鈴太郎へ捧ぐ音楽 2007〜2011

  • 2012.01.20 Friday
  • 15:02
鈴太郎はいつのまにか5歳になった。 
今年は彼にどんな音楽を残してゆこうか。 

 4歳だった君へ 

邦楽は「なし!」としようかなと思うくらい去年はたいして曲を聴いてないのだけど 年末にかけてドラマが盛り上がると同様に盛り上がった斉藤和義を取り上げておこうと思います。

斉藤和義 ずっと好きだった
  彼が春から歌った替え歌を。 

実はこれとセットで私が思い出すのは 
イスラエル - 町田町蔵+北澤組  
いまや芥川賞作家となった町田康氏ですが 私の中ではいまだ50%パンク歌手のまま。
 友達に最初に教えてもらった影響がデカすぎる。

 Russian Red - Everyday Everynight 列車でどこまでも旅する時のBGMイメージ。 
人生は長く続く旅のようなもの。 
どこまでも自由に、旅して行って欲しいと思う。

 3歳のテーマ 

 ありがとう いきものがかり ベタですね。ベタですけれども、鈴太郎と帰りながらみる夕日が似合う曲でした。 よく二人で歌って帰りましたが、それを近所の人に聴かれていたらしく 義母が「お嫁さんとお孫さんよく歌って帰ってきてますね」と声を掛けられたらしい。ヒー。

 OASIS WHTAEVER  

全然2010年の曲じゃないんだけど、やっぱり鈴太郎が20歳になったとき知っていてほしい曲だわ!と思って。

3歳番外編 

鈴太郎が一発でメロディを覚えてなんちゃって歌詞で歌っていたのは

 嵐  Trouble Maker あゆれでぃ なんちゃんたんてなーい すいすい とほぼ意味不明な歌詞をつけて歌ってた。 実はこれともう一曲。
 一発で覚えたのは少女時代のGEE 

 

ジージージージージっていうフレーズ。 

 東方神起 Somebody to love  

私がリピートしすぎたせいですっかり覚えてしまった歌。 
このPVは5人の時のもので2005年だかのものなので 冒頭歌い始める高校生のチャンミンの可愛さにきゃあきゃあ言っているおばはんです。 
ええ、我が家にもこの2組限定ですが韓流が吹き荒れておりました。へへ。 今では東方神起が流れてくると、大声で私を呼んでくれます。 

 2歳のテーマ 

 秦基博  朝が来る前に 

 

武道館で聴いたこの曲で鈴太郎は熟睡しました。 
それくらい声に何かα波か何かある!あるに違いないっ。 
彼の曲を聴いていたら音痴にならない気がする。あくまで気がするってだけですが。 

 MUTEMATH Spotlight  
これ、MVも面白いの。 2歳のギャングに対抗できる気合いがもてる曲(ウソ) MUTEMATHは掛け値なしに好きです。 

 1歳テーマ

スピッツ 砂漠の花 

 

私が親としてやられてましたが、この歌の歌詞はきっと彼が巣立った頃に思い出すと思う。
なんといっても2歳の鈴太郎とこの歌ナマで聴きましたからね。親子のテーマ曲です。
 「砂漠の花の思い出は今も 僕の背中をなでる 生きていく力をくれたよ」 
そう、子供から生きていく力をもらってるんだよね、親は。

 Jason Mraz I'm Yours   

この人の歌はわりとダンサンブルな方が私は好きなのですが
夏に子供とまったりしているときに聴くのにピッタリだったということで。
 ウクレレ片手にこんな曲が歌えちゃったらモテ間違いなしだと思うので、ぜひ誰かやってみて欲しいw 

 0歳のテーマ 

スピッツ 桃 

 

学生時代から私を元気にしてくれるのはマサムネさんの素敵な歌声なのだ。 

mika Grace Kelly 
フランス語バージョン
mikaのハッピーな気分になる曲たちはいいですね。
 でも、この明るさの裏には哀しみを感じるのです。
私はそこが好き。 
どうなっちゃうんだっていうわさわさした日常を乗り切ることが出来るよ
!って励まされているようなアルバムなのだ。

 0歳番外編
宇多田ヒカル Flavor Of Life 最強の泣きやみソングだった。ヒカルさんありがとう! 
キミの泣き出しそうな声は子供の心をわしづかみだったさ!
 動画撮っておけば良かったな。
 ♪ありがとうと君に言われるとなんだかせつない という歌が始まった瞬間
というか「あ」という声が聴こえた瞬間泣きやんで真顔になり、そこで音楽を止めるとまた顔が歪み・・・とまるでコントみたいで面白かった。

音楽の力に感謝。

11年。

  • 2012.01.20 Friday
  • 12:51
本当は去年書く内容だった気がしますが。

結婚して丸11年経ちました。

結婚すると色々ありますよと言いたいところですが、スミマセン、忘れっぽいみたいで「いろいろ」がもうあまり思い出せない。

いろいろなかったのかもしれない(笑)


私は親しい人に程容赦ないのでキツーイ嫁だと良く知る人には思われているハズですし実際家人にも「貴方の放つ言葉は時にものすごい破壊力があるんだよね・・・」とボソっと言われたことがあります。

ついでにいうと、私が家人の背中を(ツッコミで)バンバンと叩くだけで
「あんたのパンチは重いんだよ・・・」
と呻かれます。


ええ、暴言や暴力におびえるべきは私ではなく夫かもしれません。
もしや、わたくしってば恐妻?
(いまごろ疑問形かよ〜という家人の心の声が聞こえる気がするが気のせいだと思うことにする)

で・す・が、私自身が家人に対して「本当に腹が立つわー」とか「ああ、誰かに愚痴が言いたい」とか思ったことは実はない。


不満を持つとその場で言っちゃうんですけどね、私の場合。
溜め込むとかできないから。

で、それをみごと右から左へ受け流されているわけです!!
(そして、私もなぜか忘れちゃうんだな、、、それをわかっているから受け流される)

私のような浅知恵の思いつきで生きている人間にはまともなバランス感覚を持っている家人の発言はとっても頼りになるのです。

世間からの社会的な評価とかもどうでもいいんですよ。
真面目に働く人で、それがきちんと評価されているのであれば。
(でもこれがなかなか難しかったりするのだ、現代は)


誰もが羨むような人と結婚したとして、その人がずっと羨むような人である保証はない。

これでも胡散臭い人、働き者じゃない男性は会えばわかります。
私の周囲には父を始め胡散臭いおっさんが山ほどいたので。

いい人だけど、碌でもない結果をひき起こす人にはパターンがあって

一攫千金を狙う割に、努力を軽んじるor努力できない

で、どっちかというと、私はこのタイプの人間なので
そうじゃない人と結婚することは命題だったんです。

ついでにいうと私は自分に気性の似た男性自体がすぐわかるんですよ・・・ようはうちの父っぽい人なんですけど(爆)
空襲警報がでたぞーーーってな勢いです。ええ。

私自身は父よりもかなりまろやかなつもりですけど
父は複数の人から「傍若無人」と形容されてるんですよ。

かたわらにひとなきがごとし

と史記で書かれるような人ですよ?!

人の振り見てわがふり直せで今後も気をつけて人格をまろやかにしていかねば・・・。

そして、夫婦は合わせ鏡とは良くいったものです。
もっとこうしてゆきたいという点はまず、自分が糺さないといかんよなーと人生の後半戦もみえてきた最近思う。

ま、思ってても忘れっぽいから、こういうこともころっと忘れたりするw

だから書いておくことにしました。へへへ。

現代のオトナが捨てるべきこと について

  • 2012.01.12 Thursday
  • 13:30
占い師仲間さんに教えていただいたのですが岡田斗司夫氏が素晴らしく巧い事を言う!と思ったのでご紹介。

日刊SPA!「現代のオトナが捨てるべきこと 『ネット、トレード、自分探し』」インタビュー・ノーカット版

☆40歳はやめる時期。
☆何をすべきかよりは、何をしないかの方が大事。

以下抜粋。※以降抜粋発言は赤字太文字表示

「自分のメモリーに余地を作らないと、みんなCディスクを98%使ってるんですよ。あと2%しか残ってないでしょう。で、何か40代になって切り替えたいとか、人生をもう一回考えたいとか、メモリーディスクの容量を半分空けないとダメなんですよ。せめて半分、本当言えば3分の2ぐらい空いてるといいんだけど、せめて半分空けましょう。そのためには98%の今使ってるモノの負担をガッと減らす」

これを私の40に向けてのテーマにしようと思います!
いやー、実際の部屋の片付けも自分のやりたいことできることの整理もへたくそなんで、ぐうの音も出ない。

片づけてから次の物事を考えてやりましょう、と。
いっぱいいっぱいの状態で次はあれもやりたい、これもやらなきゃでは何時まで経ってもその物事へ全力投球出来ずとっちらかっちゃう。

その通りなのよね〜!!!もうこの発言がぐるぐるしている。


「三大やめることは……ネットと金儲けと自分探し」

やるなとはいってないのです。

「やらないと人間の深みが出ないんだけど、たしなむ程度で身を持ち崩したらバカだよと
自分の軸がブレちゃいけない」

これが難しい!


人間ボンノーの塊ですからね〜。

本を読めともいってます。

同感。
インターネットをみるにはまず知識がなきゃいけない。玉石混合なんだもの。
ネットで全部調べようと思うと何をとって、何を捨てるべきかの判断基準がない状態でやるとわけわかんなくなるか、絶対に偏る。
判断するには知識と自分の経験が必要は全くその通りだと思う。

子供にポンポンPCだの携帯だの渡しちゃいけない。
ちゃんとインターネットとはなんなのか、何がわかって何がわからないのか
悪用しようと思えばどれだけのことができるのか説明して理解できるようになってから使わせるべきだと思うんですよね。

こんなブログでも変なコメント書いてくる輩を調べると平日午後に中学校から書きこんでる人とかいましたから。


そして。子供がいる主婦の皆さま!!

多忙で・・・と育児の関わりが少ないご主人を持つ方がおりましたら以下の文言をしっかとみせてあげてください。

☆育児をやらないと自分が分からない

「僕は答え合わせだと思っているので、今の自分は何でできているのかという再確認が育児はデカいです。何で言うことを聞いてくれないんだろうというの は、もちろん部下と接する時にも使えるんですけど、俺はどうだったかなとか考えたり、何で母親があんなことを言ったのかが急にピンときたりする。その答え 合わせの瞬間があるので、ここが後で一部屋増えることになるんです。この経験が」


☆20代の頃って仕事が難しいけど、30代40代になるとどんどんやりやすくなってきて楽になるから、仕事に打ち込むのが逃避になる。


4,50代で部下より忙しく全部自分でやっている人は本当は仕事出来ない人。
いかに人をアゴで使うかっていうか、自分のノウハウを人に教えて使い物になるようにするか、そしてどう責任を取るか。
ひいては自分が楽になる方に持っていくことが巧く次世代へバトンを渡すことかなーと思うのです。
無理がきくのは30代までじゃないかと。
だいたい40越えてくると、肉体的にも下り坂になるのに20代と同じように全力でいくと、晩年まで働ける人がごく少数の元気な人のみってことになるんじゃないのか。
どうせなら、大変なことは若い人にやらせて60でも70でも働きたい人には末長く働かせればいいじゃないのと思う。


とある大企業にいたころ、どう若く見積もっても50代、へたすりゃ60過ぎにしか
見えない人がゴロゴロしてましたがみな40代でびっくりした記憶があります。
うちの父親より若いの?!ウソォ!って心の中で叫びっぱなしでした。
観た目がみんなおじいちゃんにしか見えなくてビビりました。

仕事がアイデンティティでガッツリ働いてきた人ってそれだけエネルギー使うんでしょうね。

猛烈に優秀な人もいるけど、そういう倍速以上の頭の回転な人が好きでやっているのに全員ついていく必要ないよなあって思ってる(笑)

好きこそものの上手なれ。

だけど、足るを知るって大事。

それに自分のいる場所だけが世間ではない。

自分自身悔やまれるのは、自分がアホで若い時に蓄えるべき時に全くその重要性に気付いていなかったこと!

いまになってさらにさびついたアホな頭で学ぶのは、いくら好きなことでも大変な上に物覚えが極端に悪い私にはハードルが高い。

でもだからこそ、最初にあげた 「やめる」「何をしないか」の選択が重要になってくるんだよなあと思う今日この頃。

まず、おのれががんばれって話。

永遠の僕たち 〜生きていくことは、せつなく、けれどもすばらしい。

  • 2012.01.10 Tuesday
  • 17:20
永遠の僕たち(原題: Restless)
ガス・ヴァン・サント監督
イーノック - ヘンリー・ホッパー
アナベル - ミア・ワシコウスカ
ヒロシ - 加瀬亮


昨年東京国際映画祭で観た映画。
気づいたら一般公開されているではないか!ってことで
映画感想をかくリハビリがてら、昨年観た作品の中でも気にいっているこちらから。


まったく関係のない人の葬式に紛れ込んでは参列している少年・イーノック(ヘンリーホッパー・デニスホッパーの息子さん)が主人公。
その過程で、アナベル(ミア・ワシコウスカ、アリスインワンダーランド等に出ている新進女優)というボーイッシュで風変わりな少女に出会う。

イーノックは自動車事故で両親を失い、自分も生死の境をさまよった。
自分が生還した時には、両親はすでに荼毘に付された後。
その埋めようのない喪失感をもてあまし、葬式に行き続けている。
一方アナベルは難病に罹患しており、余命いくばくもないと知っている女の子。
イーノックはアナベルの状況を知りながら、お互いに惹かれあう。

イーノックは臨死体験以降、ヒロシ(加瀬亮)という第二次世界大戦で亡くなった特攻兵の幽霊がみえる。
ヒロシを唯一の友人として、対話し、ゲームに興じている。

ヒロシはイーノックのよき友人であり聞き役でありメンターのような立場で彼をみつめている。
死と生の境界があいまいで、死に引き寄せられ気味なイーノックの心情を体現するような存在。

生きている人への想いを残して死んでしまった彼は、イーノックに寄り添いつつも
死が予期されているアナベルと親しくなりすぎることに懸念を抱き、彼に忠告をする。

ヒロシは、イーノックが両親の死に立ち会えなかったことにどれほど傷つけられているかよくわかっている。
自分も愛する人ときちんとお別れできず死んでいったから。


このヒロシという青年の存在がガスヴァンサント監督作品たらしめているというか
ただの余命数カ月の少女と死の願望にとりつかれた青年というだけ2人の平面な物語にならず生きていくことの輝きを立体的に描くポイントになっていると思う。

元特攻隊の青年といっても、変に残忍すぎず、美化されすぎず、
国籍関係なく繊細な感情を持ったまっすぐな人物として描かれているのが素敵だった。
加瀬さん良い役をモノにしたなあ〜と思う。(ファン必見)

そして、生きていくことの輝きが画面に焼きついたラスト。
イーノックが少年から青年へと変貌するさまも印象付けるような本当に切なくて綺麗な画。
ヘンリーホッパーの美しさも焼きつけたねー監督!

あまりの美しさに切なくなった。


イーノック、良い青年になるんじゃないかな。
人の心の痛みと死の重さを身をもって知っている人は強い。


希望ときらめきを感じさせる映画でした。

この監督の作品である
マイプライベートアイダホのリヴァーフェニックスの美しさや
グットウィルハンティングの傷ついている人が立ち直る軌跡を思い出しました。

一瞬のなんともいえない透明な空気を絵にするのが本当に巧い監督だなあ。
押しつけがましくないところが好み。


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