特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE
- 2013.02.21 Thursday
- 02:25
実はいつもヒーローやらポケモンやらは家人すまおと鈴太郎の二人で観ていることが多く初めて映画館で戦隊ヒーローものを鑑賞しました。
しかも初日(1/19でした)。
聞いてはいたけどわりと大人のファンがコスプレとかして見に来ていて微笑ましかったわー。
今回鈴太郎のお友達と一緒に観たのですが、二人とも口あけて微動だにせず。
戦隊系は話がライダーより単純かつ派手なので、子どもの集中力を逸らさないっていう面ではすごいコンテンツ。
ゴーカイジャーはレンジャーキーで歴代の戦隊に変身できるというクロスオーバー作品な上に海賊というモリモリな設定なので派手。
今回も懐かしいサンバルカンやゴーグルファイブもちらっと出てきて「おお!」って思ったし。
ゴーバスターズは、311を意識した設定(だと思う)。
エネルギーの強奪を狙う悪と戦う設定。
そこにプログラミングの概念をもってきていて、戦闘能力のアップデート、修正プログラム、インストールキーといった単語が飛び交い、わりと情報戦。
そんでもって話はさらに派手派手にタイムスリップしてあらゆる時代、国が目まぐるしくでてきて幻のレンジャーキーとやらを悪の組織と奪い合う展開。
ゴーバスターズはそれぞれのヒーローにバディロイドっていうロボットがついていて、このロボたちがそれぞれ性格もプログラミングされていて愛嬌がある。
スターウォーズにおけるCー3POみたいな役割を果たしているんだけど、今回そのバディロイドたちのプログラムが初期化されてしまって各々のキャラクターが消えちゃうっていう設定が泣かせどころになってました。
ゴーバスターズは、それほどヒーローに万能感がなく、バディロイドとそれぞれ小さいころから一緒にいる設定で彼らが乗り物に変形したり、合体して巨大ロボになったりと常日頃からぴったり寄り添っているというなかなかうまい設定なのでここは、私もホロっとさせられちゃった(笑)
話自体は盛り込み過ぎだろってくらいでかい設定をがんがん詰め込んで勿体ねえー!
矛盾もでかいし、もっとエピソード少なくていいから掘り下げて描けばいいのにぃって思うんだけど、まあいいかw
私はゴーバスターズのエンディングテーマ曲がライダー、戦隊もの通してここ5年の中で最もお気に入り。
理由は覚えやすいテンポと歌詞だから。
だって最近のテーマ曲子どもが全然歌詞覚えられないから歌えないんだもの。
この歌のサビが特にお気に入りっす。
ギリギリになっても バラバラにはならない
一緒にいたいと願うから
時に競い合ってさりげなく励ましあったり
固いキズナ ゴーバスターズ!
よく戦隊ものやヒーローモノって乱暴者になるのでは?って話が出ることがありますが
子どもはそれはそれ、これはこれって上手く切り分けて考えていると思うので心配ないかなー。
私自身、弟がいて従兄弟は男ばかりで小さいときの隣の家が同世代の兄弟だったりで
実はまったく女の子らしくなく、かなり戦隊ものやロボットアニメで育ってますが
ヒーローはどこかにいるんだけど、だからといって自分が人を蹴るとか剣を人に使うっていう発想にはなった記憶がないし周囲にもそんな勘違いをして向かってくる子もいなかった。
あくまで「ごっこ」で、ままごとと同じというか。
架空の設定で楽しむもの。
まあ、その妄想?の世界がみんな同じものっていうのはどうなのよ?って思うけど
子どももそんなに画一的ではないし、頑張って色々創造の翼を広げていってくださいよって感じです。