谷真弓。気だるげな雰囲気に惹きつけられ。
佐藤仁美系の役者さんですね。もっとあれこれ観てみたい。
その他の斎藤瞳監督のもとに集まっているプロたちがどの人達も
よくみる芸達者ばかり。
劇中で描かれるアニメも面白そうで、わたくし、とくに斎藤監督の
サウンドバック奏の石はちゃんと全12話観てみたいw
絵柄が好きだわーと思ったら
キャラクター原案が窪之内英策って
ツルモク独身寮やショコラの漫画家じゃないですか!
どうりでどうりで!!
すごくかわいい女の子キャラだった。
ツルモク独身寮好きだったんですよね〜。
懐かしい。映画も見た(前田耕陽主演だったw)
またこうして映画館で実写じゃなく先生の絵が見られるなんてビックリ。
アニメにはあんまり詳しくないので、もっと色々小ネタや
へえ〜と思うポイントがあるんでしょうけど
色んな人にいろんな形で刺さりそう。
いやあ、映画っていいですねっ。
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JUGEMテーマ:映画
原作未読なのですが、読まなくてはと思わせる映画でした。
映像が綺麗。
水辺の描写、雰囲気のある喫茶店での手元や視線が潤いが
あるというか湿度を感じる清廉さでどの場面も美しい。
そして、どの俳優もよかった。
松坂桃李、広瀬すず、横浜流星は現時点でベストなんじゃないでしょうか。
広瀬すず演じる更紗の小学生時代を演じる白鳥玉季も白眉。
というか、目元や表情が広瀬すずによく似ている。
大人になっても演じる人であって欲しい。
永い言い訳のころも可愛いさと健気さを感じて
想像力をかきたてるタイプだと思いましたが
そこに今回は撮り方なのか、妖しさというか
儚さもあって妙に色っぽいというんでしょうか。
今回の役柄にピッタリはまる存在感でした。彼女はえくぼがあってそれも可愛い。
広瀬すずにはえくぼはなかったと思うんだけど
そっくりに見える瞬間があってうまいなあ、監督とか思ってた。
松坂桃李はなんでも演じることができる俳優さんだけど、静の演技は本当に巧い。
彼が演じた・文は何かをみているようで何も見ていないような彼の瞳は母親を一心にみているのかな。
なんともせつない、痛々しい瞳。
この母親役に何とも得体のしれない表情を浮かべる内田也哉子も
何かをみているようでなにもみていないようにみえて、親子という説得力がすごかった。
そして、広瀬すずは逆にものすごく雄弁な瞳。
今回の彼女の瞳はあれこれと物語ってて目が離せない。
にこにこと笑って多くを語らない。
ときどき「わたしはかわいそうな子じゃないんだよ。」っていう。
そのもの言う瞳がキラキラと輝いたり、空虚になったり、何かを訴えている。
更紗は強いししなやかだし、でも一定の人間には彼女の痛々しさが伝わってしまう。
横浜流星演じる更紗の彼・亮はその痛々しさを敏感に感じ取って囲い込もうとする。
自分の中にある型に彼女をはめこんで
自分の感情を120%の力でぶつけてくる男がこれまたはまってた。
本来なら亮はかなりヤバイ男で、更紗逃げろーと声を大にして言いたい所なんだけど
亮の目にみえている更紗を亮は本当に好きなんだなというのがひしひしと伝わってくるわけ。
(DV男っていうのは、全部自分基準で自己愛の塊、全部他人のせいにするけど、
亮は自分の方をみていない更紗を自分の方へと向かせようとする。愛情に飢えた男という感じ。)
更紗が亮に向って、あなたに対して私は酷かったと謝るシーンがあるんだけど
その言葉を受ける亮がほんとうに悲しそうで。
供依存を引き出し、お互いの欠点が悪目立ちする関係性ってあるよなあと
思わず同情的になってしまうくらい、亮という人として映像の中にいた。
同情的になるのは彼の中での結論が他人を傷つける方へいかないからというのもある。
同じ立場で、言葉をとにかく紡いだ女が文の彼女である多部未華子。
彼女もなんとか文とコミュニケーションを取ろう、彼の深い部分と関わろうとするんだけど
全く入り込むことができずに傷つき、去っていく。
この二人の存在があるからこそ、文と更紗の関係性もより際立ち、純度もあがる。
一緒にいると目立ってしまう二人。
周囲の人は好奇心をかきたてられ、それが災いを呼び寄せてしまう。
それでも離れたくないと泣く更紗。無言で見つめる文。
傷ついている二人が寄り添い合って生きる世界は幻想かもしれない
寓話のようだけれども
どこかで笑って生きていて欲しい。そう願わずにはいられない。
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JUGEMテーマ:映画
佐原といえばちゅうけいさん。伊能忠敬です。
いま、香取市となっていますが、以前佐原市といっていたときに少し縁のある土地でしたので
当時から伊能忠敬で大河ドラマを!という話を都市伝説のように聞いたことがあった。
その噂まで聞いてなのかはしらないけれど、志の輔さんが落語にした話を今回映画化。
落語も聴きたいが、まずは映画へ。
高校生の10代から80代の義母まで観られる笑って泣けるいい話です。
松山ケンイチさんの笑いを生む間のセンスととぼけた味わいがグッときました。何度も笑わせてもらった。
ちょっとバカっぽい感じが実によい。
ちゅうけいさんって誰ですか?っていう発言に
中井貴一さん演じる市役所の総務課主任として青筋立てて「はあ?!」と憤る冒頭のシーンから大いに笑わせてもらいました。
異国から国を守るには
人を守るにはまず自身の国の形をしり
領土を認識することという信念を携えて全国各地を歩き、測った伊能隊。
いまも、国の領土や他国からの侵略について考えさせられる世情に生きていることを考えると
伊能忠敬たちの信念の行いの意味は深い。
当時もあわよくば植民地にとやってきたイギリスが
こんなにすごい地図をつくる国民がいる国は侵略できないと諦めさせたきっかけ
の一つになったんだからと
その功績を強調するシーンがあったけれども
地図作りの大変さを映像できちんと示されると本当にそうなのかもと思わせる。
奇しくも、最近国会で三角関数を学ぶよりもという発言が話題になったけれど
江戸時代のドローンもない世の中での地図作りでは三角関数なしには作れないことが説明されていてタイムリー!ってなった。
土地は高低差があるから、その高低差をきちんと把握しないと海岸線の曲線は書けない。
誰も実現したことがないことを実現させるにはお金も時間もかかる。
幕府は金のかかりすぎだと削りたい、地図を作るにはもう少し時間もお金もほしい。
そのせめぎあいを、きちんと立場のある人が理解したからこそ出来上がった日本地図。
このあたりも今の日本の国として使えるお金に限りがあるから
結果がみえないものにはお金をかけられない
いや、一律にそうやって結果がわかっているものにしかお金をかけないとなれば
新たな発見や発明、発展が生まれないのではないかというジレンマとまさに同じです。
200年たっても人がやっていること、悩んでいること、考えていることはそう大きくは変わらないのかもしれない。
だから、知恵を合わせ、できることをコツコツと積み上げて生きてゆくことで前進してゆきたいものです。
そんなやる気とほんわかした気持ちをもらえる作品です。
ロケ地巡り好きとしてはこれも貼っておく。
この最初に現れる街並みはドラマの東京バンドワゴンや、大同生命で波留さんがいたりしている。
古くはビートたけしの「たけしくんハイ!」なんかもロケ地。
]]>JUGEMテーマ:映画
これは、初日舞台あいさつが当たり、動く神木隆之介さん、柴咲コウさん
松村北斗さん、吉岡里帆さん、磯村勇人さん、玉城ティナさんも拝見してきましたよ!
いつも思いますが、俳優さんたちは本当にきれいでかっこいいですわ。
心が洗われますw
この映画は家族で観に行きました。
退廃的、耽美なシーンはございますが、中高生なら親子で観ても気恥ずかしくはないレベルに抑えられている。
(レーティングついてないしね)
全体的に動く写真集みたいでどの切り取りもすごく綺麗。
神木くんや北斗君はいうに及ばず
玉城ティナさんのドール人形のようなかわいさたるや!
舞台挨拶では玉城さんの顔の小ささ、首、手足の長さが際立っててため息ものだったし。
柴咲コウさん演じる侑子さんの妖艶さ、絵画のような世界観を体現してましたね。
変身写真好きな私の心がうずうずしました。
この世界観の写真撮る写真館が欲しい!
ちょっとしたキャストも超豪華。
冒頭に登場した趣里さんとかよかったなー。
アカグモ(磯村勇人さん)が囁くシーンとかゾッとするほど綺麗でした。
橋本愛さんも蜷川実花監督の世界観にピッタリでかわいかった…。
この悪役のお二人もSMチックな雰囲気で妖しくて狂気を孕んでてよかったわ。
美麗なショットが多すぎて感想にたどり着かない(笑)
原作ですが、途中まで読んですっかり忘れたので全巻買いなおしたんですが
読み直さずに映画へ。
16巻もある作品を2時間でまとめるわけだから読まないほうがいいかもと。
そして、まだ漫画読み直していない。
なので、原作云々はいえない。
「何かを得るには対価が必要」
この侑子さんが放つ言葉が大きく映画を貫いていて、このメッセージって
占いだなーって思いました。
なにかを望めば、願っていれば叶うっていうのは幻想なんですよね。
本人が何らかのアクションを起こさなければどうにもならないんだけど
人って、イレギュラーなことが起こらないかな
今問題に思っていることが、どこかへいかないかなって
割と他人まかせ、状況任せで自分でなんとかせずに問題が片付くことを願いがち。
そこにちゃんと警告を出している。
何も行動せず、何も変わらない日常を願う主人公が味わう
幸せな一日を繰り返す日々。
何度起きても同じ出来事が起き、同じ会話をして眠るとまた同じ一日が始まる。
自分で何もせずに受け身でいることって要はそういうことなんだよなあ、と。
蜷川監督が、ねえ、今のままでいい、変わらないほうがいい
なにかがあっても誰かが対処してくれるよね?と思ってる人生ってこんな感じだよ、面白い?
と耳元で囁いているような映像だった。
四月一日(わたぬき)のように、一歩踏み出して、手を伸ばして
壊して、また作り上げていく人生を送ろうよというメッセージを感じた映画だった。
百目鬼静(どうめきしずか)
いやあ、弓道する男子いいっすね!なんで半裸なのかは不明だけどw
この北斗君は、あごのラインが最高でした。
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JUGEMテーマ:映画
俳優であり監督であるケネス・ブラナーの自伝的な作品だという。
本人の中の記憶を描いているからなのか、世界はモノクロで描かれる。
隣近所誰もが知り合いで声を掛け合い、大きな親戚の集団みたいな街の様子から
いきなり暴動が起き、炎と暴力で埋め尽くされるところから始まる。
観ているこちらも、主人公の少年のようにわけがわからない恐怖に引きずり込まれる。
脚がすくんで動けない少年にはらはらしていると
扉が開いて、長い脚にヒール、たぶん紅いルージュを引いているであろう
美しき女性が血相を変え少年のもとへ走り出してきて
物凄い勢いで少年の手を引いてまた扉を閉め台所の机の下に隠れなさい
出てこないでといって押し込む。
爆発音、ガラスが砕け散る音。
恐怖に見開かれた瞳でその様子を窓枠から覗き見る女性。
北アイルランドのベルファストで
プロテスタント系住民が、カソリック系住民に対して起こした暴動の始まりの日。
とても印象的な冒頭の数分。
史実では、この暴動に巻き込まれて9歳の少年が亡くなっているそうだ。
主人公はまさにそのくらいの年の少年。
その時に亡くなった少年の目線で物事が見せられたかのよう。
祖父母と主人公の関係性もよかった。この生活手放したくないよね。
少年の一家はプロテスタントの家だが、生活は苦しく
貧困家庭の多いカソリック系住民の多い地域に住んでいる。
少年の両親はともにこの地域の出身で、祖父母もすぐ近くに家がある。
それなのに、この日を境にカソリックを追い出そうという圧力が強まり
誰もが知り合いのこの町で、この地区で
暮らし続けたいと願う一家に様々な不安と困難な状況が訪れる。
特に印象的だったのが、母親を演じたカトリーナバルフ。
美しくも強い女でカッコよかった。
ほぼモノクロなのに、常に深紅のルージュがみえるような女性。
家族を愛し、地元を愛している。
(アウトランダーのヒロインもかっこよかったよね)
夫本人は出稼ぎへロンドンにいる事が多く
ほとんど一人で息子二人を育てている。
街は暴力にあふれ、ロンドンで待遇の良い仕事があると言われた夫に
ここを離れてロンドンへ行こうと言われても
「私はここで生まれ、育った。あなたのこともお互いに赤ちゃんの頃から知っている。」
人生のすべてがここにあると、地元を離れることに対して反対し夫に激しく言い募る。
先祖もその土地に住んで
周囲も全員が顔見知り
地域全体で家族のような土地に溶け込んで生きてきた人にとって
その土地を離れろといわれることの不安や怒りはわかる。
夫を演じたジェイミードーナンはこのベルファスト出身の俳優らしく
ちょっとお金にだらしないところもあるけれど
家族を愛す実直で頼りがいのある男をがっつり演じていて
かっこいい父であり夫なんです。
(モデル出身の2人だけにめちゃくちゃ見た目からしてカッコいい夫婦だった…)
少年が従姉に
カソリックとプロテスタントの違いは?と聞くと
名前でわかるとか
習慣が違うとかいうが
結局は区別なんてつかない曖昧なもの。
父親ははっきりと少年に諭す。
どんな宗教を信じていようが、肌の色が違っていようが
それぞれの信じているものを尊重しあって接すればいいだけなんだよ。
監督が自らの経験をもとに、
いま世界に語りかけておくべきことを映画にしたのだろう。
私の中ではアカデミー作品賞はこちら。
コーダあいの歌ももちろんいい作品だったけれど、
立場や出来ることが違っても
それぞれを認め合うことで争わずに生きていくことができるはず
という主張の強さがあるベルファストの方が作品賞という枠組みで
祝ってあげたかったなあ、と思う。
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ビビッて切り返し、直進するタクシー。 ホッとしたのもつかの間、義母が 「いつもはここのタクシー会社に電話しているんですけどね」 と指をさしてここ!とか言うもんだから、運転手が 「あーここですか!」となんと タクシーがタクシー会社の駐車場に入っていくではないか! いくのは病院だっていってるだろう!! 「ここ病院じゃなくて他社のタクシー会社です!」 「えっ。す、すみません。」 また切替し。 そして わたしは〇〇地域のタクシー運転手で… と呪文のようにこのあたりはわからないと小声で話し 義母は 「だからいつものタクシー会社じゃないとこういうことに…」 とこちらもブツブツと壊れたラジオのように言い続けながら病院の道がわからないと言い出して (毎月のようにいっている近くの病院なのに)ポンコツ化。 もともと私も方向音痴な人間なもので、私もポンコツになり 右折すべき道がなぜかいつもと違う道にみえてしまい、通り過ぎてしまった! 戻ってくださいと言う私に 〇〇地域のタクシー会社なので道がわからず…と繰り返す運転手。 病院につかないとパニックになる義母 というポンコツ3人がパニックになる中 運転手が 「あ、いまこの地域のうちのタクシー会社の事業所がありました! ちょうど前にでてきたタクシーがこの地域の事業所のタクシーです。」 などと説明しだした。 そんなことはどうでもいいので、ちゃんと病院へ行ってくれ〜と道の指示をしようとしたら 前のタクシーも行き先が同じみたいです。 次で右折したらちょっと大回りになりますけど、行けるみたいですねとタクシー運転手が言い出し。 確かにその通りなのだけど、タクシーが左折したりしませんようにと祈りながら乗っていたら 行き先が同じじゃないかという予想は当たり一応無事病院へ着きました。 タクシー代金はいつもの1.5倍になりました…。 いやあ、ポンコツのドミノ倒し状態でどうしようかと思った。 事故とか起きなくてよかった…。
いつもは、スマホの地図を起動するんですが、近くなので油断してました。
ポンコツは過信しないようにします。
]]>JUGEMテーマ:映画
フランス映画エールのリメイクとのことでちょっと前に観てきました。
アカデミー賞の作品賞などにもノミネートされてるんですね。(観るまで知らなかった)
説明にあるように、耳の聞こえない家族(両親、兄)の中で主人公だけが健聴者である一家の物語。
主人公の高校生の女の子には歌の才能があるのだけど、家族は全員耳が聞こえない
子どものころから一家のただ一人の健聴者として通訳の役割も果たし、学校の前に漁業も手伝っていて一家を大きく支えている。
この主人公には歌の才能があるのだが、家族は全員彼女の子の才能に気づくことはできない。
なので、主人公が音楽大学へ行きたいといっても困惑し反対してしまう。
一方で、それぞれが思いあっている家族なので、きちんとそれぞれの気持ちに向き合う素敵な一家。
お兄ちゃんは、反発しながらもおまえがいなくても大丈夫だ
家族に縛られるなと妹に怒りながら自分の道を進めと諭す。
一方で、お前が生まれるまでうちは完璧だったんだともいう。
母親も同じようなことをいうシーンがある。
あなたが生まれたときに耳の検査をした。
私はあなたも耳が聞こえませんようにと祈った。
耳が聞こえると親子で分かり合えない気がしたから
というのです。
主人公のほうが、家族の中ではマイノリティ。
分かり合いたいけれど、わかりあえないことがあることを知っていてそれぞれに不安になったり傷ついたりしていることを隠さずに話し、向き合っていく。
自分だけが身体の能力上で大きく違うというのは、双方にとって大きなストレスやコンプレックスになりうるんだなと今更ながら映画を見ていて思った。
それでも、主人公があこがれる歌のうまい青年は
自分の家にはお互いを思いやる空気はない。
君が羨ましいよ
っていうのです。
そうなんです。
とっても素敵な家族の自立と変容の物語。
アカデミー賞で注目されているのもあってか、まだそこそこ上映しているところがあるので
興味を持った人はぜひ見てみてください。
素敵な歌声と問題を乗り越え飛び立っていこうとする人たちのすばらしさをみることができます。
先生や生徒も結構個性的だったので学校のシーンをもっと多く見たかったな〜。
最後に。
おかあさん綺麗な女優さんだなと思ったら
なんとなんと
愛は静けさの中に
でアカデミー主演女優賞をとったマーリーマリトンでした!
そう、この作品は聴覚障碍者の俳優たちが演じているんですね〜。
もっと日本でも観られる作品、活躍の場が広がることを願って。
日本でも忍足亜希子さんとかいらっしゃいますよね。
健聴者が演じても個人的には構わないとは思うけれども、いろんな属性をもった俳優さんたちが日本にもいるはず。
今回の映画でもいろいろと気づくことがあったので
今後もいろいろと広がっていく作品が観られることを期待したい。
]]>JUGEMテーマ:映画
Blu-ray
Amazon prime
漫画やアニメが頭に残っている状態でも違和感のない絵をみせるっていうのは凄いこと。
そして、日本の漫画が国籍日本人であってもかなり西洋の影響を受けているので
かえって違和感のないビジュアルにみえるっていうのは得かもしれない。
体形なんかもアングロサクソン系の骨格の方が漫画やアニメに近いっていうか(笑)
ただ、私自身がそんなにシティーハンターに思い入れがあるタイプじゃないんだなというのを見ていてひしひしと感じた。
というのも思ったほど笑えなかったのね。
歓喜したようなレビューを読んで期待値も高すぎたかも。
笑える場面なんだろうけど、なんか笑えないという状態が結構あって、多分
主演兼脚本&監督の俳優さんよりもシティハンター愛が著しく低かったんだと思われ。
でもですよ、コメディだと思わなければ凄くいい塩梅。
笑いの部分は、レオンのような切なさや痛さ重々しさを省いて作品に軽やかさを出すという意味では十二分に作用していたし。
しかし、あれだね。いわゆるお色気場面がフランス映画という膜で覆われるとこうも違和感ないというか
あだっぽくなるのかと!さすがアムールの国。
そして、特にハリウッドの日本アニメ、漫画の実写化がどうしてうまくいかないんだろうと疑問でしたが
この映画をみて思ったのが漫画の雰囲気を再現しようとしないからなんじゃないかと思った。
設定やキャラクターが沿っているようでもビジュアルや世界観が変わると
それはもう漫画家が生み出したものとは別物なんだな、と。
かといって、キャラクターのビジュアルをそっくりにするだけでもダメで。
現実と二次元の転換での違いや相似をどう配置していくかっていうところが肝で
ここをおざなりにすると原作とは別物になって安っぽくなったりするんだなー。
なんてことをつらつら考えた。
原作を知らなくても映画単体で観て面白いっていうのも大事。
なんで、ここでこういう展開になるの?!
っていうのが疑問いっぱいだとどんなに壮大なスケールの画面でもきつい。
なので、このフランス版シティハンターは映画だけで充分面白いし
ちゃんとフランス映画っぽいのもすごい。
漫画の中のシティハンターでは冴羽遼は女好きでへらへらしているようだけど
対峙する事件には真摯に対応するし、凄腕で香ちゃんを愛している。
真剣になるほど普通に振舞えない男であるっていう基本キャラクターと
主要人物のキャラクター設定が漫画通りに映画でも描かれているので
どういう話や絵が展開されていてもそこはシティハンターなのです。
というわけで観て損はない。
ここからは長い余談。
漫画の映画化っていうとどうしても少年誌、青年誌のものが多くて
少女漫画だと若い子向けの恋愛ものが主流ですが
このシティハンターを観て切実に映画化してほしい!と思ったのが
吉田秋生の「BANANA FISH」と「YASHA-夜叉-」
YASHAの方はドラマ化はされていてこれはこれで面白かったのですが、やっぱり映画で観たい。
この二つの作品は世界観が繋がっているのでできればその後のイヴの眠りまで日本でもどこでもいいから映画化してくれないだろうか…。
というか私の中ではとにかくYASHAが一番観たい。
ちなみにもう一つは惣領冬実の「ES」。
BANANA FISHは日本で映画化するのはちょっと難しいんですよね。
主人公のアッシュリンクスが白人金髪の美少年っていう設定で
連載当時に実写化するなら絶対にリヴァーフェニックスだといわれていたくらい彼はビジュアル的にも雰囲気、人気度、演技力でもピッタリな感じだったんです。
40代以上はそれを覚えている筈。
そもそも私自身がこのイメージがなんでか植え付けられている(笑)
英二はいろいろいるんですけどねぇ。
いっそ設定を変更して全員日本人にって思うじゃないですか?
でも話の枠組にベトナム戦争がある。アメリカと軍が絡んでいる。
そして、そこから香港などの人物も絡んでくる。
だから設定を変更すると話の肝やいろんなやるせなさが帳消しになってしまうからここは変更してほしくない。
(アニメ版もベトナム戦争ではなく湾岸戦争か何かに変更されていると聞いたけどベトナム戦争であることがわりとキーだと思うのでここもあまり変更してほしくない)
となるとハリウッドなんだけど、日本人役も香港とか中華系で埋まっちゃいそうだな。
それはなんかチガウのです。
英二は、やたらとガタイのいい韓国系でもキレのいいアクションをするくっきりとした顔立ちの香港系の俳優さんではなく
どことなく少年ぽさを残した弱さと可愛らしさがそこはかとなくのこった雰囲気の俳優がたくさんいる
日本の俳優さんに演じてもらいたい!
いつまでも少年みたいな雰囲気の男性って香港映画や中華系映画や韓国映画にはあんまりいないんですよ!
国民性なのか、日本に入ってきている作品群がそういうものなのかがわかりませんが。
YASHAとESは日本が舞台なので、そのまま日本でやってほしい。
少女漫画は恋愛もの、少年漫画はアクション系だけではなく
ぜひこのSF系かつ少年漫画程長期連載ではないコンテンツを3次元の世界で。
原作モノ全然枯渇していないですよ〜。
とんでもなく創造的、クリエイティブな映画的世界の原作がまだまだ転がっていますよ!
JUGEMテーマ:映画
2019年公開作品。
これは映画館にて家族で観た。
思っていたよりラブストーリーだった。
こちらが思い描くイギリス風味満載。
ちょっと毒があってみんな辛辣なんだけど、目線の優しい映画。
つーか、ヒロインのリリージェイムズが超絶可愛い。
こんな風に生まれたかった!
リリージェイムズは口がへの字になった時のファニーフェイスが
子役の子との表情のシンクロ具合といい監督うまいわ…。
エドシーランはちょい役かと思ったらかなり重要な役。よかった。
主人公の才能(ビートルズのだけど)を目の当たりにして
モーツァルトとサリエリの気分だみたいなことを言うシーンに痺れました。
わかる!わかるよ!天才をみると天才であることはわかるけど自分はそんな圧倒的な力はないと思う無力感も襲ってくるよねぇ。それをあのエドシーランに言わせちゃうんだもの。
そして、ジェームズコーデン。
洋楽の有名アーティストの動画をおうと必ずでてくる芸達者なコメディアンであり俳優でありミュージシャンで司会者。らしい。
そのバラエティの動画でしか観たことないのでらしいってだけですが、そのベタな笑いがドリフ的でお笑いに疎いわたしでもツボに入ってます。その人を映画で観られてなんか幸せw
勝手にアメリカ人だと思ってたらイギリス人でそのよくみてるレイトレイトショーはアメリカの人気番組らしい。
カープールカラオケっていう車の中で大物歌手達と本人の歌でカラオケバトルを繰り広げてる動画が好き。
ハモったりするのがすごーくうまい。んで、いつも楽しそうに歌うのがいいのですw
勿論、エドシーランの回も転がってます。
アデルの回とか面白いので興味あるけど知らんって方YouTubeで是非観て。
ジェームズさんが歌いだした時のアデルさんのリアクションとその後のハモりとか最高。
というわけでイエスタデイは思った方向とは違う作品でしたが結構オススメです。
地に足のついた幸せの大切さをビートルズの曲に載せて謳ってる作品。
あと、シンガーソングライターになんであんなに製作クレジット人数書いてあんのと思ってましたが、今はシンガーソングライターでも一曲の作詞作曲を数人でやるのが主流だからなんですね。
劇中で主人公がビートルズの曲を傍目には一人でバンバン作詞作曲しているように見えてるから周りの音楽関係者が驚愕してるくだりがあった。ビートルズ自体、一人じゃなくて四人のソングライターがいた状態で大ヒットした曲が何十曲もある名曲ぞろいなわけだから
そりゃあビックリするわな。
主人公本人が音楽素養があるからある程度譜面も起こせるし、楽器も自身で演奏しているんだけど、結構歌詞がうろ覚えというところがミソ!
歌詞を思い出す時間が、まんま制作の苦悩にみえてて笑える。
しかもリリースした後に、実はビートルズの記憶が残っている人が彼以外にもいて
歌詞が違うとツッコまれたりするのですw
Twitterで自分ならだれがいない世界でその人に成り代わってデビューするかっていうのをみかけたんだけど
そもそも、歌唱からして再現できるだけの才能がないと無理よねっていう。
なので、主人公はやはりなるべくして歌手になって売れた人ってことなんだろうと思う。
たとえそれが影武者であったとしても。
さて。うちも中学三年間が終わろうとしている。
JUGEMテーマ:映画
ノルウェイの森が大ヒットしたときから折に触れて村上春樹は読んでみた。
周囲はファンがたくさんいるし、その魅力を余すところなく語ってくれる友人もいる。
だがしかし。
わからない。私には何が面白いのか実は全然わからない。
読んだのはノルウェイの森、スプートニクの恋人、1973年のピンボール、海辺のカフカくらいしかないのだが
毎回女性像に引っかかってしまう。
あんなに世界中で翻訳され、たくさんの人が村上春樹の描く世界はどこの世界でも通じる
国境がないといわれているのに、私には描かれている女性が理解できない。
というか女性にある種翻弄される男たちの心情が理解できない。
行動や性的な部分と考えていることに乖離があったり
意味がつながらないような女性が出てくることが多いと思っているのだが
その行動に高尚な意味はないんじゃない?と引っかかっていた。
今回ドライブ・マイ・カーの原作にあたる短編は読んでいない。
そして話の中で亡くなった妻のことを考える主人公・家福(西島秀俊)の垣間見える苦悩をみて
やっぱりこういう話なのか…大丈夫かな…という気持ちもよぎった。
よぎったのだけれど、この映画でズバッとドライバーの女性(三浦透子)が
その人の目に見える姿が本当であり、みえないところにそんなに意味はないんじゃないか
というようなニュアンスのことを家福にいうシーンをみて
そう!そうだよ!そうなのよ!と
観ながら膝を打ちまくった。
原作にそういうシーンなりセリフがあるのかはわからない。
この映画がすごく良いなあと思ったのが
このわからないことはわからないままでいいという肯定と
受けた苦悩や苦しみは本人が乗り越えていくしかないということがきっちり描かれていること。
他人は何かのきっかけになったり気づきになるけれども
自分を癒すのも乗り越えることも本人にしかできない。
その軌跡を鮮やかに描いていて染み入る。
西島さんはいるだけでそういった哀しみや憤りの波動を感じる。
あれこれとやろうとしない演技が濱口監督作品に見事にはまっています。
三浦さんも淡々としているのに、大きな空洞を抱えている女性を演じていてうまい。
何とも言えない雰囲気があります。
最後に、岡田将生は良い俳優になりましたね〜。
この人は自身の造形を逆手にとって嫌な役、癖のある役を表現するのが20代の時からうまいけれどその一つの到達点でもある気がする。
これからもふり幅の大きな俳優さんでいてほしい。
物語の舞台上、いろいろなアジアの俳優さんたちがでてきているけれども
映像でみるときに、言葉ってあってもなくても伝えたいことってちゃんと伝わってくるんだなーと改めて思った。
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JUGEMテーマ:音楽
Official髭男dism、yoasobi、King Gnu、ONE OK ROCKあたりは今年も聴きまくりました。
邦楽は大盛況。
というわけで今までここで取り上げていない方々を。
藤井風 帰ろう
周囲の藤井風へのときめき度合いが半端なかった。
が、この人は若い人にウケているのではなくて
元々音楽をがっつり聴いてきた人たちに響きまくったというのが正しい認識みたいで
若い子(中高生あたり)は実はそれほど彼を知らないという話を聞きました。
そうなのかあ。
この世代は新しい音楽もTikTokで知る世代みたいですね。
紅白では、きらりと燃えよの二曲にさらにMISHAに提供したという曲でもオーラスで演奏とコーラスで登場するという破格の扱いでした。
年末に我が家で吹き荒れていたのがsixtones旋風です。
というか私一人で巻き起こしてました。
11月に始まった朝ドラ・カムカムエヴリバディでの初代ヒロインの夫・稔さんにハマって
気付いたらSixTONESの音楽を聴きまくる日々に。
最初はジャニーズ?!勘弁してよ〜といっていた夫と息子も年末には
すっかり覚えちゃって、アルバムいいねとかいいながらカラオケでも歌えるレベルになったw
得に盛り上がるのが以下3曲です。
SixTONES JAPONICA STYLE
この曲はジュニア時代のものだそうですが
彼らのJr時代の楽曲は基本的にかなりアゲアゲでノリが良いので面白いです。
これはカラオケで歌ったら鈴之助一家めっちゃ盛り上がりました(笑)
SixTONES Imitation Rain
先日The firstTakeで公開されたバージョンも話題。
このダンスもちょっと和を意識しているというか相撲とか連想させて面白い。
最初のドラムのリズムに合わせて各々がカクカク動くダンスシーンが何気にお気に入りです。
SixTONES マスカラ
King Gnuの常田さん作。
常田さんインスタでフォローしているのでマスカラも
すげーのできた
すげーいいから
とガンガンお勧めしていましたが
ちらっと聞いたその当時「うーん」という感じでした。
が。年末に歌いこんだ状態のこの楽曲にまず家人が食いつきました。
京本大我先生の「忘れたままで〜」
の「で」の歌い方が猛烈にアンテナに引っ掛かったらしく
真似る真似るw
そのまま京本ぼっちゃんの歌い方のとりこにwww
息子もこの曲が一番かっこよくてお気に入りだそうな。
というわけで止められたファンクラブ入会ですが(ライブ行きたいから)
夏フェスに出てくれないかな〜ってことと
はやくサブスクを解禁してください!!!!!
絶対その方が彼らの音楽が聴きたい人に届くから。
Ado ギラギラ
ネットから次から次へと歌い手が登場していてまったく追いつけていない。
この方は、あまりにも有名になってテレビでも歌唱しているから多くの人が知るところとなりましたね。
私の中ではこの曲が一番好きです。
LiSA 明け星
鬼滅の刃関連の曲ではこれが最もお気に入りです。
前奏とサビの迫力あるのに物悲しいところがなんともよい。
millennium parade U
こちらもアニメ・竜とそばかすの姫から派生した劇中で主人公がUとなって歌う曲
かっこいい。年末の紅白にも出てきてすごい世界観で歌っておった。
川崎鷹也 魔法の絨毯
いい声ですよね〜。
これも家人が歌詞に突っ込みまくる形で食いつきました。
お金もないし
力もないし
地位も名誉もないけど
あなたのことを守りたいんだ
ここに激しく
「だめだだめだ!それじゃあ守れん。何か一つは持つ努力を!」
とかめちゃくちゃ現実的なことを言っている。
あんたは娘の婚約者を門前払いする父親か。
というわけで、今回邦楽に偏りまくってて洋楽が薄い。
良く聴いたのがこの二人位。
Lana Del Rey Chemtrails Over the Country Club
Ed Sheeran Bad Habits
この二つをあげておきます。
どちらもアルバムが出ると必ず聴く人たちで2021年それぞれアルバムがリリースされた。
どちらも常に進化していてメロディーメーカー。
凄いことです。
邦楽編
0歳 スピッツ/桃
宇多田ヒカル/Flavor Of Life
1歳 スピッツ/砂漠の花
2歳 秦基博/朝が来る前に
3歳 いきものがかり/ありがとう
嵐/Trouble Maker
少女時代/GEE
東方神起/Somebody to love
4歳 斉藤和義/ずっと好きだった
町田町蔵+北澤組/イスラエル
5歳 きゃりーぱみゅぱみゅ/つけまつける
6歳 近藤晃央/ブラックナイトタウン
SEKAI NO OWAR/RPG
ゆず/イロトリドリ
7歳 ONE OK ROCK/The Beginning
米津玄師/アイネクライネ
秦基博/rain
8歳 星野源/SUN
Superfly/Beautiful
9歳 BUMP OF CHICKEN/コロニー
Aimer /蝶々結び
RADWIMPS/前前前世
宇多田ヒカル/真夏の通り雨
10歳 Mr.Children/ヒカリノアトリエ
スピッツ/ロビンソン
三浦大知 / EXCITE
Doughnuts Hole (椎名林檎 )/おとなの掟
11歳 米津玄師/Lemon
星野源/アイデア
Mrs.GREEN APPLE/ WanteD! WanteD!
フジファブリック/若者のすべて
12歳 King Gnu/白日
official髭男dism/宿命
岡崎体育/エクレア
13歳 Official髭男dism/I LOVE…
Official髭男dism/パラボラ
Official髭男dism/Laughter
yoasobi/夜に駆ける
yoasobi/群青
yoasobi/アンコール
優里/ドライフラワー
14歳 藤井風/帰ろう
SixTONES/JAPONICA STYLE
SixTONES/Imitation Rain
SixTONES/スカラ
Ado/ギラギラ
LiSA/明け星
millennium parade/U
川崎鷹也/魔法の絨毯
洋楽編
0歳 mika/Grace Kelly
1歳 Jason Mraz/I'm Yours
2歳 MUTEMATH/Spotlight
3歳 Oasis/Whatever
4歳 Russian Red/Everyday Everynight
5歳 Ed Sheeran/The A Team
one direction/Live while we're young
6歳 Stereophonics/We Share the Same Sun
Gabrielle Aplin/Salvation
Fun./We Are Young
7歳 Clean Bandit/Rather Be
Jose Gonzalez/Step Out
8歳 Adele/Hello
9歳 Shakira/Try Everything
Green Day/Wake me up when September ends
10歳 The Chainsmokers & Coldplay/Something Just Like This
Martin Garrix & Bebe Rexha/In The Name Of Love
11歳 Sufjan Stevens/Mystery of Love
Queen/ Bohemian Rhapsody
12歳 Shawn Mendes&Camila Cabello/Senorita
Alec Benjamin/ Let Me Down Slowly
Billie Eilish&Khalid/lovely
Taylor Swift/Lovers
13歳 BTS/dynamite
Marshmello & Halsey/ Be Kind
14歳 Lana Del Rey/Chemtrails Over the Country Club
Ed Sheeran/Bad Habits
JUGEMテーマ:映画
予告や宣伝のニュアンスから古田新太さん演じる被害者の父親が
とんでもないモンスターペアレントな話だと思ってみていたら微妙に違いました。
お父さんの認識のずれっぷりは激しいし、確かに人と分かり合えない感がすごいんだけど
本人の中には行動原理みたいなものがかなりまっすぐに通っている。
自身が違うと思うものには身内であろうが味方であろうがお構いなしに
うるせえと蹴散らす。
出てくる登場人物が全員なんとなく後ろ暗いところや、異質なものがあって
その違和感みたいなものがぶわっと全面にでることもあれば
ああ、いろいろ考えているからこういう行動になるんだとわかるシーンもそれぞれにあり。
人の持つ多面的なところを全員ちゃんと描かれていて、なんとも胸が詰まる。
でも、現実社会はこの物語の登場人物のようにいろんな側面があって、どの面をみているかで
その人がいい人か嫌な人かを判断しているし、
物事もどこにスポットをあてるかで全然意味が違ってきてしまう。
まさに藪の中。
話の骨格は
中学生の娘がスーパーで万引きをしたと店長に咎められるも逃げ出してしまう。
店長はおいかける。中学生は逃げる。
逃げた先に車がきており、はねられる。
跳ね飛ばされたが起き上がったところでダンプカーにひき殺されてしまう。
店長、最初に轢いてしまった軽自動車の運転手、ダンプカーの運転手とそれぞれが目撃者でもある。
事実は一つのはず。
けれどもそこにいたるまでの理由がいくつもあって正解がわからない。
事実も事実ではないような気がしてくる。
学校で先生に叱責されたりしていたようだが、フォローはあったのか?
親も話を聞く状況ではなかったようだが、何かを言い出しかけてやめたその話はなんだったのか?
そもそも本当に万引きしたのか?
一度事務室に連れられて行ったのになぜ逃げ出したのか?
車は死角で人がみえなかったというがどこからブレーキをかけていたのか
ダンプの運転手は本当に停まれなかったのか
父親は学校でのいじめがあったといっているが、あったのかなかったのか…
どれもこれも事実があるようで曖昧。
結論は各々持っているけれどその見解は一致しない。
観客としてみていても、その気持ちや意図が計りかねる場面が散りばめられ
私たちはみているといいながら、なんてあいまいな社会に生きているのだろうと愕然とする。
これは、映画がみるものに「空白」を突き付ける作品。
アナタの目線は薄っぺらいですねと言われているような。
みていると頭を殴られるような感覚になります。
寺島しのぶの役が凄かったなあ…
私の年齢的には彼女が一番近いところにあるせいか
居たたまれないというか。
絶妙な気持ち悪さとウザさのある役柄に唸りました。
松坂桃李もなんとも微妙なグレーな人物を演じていました。
彼のビジュアルの良さで彼自身が悪くはなかったのではないかという印象を抱かせるのが
若干邪魔になっている感じはあったか。
でも嫌悪感にまみれた人になると観ていられないとなるかもしれない非常に難しい役だった。
なので、あのくらいの微妙なラインが正解なのかも。
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JUGEMテーマ:エンターテイメント
10年位前たまたまプライベートらしき本人をみかけたことがある。
滅多に芸能人に気づかない私が気づいた位なので
やはり並外れた人なのだろうけど
その当時の印象は華奢で気怠げな青年が立っているという風情で
誰だっけ?とすぐに思い出せなかった。
(当時子どもが小さかったのでテレビも映画もあまり見られませんで)
進行方向にいる彼に歩きながら誰だっけ?とじーっと見つめながら歩いていた。
するとあと50mといったところで目が合った。
向こうも凝視してくる私に
「・・・知り合い?」
という訝し気な視線をよこしてくる。
しかも姿勢をただしいつでも会釈くらいできますという体制に。
こっちはこっちで、やっぱり知ってる人???と思いながら目を合わせたままずんずんと歩く。
もうあと10mですれ違うというときに
「あ!佐藤健!!以蔵でQ10の子だ!」
と気付いた。
(知り合いじゃねぇ!芸能人w みたいな)
すると、佐藤健も
全然知り合いでもないただの一般人に気づかれたということを瞬時に理解し
やべー、目ぇ合わせちゃったよ…
とため息をつく勢いで目をそらされつつすれ違ったことがありますw
何が言いたいかっていうと、この俳優さんは
華を出したり引っ込めたりといったスイッチの切り替えを自然にやっている俳優さんなんだなってこと。
彼が普通っぽい人物と漫画原作の人物どちらも違和感なく演じている理由かなーと。
公衆の面前とかスクリーンでここぞというときに魅せる華がものすごく大輪であること。
これは一つの大きな才能で、磨こうとしてでてくる華じゃない。
だって、芸能界って基本めちゃくちゃ美男美女ばかりじゃないですか。
超絶的なスタイルとかありえないほどの美形がうようよしているのに
そのなかで主役を張れる人って一握りしかいない。
以前、私の中では素敵な女優さんだけどそこまで超絶美人!というイメージのない方の舞台あいさつに行った時。
出てきたその女優さんみてビックリ!
物凄い超絶スタイルの良い壮絶な美人が登場しました。
確かにその女優さんなんだけど、実物の方が何倍も輝いていて
思わず「えーーーーー?!」ってなりました。
実物の方がよりキレイ、かっこいいっていうのはままあることなのですが
次元が違いました。
こういうことがあるんだなとしみじみ思いました。
主役を演じるタイプってもう理屈じゃないんですよね。
かつ、主役も脇役もできるタイプってなるとさらに絞られてくるわけで。
両方できる方って
自分自身の見え方にこだわることも出来るし
俯瞰してこの中で自分はこういう感じにいようと判断することも出来る。
モノづくりの現場がとにかくお好きなんだろうな〜と思います。
そして、佐藤健氏についてはものすごく動けるアクションのできる俳優さんなのに
筋肉ムキムキになってもごつく見えないっていうのもすごい美点。
アクションやるようになるとみんなどうしてもムキムキ感でてきますよね。
西島秀俊しかり。
岡田准一しかり。
カッコいいんですよ!
(わたくし、二人のファンですし)
いいのですが、鍛えすぎてて首が太くなってくるから
体型からして只ならぬ人ぐあいが漂いまくってましてね。
後ろ姿やシルエットから
西島さんは公安の人にしかみえなくなりつつあるし
岡田さんはSPか殺し屋にしかみえない。(気がする)
頼りない人の良いあんちゃん役もやっていた筈なのにすべてがカムフラージュにみえてしまうw(大げさ)
それでいくと佐藤健はその眼光の鋭さから殺し屋にしかみえないのでは?と思うじゃないですか。
でも、顔のパーツが女性的で細面でごつくなりにくいのと首が長く肩のラインが落ちていたりと
体型的な印象で画面上実際よりも華奢にみえるタイプ。
一見強そうにみえないのに、めちゃくちゃ強いって役を説得力をもって演じられる俳優さんの筆頭ではないかと。
個人的には、今後ものすごい強い悪役をやってほしいです。
強いし頭もキレる悪役。
いぬやしきで演じた高校生のように単独で動くタイプではなく何か組織を率いていて欲しい(笑)
MOZUで長谷川博己演じる東みたいな狂気を抱えた組織の悪役とか似合うと思うんだけどな〜。
魅力的な悪役を演じてくれそうなので、勝手に期待しています。
]]>JUGEMテーマ:映画
映画化ときいたときから楽しみにしていた本作。
瀬尾まいこさんの小説好きなんです。
いつも、いろいろな家族の話、人と人との関係性をときに冷静に暖かい目線で描いていて読後感がとってもよい。
ちょっと考えさせてじんわりさせられる。
映画もそんな作品になっていました。
なんといっても主演の永野芽郁さんがよい。
良いんですよ!
観ているこちら側ががんばれーってエールを送りたくなるようなとっても可愛い主人公です。
永野さん演じる森宮優子が気になっている岡田健史さん演じる早瀬くんに気持ちを伝えるというか伝わるシーンの二人がすごく良かったな。
瀬尾まいこさんの描く男女の世界って最初からなんとなく「家族」っていう感じの距離感。
生々しいドキッとする部分は文章で読んでいても一瞬なのです。
それが映像できれいに描かれていて「おおっ」と思いました。
田中圭さんが演じる父親との関係性もよかった。
ともすれば恋人同士にみえてもおかしくない年齢差とビジュアルなんだけど
徹頭徹尾、父と娘でした。
いいお父さんといい娘。
優子にかかわる大人のさりげない優しさ、気遣い、まなざし。
歌われる「旅立ちの日に」。
観客も優子の巣立ちを見守って泣いちゃう作り。
この作品はとくに出てくる登場人物がほぼ全員良い人で、それぞれが一生懸命生きている。
観ているこっちが応援しながら見守りたくなるような素直で、がんばっていて、でも不器用な人たちが織りなす人間模様であり
主人公の成長の物語。
血のつながりだけが「つながり」じゃない。
バトンが渡される瞬間を観客も目撃し、私たちもバトンを渡された気持ちになる作品。
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JUGEMテーマ:エンターテイメント
今期始まった朝ドラは3人ヒロインで祖母ー娘ー孫娘とリレー形式
怒涛の勢いで物語が進んでいます。
そろそろ最初のヒロイン安子編はおわり、
当初、英語と餡子とジャズと時代劇がテーマとあって
テーマ色々詰め込みすぎでは…?
上白石萌音ちゃんと深津絵里さんを特に楽しみにざっくりみてみよ
軽い気持ちでした。
ところが!
主人公の橘家、結婚した夫の実家・
そこに安子ちゃんが恋に落ちる・
完璧な初恋の君状態で出てきちゃったもんで、
稔さんの中の人への興味もわき、
月曜日時点で、朝ドラは
くりかえし戦死してしまった稔さんを劇中の安子ちゃんよろしく
思い出しては、かっこよかったなあ〜、
安子ちゃんのおはぎを絶品じゃと言いながら食べて欲しかった…
と完全にこっちも未亡人かw
状態で観ていたんですけれども
安子ちゃんの時間はどんどん進んで娘のるいちゃんは小学生になろ
安子も進駐軍だったロバートさんがアメリカ人版稔さんみたいなノ
え…ロバートさんと再婚しちゃうの?!
ってやきもきしています。はい。
先日NHKの番組で安子のお父さん役の甲本雅裕さんが上白石萌音
ドントカムカムエヴリバディ内で(
安子ー!アメリカ人の方へ行ってはいかん!!
勇ちゃんといえども簡単に部屋にいれるな!
こっちにいるはずの稔くん呼んで来い!
と安子のあやうさに天に召された家族も必死に引き留めているとい
番外編ないかなー。
橘家の祖父母と両親がやいのやいのやってて
そこへ稔さん呼んで来い!って呼んで来たら
その後ろに美登里さんもいて
「安子さん、うちの稔を忘れたの?!
稔さん、英語なんて教えるからこんなことになってるのよ!」
とか青筋たててお怒りの図とかw
みたい。
そんなこんなで稔さんロスを埋めようとSixTONESのYou
SixTONESの楽曲へ目が向き、
結果、SMAP以来のアルバム&
むかしからアイドルの楽曲自体は実はかなりその時代での気鋭のク
依頼したりしているのも健在で
今回じっくり聴いてみたら結構どのグループも面白く歌も踊りも上
その中でも、
曲もボカロの作曲家とかKingGnuの常田さんの楽曲だったり
Imitation Rainくらいしか知らなかったけど
ジュニア時代だと
RAM-PAM-PAM
JAPONICA STYLE
このあたりの派手な楽曲がいいっすねー。ライブ楽しそう。
いちばんのお気に入りは
Hysteria
デビュー後は
Lifetime
ST
NAVIGATOR
NEW ERA
NAVIGATORはダンスも含めてすごい好き。
ライブでみたら一番魅力がガツンときそうな気がしているのでいっ
ジャニーズはどれもTVで観ている人たちでライブは全然行ったこ
フェス向きだと思うので、サマソニあたりにでてくれないかなあ。
歌も踊りもバランスよくてウケると思うんだけど…
そこを乗り越えてぜひ事務所の方考慮してくれ。
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JUGEMテーマ:映画
色々な視点があると思うのですが、今回は脚本家の安達奈緒子さんの世界というのを意識して書いてみます。
私が脚本家として意識したのはこの二本です。
NHKドラマ10 透明なゆりかご
テレ東ドラマ24 きのう何食べた?
どちらも漫画原作ですが、実は漫画を読んでいません。
ので、どこまで漫画に描写が忠実なのかはわかりませんが
主題を視聴者にみるものに突きつけつつ
じんわりと染み入るような喜びやせつなさをもたらす。
そしてNHKの朝ドラ・おかえりモネ
からの〜こちらの劇場版。
透明なゆりかごをみて、清原果耶の凄さを実感し、おかえりモネに引き
ずり込まれた身として
そのおかえりモネにケンジとシロさんがでているというのも悶絶ものでした。
モネといえば結構昔から朝ドラと大河は視聴を続けていますが
りょーちん(永瀬簾)繊細な青年をうまく体現しているなあ
しかし、なんてつらい目にあう青年なのー儚そうな外見だからか?!
世間は菅波とモネなんだろうけど、私はりょーちんがいいと思う!などと全然関係ないことを思いながら
ジャニーズの威力よと思っていました。
それが、カムカムエヴリバディで続けて放たれた
正統派の戦前誠実エリートぼっちゃんを
この役はぼくのために作られました!みたいな顔で演じている松村北斗にガツンとやられましたw
なのに、劇場版のほうに出ているだとう?となって観に行ったきのう何食べた?劇場版。
余談はこのくらいにして‥
毎回描かれるいわゆる「普通の人生」からは
ちょっとずれて生きていることへの不安とその折り合いの付け方のさじ加減が好きです。
ただ、私自身が子どもがいないとか結婚していなかったとして
親に孫をみせられないとか、命を繋げないってことにそれほど大きな後悔と罪悪感は抱かないかも。
というのも結婚しても離婚するかもしれないし、早くに死別するかもしれない。
子どもがいたところで、その子供はいつか自立してゆくもので
もしかしたら、没交渉となるかもしれない。
全然お互いのあずかり知らぬところで野垂れ死ぬ可能性だって0ではない。
家族がいるからといって、死ぬまで家族に囲まれて生きていられるとは限らない。
目の前に家族がいて看取られて死ぬことができる人が現代にどれほどいることか。
無縁仏が激増している現代では思った以上に重い問いです。
シロさんやケンジがそれぞれ相手が死ぬかもしれないとなった時の底知れぬ不安は
亡くなった後にただ一人遺されてしまう孤独と
自身を看取る人が誰もいないかもという状況をよりリアルに感じている恐れもあるのかなと思いながら観ていました。
せめて、家族であるならば、何かあれば「ご家族に」となるけれども
一緒に住んでいるだけで法的な関係性がないとなればパートナーが病気になった際でもできないことが沢山出てくる。
学生時代のバイト先に、ゲイであることを隠して結婚して子供がいる男性がいた。
不倫相手が男性でそっちも既婚者っていう
フィクションもびっくりのドロドロ具合でしたが
本来の自分を偽って生きるとこうして歪な関係性がでてくるわけで。
好きな人と美味しいものを美味しい
美しいものを美しいと感動や感激を分かち合いながら
生きていけたらこんなに素敵なことはないわけで。
そういう素晴らしさをきのう何食べた?は描いてくれている映画なのです。
ところで、朝ドラの戦前の学生だった松村北斗さんはここでは
ケンジの空気を読まないが核心をつく毒舌家田淵君として存在していました。
最初にちゃんと情報がなくみていたらわからなかったかも。
良い意味で、役柄に溶け込める主張の強すぎない顔といい声をしていらっしゃるので。
またドラマか映画で続編があるならば、ぜひビシビシ笑顔で名言連発してほしいものです。
そして、私の一番のお気に入りは
もう一人の毒舌家ジルベールです。
拗ねたり怒ったり不機嫌になったりしながらいつもズバッと切り込むジルベールわたる。
可愛いっす。
この二人の毒舌家はそれぞれぜったい友達少なそう
なめんどくさいタイプなのに憎めない可愛げがあっていいですね〜。
そして、ジルベールにまとわりついているようにみえるw
ムキムキの小日向さんが半ば悪ノリしているかのようにドギマギ動いている姿に毎度腹を抱えて笑わせてもらっています。
すみません、いつも以上にとっちらかって、見出し詐欺みたいになった…(でももう直す気力がないのでこのままだ)
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JUGEMテーマ:映画
実はまだ原作が途中で止まっています。
大泉洋主演映画だと思っていったら、大泉洋は大泉洋であって大泉洋ではない。
そこには大泉洋にみえる速水がいた。
(そりゃそうだ。)
そして、真の主役は松岡茉優演じる高野恵であった、と思う。
彼女の生真面目さ、奮闘、憤り、決意、喜び、いろんなものが魅力的で素晴らしかった。
観ているこちらは大泉さんに翻弄されちゃうのかしらと思ってまして
事実、ある程度翻弄もされちゃうのですが
どちらかというと松岡さんにより翻弄されてクラクラすると思います。ふふふ。
松岡さんも何を演じても巧い役者さんですね。
蜂蜜と遠雷、ひとよ、どれもキャラクターは全然違いますが
彼女が演じる魅力に溢れた人物になっていました。
どの人物も別人だけど力強いのにふと健気にみえるのがいい。
出版業界をとりまく現状とそこで奮闘する人々を描いている。
なんとなく実情がわかる世界で働いているので
登場人物たちの仕事への矜持とお金がついて回らない苦悩が痛いほどわかる。
今までのつくりだともうお金にならない。
時代が変わっている。
けれども、書く、読むという行為は昔も今もある。
いいと思うものを世に出したいと奮闘する姿と
なんとか興味を惹きつけて今までの読者を引き留めたい、新たな読者を獲得したいと策を練る姿。
とにかく今の現状を変えて利益を生み出さなければならないと動く姿。
これらが権力闘争も含めて描かれている。
そうそう。この映画の佐藤浩市はギラギラしている。
佐藤浩市はギラギラしてなんぼといいますか、ぎらつくほど魅力的。
彼を配役した人に拍手を送りたい。
人癖もふた癖もある人たちが蠢いて、儲けよう、名をあげようと暗躍したり奮闘したり。
これだけ、手掛けている仕事が好きで働けるなら本望かも知れない。
原作を早くラストまで読まなければ。
塩田武士氏の小説はこれと、罪の声の二冊。
罪の声がすごく良くて、映画もよかった。
この映画の感想も書いてない。
あの映画も見てください。
そして、この騙し絵の牙もぜひ。
塩田さんの小説も全部読みたい。ああ時間が足りないです。
それなのに、この週末ぴったんこカンカンでの大泉洋が語る福山雅治スーパースター伝説やらで馬鹿笑いしておりました。
(あれもぜひまた別の番組でみせてもらいたい…)
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JUGEMテーマ:映画
JUGEMテーマ:エンターテイメント
恐る恐る試写会応募再開したら最近は去年以上に大変なことになっておりますがくれなずめ以来の試写会!
護られなかった者たちへ。大作です。
なんでも撮れる瀬々敬久監督となんでも書ける中山七里原作の社会派ミステリという物凄く作風の広い方々から放たれる社会への問題提起と前進と希望を感じさせる話を
佐藤健と阿部寛という超メジャーな俳優を使ってエンターテイメントでありながらも今の日本の問題を生活保護の観点から描き出してる力強い作品。
原作読んでから観ても楽しめますが、未読なら観てから原作の方がよりどちらも楽しめるかも。
大枠は同じだけれど、登場人物達の関係性や知り合ったきっかけなどディテールは結構違います。
映画は映像を観て瞬時に理解できるよう主要人物の関係性が東日本大震災をきっかけに濃密に描かれますが、小説は小説であるが故にその部分のエピソードや関係の変容をじっくり書いている。小説の 方がより重く辛い局面が多いように感じる。
映画は現実のやるせなさの中にある人々の頑張りや希望により焦点があたっている。
完成披露試写会でめっちゃ食べたと仰ってた気仙沼うどんのシーンその1。
映画内でもめっさ凄い勢いで食べていた。エンディングで気仙沼うどんの文字がみえていたので、団体か有名店が協力してると思われます。
釜揚げ細め、出汁をかけて食べる形の美味しそうなうどん。団欒の象徴としても印象的な小道具として大きな存在感があった。
大きな喪失や後悔、そこから立ち直れていない人々を描きながら、その人達が観ているこちらを励ましてくる。
変えていかなきゃと訴えかけてくる。
辛く、大変な時ほど「笑い」が必要だと思っている。
けれども、本当にしんどい時にも笑ってしまうのは自分の首を絞める。
映画でもケイさん(倍賞美津子)は、主人公の利根(佐藤健)に言う。
笑いなさい。笑っていると周りが声を掛けてくる、助けてくれるから、と。
ケイさん自身いつも微笑んでいる。けれども、一番しんどい時に助けを求められない。
利根のはにかんだ笑顔は消え、鋭く昏い眼光に現実を憂う。
誰もが思うようにいかない哀しみや苛立ちを抱えている。
けれども、監督は利根に語らせるのです。
「死んでいい人間なんて1人もいないんだ。」
観て損はない作品です。
余談。
役者さん達皆素晴らしかった。
特筆すべきは、清原果耶。
何やっても凄いです。彼女は。
何歳にもなれるし今回も作品の屋台骨を支えている。
倍賞美津子も近年はすっかり老婆役が板につき。今回は糸で演じていた子ども食堂の女性と通ずるものがあった。元々都会的な女性を演じていた印象が強いので、都会の若々しい女性の役でもまた観てみたい。
篠原ゆき子、渡辺真起子、奥貫薫。それほど皆長くはないシーンなのにそれぞれ印象に残る。
この3人の誰かが出ている作品は間違いないです(笑)
阿部寛は新参者の加賀恭一郎ではない愚直な刑事・笘篠だったし
林遣都は若くてちょっと思い上がった刑事だった。
それぞれの喪失や絶望を飲み込みながら地道に捜査し、主人公達と混じり合う。
永山瑛太はこんな役もできる役者さんになったんだなぁと思ったし
緒方直人や吉岡秀隆は重厚さを担う世代になったんだなと感慨深く
波岡一喜はこういう突っ張った兄さんを演じさせたら右に出る者がいない。
そして、佐藤健はどんな役でも彼にしかできない表現で成立させてしまう。育ちに恵まれない、不器用さゆえに粗暴になってしまう、ちょっとギリギリな危うい人にしか見えなかった。
あれだけパブリックイメージがあるようにみえる俳優で、作品によって与える印象を変えるタイプの役者さんって珍しいかもしれない 。
さらにおまけ。普段の感じを検索すると近年はこんな感じ?
眼光の鋭さが今回の作品は印象的でした。
そして、ラストのアップ。
2021年10月1日公開予定
JUGEMテーマ:映画
映画の感想サイトをやっていたので、そっちを再構築して映画感想は全部そちらで…と思っていると何年たっても
そうならないのでw
こちらに放出していってるところです。
東京リベンジャーズは家族で映画を観るとなるとこれだろうという選択だったので
全員アニメも漫画もみていない状態で映画を観ました。
私はやくざ映画は好きですが、ヤンキー映画はあまり好きではないので
今までヤンキー映画で観たことがあるのは
魁!クロマティ高校くらいかもしれない。
(これは漫画が好きだった)
ビーバップもクローズゼロも今日から俺はもスルーしてきたので超久々のヤンキー映画。
タイムスリップをするという斬新な設定にワクワクしながらみたら
期待以上だった。
とりあえず、主人公の花垣武道・タケミッチを演じる北村匠海はこういうまっすぐに頑張る姿が絵になるし応援したくなるタイプですね〜。彼女の橘日向演じる今田美桜と並ぶと可愛さが増してなおよし(笑)
そして、ですね龍宮寺堅・ドラケンを演じた山田裕貴が素晴らしくかっこよかった!うちの家族の総意ですw
山田君は、デビュー作の海賊戦隊ゴーカイジャーは息子がどんぴしゃ世代で映画も観に行ったりしたので
ゴーカイブルー、大きくなって…とかってに感動してましたw
立ち振る舞い、アクションもよかったけれども
一般人を巻き添えにしてしまい、お見舞いに行った病院で吉沢亮演じる佐野万次郎・マイキーを諭すシーンの説得力ある姿が特に良かった。こちらの胸にも響くものがありました。
(マイキーは家人が渋沢栄一が落ち武者に…とぶつぶついってて、これもキャラ的にいい味わいの役なのに落ち武者というキーワードが私の邪魔をするようになってしまったw)
あと、映画の中で悪役ともいうべき人達がまた強そうでよかった。
キヨマサ役の鈴木伸之、メビウスの総長役の湊祥希
この二人は本当に強そうで闘ったら死にそうな殺気と荒くれぶりが良かった。
この人たちが非常に強そうっていうのが映画に迫力をだし危機感を煽って映画の格をあげていたのではないでしょうか。
ストーリーとしても主人公の成長・青春ストーリーという軸がぶれずにうまくまとまっていて
スカッとする終わり方。
が、これ漫画もアニメもずいぶん続きがあるようで。
稀咲演じる間宮祥太朗ですよ!
意味ありげに要所要所で登場し、何やら黒幕として蠢いていましたが、主人公たちと正面切って対決はせず。
これは、続編への布石キャラですよね?
間宮さん大活躍の次がありますよね?!
っていいながら家族でわいわい映画館を後にしました。
待っています。間宮さん!!!
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JUGEMテーマ:映画
JUGEMテーマ:エンターテイメント
ぐずぐずしているうちに上映が終わってしまったようですが、、、これ原作にわりと忠実に作られていて感心したのと
結構好きなテイストの映画だったのでもっとたくさんの人に見てほしかったなあ。
山?賢人が天才科学者にみえず学生みたいでしたが
でも、清原果耶との並びをみるとぴったりな感じだったし
ストーリーの肝を考えると彼が主役で非常にバランスが取れていたというのかな。
大事な人のために諦めずに愚直に頑張る純粋さや煌めきみたいなものを体現してましたね。
いやあ、劇場と同じ人とは思えない。どちらも等身大にみえるっていうところがすごい。
今回は映像的に非常にキラキラしてた。主要な登場人物たちが。
そこが題名の夏への扉(でもだいぶ冬っぽいシーンが多かったけど)というか
初夏のワクワクとした空気をまとったような作品でした。
清原果耶はまともじゃないのは君と一緒、宇宙でいちばんあかるい屋根など観ていて
ちょっと癖があっても、怒ったり泣いたりしても
爽やかな風のように清廉で、かつ「なにか」を感じさせる影や含みを感じさせるところがよい。
そして監督の撮り方なんでしょうか、この作品では特別可愛く撮られていたような。
うっとりしましたw
そして、藤木直人、ふじっきーですよ!!
スクリーンで彼を久々に観ましたが、これ当たり役じゃないですか!
映画オリジナルな存在なのに、すごくはまっててよかった。
ヒューマノイドなんですよ。
ときにちょっとポンコツそうなそぶりもみせるけど、頼りになっちゃうんですよ、これが。
怜悧な美貌がこの上なくロボットぽかった。
ぜひまたロボット役やってほしいw
というか、ふじっきーは女優さんを輝かせる出すぎない相手役をいろいろ演じていましたが
主人公が男性でも相手を引き立たせながらも自身も輝くというバランスの良さは男女関係なく発揮される個性だったのですね。
最近は上司や父親役が増えている気がするけれども、バディものでのちょっと天然はいっているけどいざというときには頼りになるクールビューティー役はぴったりだ。
久々に熱く語ってしまったw
細部はバックトゥザフューチャーみたいなノリのマッドサイエンティストと装置がでてきたり
んんん?
となるところがなくはないけど、ご愛敬かなあ。
悪人も出てくるけれども、全体的には心温まるハートウォーミングなお話なので、安心して観られる映画だと思います。
あと、ミスチルのcrossroadが重要な曲としてでてくる。
1995年あたりに若者でこの曲をガンガン聴いていた世代には別の意味で非常に感慨深いパラレルワールドを描いている作品という意味でも面白いです。
]]>JUGEMテーマ:エンターテイメント
JUGEMテーマ:映画
ちょっと前に観たのですが、いやあ面白かった。
ストーリー展開の仕方が、突然「え?」とびっくりするような転調を繰り返してみるモノを惹きつける手法が漫画っぽいと思いながら観ていたら、ストーリー原案の長崎尚志氏はもともと漫画編集者、浦沢直樹とのストーリー共同制作者と聞いてなるほどー!と深く頷いた。
底知れぬ人間を描き、誰もがそうなりうる恐怖というか、普通と異常の境目ってどこだろうと思わせる不気味さが漫画Monsterに似ている。
ああいう、畳みかける展開とその中にずっと不穏さがなり続ける緊張感のあるストーリーが好きな人にはこの映画は見逃せない一本です。
各々のキャラクターもすごくいい。
菅田将暉の良さは普通にも異端にもシームレスになれるところなんじゃないか。
少年ぽくもときにおっさんぽくもみえるし
男性っぽくも女性っぽくもみえる。
決して無個性な顔ではないのに、なんだかつかみどころがなくて
でもその映画のストーリーを背負ってすんなりいつもそこに立っている。
凄いなあと思います。
Fukaseもなんというか、喋り方から人との距離の詰め方から不穏で怖い(笑)
適役。
高畑充希、小栗旬、中村獅童も適材適所という感じ。
そして、松田洋治ですよ。
近年舞台を中心に活躍されているようで、映像でしばらく拝見していなかったのと役作りで姿からだいぶ変えられていたのでわからなかった。とにかく凄かった。
底力をみた。
もっと映像にも出続けてほしいです。
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JUGEMテーマ:映画
JUGEMテーマ:エンターテイメント
主役を女優の二階堂ふみが演じているので薄れているが堂々のボー
埼玉をあらゆる角度からディスり都心からの微妙な距離感の6県の
あの漫画家の世界観を最大限に美しく馬鹿馬鹿しく描ききったんじ
埼玉を語る代表作。
このレベルの県を代表する作品として、茨城県をフューチャーした
それと双璧を成す作品と言っていいんじゃ
港区や中央区といった東京都心部が一番エライというヒエラルキー
千葉は東京と名のつく施設を沢山作って東京に媚びへつらってると
あとは海と落花生しかないど田舎
(当らずとも遠からずw)
ちばらぎと言われて過剰に反応するさまとか。
(細かく言うと茨城
埼玉は大きな特徴的なものがない海に憧れまくる県として描かれ
荒れ果てた荒野のようになってるw
群馬は完全に秘境扱いw
東京も都心からの距離が重要になってるから八王子や田無は東京の
そもそも田無なんて多摩方面に縁のない人は知らんだろうw
(暮らしやすくてなんでもあって私は好きだ)
戦いには馬が出てきたかと思えば、デコトラやシャコタン、特攻服
千葉県民だった私には
あーわかるーというものたちが凝縮されて出てきてましたが、土地
今日から俺は のドラマ観てなかったのですが
あの世界観について、多少の笑い
氣志團がいるから
1980年代前半で時が止まった暴走族は1990年代も健在だっ
当時からあのセンスとかっこよさが理解不能だったのでギャグにし
従兄弟にも1人いた。鉄入りの靴履いてパチンコの景品でゲットし
話が逸れた(笑)
千葉県民代表みたいになってた伊勢谷友介は大漁旗をマントにして
捕まりましたが…。るろうに剣心でも抜きでは語れないかっこよさ。
そして、あのスーツの似合う、スーツ着ていない時です
千葉と埼玉が流山を挟んで対峙しそれぞれの出身地の芸能人を自慢
(伊勢谷友介の無駄なかっこよさも最も炸裂している場面)
まさかトリに市原悦子を持っ
いつも以上に散漫な感想ですがストーリーよりもディテールを楽し
とここまで書いておいてお蔵入りしてたというか映画感想サイトに
書いておいたのも去年で何がきっかけかというと、日本アカデミー賞の作品賞へノミネートされたから!(笑)
二度見した。
いや、めちゃくちゃ面白いし全然駄作ではないんだけど…今までの
JUGEMテーマ:映画
※別場所からの移行。
くれなずめ。4月29日からの公開延期からの現在公開中かな?
これも見逃せない作品です。
久々に試写会に当たり、必死に時間を調整して観に行きましたよ、雨嵐の中を渋谷まで。
松居大悟監督の映画はなんと「アフロ田中」以来だった…。
あとはテレビでバイプレイヤーズシリーズくらいかも。
(観たい作品は結構ある。アズミ・ハルコは行方不明とか君が君で君だとか)
というわけで久々の松居監督作品。
そこまでする甲斐のある映画でした。
ほんと、成田凌出演作品につまらない作品がない。すごいな。
高校時代の同級生6人。
久々に結婚式の余興練習で集合する。
主役の成田凌は今回なんとなくおっとり男子。
高校時代と現代とその間を行ったり来たりするお話なので
男子たちのわきゃわきゃした日常の話かなーとまったり観ていると
最初から変なセリフが唐突に投げ込まれ
んん?
と思っていると
序盤にとんでもない秘密がいきなり明かされる。
でも
え?
と思う観客をよそにシレ―っと話は進む。
ずんずん進む。
最後のほうは唖然としてしまった。
なんじゃこりゃー!
よくわからないことしか言えないので要所要所での感想をば。
高良健吾がものすごくいい塩梅に
スピッツの運命の人の歌詞をさらりとセリフで言ったりする。
主題歌、キーになる曲はウルフルズなんで、ある一定の年齢層の男女には序盤から何かわからないが矢が刺さりまくりである。
ちょこちょこでてくるカメオ出演の俳優陣も豪華でおいしいし。
同級生たちみんな味があってスゴクいいのだけれど、この高良健吾もいいし
私としては
若葉竜也を推したい。
最近の彼はすごくいい!
街の上で未見なんだけど、観たい。
AWAKEでの将棋棋士の役もよかった。
この作品でも、ちょっとやさぐれたような
でも熱い心をもって芝居をしている青年といった風情を存分に魅せてくれる。
トイレでふと思いついたように脈絡のない(ようにみえる)つぶやき。
成田凌だけ一人早く帰るというときに彼の発するセリフ。
どれも味わい深くてよい。あとからクル。染みるのです。
そして、ほぼ紅一点といってよい前田敦子。
あまりじっくり作品で観たことがなかったんだけれど
素敵な女優さんなんですねぇ。
この写真での場面なんてすごく良かった。
ちょっとエキセントリックで、本音を怒鳴りながらしか言えない、照れが怒りになる女子。
私も、成田凌の役柄の立場なら彼みたいに一度過ごしてみたいかな。
いや…黒歴史をみるのが堪えられない気がする。
でもこんな風に友人たちとくだらない話がいつまでもできたらいいかも。
いくつになっても馬鹿でくだらないことに笑いあって
じゃあねーと手を振る人生を送れたらいいね。
という気持ちになる映画。
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JUGEMテーマ:映画
※別場所から移行記事。
2019年あたりからの成田凌の勢いは凄まじかった。
去年も
窮鼠はチーズの夢をみる での今ケ瀬渉は横で一晩話を聞いてあげたいという
せつなさと可愛らしさと生々しさが立ち上ってくるような素晴らしい造形の人物を演じていたし
さよならくちびるのシマもなんとも魅力的
糸では菅田将暉演じる主人公の幼馴染を屈託なく演じ…とまさに自分が見た映画だけでも八面六臂の活躍。
なんでも演じる成田凌。
そしてなんでも実在する人物の手触りにしちゃう成田凌。
その彼と清原果耶主演のラブコメと聞けば観るでしょう!
清原果耶もたたずまいが堂々としているのに、なんとも清廉な風を感じる存在感でどんな物語かなあと期待してみたら
期待通りのなんともかんとも「まともじゃない」からこそ愛おしい2人がそこにいました。
数学の世界に生きていて、数字の美しさに魅入られている男でありそれ以外の常識はほぼすっぽ抜けているまともじゃない大野。
その大野が塾での先生で教え子である香住(清原果耶)。
全然話が通じない、かみ合わない二人だけれども
ちょっとした言い合いから、香住は大野を利用して
自身のあこがれの教育評論家・宮本に近づき、かつ宮本の婚約所との間を割いてしまおうと荒唐無稽な計画をたてる。
が、これが結構うまくいってしまうわ、香住はだんだんモヤモヤするわ、大野はなんだかまともになっていくわ
評論家宮本は胡散臭いわ…
それぞれがちょっとずつへんでダメな人なんだけれども、そこがチャーミング。
そうそう。評論家役の小泉孝太郎も凄いハマり役。
評論家の宮本
この人は大河ドラマの徳川慶喜がすごく良くて策略家で下衆なのに、騙されても仕方がないなと思わせるような底知れぬ魅力を称えたカリスマ性を放っていて、さすが政治家一家の出!と思ったのだが
今回もその路線で、爽やかで妙に説得力があるのに中身が空っぽで下衆っていう評論家をひょうひょうと演じている。
すごいなー、こんな毒のある人物を説得力を持って演じる俳優さんになるとは思わなんだ。
そして、成田凌のとぼけっぷりとでも誠実な人物の魅力と清原果耶のちょっとめんどくさい耳年増な女子なのにそのめんどくささがまっすぐ過ぎてカワイイがかけ合わさって可愛いの大渋滞を起こしているカップルの出来上がり。
香住がワーワーいって、大野がうんうん聞いて
それで?それのどこがダメなの?とか聞いては香住にイラつかれたりしながらコミュニケーションとっていくんだろうなあ、この二人。
ああ、かわいい。
幸せな気分になれる映画です。
JUGEMテーマ:エンターテイメント
高橋一生、白石加代子、橋爪功ときたら観たいじゃないですか。
観に行ってよかったです。
そのほかの演者もみな素晴らしかった。
野田秀樹の戯曲はいつも言葉遊びに笑っているとあとで笑っていたことを後悔したくなるくらい
とんでもない場所に身体ごと連れていかれる
南へを観に行ったのは東日本大震災の直後で、観ている場合かさんざん迷って
演者がやるといっているのだから行こう!といったら
富士山の江戸時代の噴火=天変地異がモチーフで
震災とのシンクロ具合というか、なすすべもない巨大災害の予兆や発生になすすべもない翻弄される人々がその時の状況の重なり具合に怖くなって鳥肌がたった。
贋作桜の森の満開の下は坂口安吾の本があるし、野田さんの夢の遊民社時代の作品なので、壬申の乱がテーマにはなっているけれども、登場人物だけじゃなくみているこっちも右往左往でわけがわからないのにその迫力に攫われる。
そして、今回。
恐山のイタコ見習い・みならいあたいの前に突然頭をさげろ!と叫びながら箱をもっている男と娘を呼び寄せてくれといった初老の男がダブルブッキングで訪ねてくるところから始まる。
そこからある大きな事件がモチーフとなって気が付いたらその渦中に観客も放り込まれる。
今年80歳だという白石さんと橋爪さんはもう生きる伝説と化しています。
2時間ほぼ出ずっぱりで、語る、演じる。
立っているだけで目がいくすごい存在感。
橋爪さんはその時々で初老の男だったり、王様だったり、王子だったり、小学生になったりするのです。
舞台の素晴らしいところは声一つ、体の動き一つでこれらに説得力を持たせてしまうところ。
演劇って素晴らしい!ってしみじみ思いました。
身体から発せられる熱、気迫、セリフ。それらが匂い立つようにこちらに迫ってくるのです。
そして、高橋一生の声の良いこと。
さらに、身体の動きにキレがあって緊迫感があること。
彼の身体表現と声の表現力で後半の圧倒的な場面は迫力を増し、涙が流れるような場面に変容している。
野田さん、反則ですよー!
胸が詰まる。
私たちには言葉がある。
その言葉が聞く場面によって意味合いがかわり、重さも変わる。
頭をさげろ
頭をあげろ
この二つの言葉でこんなにも胸が締め付けられるなんて。
切実に紡がれた言葉はなんて重いんだろう。
いま。
とくにSNSという気軽に書けてしかも残る文字で大量に多くの言葉が紡がれている。
その言葉は軽く書かれるけれども、結構な凶器となっている。
吐いた言葉の重さが吐いた人とそれを浴びる人との間で均衡が取れていないことに時に絶望するけれど。
自身が発する言葉にも、大事な時に大事な言葉として響くように誠実に生きてゆきたいと思わせる舞台だった。
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JUGEMテーマ:漫画/アニメ
山田南平さんは紅茶王子をちらっとしか読んだことがなく、この恋するMOON DOGで初めてきちんと読みました。
絵が綺麗で、ストーリー運びも面白い。
なんといっても今回主人公はトリマーで相手役はなんと!犬に変身できるっっつー男子。
しかもドーベルマン!ツヤツヤ筋肉質なあの子です。
兄がワイマラナーだよ!!
美麗。犬が美麗!!
元の人間ももちろん美麗。
うちの子、実は人間なんじゃないの?!っていう人には垂涎ものです(笑)
少女漫画なんでラブストーリーなんですけどこの男子といい主人公のトリマーりっかちゃんといい
キャラクターがとっても愛らしくて素敵なのです。
んで、人間にもなるドーベルマンといえばアナタ。
清水玲子のネオドーベルマンですよ。ショナです。
この天女来襲に収録されている短編です。
やばい研究所で実験の結果生まれたキメラであるショナは
たまたま子犬の時に逃げ出して、主人公の女子に助けられ
そのままその家の飼い犬として成長するんですが、ある時から人間にもなっちゃうっていうねw
このショナがカッコいいのですよ。
清水玲子氏のSF漫画は短編からしてめちゃくちゃ面白いので読んでみたい方はぜひ、ぜひ読んでほしい!
そして、このショナをほうふつとさせる今回の恋するMOON DOGのアキラ。ワイマラナーになる兄とともに
うちにも美麗な男子になる犬が来ないかなwっていう気持ちに数十年ぶりになりましたねw
というわけで久々に漫画ネタについて書いてみました。
現在、単行本は5巻までかな。10巻くらいいくかなあ。
フレンチブルやらジャーマンシェパード、柴、スピッツ、ゴールデンレトリーバー、ウェルシュコーギーなどなど
とってもかわいいワンコたちが人間をしり目に犬同士で喋りまくり、人間たちの心配をしたり
飼い主さんを心配したりするさまがとってもとってもかわいくて癒されます。
そして、さすがドイツ原産のかっこいい犬種・ドーベルマンであるアキラは犬の時もイケメンといわれるくらいかっこいいw
お兄ちゃんも(しつこい)
しかし、このキャッチコピーはいいのかw
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JUGEMテーマ:映画
幕末の現役バリバリの人斬り抜刀斎と殺さずの誓いをたてる
きっかけとなった女性との物語でラブストーリー(しかも悲恋!)と聞いて
これは好きなテイストかもと期待していましたが、ドストライクでした!!
佐藤健演じる剣心も有村架純演じる巴も
無口で黒目がちな瞳は極力瞬きをせず何を見つめているのかいないのかわからないような瞳に。
空洞にも見えるし、心の中をみているようにも、過去の何かを見据えているようにもみえる。
見る角度、光の加減によって表情が変わる能面のような2人。
歩く姿、階段を降りる時もあまり頭が動かないのでまさに能の舞台のような動きをしていて
2人のはかなげな雰囲気も相まって人形浄瑠璃、文楽の時代物の人形のようでした。
人であって人でないような二次元でも三次元でもかといって2.5次元でもないっていう。
だから激しい感情が見え隠れするのに生々しさがなく
孤独や悲劇性が浮き彫りになった神話のお話を観ているようだった。
その中で、桂小五郎とか高杉晋作、新撰組と今まで以上に実在の人物がでてきて
剣心と交わるので、剣心たちも実在の人物のような気がしてくるから不思議。
特に新撰組は、高校生の時にたまたま読んだ大内美予子さんの沖田総司で激ハマりして
壬生寺だの池田屋跡地(私がいったときはパチンコ屋になっていたw)いってウルウルしていた人間なので
沖田総司と剣心が剣を交えるとか!!!
齊藤一との会話以上に激アツでした。
監督!スピンオフいっぱい撮ってください。
そして、佐藤健氏には4代人斬りを全部演じさせて撮ってくださいっ。
大友啓史監督でもう2人撮ったんで、あと2人です。ぜひ!w
話が逸れましたが。
時代性もあって登場人物は自分の思いをあまり語らない。
すべてがちょっとしたしぐさ、表情、行動にしかでない。
けれども、監督はサービス精神旺盛なので、終盤にちゃんと畳みかけて説明している。
(個人的には説明なくてもよかったけど、時代なんだろうなあ。監督ほんと全方位に丁寧…)
巴との出会いがあったからこそ、剣心はThe finalにおいて
薫とともにまた歩いていこうと思えたんだろうな。
2人でいる幸せを知った人間はいくらその後孤独になってもまた誰かと寄り添い合う人生に抗うことはできない。
漫画を読んでいないのだけれど、るろうの人生の始まりと終わりという綺麗な循環する運命を見届けることができて満足です。
有村架純さんと佐藤健さん
ほんとよかったよ〜。
私はこの二人好きなので鼻血でそうでしたw
追記。
このシーンよかったなあ。
渡辺真起子さん演じる小萩屋のおかみが追手の新選組から逃がしてくれる。
堂々としたきっぷのよいおかみもよかった。
美しかった。
ラストのセリフ監督音量絞ったそうで唇だけ見ても何言っているかわからなかった。想像で補えってことかあと思いながら
パンフみたら、監督ー!答え載せてますw
IMAXでは、「あなた」だけ聴こえるように音量が調整されていました。
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JUGEMテーマ:映画
一作目はTVで観てワンオクの主題歌に「!」となりました。。
二、三作目はワンオク目当てもあって映画館へ。
伝説の最期編は2014年9月の横浜スタジアムで行われたONE OK ROCKのライブ翌日
主題歌を生で聴いた感動冷めやらぬうちに観た。
しかも、そのライブは剣心である佐藤健氏がきていて
ライブ中にtakaがわざわざ紹介する時間を作って
華々しく健氏にスポットライトがあたり
観客席が「おおおおお」とどよめいたのを覚えている。
あまりにみなが佐藤健に注目するので
takaが苦笑しながら
「今日の主役はこっちこっち!」と笑いをとりにいったくらい
彼のオーラ、スター性が凄かったのが印象的だった。
さて。
そのスターオーラ存分のアクションがこれでもか!とみられるのが
このるろうに剣心最終章 The final
豪華な世界基準のチャンバラがみられる最高峰だと思います。
今回、敵役の縁演じる新田真剣佑がこれまた目を引くキレがありながらも豪快さを感じさせるアクションを繰り出す人で
重厚さと軽やかさが入り混じったアクションは必見。
これまだ普通にしか観ていないのだけど
ゼッタイにIMAXとかで観るとそのすごさがもっと体感できる映画だと思われ。
この配信全盛、なんなら2倍速で家のPCやTV画面で観ますという時代に
映画館という箱ででっかいスクリーンでみるとなお面白いよ!って制作陣が全力で誘ってくれている映画。
真剣佑の冒頭からのアクションもそりゃあカッコよかったし惚れ惚れする。
しかししかし、やはり剣心=佐藤健ですよ!
まず、屋根を走り抜ける姿が好きっす。
ドリフト走行のような大胆で軽やかで絶対に弾に当たらないぜっていう走りが。
カーブをありえないスピードと角度で曲がると言うか、壁を伝うかのようなレース車のような走りもたまらん(笑)
あれは佐藤健の、佐藤健たる所以の走りで映画の剣心の代名詞なんだと思っています。
そして、大勢の敵が襲い掛かってきたときの避け方。
殺さずの誓いを立てた人間のできれば戦いたくないんだけど
でも半ば無意識にもバンバンよけちゃうさまとか
避けた後にその力を反動にしてぱっと反撃にでるさまが軽やかなのに
一瞬で蹴散らすレベルで強いのねってなるのがほんとカッコいい。
The finalはこれでもか!っていうくらい
今までのキャラクターも登場するし、戦いのシーンの連続。
なんか、今までの3作よりも剣心が圧倒的に強くなっている気がするw
というくらい大勢の敵をなぎ倒す剣心を存分に堪能できます。
ストーリーとしても、剣心がるろう人になるきっかけとなった物事が一応の決着をみて大円団。
剣心の逆抜刀は、人の恨みつらみをくだく刀なんだなぁということが最も身に染みる作品でもある。
The Beginningで終わるるろうに剣心シリーズ。
一作目の主題歌がThe Beginningってところが予言めいてて鳥肌立ちますね。
ラストが一作目よりも前の話で一作目へ時系列的には繋がるとか胸アツでございます。
ワンオクの主題歌はどれもめちゃくちゃいいです。
というわけで続けて The beginningのことも書きます。
この二人の映画内でこの状態で後ろ姿を映すシーンがあってとってもよかった。
二人の役者さんのそれまでの人生があったからこその背中で
10年前の二人ではあの背中では映っていないんじゃないかな。
武井咲さん、私生活がうまく映画の中に溶け込んでみえて女優さんってすごいなーって思いましたです、はい。
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JUGEMテーマ:映画
みましたよ。花束みたいな恋をした
ああ、こんな風に恋が始まったら楽しいよね
ああ、こんな風に馴染んで、そして冷めていくよね
だって、あんなに趣味があったのに、そのテンションが仕事や世間やらで曇って
それぞれに距離ができちゃったんだもの。
とまあ、ヒットする理由もわかるし
主役の二人がかわいいし、リアル。
素晴らしい作品だということに異論はない。
だがしかしbut、私はこの恋愛に共感できないということに観ていて改めて気づいてしまった。
私が男なら有村架純演じる絹と絶対付き合いたい。
可愛いし、サブカル女子っぷりもかわいいし
もうあれこれ好きなものを力説する姿は溜まらん。
でもね、でもですよ、女としてみた菅田将暉演じるサブカル男子・麦。
私は、サブカル女子が大好きな癖にサブカル男子が嫌いなのだよ。
思えば、麦のような本や映画やアートの話ができる男子が学生時代周囲にいっぱいいた。
なにせ文学部だったんでね。文学部男子なんてサブカルの権化しかいない。(いや言い過ぎw)
美大ほど尖りすぎていない、まさに麦のような男子がわりと目につく範囲にいたんである。
なのに。
私は彼らと趣味の話をしたくなかった。
同性のサブカル女子とはさんざんそういう話でわーキャーやっていたのに
異性と趣味や感性やそういった価値観の共有をすることに全然興味がなかった。
実はいまだにそういうところは健在なので
この映画は一人で観た。夫はこういう映画は絶対に観ない。
本の話もしないし、読む漫画のジャンルも基本別だし、好きな映画のジャンルも実はあんまりかぶっていない。
普段から作品の感想なんて語り合わない。
真面目に議論を戦わせたりもしない。
日ごろからものすごくくだらない話しかしない。
というか、相手が何を考えているのかという点について、それほど大きな興味をもっていない。
こういうドライヤーで乾かしてもらうっていいなーとは思うけれども
(恋は続くよどこまでもでもありましたな)
そういうことがさりげなくできる男子じゃなくても全然かまわない。
ある意味、私の中で付き合う男性と映画の中の俳優にきゃーきゃーいうことに大きな境目がないという恐ろしい事実に気づいてしまって、ちょっと哀しくなった。
なんというか、私にとってパンドラの箱のような作品。
セリフが言い回しがちょいちょい詩的なのに、自然。
生々しい質感をもって観ている観客が自分のことのように感じられるように演じることができる稀有な俳優さんたちがスクリーンに焼き付いている。
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もう17年もここでブログを書いているのですが、地味に頼っていた機能が無料版でなくなったことがわかり
別のブログに移行しようか、有料版に切り替えようか迷っているところ。
以前ほど書く時間がない!
けれども、アウトプットの場が自分に必要なんですよねぇ。
でも有料にするほどではない。
が、移行を検討しているブログにはその機能がないようだし。
ざっくりいうと、Amazonのレビュー機能みたいなやつなんですが
じゅげむさんだと、作品の画像をどーんと大きくブログ内に出せるんですよ。
単純にそれがレイアウト的に好きなんです。
が、ほかのブログだと同じように出せそうなところがなさそうで。
でも有料版だと以前サーバー借りていた時のほうが年額が安い。
サーバーを再度借りるべきか?
でも仕事用でWixでのサイト作成を考えていてもしそちらで有料版にするかもってなると
わざわざ別途サーバー借りるのもなあとぐるぐるしています。
ネットはこうしていろいろ整理したり整えなきゃいけない案件を放置しているのだが
それもやる気を引っ張り出さないとならん。
こういうつぶやき系はTwitterやって以来ここではあまりないなあ。
というわけでSNS,ネット系をどこで一気にやろうか考え中。
写真はweb会議用に無料配布されていた映画ジョンウィックの背景画像。
好きってだけで特に大きな意味はないw
]]>JUGEMテーマ:日記・一般
このブログの初回の記事なのですが、動物ネタでした。
それも飼っていたジュウシマツさんたちが蛇に襲われたという話です。
この時に蛇を退治してしまったことで新たに表れたのがネズミです。
蛇が守り神というのは本当なんですね。
実は、息子が生まれた年に私と家人は外の塀で日向ぼっこをするクマネズミを目撃しています。
ざっと14年近く前です。
それから繰り返し天井裏では獣の気配がしておりました。
あまりに毎年のようにくるので、ネズミがそんなに長生きなわけはないのでハクビシン?と思ったことも。
が、ネズミでした。たぶん。
多分というのは、大人のネズミはその後見ていないから。
じゃあ何を観たのかというと
子どものネズミですね、はい。
昨年のクリスマス前のこと。
鈴太郎と二人で夕食をとっていたら鈴太郎が
「え?ネズミ!!!」と叫びました。
は?
と思って息子の指さす方をみると
扉の前に立つ小さなネズミがこちらをみている。
2人と1匹、しばし無言で見つめ合った後
ぎゃあああああああ
うわあああああああ
ネズミは必至に扉をあけようとカリカリカリカリカリ…
いや、だめだ無理!となると叫ぶ人間をしり目に来た道をすたこらさっさと走っていき、食器棚の裏側の方へ…
どっから入ってきてるんだ!と驚愕しつつ
その後現れないので、びくびくしながら台所の扉をシッカリ閉めて寝ました。
その二日後。
ネズミがどこからか入るのなら駆除の相談をしなければと思いながらのまた夕食時
今度はガス台の下のガスオーブン部分、下のカバー部分が腐食してちょっと外れかかっていたのですが
そのカバーの隙間からよっこらせとネズミがでてきたではないですか!
マジかー!
そこからは、縦横無尽にあちこちからミッキーが顔を出す。
いや、ミッキーだと思ってもダメ。
まあね、、、ぱっとみハムスターによく似てて可愛いんですよ。
でもね、ミミズのような尻尾があるわ
やたらとちょこまかすばしっこいわ
そもそもこっちの夕食時にあちこちから顔をだすとか勘弁してくださいって話です。
というわけでネズミ駆除の業者を三社呼び、見積をだしてもらう過程で
一社目が来た段階で、ガスオーブン奥の壁の侵入口をとりあえずふさいでもらいました。
そのときに、出入りができなくなるのはいいが、いま家の中にいないよね?という不安がよぎりましたが
とりあえず、入って来られないならいいかと思ったのがさらなる騒動の幕開けに。
そうです。
家の中に閉じ込められたネズミ兄弟たちがいたのです。
その日の夜からさらにネズミの出現率はあがり
外にでたいのに侵入口を塞がれ、どうにかしなきゃとパニック?になっているネズミたちとこちらの攻防戦が始まりました。
ハツカネズミかと思った大きさでしたが、業者さんたちはみな口をそろえてクマネズミの子供でしょうと。
彼らはめちゃくちゃ頭がいいので、罠や毒餌に引っ掛かるのか?と思いながらも
ホームセンターで急遽、粘着シートと毒餌を購入。
購入した日は通り道に粘着シートを3つ、毒餌もちょこっと撒きました。
翌朝。
やはり捕まらないかと思っていたら、日中ゴミ袋の中に一匹偶然入ったのがわかり捕獲し殺処分。
その翌日。
今度は粘着シートにくっついて身動きが取れなくなった子ネズミが
ちゅうちゅうちゅうちゅう!!!!!!
と大絶叫でお知らせする事態に。
そして、そのさらに翌日。
なんと3匹が毒殺された状態で粘着シートの上で亡くなっていました。
というわけで3日間で5匹を捕獲し処分。
業者さんには子供の数が少ないなと恐ろしいことを言われながら
とりあえずそれ以降は出てきていないので、ガスオーブンを買い替えて穴もきっちりと塞いでもらい
とりあえず、いまきているネズミの侵入口は全部塞ぐという方法を提示してきた業者と契約。
まあ、新たな侵入口を作られる恐れが非常に高いようですが
何もしないよりはましということで春にかけてネズミ退治を行うことになりました。
子年の終わりにきっちりネズミとおさらばできずに舌打ちをしたいくらいですが
10年以上の懸案事項をとりいそぎ一旦は片づけられそうでほっとしています。
というのも義父母の反応が当初よろしくなく。
姿をみていないし、家の中をあちこち他人がはいる、一部大工さんも入っての作業があるというので渋られてしまい
家を出ようかと思ったくらいです。
ネズミと同居なんて勘弁してくださいよ。
業者がくるようになっても家に見知らぬ人があがってくるのが嫌な高齢者たちはパニック気味で
毎回、こっちは仕事を休んだり調整したりでネズミ退治より老人対応に苦労しています。
ま、そんなわけでとっくに旧暦上でも丑年になりましたが
うちではネズミ年は続いてます。
は、はやく丑年になれ〜!!!!!
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JUGEMテーマ:映画
サイレントトーキョーと迷ってこっちにしてみた。
いやあ、相変わらず韓国映画は力業。
剛腕です。
この絵からしてわかると思うが、わっさーと走ってくるゾンビに立ち向かう主人公。
この図からして助からんだろうwっていう状況を何度も出してくるw
ん?
なんだ?
という疑問符があっても怒涛の勢いで迫るゾンビ、下世話極まれりといった人々!
それに立ち向かう主人公と一緒にバディになるのが母と娘二人、祖父っていうのがいいじゃないですか。
女性がめっちゃ強くてかっこいい。
実は、この前作(新感染ファイナルエクスプレス)を観ていない。
でも問題ない。
主人公違うし。
ゾンビ映画なんだけれども、感染することでパンデミックが起き、荒廃しまくった国が舞台ってなると
今のコロナ禍にもシンクロするといいますか。
ほぼ廃墟と化した韓国の中で、取り残されたのか軍隊が民兵となっていて
この中に凶暴なやばいのがいるわ、みんなあまりの状況にちょっと狂っているっていうか
ゾンビより利己的になりすぎた人間が怖いっていうかね…。
ゾンビと生きた人間双方の狂気が味わえるといいますか。
ゾンビそのものよりも民兵のほうが怖かったよ(笑)
んで、主人公を演じたカンドンウォンと一緒に行動を共にする母娘がとにかくかっこええ。
ウォーキングデッドというよりはゾンビが走るのと立ち向かう女性のかっこよさで
マッドマックス怒りのデスロードのほうが近い作品。
そして、カンドンウォンを観たの久々です。
私の中ではこの方は
オオカミの誘惑
もう15年以上前の作品なんだけど。
これまた奇天烈なネット発だったかの恋愛漫画だか小説原作の劇画調のラブストーリーだけど
この俳優さんは寂しそうな顔を持っている人なのでちょっと陰のある役が似合うんですよ。
そういう意味では今回の新感染半島ファイナルステージも同じだったかな。
哀しみに耐えた顔が魅力的。
背は高く細身でキレのあるアクションをするので華もある。
というわけで、また映画館が夜8時までとかになっていますがおすすめします!
映画館は密閉されているようですが、結構きちんと換気されているのだそうな。
喋らないし、みんな同じ方向観てますし。
観る機会があれば、ぜひ。
まだ映画については書いていない作品が山盛りで
AWAKE
約束のネバーランド
鬼滅の刃 無限列車編(MX4D)
朝が来る
罪の声
TENET
みをつくし料理帖
窮鼠はチーズの夢をみる
このあたり全部みどころを書きたいが書きかけ。
これから公開の特に邦画に楽しみなものがいっぱいなので今年も映画館いきたいです!
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JUGEMテーマ:音楽
あけましておめでとうございます…ってもう鏡開きじゃないか!
去年のうちにアップするつもりの記事をいまさらだけど恒例なので出します。
邦楽編
2020年はofficial髭男dismとyoasobiの年でした。
ヒゲダンは
I LOVE…
ドラマ恋はつづくよどこまでもにハマったが最後。
何気にドラマ用にアレンジされた前奏が好きなのだが、あの前奏はドラマでしか聴けないのだ。
彼らの放つ曲が全部よかった。
というかヴォーカルの藤原さんの声が好み。
パラボラは在宅勤務で近所をウォーキングする際のテーマソングと化した。
Laughter : Official髭男dism
コンフィデンスマンJPプリンセス編(映画)主題歌
これがラストに流れる映画自体が良かったのです。
三浦春馬さんも竹内結子さんも輝いている。
役者さんは輝きを留めて置けるのが稀有な仕事。
その分、切なさも無念さも大きくはなるのだけれど。
次回作にもキャスティングされていたと聞いているので、観たかった。心底観たかったよ。ジェシーとスタア。
yoasobiの夜を駆けるは2020年の曲だったと思う。
彼らの曲では群青も好き。
あと、この記事が遅くなったことで最近公開されたアンコール
これはメロディラインが超好みです。
年末に飛び込んできたのが優里のドライフラワー
lineに接続するといつもランキング上位に出てきているので聴いてみたら良い声。
バンドマンっぽいと思ったらバンドのボーカル出身の方らしい。
多分2021年、yoasobiのように世間にがっと出てくるのではないかと。
洋楽編
そんなこんなであまり聴かなかったなあ。
洋楽といっていいのかわからないが
BTSのdynamiteはめっちゃ聴きましたね、巷で。
この曲以外はあんまりわからない。
私の中でk-popは今のアメリカの主流に乗っているのもあって
その主流に興味があまりないのでそれほど心惹かれないんですよね。
でもグループとして本当に世界的に人気なんだなーというのは
向こうの番組やらなにやら観ていてすごく感じた。
Marshmello & Halsey - Be Kind
ホールジーとマシュメロっていうEDMで有名なDJ兼プロデューサーのコラボ曲らしい。
らしいというだけで双方のことをそれほど知らない。
この曲いいなーってことで2020年私が最もよく聴いた洋楽だと思います。
MVの舞台はインスピレーションが日本だそうで、日本っぽい景色に桜色にアニメコスプレみたいな
ちょっと海外の人が想像する日本みたいな世界が繰り広げられていて面白い。
さて、今年はどんな音楽に出会えるかな〜。
邦楽編
0歳 スピッツ/桃
宇多田ヒカル/Flavor Of Life
1歳 スピッツ/砂漠の花
2歳 秦基博/朝が来る前に
3歳 いきものがかり/ありがとう
嵐/Trouble Maker
少女時代/GEE
東方神起/Somebody to love
4歳 斉藤和義/ずっと好きだった
町田町蔵+北澤組/イスラエル
5歳 きゃりーぱみゅぱみゅ/つけまつける
6歳 近藤晃央/ブラックナイトタウン
SEKAI NO OWAR/RPG
ゆず/イロトリドリ
7歳 ONE OK ROCK/The Beginning
米津玄師/アイネクライネ
秦基博/rain
8歳 星野源/SUN
Superfly/Beautiful
9歳 BUMP OF CHICKEN/コロニー
Aimer /蝶々結び
RADWIMPS/前前前世
宇多田ヒカル/真夏の通り雨
10歳 Mr.Children/ヒカリノアトリエ
スピッツ/ロビンソン
三浦大知 / EXCITE
Doughnuts Hole (椎名林檎 )/おとなの掟
11歳 米津玄師/Lemon
星野源/アイデア
Mrs.GREEN APPLE/ WanteD! WanteD!
フジファブリック/若者のすべて
12歳 King Gnu/白日
official髭男dism/宿命
岡崎体育/エクレア
13歳 Official髭男dism/I LOVE…
Official髭男dism/パラボラ
Official髭男dism/Laughter
yoasobi/夜に駆ける
yoasobi/群青
yoasobi/アンコール
優里/ドライフラワー
洋楽編
0歳 mika/Grace Kelly
1歳 Jason Mraz/I'm Yours
2歳 MUTEMATH/Spotlight
3歳 Oasis/Whatever
4歳 Russian Red/Everyday Everynight
5歳 Ed Sheeran/The A Team
one direction/Live while we're young
6歳 Stereophonics/We Share the Same Sun
Gabrielle Aplin/Salvation
Fun./We Are Young
7歳 Clean Bandit/Rather Be
Jose Gonzalez/Step Out
8歳 Adele/Hello
9歳 Shakira/Try Everything
Green Day/Wake me up when September ends
10歳 The Chainsmokers & Coldplay/Something Just Like This
Martin Garrix & Bebe Rexha/In The Name Of Love
11歳 Sufjan Stevens/Mystery of Love
Queen/ Bohemian Rhapsody
12歳 Shawn Mendes&Camila Cabello/Senorita
Alec Benjamin/ Let Me Down Slowly
Billie Eilish&Khalid/lovely
Taylor Swift/Lovers
13歳 BTS/dynamite
Marshmello & Halsey/ Be Kind
JUGEMテーマ:映画
中野量太監督はこの生き方しかできないという芯のある人物を描く
湯を沸かすほどの熱い愛では、全身全霊で愛を体現する母親を描き
今回は被写体を知らないと撮れないカメラマン。
浅田家の次男、浅
端的に言ってかなり不詳の息子でありダメンズなんだけど、やっぱ
この身内達が半ば献身的にバックアップする。
カメラの専門学校で卒業できない、あと一枚しか撮れないとなった
全力で家族が協力した結果、学校内で最優秀賞を獲る。
その後もふらふらとする政志が家族の写真を撮りたいとやる気にな
やはり家族全員で準備してさまざまな仮装写真をバリバリ本物を揃
幼馴染みの女の子は小学生の頃に撮ってもらった最高に可愛い自分
彼女にな
なのに政志くんはちょいちょいバックアップしてくれる家族や女の
でもお母さんはいう。
好きなことをしたらいい。そして、たまに家族を喜ばせてくれたら
すごく肝の座った家族と彼女に後方をがっちりスクラム組んで守ら
その渾身の一枚は色んな人たちを巻き込みつつ周囲を幸せにする力
いいよね、家族写真。
写真というより、仮装して写真を撮る事に毎年命を賭けている(嘘
あーこの家族写真良いなぁ!が最も最初に来た大きな感想で、好き
浅田政志さんは私の中ではさかなクンと同じカテゴリの人。
好きなことだけを突き詰めるとそれだけで生きていける人になるタ
周囲も腹を括らねばならない。
私はこんな人になれないし、こんな息子を育て上げる自信はない。
でも、自分のできる範囲で楽しく好きなことをやって生きていって
息子にもその精神が少しでも伝わればいいな。
そんなことを思いました。
あと、浅田政志さんに写真撮って欲しい(笑)
演者さんについては
演技に引っ掛かりのあるシーンは
その登場人物のまさに演技だったりってところまでうまい。
平田満さんと風吹ジュンさんのお父さんとお母さんはまさに浅田家
ボランティアの大学院生を演じる菅田将暉さんは存在感の消しっぷ
幼馴染みの黒木華さんは安定の可愛くてしっかりものだし
そして、主演の二宮和也さんは
息を吸うように演技をする。
脚本読まずに引き受けたって本当か?と勘ぐりたくなるくらい才能
困ったように笑う顔に絆されるし、泣きながら
芸達者がさらりと演じ
だからつい魅入られてしまう。
最後に余談。
うちの仮装家族写真の一部を。
浅田さんに写真撮ってもらいたいという気持ちが映画観ている間あふれまくっていたのがお分かりいただけるかと思いますw
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JUGEMテーマ:エンターテイメント
JUGEMテーマ:映画
黒沢清監督作品は私の中ではいつもホラーサスペンスを撮る監督である。 ベネチア国際映画祭で監督賞を受賞したことでも話題の作品。 今回のスパイの妻は恋愛が謳われているが騙されるものかとドキドキしながら観た。 したらば、ラブストーリーでもあるけれど、やっぱり私の中ではサスペンスだった。 まるでヒッチコック作品のようなピンと張りつめた緊張感。 緊迫する男女と時代が同時進行で進む。 ここは穏やかに観ていてよい場面なのか? 何か企んでいるのではないか? と訝しがっていると 全然違う方向から「あ!」と驚くようなセリフや行動が飛んでくる。 高橋一生の何を考えているのかよくわからない顔 蒼井優の魅惑的なまなざし 東出昌大の空洞にみえる凶暴さ キャストがまたぴったりで素晴らしい。 端正な言葉を繰り出しながら、明日のことは誰にもわからないと観客に感じさせる緊張感と絶望感。 そして蒼井優が放つこの言葉。 「私は狂ってなどいません。 それがこの世界では狂っているということなのでしょう」 刺さった。 このとげがまだ抜けません。 私たちがいまいる場所で、自分自身は正気といえるのか? それともこの世の中は狂っているのか?狂いつつあるのか? いや、やはり時代は正常であり、感覚がおかしいのか自分の方なのか? 人の意思のなんと危ういことか。 描いている時代は太平洋戦争前と戦争中が殆どなのに
現代にも突き刺さってくる状況とセリフ。
時代を限定しながらも、普遍的な恐ろしさと狂気と人の心の強さとその美しさを描いている。
王道の映画。
観る人によって見え方が少しずつ違う
素晴らしい作品だと思います。必見です。
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最初からライトなコメディにみえて主要人物たちが抱えている背景が割と重いドラマだなと思っていた。
主人公・九鬼玲子の家には父親がいない。
玲子は玩具メーカーの経理部で働き自身も倹約家。
一方の相手役・猿渡慶太はその玩具メーカーの御曹司だが、クリエイター気質で超浪費家。
母親に溺愛され、婿養子の父親にはちょっと煙たがられている。
ともにある意味機能不全や家族不在が色濃く漂う家庭で育ったことにも起因する清貧女子と浪費男子のお話。
しかし、1話のラストで玲子は学生時代の先輩であり初恋の人・早乙女健という経済評論家のおっかけをしており
その倹約が全部無意味だろ!と全視聴者が慶太とともに突っ込みたくなるような貢ぎ体質であることが暴露される。
一方の慶太もちゃらちゃらしていて能天気にみえるが、とっても人の心に敏感で繊細な青年。
自身が気にしている人のちょっとした変化や気遣いに即座に気づいてフォローしたり励ましたりする純真さがみえてくる。
いわゆるギャップ萌えが魅力の登場人物たち。
非常に偏った欠けたキャラクターが魅力のドラマだった。
主人公やヒーローが欠けているからなのか、出てくる人物みな欠けている。偏っている。
その偏りぶりが笑いを呼ぶのと同時に物悲しさもあって深みを与えていた。
慶太のできる後輩・板垣は実家の自営が傾きつつある中、金持ちに苛々し金に振り回される青年。
自分とお金の価値観が近い玲子に恋をする。
玲子が好きでおっかけている早乙女は爽やかだけれどもどことなく胡散臭いと視聴者思わせたと思えば
話が進むと本当にとんでもない人物であることがわかる。
そして、最終回の四話でこのお話はすごいものになった。
まず、慶太はいない。
でもすぐ帰ってくるような雰囲気で物語は進む。
玲子が清貧女子となった理由の父親のもとへ会いに行く。
慶太のかわりにAIロボの人形「猿彦」が旅のお供となる。
途中で板垣くんも加わる。
この猿彦が慶太の分身の役割を果たし、まるで慶太が横にいるように話が進む。
デキル営業・板垣君は玲子さんと慶太くんの気持ちも感じ取って告白もしないうちに失恋を確信してしまう。
さすが、心の機微に敏感な優秀な営業マン。
そして、玲子さんは慶太の不在に自分の中での彼の存在の大きさに気づく。
ラストシーン帰ってきたであろう人に向けての笑顔のアップでおわる。
ドラマの中では慶太はふらりと帰ってきて、玲子や周囲との物語は続いていくんだろう。
両親が多分期待しているであろうその発想力で
慶太は玩具メーカーでヒット製品を生みだすんじゃないだろうか。
玲子さんといい具合に倹約と浪費が中和されて
でも時々浪費しては慶太くんは玲子さんに怒られ
でもトゲトゲした玲子さんも慶太くんの笑顔についつい絆されて
なんとなくそこに貢ぎ体質も顔をだしてしまって
仕方がないなあと慶太君の浪費を許してしまうような日常が繰り広げられるんじゃないだろうか。
それぞれの心の中にある物語をのこして逝ってしまったんだなと思うと哀しいです。
けれど、制作陣と役者さんたちが慶太というキャラクターを観る人の心に委ねる送りだしをしてくれたんだと思うと
なんてすばらしい最終回だったのだろうと思います。
あの最終回は、観ている人の心の中に慶太を送り込んで永遠にとどめてストーリーを展開させるための最終回だった。
少なくとも私はそう感じました。
自身の姿を遺せる「役者」という仕事の素晴らしさ。
でも、同時にこの先の変化も観たかったと切に思います。
]]>JUGEMテーマ:読書
かつて少女漫画でも古くはときめきトゥナイトやさいとうちほ先生あたりにハマったそこのあなた!
そして、ハーレクイン小説というジャンルがありますが、どうなの?と思うそこのあなたに向けて書きます。
少女漫画以上に遠い世界で、何作か読んだらもういいかもとなってしまいがち。
が、中には物凄く魅力的なキャラクターや当時の世情、サスペンスにファンタジーもあったりと
一ひねり二ひねりあったり深い世界観が伺えたりとバラエティに富んだ作品世界が繰り広げられています。
頭が疲れて何も考えたくないし映像はちょっとうるさいなーという時に読んでこれは当たりだ!
と思った作品を今回はご紹介したいと思います。
基本、全部主人公とヒーローのキャラ設定と物語展開が気に入っているものです。
あ、がっつりエロもございます、ロマンス小説なんでねw
まずこちら。
世界で一番美しい声
ミアシェリダン
主人公ブリーは父親を目の前で殺され、自身も心に深く傷を負い、故郷を離れてある湖畔の町へやってくる。
人生を立て直そうとする彼女を周囲の人は温かく支え、その過程でアーチャーという青年と出会うのでうが
この青年も過去にケガをし苦しみを抱え孤独に生きている。。
傷ついた同士で友情をはぐくんでいく過程で惹かれ合うのだが。
とまあ、だいたいこんな感じで、過去を乗り越えていく男女の成長が主軸なんですけど
このアーチャーの設定や性格、行動が秀逸なんです〜。
んで、ラストシーンが幸せそうで素敵。
冬空に舞う堕天使と
リサ・クレイパス
これは「壁の花シリーズ」の実は2作目。
1作目で悪役だった男性がヒーローに。
女性も1作目から登場しています。
4作あって春夏秋冬のそれぞれの季節が絡んだ題名になっています。
主人公エヴィーとヒーローのセバスチャンのキャラクターとやり取りがツボ。
エヴィーは父親が賭博場を経営しており家はそれなりに裕福。
しかし、親族から虐待されており
内気で吃音も目立ち話をまともに聞いてもらえない環境で育っている。
セバスチャンは陽の光に輝くような金髪と青い瞳に長身痩躯な男性で頭も悪くないのに
働くなんて野蛮なことはできないとかいっちゃう放蕩貴族。
しかし、父親が散財しすぎたせいで伯爵家なのに家が傾きつつある。
爵位で飯が食えなくなりつつある時代が舞台。
エヴィーがかなり追い詰められた事情により
金に困っていることがわかっているセバスチャンに結婚を頼みに行くところから話が始まります。
堕天使さながらのセバスチャンがカッコかわええ。
そして、主人公の内気キャラが私は大好きですw
内気なんだけど、きちんというべきことを言うエヴィーの芯の強さと優しさに
セバスチャンがメロメロになる様子が見どころでございます。
エヴィーの命が狙われていると気付いて彼女を庇い自身がケガを負ったりとか
考えてみたら完璧なヒーローなのです。
紹介する中でこのカップルが最も好きです。
パンドラの秘めた想い
リサ・クレイパス
こちらが、そのエヴィーとセバスチャンの息子、ガブリエルがヒーローとして出てくる。
エヴィー達も30年後がちらちらと描かれるのだけど
相変わらずとってもラブラブで素敵なのです。
この作品の主人公・パンドラは
モノポリーの原型になるボードゲームを開発した女性をモデルに描かれているそうで
パンドラはいくつものボードゲームを開発し、それらを事業化して会社を作って経営したいと思っている熱意にあふれた女性なので
結婚を望んでいない。
当時イギリスでは結婚すると財産はすべて夫のものとなり
女性が事業を興すことも、作った会社の売り上げを受け取ることも
ましてや工場を建てるための土地を買う、契約をすることも出来ないという時代。
ガブリエルはなんとか彼女が会社を経営しボードゲームが開発できるように尽力し結婚するが
事業のことで奔走するうちにトラブルに遭遇し命を狙われる羽目に。
当時の女性医師も登場し、
女性が手術を行うなんてありえない!と登場人物が叫ぶシーンがあったりします。
何気にフェミニストと女性の人権問題がフォーカスされている。
この作品はあるがままのその人を受け入れて結婚するということがテーマになっている。
時代背景があるがままを受け入れないことを前提としているので非常に興味深い。
蒼玉のセイレーン
イローナアンドルーズ
こちらは、ダークファンタジーとサスペンス要素満載。
中心になる三姉妹がいて、このシリーズは次女カタリーナの物語。
前に長女ネバダの三部作があってこちらも面白い。
が、私の推しは、あえての次女。
多分三部作でこちらは翻訳はまだ一作のみ。
遺伝的に特殊能力をもって生まれてくる一族が一定数いる世界で
能力によっていろいろな産業、政治等の世界に進出しているという世界観の中で繰り広げられている物語。
長女ネバダは「尋問者」で人の嘘を暴き、秘密にしていることを言わせる、精神的な防御を崩して精神崩壊を招くなどの能力を保有。
結婚した男性ローガンは強力な念動力を持ち破壊神に例えられかつ人の心をある程度読むこともできる一族のトップ。
こちらの主人公カタリーナは人の心を自分に向けさせ相手が自分から離れられなくなるという能力を持っている。
三女はまた別の能力者。
そして、従兄弟たちもそれぞれ能力者で一族で探偵業を営んでいる。
前シリーズではネバダがトップとなって切り盛りしていたが、結婚によってその役割がカタリーナへ。
このシリーズは探偵業で持ち込まれる案件の中に一家の存続や主人公の生死を揺るがすような陰謀が見え隠れし
毎回主人公たちが死闘を繰り広げている。
そして、カタリーナのヒーローはイタリア人のアレッサンドロ。
彼は自分の目が届く空間に存在する武器を瞬時に手元にコピーする能力と人の心を読もうとする人から自身の心をブロックするメンタルディフェンダーという能力をもつ暗殺者。
まだ一作目では彼自身に大きな秘密があるようだが明かされていない。
ネバダとローガンはわりとおとなっぽいカップルでしたが
カタリーナは自身の能力の関係もあって自分の意思を周囲に伝えるのが苦手で大人しいタイプ。
アレッサンドロはSNSを駆使したセレブのような生活を隠れ蓑に裏の顔を抱えているという
お互いに意思表示が苦手で影のあるタイプで繊細そうな雰囲気が私のツボ。
続編の翻訳を待ち望んでいます。
と、だんだん世界観が複雑な話の紹介になって長くなっちゃった。
どれも文句なしに面白いので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
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我ながら、ブログも当初からのジュゲムブログのまま
書く頻度はかなり下がったけど、延々と書いててびっくりする。
特に盛り上がることもなく淡々と続いていて、ほぼ日記。
自らあの時どうだったけ?と確認すると結構このブログに残っていて
あーあの時こんなことあったなー
そうそう、こういう風にしたんだったなんて思い出せていい感じである。
以前子供の0歳から2歳までについては結構まじめにいろいろ書いたので
育児日記として冊子に取りまとめてあったりする。
自分の中でまだTwitterもなかったし一番のライブ感を醸し出していたのはやはり出産時かな。
番外。鈴太郎の部活を家人は予言してた。
あとはミーハー日記としての役割も高い。
あの辺であの映画を観たっけとか
あの当時の音楽…とか自分でたまに検索してるくらいw
2004年からずっと一応いるのはふじっきー
ちなみにファン歴は2001年からです。
そして2005年より台湾の仔仔(ヴイックチョウ)
さらに2013年くらいから斎藤工氏が加わり
そしてなぜかもうすでに大人気なのに
なぜか目の前をかなりスルーしていたらしい佐藤健氏が2020年より加わってます。
最後の世界から猫が消えたなら以外は「類類系ネタ」カテゴリに
私のミーハーな叫びが凝縮されております。
初期は漫画の話も延々と書いてたな。
コメント欄もこのころは熱かったw
しかし、気づくとブログ書いている人って減りましたよねー。
ブログだとせいぜいアメブロかはてななんでしょうか。
あとはnoteとかに移行しているんですかね。
最後に何気に私のブログで長いこと検索で来る人が多い記事を
ここにでてくる専業主婦25年以上からスーパー家政婦になった友人の母は
海外の大使館員のお宅とか某大企業の会長宅とかを専属でやっていました。
そして、私はいまだに整理整頓が苦手でアイロンがけは大嫌いで
最近ようやく家人や息子のワイシャツは本人たちにかけさせる方向に軌道修正し
裁縫は嫌いだが手芸と編み物は好きなのでなんとかそれだけでもやろうと格闘するサザエでございま〜す。
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というかですね、私自身が子どものころ超偏食児童でした。
遺伝なのか過去の自分の行いから復讐されている気分。
私の場合は苦手だったミートソースが家庭科のレシピで作ると大丈夫なことがわかり
自分で作り始めたことでわりと何でも食べられるようになった。
鈴太郎の場合、給食に目覚めてくれた。
しかし保育園1歳で入園して3か月ちかく殆ど食べず、半年経つまでは保育士さんも相当苦労したらしく
園長から直々に苦言を呈され平謝りしてました。
おまけに食物アレルギーがあって
母乳も2歳過ぎまで飲んでおり
卵や牛乳といった乳製品も制限していたのでかなりめんどくさかった筈。
が、断乳してからは徐々に給食も食べるようになったので、母乳も最後まで栄養補助食品だったと思われ。
小学校では給食完食どころかおかわり大王で卒業時には「給食番長」と呼ばれるくらい
まるでこちらが家で何も食べさせていないかのように食べまくっていたけれど
家では選り好みが激しく、数えきれないほど煮え湯を飲まされています。
義母も色々考えて作ったお惣菜を分けてくれたのですが
手が込んだものほど一瞥しただけですぐに「いらない」
私も相当苛々しましたが、義母も何度も嘆き「もう作らない!」とブチ切れていた(笑)
食物アレルギーが完全に消失したのが小4の時。
牛乳はそれまで飲まずに成長しています。
もともと食の選り好みは激しいとはいえ離乳食が終わってからはずーっと食べる方。
特に小1からは基本普通の子の倍の量を食べてました。
が、体格としては生まれた時の体重2500g弱の小柄さん。
その後は9歳まで身長も体重も標準より小さいまま。
11歳から成長期に入ったようで身長が後ろの方、体重が平均に。
そんな鈴太郎と旅行なんてするとそりゃあ食のめんどくさいエピソード満載。
日本の場合は海苔と納豆、きゅうりと米があればOKだったのでなんとかなりましたが
海外は毎度色々な形で準備や攻防が繰り広げられました。
そんな彼も12歳にして初めて機内食を完食。
長かった・・・干支一回り・・・。
食べないで悩んでいる親御さん。
食べないなら時間区切って下げちゃっていいと思います。
体重が減っていかないのならきっと大丈夫です!
逆にモリモリ食べまくるお子さんについても
体重が肥満になりそうっていう感じじゃなきゃ本人に必要な量だと思うのでどんどん食べさせてやってください。
ちなみに、鈴太郎は
小3の時に求められるままに
朝食(御飯2膳、みそ汁、総菜2皿)
昼食(給食+おかわり2回)
学童で補食(おにぎりとかパンとかビスケットとか)
帰宅後にうどん1杯
夕飯(御飯2膳エトセトラ)
という食生活でいたらいきなり4月からの半年で8kgも体重が増加してヤバそうだったので
帰宅後のうどんを説得してやめました。
するとその4カ月後にマイナス5kgになり
学校から電話&呼出がw
体重が急激に減ったりすると虐待や病気を疑われて連絡くるようです。
ただでさえ給食を食べまくっていたので焦りました(笑)
今回のコロナによる在宅中も部活と登下校という運動がなくなったのに
時間があるからと料理したりいつも以上に食べていたので腹がでましたw
いまや弁当がラグビー部かよっていうレベルですからね…
甘いものは食べず、マクロビ女子かよっていうかなりヘルシーなものが好きな子ではありますが
さすがに1日に4合以上ごはん食べているので、何もしてなきゃ太りますな。
※ある日の弁当。右は私のもの600ml
鈴太郎は900mlにご飯、800mlにおかずという2個口弁当。
保育園児から弁当箱は600ml、小学校低学年で750ml
小4からは900ml、塾弁では小6は800mlのお弁当+スープジャー
少食なのになんか体格良くてと悩んでいる方もいるし
食べても極細な子もいるし
食のことは難しいですね。
けれども、これからの時代は食に興味が有る子ならどんどん作らせて食の世界を拡げてあげればいいし
ぜーんぜん食に興味がない、食べる時間も惜しいってタイプなら完全栄養食とか出てきてますしね。
そもそも色々選択できる世界と時代に生まれていることに感謝しつつ世に送り出しましょう。
少し前に書くだけ書いてお蔵入りさせるつもりの記事でした。
思うところあって公開しておきます。
小学生のころ仲良くなった友達の中に
全方位にできる女子がいました。
勉強スポーツは言うに及ばず、ピアノ、テニス、書道などを習いそれらも上手い。
目立つタイプだったけれど、自分から前に出るような子ではなかった。
何でもできたけれど、当然のように結果を期待されること自体が好きではなかった彼女。
私と二人ではいつも漫画を読んだり、音楽を聴きながら静かに過ごすことが多く
成田実名子のエイリアン通りのセレムくんのかっこよさの話に盛り上がったり
飼っていた鳥と遊ぶのが何より楽しいという繊細ではにかみ屋さんでした。
大学は別々でしたが、卒業旅行は彼女と行きました。
アジアのおいしいご飯を食べたいねってことで
ベトナム、タイ、マレーシアへ行っていろいろ食べた。
彼女は聡明なだけでなく、使命感も人一倍ありそして努力家。
国立大から、ある特殊な国家公務員の道へ。
勤務地は九州となり、多忙で結婚後の勤務地も変わらずなかなか会えなくなった。
けれども、たまに会えるとおいしいものを一緒に食べた。
実は何度かこのブログにもその一部を書いている。
近年なかなか会えずにいたけれど、自粛期間中に
幼馴染たちでオンラインで会おうという話になり久しぶりに連絡を取りました。
亡くなっていました。
呆然としました。
体調を崩したとは聞いていて
そのまま、元気になったかなと連絡したら、お母様に実は…と。
連絡しようとしたのだけど
(こちらが実家も引っ越してしまったので)わからなくなっててできなかったの
ごめんなさいねと謝られてしまった。
彼女のことだから、体調が悪い自分に気を遣われたりするのも嫌がったのかなと思ったら
まさにそんなようなことをお母様には言われた。
彼女らしいといえば彼女らしいのですが
こちらから連絡すればたぶん彼女は、いいよー会おうと言ってくれたと思う。
いまはいつでもこの実家にいるから会いに来てと言われ
またこちらから連絡しますといって電話を切った。
写真は彼女が毎年送ってくれた版画の年賀状のうちの一枚。
小学生のころから彼女からの年賀状は版画でした。
手先も器用だった。
何をやるにも時間がかかる私はいろんなことで彼女にコツを教えてもらったりしました。
だから、天はなんでもできる彼女を早くに連れて行ってしまったんだろうか。
老後はまた友人たちで近くに住んだり旅行したりしたいね、そのために働いてお金貯めてたいねーなんて笑いあったのに。
私はあなたとまた旅行に行っておいしいものが食べたいよ。
でも、お母さんが亡くなる半月前まで一緒に旅行ができてとっても楽しかったと仰ってた。
おいしいものをみつけるのがうまくてよく知っていましたよねといったらお母さんはかぶせ気味に
「そうそう、そうなのよね。どこにいっても彼女の行きたい店は美味しかった。」
自慢の娘だね。
お母さんの嬉しそうな声に、ごめんね、堪え切れず泣いてしまいました。
私にとって昔も今も自慢の友人。
ようやく、心の整理がついてきたので
近く彼女に会いに行こうと思っています。
忙しいだろう、大変だろうと連絡を躊躇した自分に対してとても後悔しています。
ここにも何度も書いてきたけれど、こういうことを恐れてきました。
だから、これを読んだ方には
会いたい人には会いたいときに会う努力をすることをお勧めします。
そして、これを読んだあなたがもしいなくなったりすると
必ず悲しむ人がいるということも心に留めていてもらいたいと思います。
]]>去年上野千鶴子氏の平成31年度東京大学学部入学式祝辞が話題になりました。
東大のHPに全文が掲載されています。
ジェンダー論についてはいろいろなところで議論があるようなので
あえてそれ以外で自分が一番いいなと思ったところをとりあげます。
抜粋******************************
あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。
恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、
そういうひとびとを助けるために使ってください。
そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください
抜粋終わり******************************
なんだかんだいって日本での最高学府です。
ノブレスオブリージュの精神で自身の能力と努力を
自分の周りの人や世の中のために使って欲しいと願うのは
至極まっとうなことだと思いながら、ごくごく当たり前のことを言われないとならない世の中の空気なんだなあと思った。
ネットにて車椅子で満員電車に乗り怒られ大変恐ろしい思いをしたという話に対しての返信が
みんな耐えに耐えて電車に乗っているのだから、混む時間帯は遠慮してタクシーで行けとか
時間をずらす配慮が必要
なんてコメントがバンバン出てきていて
そういえばベビーカーも満員電車は乗るなの大合唱だったりで
どれだけ狭量なんだよと辟易している。
自分や自分の身近な人以外は全部死ねといわんばかりの論調がここかしこにあって
自分さえよければ後はどうでもいいという世の中のムードが醸成されているような気がして非常に不快だし嫌です。
他者を攻撃したって何の解決にもならない。
混んでいる時間は遠慮しろって相手に一方的に要求するが
仕事にいく人は時間をずらせないのか?
その電車ではならないほど切羽詰まったタイムスケジュールで働く自分自身の待遇を改善することは出来ないのに他人にばかり変更を要求することは傲慢ではないのか?
コロナ禍によって、以前よりはこの時間に職場にいなければならない絶対数は減った。
絶対に職場に行かなければならない人を「なぜ職場に行くのか」と逆に糾弾する人が現れる始末。
常にきちんとしている人が大多数でも少数の眉を顰める人々がいるせいでとの論調も嫌い。
すみませんという体で謙虚な母親と赤ちゃんなら頑張ってと思うけどみたいなフレーズよくききますけど
ジャッジして謙虚ではないと判断されると排除されるってなんなの。
そもそも、若く健康で働いている男性や女性という存在自体がすでに多数派ではない。
勿論、東大に進学している人が毎年数千人いようと当然超少数派。
自分一人で頑張ってきて、努力せずだらけた人間は自業自得である、助ける義理はない。
そう切ってしまえば、自分のやる範囲も明確になって何事もすすめやすいでしょう。
けれども、そうやってバッサリ斬ってしまうと自分の身の回りの少数にしか影響は及ばない。
社会の歩みも停滞する。
私たちは批判するときだけは多数派になってしまう。
何かに目をつぶっては人を攻撃すると一時的にはスッとするかもしれません。
けれども、自分たちが多数派ではなく少数派の糾弾される側に立たされた時
自分が攻撃した刃によって、自らが刺されることになる。
人を貶める根拠やネットで調べた何かは果たして真実なのか?
事実や真実はどこにあるのか?
それらは一つしかないのか?
息子にもめちゃくちゃこれを問いかけています。
東大王みてすげーなとか言ってるだけじゃいかんのです。
「知らない」ということにもっと謙虚になる時代ではないかと思う。
無知の知っていう言葉があるじゃないですか。
哲学とか倫理を学ぶって非常に大事なんだなと思う今日この頃。
]]>
気が付いたら、ボーカロイド系が苦手といいつつ
音楽業界で勢い増しているのはボーカロイドのコンポーザーだったりするわけで。
米津さんも元はそちらでしたっけ。
ボカロ文化が音楽業界を席巻している。
JUGEMテーマ:音楽
(yoasobi)
これからも、広告マーケはあとから追従する形で どんどんと自分でアピールしたものが支持され大衆化する人がでてくるのでしょう。 私の耳や脳がどこまでついてゆけるかわかりませんが まだまだ情報源が母親っていうのがアリなようなので もうちょっと母ちゃん若ぶっていようかと思います。]]>
JUGEMテーマ:エンターテイメント
2020年2月鑑賞。
よかった‼︎よかったです。
過激なのにちょっとマヌケで、凄惨な場面の直ぐ後にクスッと笑え
役者も素晴らしい。
まず女優陣いい。
ベッキー
小西桜子
藤岡麻美
いやぁサイコーです。
すげーな、おいと思いながら観てた。
藤岡さんはディーンフジオカの妹さんなんですねー。
この映画では
小西さんは前田敦子さんみたい
窪田正孝と並ぶと2人とも泥の中の蓮みたいな清々しさがあって歌舞伎町に
初恋を体現した2人でした。
ベッキーさんは巷でも話題なようですが、ハーレイクインみたいな
いやぁ、すごい。
内野聖陽 ケンジ(byきのう何食べた?)どこ行った?
染谷翔太 楽しげに狂言回し
大森南朋 ゲスでいいねー!
村上淳 かっくいい
三浦貴大 わかんないレベルだった!
塩見三省 ラブ️
ダンカン 騙されたw
いやぁ、俳優さんみんなすごかったよー。楽しそうだった(笑)
窪田正孝の魅力もめちゃくちゃ堪能できます!いい役者さんだ。
彼は結構ぎりぎりで生きている人間を姿で納得させる俳優さんですよね。
凄いハマってました。
血と首と腕が飛ぶラブストーリーって何それ?と思うそこのあなた
三池崇史監督流のファンタジックラブストーリーです、これは。