エールをおくる
- 2020.01.30 Thursday
- 13:13
といっても受験生にとかではなく、今回は大人に。
ここのところ立て続けに受講したセミナーで同じことを言われてそうだよなあと改めて思ったこと。
これまでは、計画されたことをきちんと実行できるかまでを問われていたけれど
今はもう自ら計画をたて実行しながら修正し
改善して次を実行していくサイクルを自ら作れるクリエイターでなければならない。
どんな仕事でも自分自身の業務を自分で定義して実行して拙いところは修正して
その改善点を次へ活かしていく姿勢がないともう勤まらない。
そして、ある程度に到達したら、今度はそれを下に伝えて育成する。
自分自身の負荷を楽にし、楽になったところであなたは別の計画を練らなければならない。
自分がそこまで生きるかどうかは別として人生100年時代。
テクノロジーの進化も凄まじい。
「仕事」と書きましたが、「家事」や「育児」も同じだなと。
周囲の友人知人は、頑張っている人ばかりです。
いまのスキルを伸ばそうと大学院行ったり、転職したり、現在の職場で鬼のように働いていたり。
かと思うと、方向転換して新しいことを始めたり。
育児に奮闘中の人もいれば、日々の生活を楽しむことに全力投球している人もいる。
30年前だと珍しかった40超えての新たなスタートや方向転換が当たり前になってきたのを感じる。
とはいえ10代20代とは違うので環境の変化や新しい物事への挑戦は常に大変。
そこで最近しみじみ言われる機会が多い言葉がある。
努力してもどうにもならないことがある。
私の周囲は非常に優秀な人が多くて就職氷河期でも努力してそれなりの結果を得てきた人が多い。
私はもともと優秀じゃない上に努力もイマイチで(笑)
はあ、すげーなと思ってきたんだけど
自分自身はもう小さなころから
出来ないことがいっぱいあったんです。
やりたいと思っても、その入り口でできないから無理とか
ある程度続けてみたけど、人並みにできないからやめるっていう諦め方が子どものころから普通でした。
でも、優秀な人ほど努力を積み重ねるときちんと出来るようになった、成功した経験をたくさんしているので
ある程度努力してもどうにもならないことがあるっていう経験をあまりしたことがないらしいということを知りました。
どんな人にもすべからく向き、不向きはあって
自身がいつも到達するレベルにすべての物事が達するわけではない。
でも、頭のいい人ほど、ちゃんと自分があと数年やっても思い描いているレベルにはならないから
これはやめて別の方向を探すっていう判断をスパっとできる。
この見切りをつけるタイミングとできることを伸ばしていくという切替も能力なんですよね。
今の世の中は、これが求められているのでやはり賢い人ほどちゃんと時代に対応するんだなーと感心しています。
といっても、その見切りをつけるまでは言い訳せずにちゃんと努力しますしね。
努力もちゃんと努力した経験がないとなかなかできないことなので
鈴太郎にはついつい自分の失敗を打ち明けつつこんこんと諭してしまうのですが
鈴太郎からは
「みんな、失敗したことを話してだから今からコツコツ努力したほうがいいって失敗したことばかり話すんだけど、おれ、失敗してんの?」
と言われて「あちゃー」となったりしています(笑)
そうね、、、我が子には自分が頑張っている背中をみせておけばいいのよね。
ぐうたら眠いとかいっている姿ではなく。
というわけで、私もぐうたらしつつもたまにひいひい言ってます。
日々頑張ったり、凹んだりしながら豊かに生きている友よ、私はあなたたちに励まされて立っています。
時にはのんべんだらりとしながら、楽しんでいきましょう。
その姿を下の世代や子供たちにみせられたらそれだけで素晴らしいことなのではないかと思うのです。