塾やらなにやら思うこと その2

  • 2018.07.19 Thursday
  • 13:03

その1から間が空いた上に、殆ど塾の話関係なくなっているけど、強引にその2。

 

私の中では、子供自身が
自分は何が得意で、将来それをどう社会に役立てていきたいかというのに本人が考えて気付くようになるのが大事だなあと常々思っています。
とはいえ、頭良い子ってそういうのなくても勉強はできちゃうんですけどね。
塾の選定の時にあちこち話を聞きに行った時にもポロっと
塾側が中学受験は本人の(その時の)能力によってどれだけ勉強してもしなくてもある程度決まってると言ってたけれど
まさに。

だから、学校側でも進路指導では、まず大学入ってから何やりたいかは考えろっていうところもある。
(私の時代はそれが当たり前でもあったし)

 

しかーし!
あまり考えることなくどんなにスゴイ大学やら会社やら入っても、結果的にはマズイんじゃない?って思う。

 

というのも、今自分の年代はちょうど働き盛り。
大学受験というと人数多いっていうのもあって大変さを煽られた世代であり
いい大学へいって、大企業に入るか公務員試験に受かって安定させるっていう価値観が大手を振って歩いていた最後の(?)世代。


その価値観が崩れ気味になってきている今
バリバリ働いている人もいっぱいいるけど
そんなに優秀なのに?!っていう人が
メンタルの不調で会社を辞めたり、休職したりっていう話がゴロゴロしてる。

精神に不調をきたすほど現代の仕事が厳しいというのは一つの解としてある。


けれども、それだけじゃないとも思うわけ。
合わない仕事をしている人が多いのではないかと。
能力高くて真面目な人は、結構危ない時代だと思う。

 

合わない仕事をしている人で最たるものの例をあげるとまず医者が浮かびます。
これ、本人のメンタルがっていうより患者にとってだけどw
絶対にあなたは医者向きではない!っていう医者いますよね?!
外来やっている医師は老若男女に会ってヒアリングして今の状況をわかりやすく説明するっていう究極のコミュニケーション能力を要求されるわけ。
もう難しい話や横文字がでてくると理解できない老人に
杓子定規に何度も同じ説明を感情交えずにするとか正直「このコミュ障め!」と毒づきたくなるし
子どもが心配で不安なお母さんを怒鳴りつける小児科医とか
患者が述べた症状そのままにバンバン薬を出しまくる医者とか
なんだかえらく不器用な外科医とか嫌ですよね。


でも全部これ実話。


ゆえに
受験制度上最もその試験を高得点で潜り抜けるであろう母集団が医学部に行くっていうルートが現在あるようですが
頭が良いから医学部っていうの反対です。
ふざけるなって思います。

 

閑話休題。
先日、高校の時凄かった天才、秀才は今何をしているのか?みたいな番組の再放送をやっていた。
その中で京大に進学した女性が出てきていたが、学ぶことにそう興味はなく
走ることが好きだとかで色々やっているうちに大学は退学になりロードレーサーになっていた。
アラフォーの女性だったけど、それだけで食べていくのは大変で他の仕事もしながらやっていると言ってた。
好きなことや得意なことが沢山あって、自身で選択した人生を楽しんでいて良いなとは思う。

が、外野の余計なツッコミであることを重々承知で言っちゃうけど
頭脳も身体能力もずば抜けているものを持っていることは高校生の時点で教師の回想でもあきらかだったんだから
何も教師が京大進めなくても
プロスポーツでもっと早い段階から生計を建てて名声を得てから何か別の仕事をしても大きく成功したんじゃないか?という気持ちが拭えない。

その辺の生き方も含めて周囲には回り道だろう、無駄だろうと思うことも本人にはそうではないんだよなぁ
そこも含めて本人の特質なんだろうとは思うものの、能力高い人の紆余曲折をきくともったいない!って思ってしまう(笑)


その国や時代にマッチした性格や性質を持っているか否かっていうのは運だしなー。
こちらは回り道しまくってようやくまっすぐな道はこれだったか!っていうタイプなので回り道ゼンゼンオッケーなんだけど
要領の良いタイプにはたまーに
「なんで失敗するとわかりきっていることをやるの?地雷に突っ込むのは趣味か?」
と言われたりする。


まあ、趣味なのかもしれない。

 

ちなみに、地雷を踏みまくって何の役に立っているかというと
人間関係しかり
子育てしかり
仕事上でもしかり。
結構いろんなところで役に立つんです。
もともとはメンタルも弱い方だったと思うのだけど
踏まれ過ぎて色々雑草も生えるうちに、なんか慣れてきたっていうんですかねw
鈴太郎からみて、私は楽しそうに生きているらしいので、そうみえるならいいかなって思うんですよね。
そうじゃないときもあるけど、自らの人生を楽しくするのは己しかいないわけですから。

というわけで鈴太郎にあーでもないこーでもないとやっていることも9割がた無駄なんだろうなと思いつつ。

それでいいのだー!

 

私は彼の周りで観察できる大人の一形態の一つ。

それをいいと思うか、反面教師にするのかは彼次第。
 

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