デトロイト・メタル・シティ
- 2007.11.30 Friday
- 10:42
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
超久々にマンガネタ。
ええ元気に暮らしております。別場所でしばらく書いていたらblog更新の意欲がそがれ、放置気味だったので、そろそろリハビリにいろんなレビューから復帰しようと。
ずーっと気になっていた漫画なのですが、友達に買って損はないと言われ、買っちゃいました。
絵柄は実は結構緻密な画を勝手に想像してまして、ナニワ金融道系で好みからは外れていたのでちょいガッカリしたのですが、話としては、出てくる音楽ジャンルをすべてにおいて「やりすぎ」「強調」という方法でバカにしていていい感じです(笑)
主人公はカヒミカリィが好きで、スウェーディッシュポップに傾倒しているどっちかといえば乙女系お洒落男子を目指しているんだけど、デスメタルバンドとしての才能が開花しちゃって、嫌だ、嫌だと思いながらもメタル界の伝説のバンドになっていく話。
メタルの世界が歌詞のまま、私生活でも黒魔術でもやってんのか?みたいな描かれ方をしていて、メタルじゃないけど、主人公イメージはマリリンマンソンあたりですかね?
主人公の鬱屈した感情が爆発した姿がメタルなので、本来の姿なんだろうね〜っていう感じ。本人が認めてないだけで(笑)
だって、ポップスのバンドを組もうとしたり、歌を歌うシーンが出てくるんですけど、これがカワイイどころか気持ち悪い(笑)
きみのラブホイップクリームたべてさぁ〜ん
とかいうわけですよ。「さぁ〜ん」が気持ち悪いことこの上なし。
後輩でたぶんカジヒデキがモデルになっている佐治くんという人がでてくるんだけど、この二人のパフォーマンスが不気味。ある意味デスメタルよりこわい(笑)
デトロイトメタルシティというのはバンド名なんですが、このバンドのメンバーもみんな変人で笑える。とくにドラムは怖い。でもこの人だけ、現実に似ている外見と中身も似てるんじゃないか・・・と思う人を知っている。
マンガでみていても、コエー。限りなく犯罪者。一見大人しいから捕まってないだけというか。世間的にもかなり恐ろしいタイプなので、時々我にかえって笑っていていいのか?と自問しながら読んでました。
こんな人間漫画だけで結構と思いながら、現実に当てはまるキャラがいることにブルゥになりました・・・。
松山ケンイチ主演で映画化決定だそうです。
ドラマーあのままじゃないだろうな〜。だってヤヴァイもん。でもあのギリギリ感が消えると毒が薄まってこの漫画の面白さも2割減かなあ。
豚役の俳優さん、すでに私の中ではこの人しかいない!ってヒトがいるんですけど。
名前がわからない。オドオドした冴えない中年役をよくやっているんですけど。
一文字も名前が浮かばない!わかったら追記します。