男気ってなんだ

  • 2005.06.30 Thursday
  • 20:27
現在父と弟が喧嘩状態にある。
といっても、殴り合いをしたとか罵り合ったということではなく
弟は普通だが、父親が烈火の如く怒っているっていうのが正しい(笑)

うちの実家の家族関係は見事に歪んだヒエラルキーで成り立っているので
仲裁役は私しかいない。


父の怒りの原因は、弟に

「男気がみえない」

ことであった。

これだけ聞くと、なんじゃそら?
うちは任侠一家かってツッコミの一言でもかましたくなります。

要は、父親が自分の方が困っていたが、表面上は「息子(弟)のことを考えて」提案したことを
弟は、「自分の都合を優先して」にべもなく断ったことが原因でした。

家族として弟をたまには頼りにしようとした父はプライドを傷つけられ
息子は何もしてくれないに違いないと一足飛びに判断したらしい。
父にとっての男気の意味はそこにありました。

「家族が困った時に、どういう態度を取るのか?」

一方弟は、いきなりこうするからと決定事項のような口調で物事を言ってきた父に
それは出来ないから、聞いてないしと言って何が悪いのかという感じ。
父親の本心が読めなかったわけです。(まあねえ・・・)

字面にすると、これだけのことで
父からは弟へ「絶縁」通告が家族中にメールで発せられました(笑)


From:父
To:長男
Cc:長女(私);母

今のうちにお知らせします。
生き方・見解の相違があり、私は息子に家族として期待することを
今後一切やめようと思います。
個人として批判する気はありませんが、私とは相容れません。
私の葬式には弔う気持ちのない人間は来なくて結構です。
当然あなたの結婚式にも出席するつもりはございません。
本日から息子はいないものと判断します。
以上


いきなりメールみた私はビックリですよ。
携帯に軽軽しくそんなメールするなと言いたい。

っていうか自分の葬式って・・・(笑)

母親に聞いても、その話になると物凄い形相で睨まれるか怒鳴られるとかで
頭に来て家を出ようかと思ったけど、貯金が1円もないとかいってるし・・・(爆)


ったく、いつも要所要所でいろいろかましてくれる我が家族。

メールや電話では埒があかないので、事情を聞こうと
弟とも示し合わせて、○日に実家に帰るから
もう1度話し合いを、
と母を通して伝えたところ
話し合う気はないとの返事。

実家集合を強行したら、父親帰ってきませんでした!(爆)

還暦を迎えようっていうオヤジの取る態度ですかね?


結局ほとぼりが冷めた頃に話したのですが

父には、常に全力なのはわかるけどその走りに誰もついていけてないから
勝手に先走らずに、もうちょっと余裕を持って家族を信頼してもらいたい、
もう少し相手の意見を聞いてから判断するように
して欲しいといい

弟には、気持ちはわかるけれども、大人としてお父さんに
見て欲しかったら、自分の考えやプランを優先する前に
父親の状況を判断した上で相手の要求にどこまでなら応えられるのか
歩み寄る回答をそろそろ出来てもいい年齢なんじゃないの、
と諭しました。

父は、思い込み激しいし一つのことをやるとなると
まったく周囲に相談せずに突っ走るので
カンベンしてくださいよ〜ということも多々あるのだが
とにかくなんとかするといったら土壇場でなんとかしてきた人。

その「頑張り」でこちらは育ててもらったので
その点は尊敬しているし、感謝している。
だから「強い父」のまま天寿を全うさせてあげたいんですよね(笑)

とりあえずどんなに自立したところで、弟は部屋を借りたり
何か大きな買い物のローンだったりの保証人は父に頼まざるを得ない立場
なわけですしねえ。

まだ父の中で喧嘩状態には変わらないようですが
元々がかなりわかりやすい人情派なので
保証人やらなにやらはそのままちゃんと印鑑をついている。

結婚式に出席しないという発言も撤回するようなので
まあ、後は弟と父の問題。

家族ってめんどくさい。まあ傍観していると面白いんですけど(笑)

クロマティ「魁!!クロマティ高校」訴える

  • 2005.06.30 Thursday
  • 07:54
クロマティさん、「魁!!クロマティ高校」差し止め申請

シャレかと思いましたが、真面目に怒っているんですね、クロマティ。

ええー、誰なの、クロマティにそういう風に吹き込んだ人間は。
バースにも訴えられちゃうのかなあ。

この語感にふふっとなるくらいのモンでしょう。
コメントを言っている姿はユニホームに漢字で「侍」だし。
それと同じだと誰か言ってあげようよ。


映画化ってスゴイんだね(笑)

いかハンバーグ

  • 2005.06.29 Wednesday
  • 23:43
いかが安かったので、ハンバーグにしてみました。
出典は6年ほど前の3分クッキングより。

材料4人分
いか 2はい(今回するめいか使用)
マッシュルーム 1パック
卵白 1個
パン粉 おおさじ4くらい

みりん 大さじ2
しょうゆ 大さじ11/2
白ワイン 大さじ3
バター 大さじ1

1.いかは、皮をとり、はらわたをとる。
吸盤もしごきとって、水気をきって、刻む。

2.ミキサーに塩コショウと一緒にいれて、粒が残る程度にして冷蔵庫で冷やす。

3.マッシュルームを薄切りしてバター大さじ1/2で炒め、塩コショウ。

4.いかとマッシュルーム、卵白、パン粉を混ぜ冷蔵庫で冷やす

5.フライパンに小判型に丸めたいかハンバーグをいれて中火で焼く

6.ソース。みりん・しょうゆ・白ワインを煮詰め、残りのバターを仕上げに入れて溶かしハンバーグにかける。

冷蔵庫で冷やすのは15分程度で大丈夫。

ika

つけあわせは、トマトとゆでたインゲン+さらしたまねぎ。

バターの風味が効いてます。
これで280カロリーくらい。

月のパルス

  • 2005.06.28 Tuesday
  • 23:59
月のパルス 2 (2)
月のパルス 2 (2)
くらもち ふさこ

観たい映画を観にいく時間があまり取れないので、漫画に走りました(笑)

久々に読んだくらもちふさこ。

やっぱりいいねえ。
この人は、日常にあるちょっとした寂寥感や人の意地悪な気持ちをさりげなく描くことが本当に上手い。今回は、思春期ならではの女の子の過敏な感覚と、友達でありながら嫉妬も押えきれないという微妙な心理を「綺麗」に描いている。

人間根っからの悪役もいないし、どこから見ても完璧な人間もいない。その清濁の描き方ってセンスですよねえ。女の子独特の勘(多分)を少し霊的なものを交えて描いていて、それを男の子の視点からみせているっていうのがこの作家のヒネリ具合。

つきちゃんという美少女だけど自分の心のうちをさらけだせずに、周囲からもどことなく距離を置かれたり、嫉妬や羨望を受けてしまっている女の子と、周囲の気持ちの動きがハッキリわかってしまうがために、上手く立ち回ってしまうけれどもなかなか現実はそう上手く行かない女の子、紀さん。

紀さんが知り合ったアスマくん。紀さんが気に入った男の子をつきちゃんに会わせると、その男の子はつきちゃんを気に入ってしまう。
本能的にアスマくんをつきちゃんに会わせちゃダメだと感じる紀ちゃん。
3人の関係はどうなっていくのか?

紀ちゃんの行動やセリフがキーポイント。
これぞ少女漫画っていう心理描写とそれに伴う行動の繊細な描写。
磨きがかかってます。
この独特の絵柄が苦手でなければオススメです。

皇帝ペンギン観てきました

  • 2005.06.27 Monday
  • 22:36
友達が試写会に誘ってくれて、仕事を放り投げ(オイ)観てきました。

皇帝ペンギン。

ギャー!!!っていうくらいの愛らしさ。
会場からも、クスクスとした笑い声や悲鳴が聞こえていました。

どすどす歩く姿が、ちょっと肩を落としてハラ出して歩いている身なりに構わない太ったおばちゃんみたいで可愛い。(こう書くと可愛くない気もする)
wataridoriでは不覚にも寝てしまったのですが、これはドラマ仕立てになっているので、眠くなったりは・・・(多分)しないハズ(笑)
ドラマティック度ではディープブルーにかないませんが、皇帝ペンギンの生態を通した家族の描かれ方はなかなか山アリ谷ありです。

早速review書いちゃいました〜。
詳しく読みたい方は、ご面倒ですがこちらで読んでみてくださいましー。

パラサイト

  • 2005.06.26 Sunday
  • 23:38
パラサイト
パラサイト

これをTVで観るのは3回目くらいか?
今日は途中違うものをみつつ、やっぱり観てしまった。

こんなにしょっちゅうやるのは、イライジャウッド、ジョシュハートネットが出ているせいなのかしら。
ジョシュ役の声優さんが本人の声とは違うが、渋くていい声だ。
役柄の雰囲気には合ってるし、前のときもこの声だったような気がする。

今回で初めて気づいたが、保健の先生はサルマハエックだったし
ちょっとパンクメイクの女の子は17歳のカルテで観た子だった。

なかなかお得感のあるキャストだ。
話も、パラサイト(寄生虫)となって人間を乗っ取る地球外生物。
誰が乗っ取られているのか?親玉は誰?
っていうあたりでなかなかに凝った展開。
高校生たちがやたら頭がいいっていうのもいいね〜(笑)
ちょっと周囲から浮き上がっている子達ばかりっていうのも面白い。
しかし、パラサイトのビジュアルってなんであんな気持ち悪いのでしょう。
せっかく人に寄生しても、あれじゃあ、受け入れられないよ・・・。

来週は、スターウォーズ特別編。
またアイロンがけしながら見なくちゃ〜。


おまけ。声優さんについてちょっとぐぐってみた。
神奈延年さん
24 -TWENTY FOUR- シーズンIII  
CTU捜査官 チェイス・エドモンズ 役 (ジェームス・バッジ・デイル)
アニメ「NARUTO」   薬師カブト 役
やゲームその他結構いろいろなところで声の仕事をされている方のようだ。
あの声から、あの姿は想像できなかったなあ(笑)

ひなぞう捕まえてみた

  • 2005.06.26 Sunday
  • 14:19
05-06-26_14-15.jpg
本日新たな蛇攻撃に対する対策を鳥小屋に講じるとのことで籠に一時移しました。
小屋が広いため、網で捕まえてから手に移したので羽が乱れてしまっています。
ちょっと憮然としているようにもみえる。

ラジオは必要

  • 2005.06.26 Sunday
  • 13:08
一時ホリエモン効果(もう忘却の彼方へ行きつつありますね。早いな。世の流れは)でラジオが必要か否かっていう議論があった。

これは新聞なんかもそうですが、インターネットがある今、より便利にネットが使えるなら、ラジオも新聞もいらないだろうっていうような論調ですよね。

新聞は今回脇においておいて(個人的には必要だと思う。特に地方紙)

ラジオは不必要か?
私は絶対必要だと声を大にして言いたい。

正直、昔はバリバリのTVっ子でそんなに必要だと思ってなかった。
でも、どんなにネットが発達してもラジオが無くなったら困る。

なぜならネットはめんどくさい。
ネットラジオっていうのもあるし、常時接続の人も多いかもしれませんが
うちは電気勿体無いっていう貧乏くさい理由で使うときだけ立ち上げてます。ネットラジオってしゃべりのイメージが強いし。

更に、検索するっていうのがめんどくさい。
目的なしに漫然となんか知らない音が聴きたいって言うとき
現状のネットコンテンツでは、ラジオの電源入れて、局に合わせると勝手にいろんな曲が流れるっていう簡易さに勝てない。


新しい音楽を知るキッカケとしてラジオの役割は大きいと思う。
新譜だけじゃなくてあらゆるジャンルのあらゆる音楽を膨大に流しているっていうのは貴重です。(そりゃラジオだって新譜プッシュももちろん氾濫してますが)

それに何かをやりながら音を聴くっていうことが多い・・・特に料理しながらラジオ聴いている私は、料理しながらネットは出来ないので余計面倒。
ネットはどうしてもイスに座ってだらだらとサーフィンするっていう感じになっちゃうので、時間も経つ。まとまった情報の早さみたいなものは強いけど、アトランダムな情報を適当に引き出すにはまだ情報網が偏っているし、古いものが少ない。
(海外のサイトを含めるとちょっと意味合いが違ってきますが。)

後は災害時ですかね。
電気がなくてもラジオは聴ける。

何かをやりながらって時は、映像が邪魔になること結構多くないですか。
歌も、映像つきだとつい映像も見てしまうし、そうすると他にやってたことがどうしても疎かになっちゃうんですよね。音しか聴こえないっていうのは適度に今やっている作業にハリを与えるよなーって実感している今日この頃。

書くということ

  • 2005.06.26 Sunday
  • 11:20
最近、小説やエッセイのカラーが更にハッキリ以下の二派に分かれてきている気がします。

自らや周囲の生活の滅茶苦茶さ加減を露悪的に書くことで、自分で自分を笑い飛ばし、読者には「こんな生活自分には出来ん」って思わせるような凄みのあるタイプと、

資料や取材を重ねて構築されたリアリティ重厚な世界を舞台に描くエンターテイメント系の作品。

前者は最近のネット・blogの興隆も相俟って一見敷居が下がったような感じがするので以前よりも物書きになりたいって人が増えているんじゃないかと思う。
その分、逆に読者人口が減っている要因にもなっている気がしますけど。

リービ英雄氏が、日本文学の本質は私小説にあると言い
彼自身最新作「千々にくだけて」で自身を投影するような
話を書き上げている。
千々にくだけて
千々にくだけて
リービ・英雄

確かにそうかもしれない。私小説全盛となったのは大正くらいからだったと
学んだような記憶があるが、例えば、漱石、鴎外といった明治の文豪達も自分の生活や関わりのあった人、物事をヒントにモデルと思しき登場人物を出したり、エピソードを挿入したりしているから日本文学として研究者もよくそういった符号から作家の深層心理や作品にあるモチーフを読み解こうとする。太宰、三島はいうに及ばず。
最近などでも柳美里氏あたりは裁判が起きて有名になりましたが。


書かずにはいられないっていう何かを持っているのであれば
どちらでもいいのかなっていう気はします。
所詮、文章だってその人の頭の中から捻り出されているものなのだから。
ただあまりにも本人の生活を露骨に感じてしまうものは小説なのかっていう
疑問はあるけれども。
文章としてはスゴイと思ってしまいますが、作品としてはどうなのかってちょっと思ったりします。
言葉にするよりも文にするってやっぱり勇気がいると思うんです。
だって後に残るし、言うより文字で観る方が重いしキツイ。
こんなblogでさえ、書いたら面白いだろうけど影響でかそうなことは
書けません。でも非凡な人ってそれを踏み越えて書いちゃうか
もしくは、上手くフィクションのフィルターを通して書いてしまう。
踏み越えて書くのは、昨今話題のエッセイや自伝を上梓する人
フィルター通すのが小説ってところでしょうか。

昨今の作品はこのフィルターの目が粗くなっていて、結構すぐ作家本人と結びついちゃうっていうのが作品としての賞味期限を早めてしまっている気がしてならないのはちょっと残念。

一方の取材を重ねて、作者自身から遠い世界をリアリティを持って描く。
これも、そこまでして描く動機っていうものが作品から感じられるなら、楽しい+アルファがあって余韻が長く引く。
いや、楽しく読んでもらいたいっていう動機で書くというのもアリなんでしょうがそれって残らないんですよね。頭に。

どちらにしても、こんなことがあった、と書く先に浮かび上がっていく「何か」が欲しいなあ。最近小説読んでいるとそんなことを強く思います。

そういう意味で、村上龍氏の「半島を出よ」
これは面白かったです。正直、あまり好きな作家ではありませんでしたが
ちょっと見る目が変わりました。作者の知識と訴えたいこととか
危機感がこちらに迫ってきて、文章に迫力を与えている。
半島を出よ (上)
半島を出よ (上)
村上 龍


作者の主義主張や思想、背景が、その作品や文字から匂ってくる、そんな作品をもっと読みたい。

ネヴァー・ゴーン  バックストリートボーイズ

  • 2005.06.25 Saturday
  • 23:46
ネヴァー・ゴーン デラックス・エディション
ネヴァー・ゴーン デラックス・エディション
バックストリート・ボーイズ

ミュージックステーションでIncompleteを歌う彼らを観ました。
4,5年前に東京ドームだったかな。行きました。
I want in that wayとShape Of My Heart大合唱しました(遠い目・笑)

久々に観ましたが、歌う歌の世界がまったく変わらないですねえ。

が、ふ、老けた。老けたわー(汗)
ニック、アナタ巨人のヨシノブ選手と被ってみえるんですけど・・・気のせい?(笑)

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