中越地震とイラク人質事件

  • 2004.10.28 Thursday
  • 01:04
土砂に埋もれていた母子のうち2歳の男の子は助かったようだ。四日間も閉じ込められていた中、男の子だけでも本当に無事でなにより。こういう映像はみているだけで、なんとなくつらい。救助に関わった人々も、景色を見る感じでは二次災害のおそれがないとはいえないように思うので、非常に大変だったと思う。
相次ぐ余震や、寒さ、天候不順で被災地の方には本当につらそうだ。早く収まることを切に願う。
父もよく十日町から無事に帰ってこられたなとつくづく思う。父の母校の高校は今避難所になっている。

イラク人質事件。
人質となった人の個人的な状況や入国の理由などばかりがどんどんと報道されていることが気になる。犯人側の情報が極端に少ない。それが非常に奇異に感じられる。人質になったのが自業自得といわんばかりの報道が多すぎる気がする。入国が報道のいうように旅行だとすれば彼自身反省しなければならない点が大いにあるだろうが、そんなものは今イヤというほど感じているだろうし、生きて帰ってきた後で本人が精算するべき事柄で、彼の命を国家レベルでどう救うのかというのは別の次元ではないだろうか。
国家の大義の前には人一人の命はどうでもよいという空気を政府や世間に感じるのは考えすぎだろうか?
なんとなく太平洋戦争前の日本ってこんな感じだったのかなと最近恐いのだが。
この思いが過敏であることを祈る。

伝書バト

  • 2004.10.28 Thursday
  • 00:17
それは里芋が生煮えだったことから起こった。
ふだんから味見をしない私はその日は竹串で刺して様子をみるという行為まで省いてしまった。いざ食べる段階になり固いということが発覚。慌ててレンジで柔らかくすることにしたのだが、義母からの突っ込みがナタのごとくズバンと炸裂
「料理は愛情なのよねっ。食べる人のことを思えば手間もかけるし、おいしく作れるものなのよ。作ろうかっていったら大丈夫ですっていうから任せたのに・・・。私が作れば良かった。こういう風に作るならもう私が毎日作るからあなたは作らなくていい・・・云々」
長めに絡まれ参ったと思いながら言い訳できんし、すべていい終えるとすっきりする人なのでハイスイマセンで嵐が過ぎるのを待とうと殊勝にしていたら家人がいきなり
「じゃあ彼女が作る料理は愛情がないっていうの。」と食ってかかった。
義母は驚きのあまり顔色が変わり一瞬場が凍った。すかさず、そういうことをいってるんじゃないと猛反発。黙る家人に
「言いたいことがあるなら、いいなさいよ」
と喧嘩を売った。
義父は、もういいじゃないかと二度位場を収めようとしたが、ふだんは義父を立てている義母もこうなると誰にも止められない。
私は汗をかきつつ下を向きながらごはんを所在なく食べ続けひえ〜と叫びたいのを我慢。
家人はここで
「・・・べつに。」
といっただけなのでその場はこれで収まった。

二日後。
お義母さんと夕飯を食べながら話していたらこんなことをいっていた。
「・・・子供たち全員反抗期があまりなかったのよね。こちらも忙しかったし子供たちもさっぱりしたもので。学校や就職、結婚もこちらが何かする前に全部本人たちが決めてきて聞くだけだったし。あの子(家人)は特に手がかからなくて、口応えもほとんどしない人だったからこの前あなたを庇った時、コンチクショ〜!!って腹の底からほんと憎たらしくてねえ。」
そうですよねえなどと媚びたスネオのように適当な相槌をうつと
「何か言いたそうだったから、溜められても困ると思って言いたいことがあるなら言えっていっちゃったけど、こうしてお嫁さんの方が大事になっていくのよねえ。こうして自分の子じゃなくなるんだなあと思って、自分の家族を作っていくんだなって考えたの。あそこで私の味方をされると夫婦仲が悪くなるからそれは困るものね。だから寂しかったけど良かったなあと思って。」
と語られた。

義母はかなりのパワーと破壊力を持った言葉を強速球で投げてくるのでキビシーッと思うことも多いが、こうして後から検証する所が可愛らしい。
家人にいってみると
「引くに引けなかったろうからあの売り言葉を買うと喧嘩になるしね。間接的に俺に伝わると思って母もあなたにいったんじゃないの」

私を伝言係に使うとは。さすが年の功。義母、おそるべし

ニッポンの会社

  • 2004.10.26 Tuesday
  • 00:41
最近無駄に忙しく、本館の映画HPの更新ままならず、仕事上のちょっとしたことで、社の人間に軽く殺意を抱く殺伐とした日々(爆)

そんな私の雰囲気を察してか、本日会社の女の子に非常に胸に響く冊子をみせてもらった。あまりに感動したので全文転載させていただきます。

コンサルティング会社
ワイキューブ宣伝冊子より

週に2回以上社員を怒鳴りつける経営者の皆様へ

社長:同じことを何度も言わせるな!もっと頭を使え!

回答→それは、言うだけ無駄です。極端な話、バカな人に「賢くなれ」と言ったところで、そんなことは不可能です。

社長:ダラダラするな!やる気を見せろ!

回答→残念、いくら尻をたたいても、本人が決めた目標を、他人が無理やりあげることはできません。

社長:お客様の気持ちになって考えろ!

回答→残念ですが、それは酷な話です。コミュニケーション能力の低い人に、相手の気持ちは読めません。


結論

育たない人材は、どれだけ時間をかけたところで育ちません。その人材が「できる」かどうかは、採用段階で100%決まっているのです。

我が社の社長の決り文句を一字一句再現されたばかりか
日頃思っていることの回答をつきつけられて妙に諦めが良い人間になれそうな気がしてきます。
ありがとう、ワイキューブさん!

当てはまらないとおっしゃるアナタ、とてもいい会社にお勤めです。なにがなんでもしがみついて定年まで勤め上げた方がよろしいかと。
私本当に見学に行きたい。いや、お話だけでも伺いたいです・・・(最大の賛辞)

自分の会社のことのようだと頷いてしまったそこのアナタ、へこんではなりません。
みんながみんな超優秀だったら、自分がリストラにあってしまいます。
余裕のある会社なんだ、と自らに言い聞かせましょう。

・・・むなしい。

なんだかんだいっても、自分の周りは自分の鏡だったりするんですよねえ。
ああ、でもいわゆる「メンター(心の師)」ってやつが欲しい。切実に欲しいです。

発車ベル

  • 2004.10.25 Monday
  • 23:47
JRの発車ベルが音楽になったりしだしたのはいつ頃だろう。そのうち駅独自のベルなんぞが登場しだして久しい。
JR高田馬場駅は鉄腕アトムの誕生日前にアトムのテーマになり、好評のため今もそのまま。山の手の内、外で音の高さを分けている。
♪そーらーをこーえてーらららほーしーのかーなたー
と普通に歌える高さが新宿方面行き。それより低い音色が、池袋方面行き。

JR蒲田駅は蒲田行進曲。これも東京方面と横浜方面とで使われている曲の部分が違う。哀愁漂う音色でなかなか好きなのである。
他にもいろいろあるのだろうが思い浮かばない。

最近気付いてびっくりしたのが、JR恵比寿駅。
エビスビールのテーマになってました。妙に軽快。♪ちょっと贅沢なビール〜と歌いたくなった。

新潟の地震

  • 2004.10.24 Sunday
  • 07:23
三日程前に夢に祖母がでてきた。怖い顔でしきりと私に何か訴えている。目覚めた時に気になった。この祖母は痴呆になって長く家族と施設をいったりきたりしているので祖母の具合が悪くなったか、最近会ってないので気にしているのがでたのかと思った。何かあれば連絡があるだろうと考えた矢先、昨日新潟で地震があった。東京も結構揺れ、私は慌ててガスをとめた。
ラジオで頻繁に入るニュースを聞いていたら、やたら知っている地名がでてくる。祖父母や父の故郷の付近だった。親戚や知り合いが随分いるはずなので夜半になり被害がかなり大きかったようだと聞くと気になり実家に電話した。
母が出て親戚は大丈夫なのかと聞くと、なんと父が一昨日から十日町にいっているといわれてびっくりした。
学生時代の友人宅に泊まる予定が、あの地震でそれどころではなく車で帰路を走っているとのことだった。県内では携帯が繋がらず、群馬に入った九時過ぎに父が連絡を寄越したらしい。
本人から詳細を聞かないと地震の時どこにいたのかよくわからないが今朝、十日町あたりは道路がいくつか寸断状態らしいと知って、よく車で出られたなあと思う。

オスなのか?メスなのか?

  • 2004.10.23 Saturday
  • 17:03
巣立ちから一週間ばかりが経過し、3羽並んで留まっているという長年の夢が叶った今日この頃。こんな感じでよく外に出ています。
ジュウシマツ一家

写真はわかりにくいのですが左から、ぼんてん・ひなぞう(こ)・しろさん。色が薄いのが雛です。
外見のシルエットは父の梵天似。色の組み合わせや顔つきは母しろさん。
と見事にブレンドされている(オスなら)ひなぞうor(メスなら)ひなこ(仮称)。

オスなのかメスなのかまったくわかりません。
ひなぞうひなこは父親の方が好きらしく父梵天にべったり。
が、万年発情期梵天さんはなんの前触れもなくところ構わず求愛ソング&ダンスをはじめるので、最近ひなぞうひなこ相手にもやってます。
メスなのでしょうかねえ・・・。

台所にあるカレンダーは几帳面な義父の一言日記になってます。
思わず笑ったので載せておきます。ひなぞうひなこの兄弟のことを書いてます。
義父の一言日記

十姉妹死亡
なんか全部漢字で書かれていると重い。重いなあ。

簡単アップルパイ

  • 2004.10.23 Saturday
  • 16:54
冷凍食品4割引だったので、冷凍パイシート購入。紅玉も安かったのでアップルパイを作った。
アップルパイ
りんご一個を12等分に切って、200ccの水に30〜50gのグラニュー糖とレモン汁をいれて沸騰させた中で10分煮る。
水気を切って、シナモンを振り、パイシートの上に並べてもう一枚包丁で切れ目をいれてパイシートをのせるだけ。
卵黄塗ってオーブンで10分くらいで出来るので小腹が空いた時に作る超簡単バージョン。
冷凍パイシートの裏面に載っているレシピですが、重宝しています。

東京国際映画祭

  • 2004.10.23 Saturday
  • 00:08
とうとう明日から。年々派手になっていきますね。実は今まで前売りですべて売り切れて観られないものだとばかり思ってました。違うのですね。東京に住んでて映画好きなくせにそんなこともしらない。
今ちょっと忙しいので映画を観る時間が作れるか。絶対にこんなに観られないけど、VIDEOでいいから観たい作品をあげておく。

1.隠し剣 鬼の爪
山田洋二監督の時代劇最新作。永瀬&松の時代劇は似合う気がする。
2.ハウルの動く城
観ちゃうでしょうね。どこかで。
3.海猫
伊藤美咲、佐藤浩市、好きなんで。
4.インストール
上戸&神木隆之介の絵面がいい感じ。
5.ダンデライオン
1人の少年が少女と恋に落ちたことから世界を新しい感覚でとらえる。一場面の写真が綺麗で題名に引かれる。米国映画らしい
6.ニワトリはハダシだ
知的障害青年を巡る一騒動。邦画。「僕はラジオ」系の話か
7.大統領の理髪師
オアシスのムンソリ、殺人の追憶のソンガンホ主演の韓国映画。これは外せない。
8.理由
宮部みゆき原作。元はwowwowで放映したものですよね?観てないけど。
9.スカイキャプテンワールド・オブ・トゥモロー
ジュードロウ、グィネスパルトロワ、アンジェリーナジョリーのVFXアクション。
10.ホワイト・ライズ
仏映画「アパートメント」リメイク。ジョシュハートネット。
11.約30の嘘
椎名きっ平(漢字がでない)、中谷美紀、妻夫木聡、田辺誠一などが演じる詐欺師たちの話
12.誰にでも秘密がある
イ・ビョンホンとチェ・ジウの四角関係ラヴストーリー
13.ターミナル
スピルバーク監督。トムハンクス主演。
14.ニュースの天才
ヘイデンクリステンセン主演の実話の映画化。記事を捏造した報道記者の話
15.プリティプリンセス2
アンハサウェイが王女を演じるパート2
16。オオカミの誘惑
韓国映画ラヴストーリー。出ている俳優2人が気になる。

この映画祭では観られるとして1本〜MAXでも3本くらいかなあ。。。

Cut

  • 2004.10.22 Friday
  • 23:42
9月号のオーランドブルーム表紙にやられて購入したのに続き今回の11月号は「いまこそ、アジア映画に溺れる」でのトニーレオンと中をめくったときにみたウォンビンの写真でレジ直行。
今回は、映画好き、美形俳優好きにはたまらない特集です。家人にはこのウォンビンが「キムタクにしかみえない」。
に、似て見えるけど若くてピチピチしていてガタイのいい方ですとかいったら双方のファンに怒られるかしら・・・。
アジア映画だけでなく、ハリウッド系女優のショットも綺麗。ご贔屓ペネロペちゃんが久々にいい写真で嬉しい。

ぴあ。
新装。サイズは前のB5の方が良かったです。個人的に。

成田個人的オススメの店

  • 2004.10.22 Friday
  • 15:24
今週めざましTVのトロと旅するは、成田であった。元地元民として、成田山公園や新勝寺といえば写生の場だったり、恐ろしく凶暴なアヒルにお菓子を取られたりした場所である。奈良公園や宮島の鹿に匹敵するような。

まあ、私は地元といっても引越してきた人間で親も地元の人間ではないこともあって、いわゆる「成田」として出てくる旧市街地・古くから続く成田山やその参道などとは離れた場所に住んでおり普段はあまり縁がなかった。
10代後半までは、古臭い町並みだなーとほとんど成田山詣以外で通ったことはなかったと思う。
縁あって参道でバイトをするようになってから、いろいろ教えられてもったいなかったなあと思うようになった。もっと早くから通っていれば・・・というやつである。

その中の個人的BEST3を。

1.西洋乞食
ここはそのバイト先。小汚い定食屋さんなのだが、いつ頃からか外国のエアラインクルーが訪れるようになり、いつしか専用みたいになってしまったんだそうだ。
ここの強い火力で作る砂糖とお醤油とにんにくをガツンと絡めたチキンソテー(要は照り焼き)は一度食べると病みつき。
平らに焼くほうれん草やナスのオムレツも美味しい。ご飯もガス釜で炊くからおいしいのです。

2.後藤だんご屋
江戸時代から100年以上続くだんご屋で、米屋(羊羹で有名)の隣にある。
今はどうかわからないが何年か前までは、100近いのではないかという腰の曲がったおばあちゃんが団子を焼いていて、数人のおばさんが手伝っていた。とにかく手作りでやわらかくモチモチ!ただ、添加物がはいっていないようなので、朝買っても夜には硬くなってしまうため、遠方へのお土産に向かないのが悲しい。

3.華や
京成成田駅前にある喫茶店。
この店は一見外から見ると中が良く見えず、入るのに勇気がいるが入ると非常に居心地が良い。
西洋乞食のバイト仲間の人がここの喫茶店の姪御さんで教えてもらって行くようになった。
ここのマスターは、無口で写真が趣味という絵に描いたような喫茶店主。何の前触れもなく写真を撮るために喫茶店を休んでしまう為、定休日は未定。
値段設定が20年以上変わっていないらしく、良いコーヒーが安い。
そして、私のイチオシはミックスサンド。その中のタマゴサンドが特に美味。
タマゴは、薄い塩味で卵焼きの状態でサンドしてあるのだがこの卵焼きの焼き加減がパンになじむ絶妙のやわらかさ。
ちょっと塩を振りかけて食べるとなおおいしい。

といいつつ、今年元旦久々に行ったのに時間的関係でどこも寄れずにここ2年以上どの店も食べていない。

今も変わらずいるだろうか。

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