塾や個別と親のコミュニケーション
- 2019.02.20 Wednesday
- 12:59
JUGEMテーマ:中学受験
■受験のきっかけと塾選択
■塾のシステムと習い事
■成績について
■個別指導塾の併用
■塾や個別と親のコミュニケーション ←今回ココ
日能研はとにかくデータが豊富。
なので、会員しか見られないMy Nichinokenはめちゃくちゃ重宝しました。
子どものテストは点数つけた後にスキャンされて
1か月くらいだったかPDFの形で閲覧やダウンロードができます。
そこに1問ごとの正答率も%で記載されており
それぞれ数問子どもへのアドバイスも付随している。
それ以外にも
子どもの分野ごとの正答率
全体の正答率や成績の分布図と本人の位置
それに付随する問題のPDFを検索して印刷することでオリジナルの問題集をつくるなんてことも可能でした。
それぞれの学校案内の中には
過去3年間のR4(80%合格の偏差値)、R3(50%)の各試験日でのグラフと
6年模試の中ではさらに細かくなり
どの偏差値帯の中でどれだけの子供が志望し、何人が受かっているかも昨年と一昨年分が表になっていました。
第一志望に登録した学校については、その学校の傾向に即した問題での点数と同じ学校を第一志望とする子たちの平均点なども出ていた。
同じ学力帯の子の中での本人の苦手や得意分野も定期的にグラフ化してアドバイスシートのようなものをもらえます。
(しかし、このシートはその時の塾長等によるのかもしれない。塾長が変わったらでてくるシートも違った)
受験期には昨年の保護者の方々からの情報が詰まった各学校の出願から合格発表での注意点
(例えば、保護者控室が寒いので近くのファミレスやカフェに移動するのもよいとか、試験の休み時間に飲食が可能か否か、机にいられるのか、時計があるのかないのか、終了後の子供との待ち合わせのために朝の時点で待ち合わせの場所を細かく決めておくとよいとか本当に細々したことまで網羅されている。)
合格後の宿題の内容などまでフォローされています。
が、超優秀ならともかく、凡庸な成績の子がもじもじしているだけだと
データ眺めて子供に発破をかけたところで成績があがるわけでもなく
成績下がったからといって向こうから働きかけてどうにかしてくれるというところではありません。
親側の方針や志望校など考え方などは千差万別なので、先生方も自分たちの価値観を押し付けたりしない。
勿論、子どもが質問に来れば懇切丁寧に教え、アドバイスをし力になってくれます。
親の思惑、子の成績、いろいろと差異があるからこそ悩みもうまれ
親自身が塾と上手く付き合わなくてはいけないと痛感。
親の方にも相手への働きかけのスキルがいる。
保護者会でもテストでこの点数レベルを取る子ならテキストのこのあたりまで復習させるように
といったかなり具体的な指示をしてくれますが
面談いれて質問すれば子どもの成績にあわせてもっと細かい指示を親にも出してくれました。
夏休みなどの休み前に面談をいれて長期休みの際に教材のどこまでやるべきかのアドバイスを仰ぐのもよいのではないかと。
テキストや問題集は基礎から難関レベルまで網羅されているので、全部をやる必要もないしそんな時間もないほど膨大にある。
でも足りないとかピンポイントでっていう場合は会員限定コンテンツ内に
学力帯や志望校に合わせて問題だせる機能があるのでわからない人は通っている教室に問い合わせるとよい。
長年のノウハウで十分な教材が提供されるので
塾から提供されるテキストや教材をうまく使い倒したものが勝ちという感じだと思う。
うちは使い倒すまでなかなかいきませんでした。
途中からは国語と算数は担当していただいている先生に半年に1度くらい面談をいれて
授業中の様子
現在の本人の課題
どういう指示を出しそれを子供がこなしているか?
親として何をフォローするべきか
などを聞きました。
個別の方は毎回報告シートと長期休み前などは向こうから連絡があって
こういう風に進めますがいいですか?と聞かれるので
こちらからもそれぞれの分野での苦手をつぶしたい
過去問を解いた後の解きなおしやテストでの時間配分
問題の解き方をみてアドバイスしてほしいとお願いしたりといった細かいリクエストも出しカバーしていただけました。
ちなみに、塾の親への対応や子供たちと先生のやり取りでめちゃくちゃ参考になる読み物があります。
中学受験は親が9割とかも確かに参考になりますが
2019年現在なんといっても2月の勝者という漫画です。
将来中学受験を検討しているお宅は読んでみることをお勧めします。
塾へ保護者として相談に行った時の塾側の対応や
子どもたちへの指導の一端など、かなりリアルです。
受験を取り巻く首都圏の状況もよくわかります。
良く取材されていると思います。
家人にこの漫画を勧めたら、読みながら
「身につまされる・・・」
とつぶやいていました(笑)