学校生活を垣間見る

  • 2015.02.22 Sunday
  • 11:45
私自身は学校が嫌いな子どもでした。
特に小学校の低学年は友達はさしていないし
授業中は指されたりしてみんなの前で話すのはキョーフだし
毎日が曖昧な状態で何をしていいかわからないし
と非常に消極的でネガティブな子どもだったので
家で1人で絵を描いたりして閉じこもっていたいと思っていました。

それが、子どものためにと去年から今年に掛けてはよく学校へ行きました。(いや、行っている。現在進行形)

鈴太郎は基本私に似ているから、保育園は進級する毎にびーびー泣いていたし
友達?何それ?食べられますか?くらいなマイペースぶりでしたが
(私も保育園に行きたくないと年中で半年間号泣していた)
なんの憂いもなく、楽しく学校に通っていたとのたまう家人にもちゃんと似てくれたようで学校は楽しいそうだ。
勉強がなければ毎日通いたいと言われましたが、それ、学校じゃありませんから。

だからといって、天真爛漫なガキ大将というタイプではないので
先生に様子を聞いても、休み時間は中庭の隅で虫探しとか相変わらずの地味&マイペース男子。
未だに友達と放課後や休みの日に遊ぶ約束をすることもまともに出来ない。

例)明日遊ぼうね!という一言だけで帰ってきて、どこに何時という約束を全くしてこないとかザラ・・・

先日は授業参観の後に、今度行うお楽しみ会用の準備で子どもたちの写真を撮らせて貰った。
今のクラスはよく言えば元気で、悪く言えばかなり落ち着きがなく、先生が随分苦労されている。
なにせ、授業中じっと座ってられずに、別の子にちょっかいだす子が複数。
うち何人かは、けんかっ早いようで、たまにしかいない私の目の前でもすぐ小競り合いをする。
鈴太郎なんか、下手に関わるとすぐ泣かされるらしく、女の子にも殴りかかるときいてそういうのはみかけたら
他の友達と一緒でいいから全力で止めろと言ったら、全員やられちゃうからムリって
どこのジャイアンだよ、っていう状態。
ムリっていう鈴太郎にも天を仰いじゃうんだけど。

そのジャイアンたちも個別に話すとまだまだカワイイものなんだけどね。
子どもの世界、学校の世界では色々あるんだろう。
高学年になる頃には、周囲とのつきあい方や自分の気持ちを上手く測ることができるようになっているといいんだけど。

子どもたちと一緒に給食も食べてきた。
ラーメンも鶏ガラから出汁を手作りで作る
(予算の関係である程度製品になっているものは逆に仕入れられないらしい)給食は
食に小うるさいジジイ味覚の鈴太郎も大絶賛の美味しさで、人一倍食べている。
年に1回試食会もあるんだけど、平日でなかなか行けないので
やった〜、ラッキー☆とホクホク食べてきたけど、確かに美味しい。
美味しいね〜みんなが羨ましいよ〜と言ったら、でしょ?美味しいよねって返ってきた。
ついでに、鈴太郎、母ちゃんと給食たべるなんてそうない機会なんだぞっていう言葉も飛んできたw

いま市内の小学校は民営への委託が徐々に始まっていて、給食センターへ切り替わりつつあって
すでに完了している中学のほうはやっぱり生徒達に言わせると小学校の比べて不味いそうで。
私自身は、給食センター育ちで、センターも学校から見える位置にあったせいか
給食も温かかったし、そんなに不満はなかったけど
学校の給食室からの美味しそうな匂いはやっぱりいいよね。
市でも放射性物質検査を続けてくれているし。
というわけで、給食費なんて1000円単位で値上げしても構わないから学校の給食室で作り続けてくれないかなあと密かに思っているんですが。
いまの月額4000円前後の給食費すら払わない(払えない?)人が沢山いるっていう現状。
給食費の滞納が多くて給食の量が少し少なめらしい。
なんだかなあ・・・。
子どもの貧困率がえらい勢いであがっているらしいけど
超高齢化社会で困ってるんじゃないのか、日本は。
親も親だと言われるのかもしれないけど、日本で一番金持っているのはいま老人だからね。
ある一定の基準からは無料にするとか考えても良い気がするんだが。
そういうことすると公平さが保てなくなるから無理なのかなー。
ほんと、老人の数が多くて選挙にも一番行くからといってあんまり子どもをないがしろにしないでほしいもんです。
義務教育には国がお金をかけてほしいなあ・・・と現状を聞くたびに思います。

謎が少し解けた

  • 2015.02.19 Thursday
  • 01:19
ちょっと前のまとめなんですが、これが回ってきて目から鱗。
文化系説教ジジイにモテない方法 - Togetterまとめ

ばりばりの文化系女子から文化村おばさんに移行中の私にとって耳が痛くもあるんだが(笑)
うら若き頃から将来の文化系説教ジジイ=サブカルこじらせ男子は鏡なのか近親憎悪なのかってくらい相性が悪かった。

おっさんの方は若い頃からなぜかエネルギッシュ&アブラギッシュな文化といえば芸能ネタみたいな方としか話す機会がないというか(自営業者や創業してオレ一代で頑張ってきた!っつー中小企業経営者)
そういうオジサマ方に可愛がられて世の中を渡ってきた自覚がある。
つーか、自身の父親で傍若無人な人々に慣れちゃってるから。
破天荒な武勇伝話も、そうかそうか、スゴイね〜って面白く聞けるし。

で・も!
以下Togetterまとめから引用
「へえ、若いのにそんな本読んでいるなんてすごいね。ねえ、じゃあ、これは読んだ?」
「○○を見ていないようじゃ映画通とは言えませんよ」


これを若者版に変換(言われたことがあるものに変換w)
「へえ、そんな本読んでるなんて意外。ねえ、じゃあさ、これ読んでる?」
「○○見たんだ?まあまあかな。でも元ネタが△△でしょ、あれ。それがわかってないなら映画通とか言って欲しくないね。」


うわー、自分で変換しててイヤ(笑)
おっさんに上から目線で「~言えませんよ」とか言われるのも鳥肌モノだけど。
自身の知識とウンチクの披露&相手の知識の曖昧さや浅さを鼻で笑う態度がイヤ。

相手の知識の量とか本や映画を語るときにそんなに大事か?
自分と同等の知識があればそりゃ会話するにはスムーズだろうけど、そういうウンチク系は自分より知識ある相手にはなぜか敵愾心を抱く人が多い。
あれもよくわからん。
勝ち負けじゃないだろう、と。

なんで、あんな上から目線でモノをいうおっさんに若い女子が釣られるのか謎。
モノをよく知っているようにみえて、その知識で人を図るような人は男女ともに幼稚ですからねー。

文化系説教ジジイにモテない方法 - Togetterまとめ の〜から引用
「名画座や帝劇、コクーン歌舞伎、新聞にのってる美術展とか、フレンチや女友達との寺めぐりなどをいつかの楽しみにし(中略)仲良しおしゃべり熟年カップルは国の宝!」

引用終わり。

んだんだ。
私は喜んで文化村おばさんになるよ(笑)
家人は文化系では全然ないけど、文化村おばさんが美味しいモノを食べよう!とか
スターウォーズ最新作楽しみだよね〜とか
この美術展絶対笑えるから行こう!
とか、まあ、私のプレゼンに心惹かれたらついてきてくれるから
単純に文化、芸術、外食・・・こういったものに大枚はたくのは、経済を回すのに一役も二役も貢献しているので、じゃんじゃん使いまくってバンバン文化を爛熟させましょう!
(将来のを含む)文化村おばさん&説教ジジイの皆様。

フューチャリングの罠

  • 2015.02.18 Wednesday
  • 23:54
ワンオクの新譜を購入し、家人と曲について話していた時のこと。

「1曲だけ毛色が違うよね?Paper Planesって曲。」

「え?あーうん?どれだっけ?」
どうも反応が鈍い。
家人は曲名を見ずにシャッフルで聴くため、曲名を殆ど知らない。
そのせいかなーと思って自分のiphoneから選択して曲を流したら
「知らない。」
と言い出した。

一曲だけ入れないなんて嫌がらせかー!と。

そんなバカな。
家人のipodは同期してしまうと、以前CDから入れた曲などが消えてしまうので
毎回手動で私が入れている。わりとめんどくさい作業だったのだが
itunesの仕様が変わって、アルバムを選択してメニューから追加を選択するとアルバム毎インポートできるようになったので、手動での同期でもラクになったとホクホクしていたのに。
私のiphoneには自動同期だけど、ちゃんと入ってる。
アルバム13曲のはずなのに12曲だというので、ブツブツいいながら
Paper Planes(featuring Kellin from Sleeping with Sirens)という曲のみ再度追加を試みる。

無事、ipodにも追加されたのだが、featuring Kellin from Sleeping with Sirensのせいで
アーティストでソートするとやはりこの曲だけ弾かれることが判明。
まあ、正しいといえば正しいんだけど、or検索じゃなくてand検索で結果を表示してくれないかなー。
これ、iphoneでも同じなのよね。
色んな人とfeaturingなんたらでアルバム作ったりしているアーティストのものなんて
本人名義で聴こうとしても曲が全然なかったりして探す羽目になる。

あと、映画のサントラでfeaturingが入るとさらにややこしいことになり
various artistに紛れ込んでしまってよく聴きたい曲が行方不明になってるのは私だけ?

祖母を葬る

  • 2015.02.11 Wednesday
  • 22:25
葬る(はぶる)ではなくフランソワオゾン監督作品からとって葬る(おくる)と読んでください。
祖母が他界しました。98歳。
3月で99歳になるところでしたが、風邪から肺炎になって一週間で逝ってしまいました。
亡くなる前日に家人と鈴太郎を連れて病院へ半ばお別れを言いに行きました。
おばあちゃんは、喘息状態の息をしており、酸素吸入を受けながらすでに意識はない状態でした。
身体をさすって
「おばあちゃん、会いに来たよ。待っててくれたんだね。ありがとう。ひ孫も連れてきたよ。もうゆっくり休んでいいからね。」
って話しかけてきました。
そのまま夜中に危篤状態になり、明け方に亡くなったとききました。
通夜と葬儀で会ったおばあちゃんは、蝋人形のようでした。
いつも亡くなった方の顔をみるとそう思うのですが、その人であってその人ではないような。
魂って不思議ですね。

私は元々よく似ているといわれている上に一緒に暮らした祖母なのでこれまでこのblogにも再三登場しています。
いわゆるおばあちゃん子です。
私がいま同居していられるのも小さい頃から祖母と暮らしてきたが故です。
人が老いていくとはどういうことなのかを間近でみてきた経験が今活きています。

鈴太郎も祖父母と暮らす生活なので、そこを学び取って欲しいと切に願っています。
なので、今回私の祖母の危篤状態もみせお別れさせたし、亡くなった姿もみせ、骨も拾って貰いました。どう理解したかはわからないけど、人は老いて死に、骨になる。
老いるとできなくなることも増えるのだから、その分を身近にいる若い人が助けてあげなきゃいけないんだよと言いました。

鈴太郎は自分のおじいちゃんおばあちゃんとおおばあちゃん(私の祖母)は全然違うと思っていたようですが、さらに年を取るとおおばあちゃんのようになるかもというのは何となくわかったようです。

年寄りっ子は三文安(祖父母は孫に甘いためワガママな子になる)なんて諺もあるけれど、一緒に暮らしていないと人が老いていくことの具体的な辛さや不便さは結構わからないもので、今の時代においてはお金で買えない貴重な財産。

生死の重さを体得できる貴重な機会を与えてくれて、おばあちゃんありがとう。

良い人生だったと自身で振り返っていられると良いのですが。
今の世の中で家族に看取られて、ひ孫にまで骨を拾って貰える人生はなかなか良い人生じゃないかと個人的には思っています。
世界中でこうしている間にも、人は殺され、下手すると死体すら家族の元に戻らないわけですから。

祖母の世代(大正生まれ)は、だれもが波乱万丈な人生だったことでしょう。

約一世紀に渡り懸命に人生を歩んできてお疲れ様、おばあちゃん。
 

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
<< February 2015 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

recommend

recommend

recommend

スーパーマーケットマニア 北欧5ヵ国編
スーパーマーケットマニア 北欧5ヵ国編 (JUGEMレビュー »)
森井 ユカ
このシリーズは買い!スーパーで現地の生活も覗けちゃうし、お土産を探すにもよい一石二鳥な本。

recommend

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM