鴨とは私たち(=私と家人)のことである。

家人のスーツを買いにいった。ブランドにさしたるこだわりもなく、いままでスーツが必要な職でなかったためほとんど買ったことがない。一式揃えに値頃そうなところにカモ2羽はぐえぐえと入っていった。
店員さんが声を掛けてきた。プレートにスズキとある。スズキさんは20後半くらいで顎にちょび髭、フレームの太い眼鏡をした細い人であった。しゃべり方は吉田照美。
このスズキさんに仕事で着るスーツを探しているとカモたちが話すとふんふんと頷き、今お持ちのスーツはどんな色かときき、仕事はどういう系統ですか、じゃあこういう感じでと吉田照美しゃべりで3着程出してきた。
カモたちは試着後にうち一着を選び、予算はこのくらいだが、もう1着とシャツやネクタイもかえるかときくと、スズキさんはカモがねぎを、しかも太くて甘い下仁田ねぎを背負ってきた奴等だと気付くのであった。
その後スズキさんのチョイスでパンツだけ柄違いをもう1本、何点かコーディネイトしてくれた中からシャツとネクタイを2ずつ買い入店して40分ほどでカモたちは去っていった。

ありがとうございました〜という声に見送られながら、おとなしく次次と試着していたカモの方がぐえぐえと鳴くカモに耳打ちした。

「ツータックとかノータックってなんかいろいろいってたよね、適当に頷いてたけど、何?」

ま、見苦しくなけりゃそれなりにみえるスーツは便利ということで。

なんていう本があったと思うが、私の職場はほど近い。朝は通勤の人波に混じってグレイみたいなスーツ姿の人間と妙に派手なおねえさん達がふらふらと気怠げに歩いている。ほぼ間違いなく仕事帰りのホストとキャバ嬢orホステスである。
そして人波の50%くらいは韓国もしくは北朝鮮出身の方。15%は中国系10%はその他諸外国残りが日本人といった感じで、看板も案内も聞こえる言葉もハングルか中国語だらけ。
ここはどこ?ってなもんである。飲み屋街も近いから朝は得体の知れない悪臭もしていて益々感覚は麻痺。
日中だけは日本人比率があがる。ヨン様効果でグッズをあさりにやってくる婦女子が押し寄せるので。おかげで道ではずっと冬ソナのテーマが流れっぱなしで気が狂いそうである。確かに朝晩とは雰囲気はガラリと変わるが日本かといわれるとそれも疑問。
そして夜。先程会社をでたら不夜城という小説を思い出しました。いやあ、みるからにマフィアってかんじのアジア系のおっさんたちが馬鹿でかい声で話し合っている。横にはスモークガラスの外車たち。喧嘩ごしなイキオイでしゃべりながら脇を通り抜けるおばちゃんたち。どこからともなくハングルでわいわい話しながら路地からわらわらとでてくる若者たち。まあ、ちょっと前より治安がよくなったとかでさしてへんなことはないのだが、アンダーグラウンドな空気はやはり漂っているよなあといつも思う。
とここまで打ったら最寄り駅についた。携帯から更新できるのは便利だ。

「りぼん」番外編
太刀掛秀子氏と佐々木潤子氏を忘れておりました。
私はこの両者のそれぞれ「ポポ先生がんばる」「花ぶらんこ揺れて・・・」と「エース!」が大好きだったんですよね〜。
太刀掛氏の本は他にも「雨の降る日はそばにいて」「ひとつの花も君に」などの短編集も好きでした。この人の描く話はとにかく切なく悲しいものが多くて。

「花ぶらんこ〜」では、主人公の恋人が病気で亡くなってしまう話。この亡くなる彼とやらが、本当にいい人で、今ならこんな完璧だから死んじゃうんだよ・・・と突っ込みの一つもかませますが、当時は高校生ともなればこれくらい大人に違いないと信じていたかわいい小学生だったので(笑)読むたびに号泣っすよ。主人公や相手役が亡くなってしまうというベタベタの悲劇話にいまだに弱いのはこのあたりがトラウマかも・・・。

「雨の降る日〜」は確かその続編の短編で、主人公の女性が数年後新しい恋に踏み出すまでを描いた作品だったはず。
「ひとつの花も〜」も、表題作は確か学生時代同棲していた彼女と別れてしまう男性のモノローグ。

「ポポ先生〜」は、北海道の過疎の村に来た新米獣医師の男性が主人公で、動物の悲痛な死や、過去を背負う女性が登場したり、怪我やら遭難やらと結果的には大円団でも、悲劇的なことが次々と起こる漫画だった。一応ハートフルコメディの体裁をとってはいたけど。

「エース!」はスポ根バレーボール漫画。弱いバレーボールチームだったのが試合を重ねていくことでどんどこ強くなっていく主人公と仲間。そしてライバルたち。3つ子のアタッカーとかアメリカ人留学生やらお蝶婦人みたいな優雅なライバルがいたりして、主人公とお蝶婦人もどき、アメリカ人留学生は恋愛を巡ってもライバル。ま、主人公が試合も恋愛も手に入れちゃうんだけど。
このとき、学校の一部でバレーボール熱が沸き起こり、小学4、5年生くらいの時よくバスケットボールでバレーやってました。最初はめちゃくちゃ痛いし腕があざだらけになるのですが、慣れるとボールが少し大きめで重いので返ってラリーになったりして熱中してました。よくつき指にならなかったものだ・・・。この方は後々、テニス漫画を描いているのもどこかで目撃しましたが、私の中では少年漫画に例えるとジャンプ連載の「キャプテン翼」のような位置付けの作品。作者が一発屋に近いという点においても。






うちではNHK朝の連続ドラマを観る習慣があって(といっても私は普段は観られないが)現在の「天花」も家族は熱心に見ている。たまーに観る私には朝から、別れる別れないだの今回のは随分生臭いなあ〜などとおもっていたし、家人も「ヒロインの相手役は僧侶なのに煩悩の塊なんだよなあ」等といっていたので始まってから延々テイストは変わっていないらしい。

というわけで、話や相手役自体にあまり興味はないのですが、主人公天花役の藤澤恵麻が可愛いなあと思ってました。ここ何作かの中では一番可愛いのではないですかね。名前も可愛いわ〜。(同じ名前の人がいるが「恵麻」っていい名前だと思う)最初の演技は「澪つくし」の沢口靖子ばりに酷い物でしたが、最近は結構自然になってきて爽やかなヒロインになりつつあってビックリ。家族にも私がファンである藤○某より演技が上手い等と悪態をつかれ、あまり否定できないかも・・・(笑)と思い出した矢先こんな芸能ニュースが出てました。
天花晴れて満開…遅咲きヒロイン藤澤恵麻


そうそう、視聴率が悪かったのは脚本のせいだと思うわ、とついつい恵麻ちゃん贔屓の私は思うのであります。香川照之のお父さんもなかなかのヒット。ずんだマン、また見たいなあ・・・。ずんだマングッズ売ってくれないかな。


「小山荘〜」は今となってはどんな話だったかあまり記憶がない。当時は熱心に読んだ気がするのだが綺麗さっぱり記憶が。。。成田美名子氏とめちゃくちゃ仲が悪いというゴシップだけが印象に残っております。

高校生の時一世を風靡した「動物のお医者さん」は文庫になってから懐かしくなって買いました。この作品のおかげで国立H大学獣医学部の倍率が跳ね上がったとか当時言われてましたよねえ。ただ単に第二次ベビーブーマー達が受験生だったというだけな気もするが。従兄弟が浪人してまで計3回受けたのに駄目で同じ学校の水産学科に通ってましたが恨めしげに「あの漫画のせいで俺は・・・」と責任転嫁していたのを思い出す(笑)

そして川原泉。漫画なのにやたらと字数が多く、登場人物達の動きは少ない。科白には哲学用語が溢れかえったりしてるものもあり。心理学用語の羅列あり。なんだけども巧みに人の孤独感とか、本人がトラウマを克服してゆく様子とか、なぜかギャク交じりに語られる。
読めば読むほど深いというか、これがきっかけで本に手を出したものもあると私は告白します。

あとは時代がちょっと現在に近づいて6、7年前かなあ。久々に白泉社系作家さんを熱心に読みました。
マツモトトモ氏。「キス」。
絵柄もお洒落だし、話もなかなかひねりがあって面白い。
今出ている「美女が野獣」も寮のある高校が舞台。なかなか気楽に読めます。白泉社系で思い入れの深い作品はこんなところ。

あまりに長いので二つに分けましたが、それでも・・・長い。しかもまだ続く・・・。

中学生くらいになると、だんだん「りぼん」「なかよし」では飽き足らなくなってきます。その頃漫画好きな子達の間で話題になっていたのが「Lala」「花とゆめ」でしょうか。私はそのまま自分で買うのは別の雑誌系にいったので友達に借りまくってました。

「小山荘の嫌われ者」「月の子」「竜の眠る星」「エイリアン通り(ストリート)」「CIPHER」(以上LaLa))「僕の地球を守って」「動物のお医者さん」「空の食欲魔人 」「笑う大天使(ミカエル)」 (以上花ゆめ)などなど。

特に「エイリアン通り」と「CIPHER」を描いた成田美名子は好きで「エイリアン通り」ではやれシャールくんかっこいいとかいやセレムだろうとか、CIPHERではシヴァかサイファか(ひいてはロイかジェイクか)ぎゃあぎゃあ言いながら読んでましたねえ。

「エイリアンー」ではそれぞれ6話くらいで大きな話が完結するくくりになっていて、そのそれぞれの小題が、映画の邦題を捻ったものだった。「鷹は舞いおりた」「翼よあれが郷里[ロス]の灯だ」とか。この二つのエピソードはお気に入り。ああ、また読みたい。

「CIPHER」ではエイリアンーで描かれた主題の一つ「自分は何者であるか」「人に必要とされる人間なのか」といった自我やアイデンティティを模索する姿が恋愛や家族に絡めて大きく描かれていて、読んでいた年齢とピッタリリンクした記憶があります。

その後のALEXANDRITEや、NATURALは未読ですが、それはこちらが思春期とかそういう時期を抜けちゃったせいかもしれないし、この漫画家さんが思春期および青春期の人間的成長を描くことにより主眼を移してしまって、漫画の内容がリアルに響かなくなっちゃったんですよね。

あとは清水玲子が好きなので「竜の眠る星」は今でも読み返したい。これは高校時代にも部室でなきながら読んだ(笑)

「月の子」は実は途中で読むのをやめてしまい、結末をよく知らないのです・・・。
今連載中の「輝夜姫」も途中まで立ち読みしていましたが、どーも15巻超えるような漫画はなかなか完読出来ません。

同じ理由で「僕の地球を守って」(通称ぼくたま)も最後を知らない・・・。あとキャラクターのリンくんという小学生があまり好きではなかったのも原因かも。前世の記憶を持った生まれ変わり達の話だったのですが、話が佳境に入ったあたりで読まなくなったのであの広がった風呂敷をどう畳んだのか想像もつかない。
これは高校時代に確かイメージCDが出て、聴いた記憶があります。今言うと癒し系な音楽だったような・・・。辛島美登里さんのような感じの歌声の曲もあった。

まあそんなこんなでご贔屓・清水玲子氏は、、短編の方が好きで短編は一時ほとんど持ってました。ちょっとオカルトやSFが入った不思議な設定と生命倫理とかが絡むような展開が多くてそこが魅力。今たまに単行本がでる「秘密−トップシークレット」はかなり名作だと私は思います。人の脳の記憶を映像として再現できるようになった近未来。殺された人間が最後に観たものを探ることで犯人を逮捕しようという世の中。ただ、映像に現れる人は「脳」がみた記憶なので、その人の想いを反映している。自分の娘は実際よりも愛らしくみえていたり、恋した相手はものすごく輝いて見えたりしている。そういう個人的な想い(=秘密)に隠された事実とは。
と書きつつ2巻をまだよく読んでいない。買ってこようかしらん。

では、5に続く。

昨日作って家族に好評でした。NHKきょうの料理が元ネタですが、老人やあっさりした味わいが好きな人用に分量をアレンジ。

<材料/ごはん3合に対して>
長芋・・・400gくらい(茶碗1.5人分くらい?)
牛そぼろ・・・150g(本では2合で180gでした)
万能ねぎ・・・御飯茶碗2/3くらい(本では適量・うちはねぎ多めにしました)
白いリごま・・・適量(大さじ5くらい。これもうちは大量)

牛そぼろ用調味料・・・醤油大さじ1.5/みりん大さじ1.5/酒大さじ1くらい。ようは適当。

ごはん用すし酢・・・すし酢大さじ4くらい?(酢の苦手な人がいるので少なめ)手作りするなら、酢大さじ4/砂糖小さじ1.5/塩こさじ1くらいらしい

1.御飯にお酒大さじ1と昆布を入れて多少固めに炊く

2.長芋は1cm角に切って、酢水につける

3.牛そぼろは調味料と一緒に火にかけ、汁気がなくなるまで炒り、そぼろに

4.万能ねぎは細かく刻む

5.御飯が炊けたら、ボウルか桶に移し、すし酢をかけながら混ぜる。

6.牛そぼろと長芋を一緒に混ぜる。この時味見をして一味足らないと思ったら、薄口醤油を大さじ1くらいいれると味がしまる

7.万能ねぎとごまを混ぜたら出来上がり。

せっかくなのに写真がないのですが・・・。この3合で4人が夕飯を食べ、本日お弁当用に2人前分使って完食。

夕飯は、これに
・ぶりの照り焼き
・大豆とヒジキと油揚げの煮物
・レタスとプチトマトのサラダ
・きゅうりの糠漬け

本日のお弁当は
・大豆とヒジキと油揚げの煮物
・かぼちゃの煮物
・きんぴらごぼう
・チーズかつ(冷凍)
酢飯なので、お弁当にも向きます〜。おかずは全部残り物というか常備菜。

大豆の煮物は、大豆の水煮ではなく、豆を水から戻して煮るというひと手間で全然違うものになるので、毎回豆買ってきます。コリっとする食感がグ〜♪

動物の中でも結構鳥が好きである。街中で鳥にあうとついついにじり寄ってしまうのだが、そうするとたいてい彼らは殺気を感じてばあ〜っと飛び立ってしまう。なので心を無にして近づいていくのだが少し気が乱れると、やはり飛ばれる。

とまあ、なんか怪しげなことを書いてますが、便利な世の中素人でも手軽にズームが扱えるようになった。
というわけで、平常心で限界までにじり寄り→更にズームMAX!!で撮った鳥たち。

函館・五稜郭にて。観光地の鳥だから人間慣れしているらしく、飛ぼうかどうしようかかーなーりー鳥たちもギリギリの攻防を目の端に覗かせている(ホントかよ)のだが、飛ぶことをめんどくさがったのかじりじりと近づく度にちょっとずつ離れるという度胸で応えてくれた。

函館・五稜郭にて激写

誰のことかと言えば、資格の学校T○Cの社長である。この社長いろいろな意味でオカシイ、いや面白い。今や我が家では世間のヨン様、ちょっと前のベッカム並に動向に注目している。
その動向の一端が垣間見られるのが無料会報誌。社長の半生を綴った連載も捨てがたいが、出色は社長御自らが回答される人生相談である。中島らもの人生相談で笑うアナタであれば爆笑必至、すばらしき人生相談なのである。

ではどこがそんなに素晴らしいのか。

まずは質問の選び方がすごい。
資格取得を目指す日々是勉強の受講者たちを和ませようとの粋な計らいか、内容はいきなり
「妻子ある身だが同じ講座に通う若い独身女性を好きになってしまった。気持ちを打ち明けたいがどうか」
なんてものだったりする。
本当にこんな質問が学校事務局に寄せられたのか?なんてことを考えるのはヤボである。社長の明快な回答こそを楽しむものなのである。

社長の回答にはポイントが何点かあるので順を追って説明しよう。

1.一刀両断
上の質問者を例に取ると、判断を仰いでいる質問者に対して
「まず、あなたに望みはありません」
質問者の迷いを一瞬で断ち切る鋭い切れ味。どの質問にも基本は否定形で入っていきます。

2.理詰めの説得
理論家であり公認会計士などの資格を持つとされる社長、ショックを与えた後なぜだめなのかを質問者に諭します。先ほどの例からいくと
「あなたはおじさんであり、今の目標は資格取得である」
「相手も資格取得を目的としており、あなたなど眼中にないはずだ。鏡に映して自分の姿をみて彼女につりあうか考えたほうがよろしい。」
「ゆえにどう転んでも告白して成就することはありえない」
と明快に諭していくのである

3.実例をあげる
理論的といってもそこは人生相談。居丈高に言うばかりで逆上されたりしてはなりません。
そこで社長自らの体験談・失敗談などをそれとなく差し込みます。曰く
「私も18の時、会計士か彼女かと悩み将来の道のために彼女を捨てた」
社長、どこまでも明快です。

4.励まし
そして最後には力強く質問者を励まします。
「あなたの第一目標は資格の取得です。1%も可能性のない告白などするのはおやめなさい。あなたの成功のためです。」
質問者に駄目押しの励ましをして締めくくる。読んだこちらも一瞬爽快な気分がよぎります。

斉藤社長の凄さをわかっていただくため、多少フィクションをはさんでおりますがニュアンスは以上のような人生相談が毎月載っています。半生の手記と併せて読むと、面白さ倍増。
私が、出版社の人間なら絶対に出版します。


・・・トンデモ本として。

私が漫画好きになるもう一つのきっかけは「ガラスの仮面」でした。

そうです、あの少女漫画界の大河ドラマ。昭和52年(1977年)連載開始、単行本も40巻を超えたというのに未だに完結していない作品。近年連載も作者が宗教にはまってる?とかで止まったり、最近の巻に至っては加筆修正を繰り返して、単行本では連載とは別の話になっちゃってるとかいろいろ言われてますが、紅天女はマヤと亜弓どちらがやることになるのか、はっきり決着をつけてくれ〜。

この作品を私に教えてくれたのがMちゃんでした。Mちゃんは一家で漫画好きだったようで、家に行くとお父さん所蔵の手塚治とかがあり、ドラえもんやエスパー魔美、ブラックジャック、火の鳥等を読ませてもらった記憶が。そのMちゃんに
「面白い漫画は?」
と聞くと、ちょっと考えたあと本屋で
「これ、面白いよ」
と薦めてくれたのがガラスの仮面だった。

当時10歳のお小遣いだと月に買えるのは一冊かせいぜい二冊。迷った末に買った1巻で見事にのめり込み、そのうち古本屋で探し出すようになり中学生の時に新刊発売と追いつきました。それでも当時28巻くらいだったか。

この本はうちによく父の仕事の関係できていたおじさん(当時40代と思われる)がいて
「ガラスの仮面の○巻から○巻まで貸してくれない?」
といっては数巻持っていき、読んでました。ゴルゴ13と交互に。。。

オヤジをも魅了される「ガラかめ」の魅力。

演劇界の話なので、毎回舞台稽古かオーディションか舞台の場面。ここで読んでる人間も観客にさせてしまうところです。
思いもつかないような、でも「あ!そんな手があったか」とか「ええ、スゴイ!」とつい思っちゃうような劇的な展開を1巻中3回くらい引き起こすのです。
主人公マヤの人生(13歳〜20代半ば?くらい)を端的に語るだけでもエライ人生です。
13歳にて家出

所属劇団が大手から圧力・妨害を受ける中演劇大会で賞をもらう

大手芸能事務所に所属劇団が潰されその事務所に。業界で様々ないじめにあう中逆手に取る演技で成功

TV・映画で人気者になるも母親が娘の映画を見ながら映画館で病死

そのショックで芝居ができなくなりスキャンダルも仕組まれ芸能界追放

ライバル姫川亜弓等に助けられ再び演技を志す

姫川亜弓の相手役をオーディションで手に入れ舞台で火花を散らす

さらに大きな役を手に入れ演劇界で最高の賞を手に入れる

亜弓とともに演劇界幻の名作「紅天女」の稽古

ざっとこんな流れの10年を送り、合い間に同級生の男の子がマヤを延々思い続けていたり、大手芸能事務所社長が身分を隠して「紫のバラの人」という足長おじさんとなって、マヤをサポートしてます。
この社長・速見真澄氏は、マヤが好きだったりするんである。実はマヤと真澄さんは相思相愛だったりするんだが、いろーんな事情により当人同士は相手が自分を好きだなんてツユほども思っちゃいないのです。
真澄氏の苦悩たるや滑稽です。昭和52年当時はどうだったのか知りませんが、
ことあるごとに
「この俺が10も年下の少女を・・・!」とか
「芸能事務所の社長が商品に惚れるなど・・・!」とか
影や稲妻入りまくりの状態で悩む、悩む。40巻作中の時間にしても10年もやってるんですから、感心します。

そしてもう一人。マヤの師匠「往年の大女優」月影千草。
「紅天女」を演じた女優であり、その舞台中のライト落下事故により顔面の半分を焼き、女優生命を失う。「紅天女」自体が幻となってしまったゆえん。
この元大女優が、魔女というか鬼みたいというか。マヤたちに次々と演劇的な課題をつきつけてしごく、しごく。顔も恐いし笑い方も恐い。

で、そのむずかしーいらしい紅天女を、マヤか亜弓のどちらかに継がせようという一子相伝の役柄を得るための女達の演劇バトルなんである。

力説しすぎて疲れました・・・。読み始めると止まらなくなる上に結末が読めるかどうかこの先もよくわからないというなんともやっかいな作品。

では漫画話は4に続くということで「ガラスの仮面」についてはここまで。


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