以前にここで紹介させて頂いたエレキテルコさんのトイレトレーニング。
ここでも、やってみた方が1週間でオムツが外れたとか聞き「おおっ。」と感動していたものです。
その時の記事。「オムツを捨てよう、町に出よう」
エレキテルライフでのトイレトレーニング特集→準備編
私は昨夏1歳代での導入を見送りました。
気が向いたときにトイレでさせたりくらいのぐーたら具合でトレーニングの「ト」の字も書けないような状態。
本人もトイレで一時期してくれてちょっとブームになったので「お!」と思いましたが
そんな片手間で外れるほどは甘くありませんでした(笑)
保育園によって随分方針が違うので、布オムツから1歳台でパンツなんてところだと2歳前に外れたりしてる子もいるでしょう。
2歳を過ぎクラスの子の中にもトイレが自分で出来る子が出てきてもなんら関心のなさそうにオムツにダダ漏れさせている鈴太郎をみるにつけ
保育士さんの
「そのうち外れるから大丈夫よ〜」
というなぐさめ言葉にも、もうあとオムツ生活が1年以上なんて耐えられん!と闘志が沸いてきまして。
2歳の夏にはやると決めたんだから女に二言はないのだ!とばかりに強引にやりました(笑)
結果がでましたので、ここで変則編として記事にしておきます。
うちの前提条件
◆2歳7ヶ月(本人はもうかなりコミュニケーションが取れる)
◆平日は保育園
◆家には祖父母
とエレキテルコさんのところと大分状況が違っているので、その相違点を主に書きます。
ただ、根幹部分は同じです。
根幹とは
1.集中的にトレーニングに取り組む環境を作る
2.思い切ってパンツに切り替える
3.成功した時にはご褒美
4.寝ているときに暗示
この4点です。
では、これをうちの場合どう実践したかを書きます。
あ、その前に準備期間にあたることを。
というか2歳前後までオムツ生活だとどの家でも皆さんやっていることかなと思いますが一応。
●徐々にトイレとはなんぞや?ということを教える。
トイレにも子供がついてきたり、家族が入っているところをバーンとあけはなったりしますよね?
その時に本人に解説。
時には家人が入っているときにわざと入らせたりしてました(男同士だしね)
●たまにトイレに座らせてみる
出そうだなって時に、トイレへゴー。
パンツを用意したのは2歳過ぎた頃ですが、2歳半までまったく履かせたことがなく。
試しに最初履かせてみたときは、履かせた1分後に盛大に漏らしました・・・(笑)
さて、本題。
1.集中的にトレーニングに取り組む環境を作る
本来私の夏休みをまるまる当ててマンツーマンでやるべきなんだろうな・・・と思ったのですが無理だったので、週末2日間家で頑張ることにしました。
もう2歳越えて、会話も成り立つんだから短期集中で!と勝手に自分を鼓舞。
うちには義父母が常にいて失敗すると畳が・・・カーペットが・・・床が・・・と当然心配しますし
事実、失敗しまくりだとまだパンツは早いとかなんとかツッコミがきましたが堪えてくだせぇと半ば強引に家人も巻き込み週末はバスケットボールのディフェンス状態でした。
それでも、鈴太郎はフェイントを駆使し素晴らしいオフェンスを数々披露(爆)
最初の週末は、おしっこ出る瞬間に「おしっこ!」と言えるようになったっつーくらいのレベルでした。
そのまま平日は帰宅後から寝るまで、起床から登園時はパンツ生活と強引に続行。
保育園には4月位から、徐々にトイレに座らせるようにしていると随時報告をしていて、トレーニング開始する週末前にこちらからおもいきって家ではパンツにするので月曜登園時はパンツですと宣言。
園からは、徐々に始めようかと思っていましたが、お家で先に始められたのなら協力しますと返事がきた。
2.思い切ってパンツに切り替える
個人的には一番重要なのはこれかな〜。
トイレで大も小もできることがあるのに、オムツにすると結局そちらにしてしまってあまり知らせない。
ちゃんと言えるようになってから完全に外すとなるとかなりの長期戦になりそうで、根気のない私はイヤだなーと感じていました。
クラスの子がパンツになっても自分のオムツを「パンツ」といったりしていて、どうもパンツとオムツの区別がついていないのも気になり、実際にパンツに切り替えたらまさにその通りだった。
というのもですね、パンツでお漏らししてもビックリしてたのです。
なんで濡れてるの〜?!と呆然として「オムツからでた」とか言ってました。
1日目は本人わけもわからずといった感じで終了。2日目からは泣いてました。
で、そこからオムツとパンツの違いを説明しました。
「パンツはすーっとして履いても気持ちいいでしょう?おしり痛くないでしょう?(オムツはたまにギャザーが当たって痛いと言っていた)」
「オムツはおしっこしても冷たくならないけど、パンツはそのまましたら冷たくなっちゃうんだよ。父さんもお母さんもパンツ履いて、トイレでしてるよね?」
「濡れたら、気持ち悪くなっちゃうから違うパンツ履かなきゃいけないよね?ほら、これ洗濯しなきゃいけないんだよ。」
と毎回後始末までみせながら目を見てこんこんと諭す。
プラス「さっきはすごーく上手におしっこできたよね〜。とっても上手だったよ。トイレでちゃんとおしっこできるのお母さん知ってるよ。」と遠い目でうっとり語ってみた。
成功体験を思い出させ、自尊心を擽りつつここでもう一度過去を褒めてあげる。
エレキ家でやっていた自分でお漏らしを拭かせるについては、出来ませんでした。
最初にやらせたら義母から
「そんなことさせたら子供は返っておもしろがってダメよ!」
と速攻言われた。
子供を怒っているのに、私がダメだしされていると混乱するのでうちではこの後始末方式はここでほぼ諦めました。
確かに年齢的なものなのか、私が舐められているのかこの時床ふきすげー楽しそうに嬉々としてやってました。
それからも2,3回やらせてみたんですけど、今度は私が怒っているのがわかったのはいいのですが怒りすぎたのかひとしきり言い返されても敵わないとわかると
号泣しておしっこの水たまりに飛び込んで転がり・・・という自ら雑巾となる暴挙に出られました。
そしてママとはトイレ行かない、あっち行ってて!といじけまくってしまい。
私の怒り加減が悪かったようです。
結局大騒ぎになって他の家族が出てくるので、うちでは上記のように言い聞かせる方向に修正しました。
これについては、各家庭での子供の年齢やその子の性質によってでしょうかね。
自分の叱り方スキルもあげなきゃいけないなーと個人的には思ったところです。
3.成功した時にはご褒美
成功したときはすごい、さすが!と褒めまくり、ギューーーーっと抱きしめて褒めました。
そして、ジジババにも報告に行っておいでと報告させてました。
褒めてくれる人がたくさんいて喜びが何倍にもなるのでこの点が同居最大の長所ですね。
帰宅後の家人にも「今日は毎回トイレで素晴らしく上手に出来た」とか子供の前で報告し家人にも褒めてもらったり。
また、食に対して強い執着がないタイプで肝心の食事に差し支えそうだったので、ご褒美の食べ物はあげませんでした。
うちでは、乗り物シールを白い紙に貼るのをご褒美に。
これも春頃からなんとなくシール貼りはやってたんですが、シールのグレードを彼の最も好きそうなものにあげました。
飲食系ご褒美は、ジュースにして丸1日ほとんどお漏らしをしなくなった週末の夕飯時といった特別感を演出。
食べ物で釣ろうとすると、食べなくてもいいとなるタイプにはシールなどの物で釣る方がよいかと思います。
もう2歳半ともなると、いくらそれまで何もリアクションしてこなかった子でも漏らしたらマズイということはすぐに覚えるし褒めてもらって、もう赤ちゃんじゃないもんね〜というだけで得意げになってくれます。
そしてイヤイヤ期絶頂だと申しましても、やっぱりまだ母親に対する信頼は絶大です。
イヤがろうが、絶対トイレ行ったら出るだろうこりゃっていう時(食後や起き抜け)には無理矢理トイレに座らせました。
「いやー!」とでかい声出した瞬間に腹圧かかってピューっと出たりしますからね(笑)
とはいえ、ヤダー!と言っているのを毎回連れて行くのも骨が折れるし、本人が益々トイレ嫌いになったら本末転倒なので
1回やったら、次嫌がった時には連れて行かないを繰り返しました。
こうすると、連れて行かなかった時に漏らして結局本人泣く羽目になる。
連れて行かれると、出て気持ち悪くならない。
何度か繰り返すと、嫌がっても得にならないと気づいたみたいで4日目くらいにはだんだん嫌がらなくなりました。
また、「トイレいく?」と聞くと「イヤだ!」と返ってくる場合も無視してトイレへゴー(笑)
と同時にこちらからトイレに誘わなくても自分で「おしっこでる」という回数が飛躍的に増えた。
教えてくれても、言った瞬間に出るというのを何遍も繰り返しましたが、そのたびに「惜しい!ちゃんと言えたねー。もうちょっと我慢してトイレですると格好いいよ!」
とかなんとか言いまくってトイレで出来るとステキらしいと植え付け続けました。
4.寝ているときに暗示
暗示は、最初忘れて寝てしまったり、言葉がわかるようになってきてるからあんまりやるとよくないかな?と思ったんですが
思い出した時にたまにやってみました。
ちょうど、おしっこと言えるようになったけど、トイレ行く前に漏らしちゃうってなったときに数日囁いてみました。
「鈴太郎はトイレ大好きだよね〜。トイレでおしっこもうんちもストーンとできちゃう。すごいなあ。」と言ったら「ウンウン」と頷いたりするので怖くなって(笑)ちょっとだけにしました。
とりあえず、親子のおまじない。
あとは、失敗してしまった日の夜寝たときとかですかね。
こんな感じで、始めた週末は散々お漏らしされやっぱりいくら月齢が進んでいても短期間にいきなりじゃダメか〜と思いながらでしたが
徐々に平日帰宅後のトイレ成功が増え、次の週末にはいきなりほぼ1日漏らさずにOKという状態になりました。
が、この直後実家行ったり、旅行したりとでいろんなトイレをいきなり体験したりすることになり行きつ戻りつをしまして、日中ほぼ漏らさずという状態が続くようになったのは開始して3週間後位からです。
次回後編です。