ねにもつタイプ

  • 2007.03.31 Saturday
  • 14:15
評価:
岸本 佐知子
筑摩書房
---
(2007-01)
読んでいるうちに、いつの間にか妄想の世界に突入しているエッセイ。
人の脳内にいきなり足を踏み入れちゃったような不気味な感覚が味わえます。

妄想ってヘンだけど面白い。
どれを読んでも爆笑でしたが、中でも気に入ったのは次の二編

・疑惑の髪型

ちょんまげに違和感を抱いている筆者。
納得いく説明を自分で3つ考えた。そのうちの1つ(筆者イチオシ)
『』の中引用
『ある大名が歳をとり、頭頂部が完璧に禿げ上がった。それを見た家来たちは、殿一人に恥をかかせてはならぬと頭頂部の毛を剃って出仕するようになった。すると大名は家来の忠誠心の限界を試したくなり、今度は側頭部の毛を伸ばしはじめた。家来はすかさずそれに倣った。こうして髪型はどんどんエスカレートし、ついに「ちょんまげ」が完成された。・・』

ちなみにほかの二つは、罰ゲーム、宇宙人の襲来説。
この文面で興味を持った方なら読んで損はありません!

私は肩が震えるほど夜中に笑ってました。

忠誠心の限界を試したくなる大名っていうのがなんともツボ。

・フェアリーランドの陰謀
シャンプーとリンスを買ったつもりがシャンプーとシャンプーに。ゆで時間5〜6分のパスタを買ったはずがゆで時間8〜9分に。6日の約束をなぜか8日と勘違い。

これらはすべて妖精の仕業に違いない。
妖精の世界による壮大な陰謀。
これを読んだときには、同じようなことを考えている人がいて嬉しくなってしまった。
そうそう。とめた覚えのない目覚ましが止まっているのも、あるはずのものがなくなっているのも、しまった場所が違っているのも、フェアリーテイルの悪事のせいなのです。

まて。

  • 2007.03.31 Saturday
  • 10:29
20070331_329928.jpg
まてを命令してから、頭の上にえさを。
真剣な顔だけに可笑しくてついやってまう。
よし
というと頭を下げて落として食べます。

トラブルメーカーの自覚

  • 2007.03.29 Thursday
  • 22:53
私の父がとうとう、弟嫁とトラブルを引き起こした。

トラブルというか、どっちもどっちだとは思うんだけど
父の数々の行動やら言動に納得いかなかったらしい義妹が訪問した父に挨拶せず&目を合わせないという強硬な態度に出て、父が怒って帰ってきた・・・。

やるねえ、義妹。
というかだね、弟よ、うまく間に立て。度量が狭い。(身内に厳しい姉)

まあねえ。
何十年と付き合っている身内でもうんざりするような強引さと子供っぽさを合わせもち、ゴーイングマイウエイを自認するワタクシの義父をもってしても
「あなたのお父さんは、よく言えば自由奔放、悪く言えば身勝手だな」
と言い、義姉&義兄達に
ここのお義父さんよりゴーイングマイウエイってどんな人物だよと恐れられている父であります。


・暴走族とカーチェイスをして民家の壁を破壊した、とか
・結婚式では辞めた会社と今いる会社と次に入社する予定の会社の上司をそれぞれ呼んでみんな来たとか
・朝礼に出るのが嫌で出社拒否して退社とか
・町内会の親睦会で近所のおじさんと殴り合いの喧嘩したとか
・取引先と揉めて裁判沙汰+相手の嫌がらせにより無言電話の嵐で夜中は電話線引っこ抜いて寝ていたことがあったとか


もー挙げればキリがないくらいネタのあるオヤジだったりするわけで。

ワタクシの父は単純なだけに、慕ってくればウエルカム、牙をむかれりゃばっちこい、っていうタイプで、更にしつこいし根に持つ。

面倒だなーと思いながらも、弟に連絡して事情を聞き、うじうじうじうじ意味のわからないことを言い募っていて、これまた面倒だったので、暇な姉として間に立ってみた。

いろいろと妄想を巡らし、弟が離婚するなら大賛成だ!とか子供の不幸を願うバカ親父をなだめすかしつつ軌道修正を図っていたら、いきなり父

「そういえば、あいつ(弟)の前の彼女も俺の一言が引き金になって別れたみたいだよな」

とボソっとつぶやいた。
(どうもあたらずとも遠からずらしい)

「はははっ、もしかして、お父さんトラブルメーカー?」
と冗談っぽく言ったので

「え?今頃(気づいたの)?」

と母と私がいったら微妙に落ち込んでいた。

本人としては母や私が
「そんなことはない」
というのをほんのり期待していたっぽい。


メンドクサイ。なぜ、うちの男たちはこんなに面倒くさいのだっ!!!

みなさん、身内になったからには毒を食らわば皿まで。

諦めましょう。
むかついても、グっとガマンし一呼吸於いてから接しましょう・・・と自らに言い聞かせてみる。

サクラ

  • 2007.03.29 Thursday
  • 19:35
20070329_329234.jpg
といえばグループ魂が歌うテレクラのサクラ…のことではなく、大半の歌で歌われる桜です、今回は。
平日なのに春休みだからなのか陽気に誘われたのか花見している人が結構いた。

リトル・イタリーの恋

  • 2007.03.27 Tuesday
  • 12:09
評価:
アメリア・ワーナー,ジャン・サルディ,アダム・ガルシア,ジョヴァンニ・リビシ,シルヴィア・サンティス,バリー・オットー,エレノア・ブロン,パオラ・ディオニソッティー,ジョン・ブルサル
ハピネット・ピクチャーズ
¥ 2,993
(2006-10-06)
1950年代、オーストラリア・シドニーに移民として暮らすイタリア人兄弟のそれぞれの恋のお話。

王道ラブストーリーですが、美男美女と癖のある男女と4人出てきて楽しめます。
美女が、、、とっても美しいのですよー。一途で。
こんな女性にはらはらと泣かれたらごろりと参るね、私なら(笑)

移民達が船を乗り降りする場面が何度か出てくるのですが、昨年夏にシドニー行ったときにみた港と通じるものがありました。
撮影場所同じかなあ。よくわからないのですが。

ストーリーは内気な兄が仲介者を経て母国イタリアの女性に手紙で求婚するところから始まる。自分の写真と、誠実に心をこめて書いた手紙。
けれどなかなかOKの返事がもらえず傷つく。
とうとう自分よりも男前な弟の写真を同封して求婚したら、なんとOKの返事が!

かくして、イタリアから花嫁がやってくるのだが、彼女が夫だと思っているのは兄ではなく弟。
その事実を結婚式当日に弟に打ち明ける兄。
兄、馬鹿正直!!誠実なんだけど誠実なんだけど、だめっすよー。
弟にはガールフレンドがおり、4人の関係が混乱。
さて、どうなるんだー?!っていう感じですが、多分半分観ればラストはほぼわかる。

でも、少女マンガみたいで私は好きでした。
っていうかもう一度いうが、イタリアからくる嫁が好みでした(笑)

力士化

  • 2007.03.27 Tuesday
  • 11:46
鈴太郎のことです。
なによりです。
デブになっていくのをこんなに喜ぶべきなのか、いや喜んでおきます。
体は元々小さく生まれているので、まだまだという感じですが顔がすごいことに。
顎が三重、ほっぺはペコちゃん化。

半月ぶりに桶谷式母乳マッサージへ。
生まれて1ヶ月は1日20回じゃすまないほど授乳しまくって一時期気が狂いそうでしたが(笑)
大分落ち着いてきました。
私の哺乳量もどうやら増えてきたらしく。
夜3時間でもまとまって眠れることの嬉しさよ。
昼はいまだに1時間毎の時もありますが、ちょっとでも一人で遊んでくれるようになって母は嬉しいぞ。

出生時2515gだった体重は、退院時は生理的減少(皆必ず減るのです)で2400g。
一ヶ月検診で3350g
二か月で4500g

昨日は5350g。完全母乳になって約一ヵ月半。
この半月で600g増と母乳だけで対外的にみても充分足りている増加(この時期は1日30g×日数がおおよその基準)具合でほっとしました。

やっぱり、いくらこちらが確信持って育児をしていてもですね、同居している義父母とかがあんまり納得しない育て方をしてまで無理をするのは余計な軋轢を生むので避けたい。
ストレスになるし、雰囲気悪くなりますから。
なるべく母乳で、とは思ってもなんとしても母乳でとは思わないので、顔のつやがよくて元気でも、あんまり大きくなってないと言われたら、ミルクを足すつもりでした。
ただ、混合が一番大変というか面倒くさいので、ホッとしています。

まーもしこれからの検診で医者に何か言われても私以外は直接聞かないだろうから、生育に関する重要な指摘以外、波紋を呼びそうなことは言わないけど。
言わないのも親孝行のうち、というのをやっと学びました。

力士でも何でもいいから、順調に大きくなっていって欲しい、それだけです。

コッカに行ってきた

  • 2007.03.26 Monday
  • 12:34
20070326_327843.jpg
以前にも書いた布地ショップのCoccaが代官山にオープンし、行ってきた。

というか、久々に代官山まで子連れで髪を切りに行き、恵比寿アトレの授乳室を目指して歩いていたら、あった(笑)

ちょっと中に入って布に囲まれて放心状態。
ふらふらさまよってアルバムとノートを買ってしまいましたっ。

柄好きにはたまらん空間です。

アフリカンベイビィ

  • 2007.03.23 Friday
  • 10:54
ある時期、肌の調子が悪くなり、ボディソープなどが使えなくなった。
そんな時映画レビューで知り合ったbunnyさんが実は本業に絡んでかなり本格的に石鹸作りをされていることを知り、シーズンごとに購入しています。
さらにひょんなことからベビー石鹸を作るという話を聞きつけ、鈴太郎用に注文することに。

彼は退院したときから、アフリカンベイビィと名づけられたシアバターが配合されたこの手作り石鹸で体から髪の毛からすべて洗っています。

石鹸の名前のせいかどうか、風呂上りにはかなりくるくると巻き毛になってまして(乾くとだんだんまっすぐになっていく)、本当にアフリカンな子供になってます。
ほんのりシアバター風味。
出産祝いにベビークリームでロクシタンのシアバター配合のクリームももらい、それは私がつけていたりするので、親子でシアバター風味(笑)

おかげさまで新生児湿疹などもほとんど出ることなく、母親からもらった脂がにじみ出ててくる子もいるようですが、そういったこともほとんどなく今の所つるっつるニコニコです。
アトピーなどは3,4ヶ月目くらいから出てくることが多いようなので、まだドキドキしてますが、トラブルが多少あっても使えそうだし、トラブルないように祈っているところ。
2個購入し、現在2個目を使用中でしたが、先日終了してしまい、無理やり頼んで追加発注しました。
bunnyさんありがとう!


高野豆腐あんかけ

  • 2007.03.19 Monday
  • 19:53
20070319_324934.jpg
高野豆腐は煮るより焼いたり揚げたりして食べるほうが好きだ。煮たものをボーッとして食べるとスポンジを食べているような錯覚に陥るから。

写真は、戻した高野豆腐を切ってから揚げ、ダシ醤油で煮る。
一度高野豆腐を取り出して、えのきと千切りの人参、タケノコ、鳥のささ身を入れてまた煮る。とろみをつけ高野豆腐にかけ、三ツ葉を散らす。

焼く時にはベーコンを巻いて焼くと香ばしくて美味しい。
栄養価が高くカルシウムたっぷりらしいのでよく食べる。

星読み師より占いを

  • 2007.03.18 Sunday
  • 17:09
一度占っていただいたこともあるヨーロッパ古着も扱うお洒落星読み師、takaさんのところより奪ってきました。

姓名易断

その結果を読み解くにはこちら。
六十四卦一覧表

ちなみに自分は
風澤中孚
■虚栄の世界では生きにくい純真者
■対話する仕事で実力発揮
■純真すぎる態度は色気に欠ける
■ひたすら真心、誠意を尽くす
息子もこれでした。

旧姓でやったら
火澤睽(かたくけい)
■自分でももてあますほどの二面性
■「美」に関する仕事が適職
■結婚後の喧嘩には要注意
■及び腰にならず純真さを失わずに

家人は
天水訟(てんすいしょう)
■非凡な才を持つも失敗の多い人生
■自分の発想を捨てる
■家庭不和の兆しあり
■二者択一の人生


う〜ん。どうでしょうねえ。
長年苗字が非常に平凡だったので、苗字に愛着がなくていまだに今の苗字に馴染みがない(名前でばかり呼ばれてきた)せいか、気質的には旧姓の方が言われていることがしっくりきた。でも家人でこういうものを占ってみると私の知っている家人像からいつもなんか離れている気がする・・・。あの人は本来の自分はもっと違う人なんだろうか。
なんか、何を考えているのかいまだによくわからないんですよねえ(笑)

イヤだなーと思ったのが、現在の姓でやると私には離婚、不倫、親の反対など思いがけない不幸に襲われる可能性が高そうとあり、家人のほうにデカデカと家庭不和の文字があること(爆)

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