世の中不正だの巨悪だのはいっぱいある。

誰かが逮捕されて、裁かれて、組織は刷新される。

それで、問題はなくなったのか?

スポットライトは、ボストンの地元紙
ボストングローブ紙の中の特集欄の名前である。
2002年、カトリック教会の神父の一部が少年少女に性的虐待を加えていた
それも組織ぐるみで隠蔽していたことを暴いた5人の新聞記者達の取材過程という実話を元に映画化されている。

きっかけは新しい局長が赴任したことだった。
新局長はよそから来たユダヤ系の人物。
着任早々、編集会議であるコラムについての続報を問う。
続報はこれです・・・と小さな記事を読み上げられたが
局長は、これだけの事件なのに扱いが小さすぎる。
なぜ、みんなあとを追わない?裏を取らないのか?

ボストングロープ紙の記者の多くは地元で生まれ育っている。
地域の主要な職の人々は地元出身者が多数を占めている。
多数派は、アイリッシュ系の熱心なカトリック教徒で
貧しい地域の出身の人々も教会へは熱心に通っている。

この内輪の団結が「明らかにおかしいこと」を見る目を霞ませる。

虐待問題に孤軍奮闘している弁護士も移民。
何人もの神父の治療を請け負い、問題を研究しているという精神科医も別の州にいる。

大変な問題も、事実を上手く繋げられないとなかったことにされる。
事実をつなぎ合わせ、あぶり出し、自らの状況も顧みることになる登場人物達。
圧力もかかる中、彼らは身を削って真実を突き止めようと奮闘する。
描写は淡々としているのに緊迫感に溢れている。

一緒に事実を丹念に追う記者の目線で観ることが出来る作品。
奥さんとの仲がぎくしゃくするほど取材に全てを割いている記者マイク役
マーク・ラファロの憤りが前面に出たセリフで思わずこちらも
グッときてしまった。

そのセリフを受けて、マイケル・キートン演じるウォルターが冷静に返す場面に最も痺れた。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

新聞は、アメリカよりも日本の方がもとより何倍も発行部数のある媒体が多い。
このスクープがあった2002年よりアメリカでは特に顕著に購買数が減っているはず。
(2013年にはボストンレッドソックスに売却されている。)

2011年の時点で世界で最も発行されている新聞は読売新聞の1000万部、朝日新聞の750万部、毎日新聞の350万部に対し、ボストングローブ紙は全米の新聞発行ランキングの50位以内にも入っていない。
50位で15万部。当時の親会社であるニューヨークタイムズでさえ91万部と100万部を切っている。
アメリカの全国紙は2社しかなく、ウォールストリートジャーナルとUSトゥデイのみ。
発行部数の1,2位はこの2社である。
ただ、この2社ですら、211万部と182万部。
アメリカは人口が倍なのに、発行部数は1/5なのですから
日本の方が記事にした場合の国内影響力は大きいはず。

ただ、ボストングローブ紙のように、新聞社同士が自分がスクープを取るという気持ちと同時に
鋭い批判精神を持ち合わせていないと
どんなに発行部数があって多くの記者がいても、そこに事件はなく問題はなくなってしまう。
同じような報道しか読むことも聞くことも出来なくなる。

情報を受ける側として、鵜呑みにせず「そうだろうか?」と疑問をもつ知性と度量をもった大衆でいたい。


とても観たかった作品が想像以上、期待以上の作品だった事に感動している。

自分とは何者なのか?

どう生きていきたいのか?


それを真摯に追求した2人の人間の輝きと苦悩の物語。


デンマークの田舎で生まれ育った風景画家
アイナー(エディレッドメイン/Eddie Redmayne)が描く風景画とこのテーマ曲が彼らの心の変遷を大きく包み込んでいる。

同じく肖像画家を志す妻のゲルダ(アリシア・ヴィカンダー/Alicia Vikander)
画学生時代に知り合って結婚した若い芸術家夫婦は6年経っても子どもができない。
それでも2人仲が良く幸せそうな日常。

ところが、ゲルダの絵のモデルの代わりをつとめることになったアイナーは、自身がストッキングと靴を履いた足を見て微妙な心境の変化が生まれる。

以前にも感じた違和感。

何度かモデルとして女装し仕草を研究し、妻の描く「自分の姿」をみて広がる心の波紋。
女装しリリーとして妻とパーティという公の場へと出向く。
そこで、出逢った男性ヘンリク(ベンウィショー/Ben Whishaw)とのキスでリリーという女性の人格が大きく花開いていく。
その様子を目撃しショックを受け、もうリリーにならないでと懇願するゲルダ。
お互いに結婚した当時を維持しようとあがき、パリへと生活の拠点もうつす。

今日こそ1日アイナーでいようと思いながら本来の自分はリリーであるという気持ちを日々大きくしていくアイナー。
知っている夫が遠く離れて消えてしまうことを受け入れられない、けれども受け入れたいと苦悩するゲルダ。
アイナーはリリーこそが自分であると確信を深め、情熱的に本来の自分自身である事を熱望していく。

映画の中で、ゲルダは女性になろうと自分の愛する人にかわりはないつまり、
リリーであっても愛情の対象だというように感じたんですが
アイナーはリリーになる過程で、ゲルダは家族のような友愛はあっても夫婦という愛情の対象ではないというように変わっていったように思う。

リリーが、あなたの愛を向けられるような人間じゃないとって呟くシーンに
ゲルダが追い求めるのはアイナーでありリリーでもあったけど
リリーは、それを丸ごとは受け入れられない。(ように私にはみえた)
ある意味破綻してしまった2人の愛情を、ちょっとした会話からむき出しにされて切なく、痛い。


実際の話とはまた違ったフィクションのほうを原作にしているようなので
現実とはまた違うのかもしれないけど、この映画の着地と描き方は好き。

劇中の登場人物がまたどの人も繊細かつ、それぞれの嗜好を抱えていて興味深い。

ゲルダは、夫が女性になることへの苦悩よりも
アイナーが女性となり自分自身がリリーの愛情の対象で無くなることに苦悩しているように感じたので
彼女は無自覚なだけでバイセクシャルだったのかなぁ、とか。

リリーは異性愛者のトランスジェンダー。
(ゆえに、ゲルダとは女性化していく中で一緒に生活は出来ても性愛の対象からは離れていく。そして、劇中でゲイの男性にははっきり本人にも拒み、妻にも友人であると言っている)
ヘンリクは、リリーの中に「アイナー」もいることを感じ取った。けれども、女性となったリリーは友人とするゲイ。
アイナーの幼馴染みであるハンスは、アイナーの中に「リリー」を最初に見いだし、かつゲルダの気持ちにも寄り添おうとする異性愛者の男性。

ヒトの性別や愛する対象についての曖昧さや不透明さ。

思春期あたりに、同性同士でも「好き」という感情が曖昧になることはないですかね?
友達としての好きと相手を性の対象としての好きとが混沌としているというか。
女の子同士は良く手を繋いでたりとかする時期があると思うんですけど
あれって、今考えると疑似恋愛みたいなもんかなーって。

映画化の話が出てから10年くらいあれこれあったようなので
今のキャストにも一部批判がでたりしたそうだけど、私はあの作品はあれで良かったと思う。

LGBTがというより、ヒトのアイデンティティやジェンダーについて考えさせる奥深い作品として素晴らしい。



もう先月になりますが、イギリス映画パディントンを鈴太郎と観てきました。
個人的には、ベン・ウィショー(Benjamin Whishaw)が声をやっているパディントンを観たかったけど
鈴太郎は吹き替え!と主張するので、吹き替え版。

松坂桃李さんのパディントンで観てきましたが、なかなか似合ってました。
声が端正っていうんですかね。
穏やかでそこはかとなく品がある声なので、パディントンぴったりでした。

原作のパディントンもなかなかに天然な慌て者で大騒動を引き起こしますが
映画はさらにスケールアップ!
ものすご〜くカワイイドールハウスのような家や街並みを舞台にパディントンは走り、時に飛んでいる(笑)
そこへ、ニコールキッドマン(Nicole  Kidman)演じる珍しい動物を剥製にしまくっているクライド博士が
パディントンを剥製に!と鬼気迫る形相で追ってくる。
パディントンと過ごすうちに家族のような愛情の芽生えるブラウン一家との関係はどうなる?!

子ども向けかと思いきや、老若男女が楽しめるなかなかに豪華な作り。
笑いどころも結構あって、かなり楽しめる。

パディントン駅を初め、これぞ「ロンドン」!といった感じ(行ったこと無いのであくまで観光客目線で)の素敵な景色にもパディントン同様うっとりします。
ブラウン家のママがかなり個性的で、だからこそパディントンを家に連れ帰ってくれるのだけど
このママが性格といいファッションといいとってもキュート。
演じるサリーホーキンス(Sally Hawkins)の醸し出す空気がステキ。ブルージャスミンやレイヤーケーキに出てますね〜。
これからの活躍にも期待。

ニコールキッドマンがその美貌を活かしまくったコワーい女性を演じている。
スクリーンで観たの久々だけど綺麗だなー。
オーストラリア出身の大物俳優たちは本当に皆さん芸達者。
ヒュージャックマンやニコールさん達は歌も上手いし踊りも出来るのでミュージカルやアクションでもほぼ吹き替えなしだというし。
ニコールさんはいろんなテイストの映画にまんべんなく出ているのも強み。
まだまだ活躍できる女優さんなのでバンバン映画に出続けて欲しいもの。

というわけで、かなりオススメ。
まだ上映中なのでぜひご家族で。吹き替えも良いです。
女子ウケもいいので、デートムービーとしてもアリかな〜。

JUGEMテーマ:映画



最初に。いつも思うんですが、都心部での吹き替え版上映を増やして欲しい。
特に新宿。ここは3箇所の映画館で同じ作品がかかることが多いので、大作の時はせめて1館、1日1回でいいから吹き替え上映して欲しいなあ。
映画好きに育ててきた鈴太郎、いろいろ観たいという作品の間口も拡がってきたんだけど
いかんせん、字幕のハードルが結構高いのです。
読めるようになっては来たけど、吹き替えのほうがやはり母国語な分頭にすんなり入ってくるようで
字幕で観るのは嫌がるんですよね。

今回のオデッセイは、大人でも字幕だとよくわからない箇所がちょいちょい出てきそうな話でした。
俳優さんの声の演技が全く削られてしまうのは確かにイタイのだけど
字幕と吹き替えだと情報量持ちがいますし。

というわけで、マットデイモン演じるマーク・ワトニーが火星ひとりぼっちになる映画を観ました。

映画のストーリーとしてはワトニーがトラブルから火星に1人取り残されてしまい、なんとか生き残ろうとするという簡潔なもの。
生き残るアイディアが、色々計算したり、理論を応用したりと具体的な感じでこれがSF・・・つまりフィクションであって
どこかがウソかもしれないし、というかもともと全部が本当、リアリティをもって描かなくても構わない世界なのに
なんだかいま火星にいってトラブルがあるとこうやってNASAの人間は対応するに違いないと思わせる説得力がありました。

それがあまりにも自然なので、みているときにその凄さがわからないという弊害が(笑)

とにかくワトニーが前向きで明るくてメンタルが強くどんな環境でも生き残れるのはこんな人っていう見本みたい。
そういう意味でも若い人がみるとよりいいかも。
小学生でも「火星?ちょう行きたい!砂っぽい星♪トンネル掘りたい♪」
とかいっている鈴太郎レベルでもかなり面白く観ることができた模様。
かーなーりー、星やら月を身近に感じるようで、小学校高学年の理科に興味をもたせるにもいいかもしれませんぜ。

唯一、ちょっと興ざめしたのが、中国という国の扱い方。
ハリウッド映画で、中国はいま大事なお得意様市場なのはわかるんだけど
アルマゲドンにおけるロシア人宇宙飛行士と描き方が一緒。
アルマゲドンでは、宇宙ステーションだったかでなにがしかの故障があったときに
ロシア人がスパナもってがんがん叩いたら直ったみたいな描写があるんですが
今回は中国の宇宙センターに行ったらしきNASAの人が説明聞いて
「それはうちでは1995年までの話でそれ以降は使ってないんですよ。」
と戸惑い気味にいうシーンがあるんです。
軽くあんたらの技術だと20年前だとディスられてます。
え?大丈夫?という気持ちを観客にここで抱かせてどうすんだ。
これ、中国で公開するときにジョークとして観客が笑っているんだろうか?
それとも違う訳が当てられているのかなー。
と、ここですっかりハリウッド事情に頭がいったので、もし原作通りだったとしても
もっと自然に出して貰いたい。

それ以外は、後半の考えてみれば

ありえねー!

も、いやいや、ワトニーたちならあり得るかもと思える映像とキャラクターで面白かった。

これからの時代、火星じゃなくてもあれくらいポジティブかつ知識を活かして自分を盛り上げていきてゆきたいものです。

JUGEMテーマ:映画

ニュー・ジェダイ・オーダー時代とやらの今回。
まず、話の概要。
シリーズ4,5,6と拡大していた銀河帝国が壊滅し、ルークがハンソロとレイア姫の息子をジェダイとして育てようと頑張ってたようだが、その息子カイロ・レンが父親よりおじいちゃん(アナキン=ダースベイダー)のほうに憧れちゃって何かやらかした模様。
それをきっかけにルークさん雲隠れ。
このシリーズの主人公であるレイという女の子は強いフォースを持ち、機械いじりが得意という
どう考えてもルークの娘じゃね?という設定が7ではまだ「正解かもしれないけど、違うかもよーフフフフ」と
隠されている状態で話は進む。
カイロ・レンが所属しているのが銀河帝国の後釜ファースト・オーダーっていう組織。
(どうしてもUKロックのニュー・オーダーを連想してしまう)

ハンソロもチューバッカもレイア姫も登場するよ!ってな本作。

よくよく考えると何十年も続く、祖父母、父母、子どもたちの物語、壮大な親子喧嘩をみせられている。
それも、その喧嘩の原因は己の弱さっていう武士道みたいなものも練り込まれ。
日本人にはすごく親切設計な作りの作品です。
観て損は無し。

ちなみに我が家の9歳はすっかりこの世界観に夢中。
やっぱりねー、ライトセーバーは男子の心をわしづかみみたいですね。
うちにもバッタモンがありますけど、光るヤツが欲しいと
しかもカイロレンバージョンが欲しいと熱望しています。
光るヤツだと自分もフォースが使えるんじゃないかと先日こっそり耳打ちされました。
そうか、君もジェダイになりたいのかと問えば
「ダークサイド側がいい!だってジェダイの方が弱くね?」
と、もう最初っからダークサイドに落ちまくった発言をされました(笑)

とにもかくにも、公開から1ヶ月経ってもランキング1位。
話の種にこの7だけ観に行っても普通に楽しめます。
(うちの父と母のような老人でスターウォーズ見たことない人でも大丈夫であった)
妖怪ウォッチに負けた!と衝撃走ってましたが
あくまで週末の観客動員数なんでねー、冬休みの子どもたちにつきあう親、祖父母も巻き込んでメダル付きの映画を観た家族が多かったってことなんでしょう。
こっちも試写会で観たんですが(前作は子どもと家人だけで私は観ていない)
申し訳ない、3回程記憶が飛びました・・・。
でも起きてもちゃんと話はわかるし、ちょっとホロっとしちゃったりするんです。おそるべし、妖怪ウォッチ。
なにより、このゲームを息子がするようになって私とは古事記の話とか出来るようになったんで
ある意味妖怪ウォッチさまさまなのです。
この話はまた近く別の機会に書きます。


余談。
反乱軍のNO1パイロットのポー・ダメロン。

オスカーアイザック。グアテマラとキューバ出身の両親を持つアメリカ人。
(納得の顔の濃さだな)

なかなかクセのあるけど爽やかな兄ちゃん役だな、この俳優他に何でてるんだろう?と調べたら
ドライヴのガブリエル役とあり。
この作品観てるけど、ガブリエル役って誰だっけ?と検索して驚愕。
キャリーマリガン演じる女性の刑務所入ってたっつーいかつい旦那じゃないか!


おまけにインサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌の主役。

は?
えー全然ちがう。まったくわからなかった。
おまけにジュリアード音楽院卒だそうで。
その腕前がかいま見えるインサイド・ルーウィン・デイヴィスはともかく、ドライヴなんて
本当にただのごろつきにしかみえない。
いやー、情報がないというのもそうだけど、みかけの変貌も凄いなあ。
やっぱりだてに世界中から才能が集まる国ではないですね。
この層の厚さの中でこうやって色々な作品に出て、それぞれ印象を残すんですから、凄いや。
とまとまらないところで、強引に〆の言葉を。

「May the Force be with you(フォースと共にあらんことを)」

JUGEMテーマ:映画

ついでにいうと、ドニーイェンやブルースリーやら香港カンフーアクションへのリスペクトも凄そうな本作。
(いや、よく知らないけど。)


やばい、かっこいい、やばい、かわいい、うぎゃーかっこいい。
 
すみません。この映画の感想を書くとこんなんで終わってしまいます(笑)

キアヌ様(Keanu Reeves)とウイレムデフォー(Willem Dafoe)がとてつもなくカッコイイ!!
お話は、凄腕の殺し屋が結婚するために足を洗ったんだけど、その妻が病死。
嘆き悲しむ主人公に、亡くなった妻が最後のプレゼントをとビーグル犬をプレゼントするんだけど
昼間絡まれたロシアンマフィアのどら息子一味に目を付けられて自宅を襲撃されワンコが殺されてしまう。
最愛の妻からの最後のプレゼントを殺され生きる希望を失ったジョンウィック。
絶望と復讐のため、どら息子を仕留めに殺し屋の世界に舞い戻る。
元雇い主だったロシアンマフィアはジョンウィックの恐ろしさをイヤと言うほど知っているので、なんとか金で解決しようとするんだけど
そこは任侠の世界に生きているジョンウィックはガッツリ断って復讐あるのみ!
マフィアもジョンと旧知である殺し屋のマーカス(ウィレムデフォー)を雇ったりと色々対抗手段をとるも
そんなの関係ないぜ!とズンズンやってくるジョン。
そこからは殺戮、殺戮、また殺戮!
とにかくアクション!アクション!アクショーーーーーン!
東洋系の立ち回りも入ったすんばらしいガンアクションが目白押し。
ウィレム・デフォーというとグランド・ブダペスト・ホテルやスピード2,スパイダーマンシリーズなどの悪役がかなり脳裏にあるんだけど、そこを突かれた展開でちょっと泣けた。

余談。
キアヌが千葉真一ファンだということで来日時に対面するシーンでのもの凄いはしゃぎように本当にファンなのねーとほっこりしちゃう記事&動画。
When Keanu met Sonny Chiba: Veteran action actor surprises John Wick star on Japanese TV
 

JUGEMテーマ:映画

動物好きとしては、やはり動物園と化した恐竜園の物語は観たい。
というわけで、ジュラシックワールド。
水中には(シャチ+ホオジロザメ)みたいな凶暴な恐竜、そして、陸上にはこれまた遺伝子操作したっつーTレックスの掛け合わせ凶暴かつ頭脳派を配置し、昔の惨劇をまた!みたいな準備万端なところから話は始まる。


基本的に1作目へのオマージュあふるる本作は、劇中にその当時の建物なども重要な役割を与えられ登場する。

今回特筆すべきは「ラプトル」の可愛らしさ。

あの、超凶暴な彼らも遺伝子操作と調教によっていくらか穏和(?)に改良されており
クリスプラット様演じる主人公オーウェン・グラディが猛獣使いさながらに4頭のラプトルを調教している。
私はすっかり四兄弟だと思っていたんだが、四姉妹だった模様。
長女「ブルー」、次女「デルタ」、三女「エコー」、四女「チャーリー」
で、この長女ブルーが長女だけにリーダーとしてオーウェンとアイコンタクトしちゃったり色々賢いの〜。
かわいいの〜。
このね、オーウェンとラプトルたちの絆が個人的にこの映画の見所の70%くらいなわけ。

派生しているこちらも胸キュンものです。

動物園の飼育員たちの間で「ジュラシック・ワールド」の再現写真が流行中 日本からは長崎バイオパークが参戦

おかしいな、話がイケメン☆ムツゴロウ王国みたいなことになっとる。

クライマックスはいまハリウッドでも流行りのマーベルコミックのヒーローたちが敵味方で闘いまくるみたいな、恐竜オールスター大戦争が人間そっちのけで展開されます。
IMAX 3Dで観てしまったんですが、4Dとか3Dあんまり私は得意じゃないみたいです。
ストーリーに入り込むよりも、ビクビクしてしまい返って現実に戻ってしまった。
多分、鈴太郎もダメだと思われる。というわけでスターウォーズは2Dで観ます。

最後に。
クリスプラットさんの作品を他にも観てみようかな〜と検索するとかなり上位に
アメリカン・パイパイ
なるふざけたB級エロコメみたいなのがあがってくるわけ。
アメリカン・パイは邦題で引っかけただけで全く関係ないみたいで。
この脱力ものの邦題がすごい気になる。
間抜けなアメリカン兄ちゃん演じてるんだろうな〜。

JUGEMテーマ:映画

未年が終わるということで。
終わっても羊のこの映画はみどころあるわよ!ってことで。



アイスランド映画。
人より羊のほうが多いと言われている国ならではの映画。

羊を愛するがあまりに40年仲たがいしている兄弟が主人公。
羊がまたこの兄弟を結び付ける。

なんという業の深い生き物なんだ!ひつじよ!(違)

厳しい自然を舞台にほのぼのしているようでやっぱり厳しい現実を描いている。

淡々としているのに目が離せない。
少しのユーモアと丁寧な暮らしから伺える彼らの現実と夢。

申年になってもぜひ、お近くでやっている方は観て損はなし。

日経の夕刊、最終面左上に毎週月〜木曜まで4回に渡って
こころの玉手箱という連載が載る。

今週は橋口亮輔監督だった。
文化面なのだけど、この紙面の火曜なんて痺れた。
橋口監督、テレビドラマは家政婦のミタから読み解く家族像
音楽は渋谷陽一氏のサム・スミス論評。
橋口監督の渚のシンドバットでの浜崎あゆみとのエピソードと
渋谷氏のサム・スミスやアデルの歌声は哀しみや切なさがキモであるとあったことがなんというかシンクロした。

橋口監督のエピソードひとつひとつがなんだか切ない。

二十歳の微熱では、袴田芳彦(主演)が僕には出来ないと言った
渚のシンドバットでは、(浜崎)あゆみはもう伊藤君(岡田義徳)に砂を掛けられない
ハッシュ!の成功の後、鬱病になってしまった などなど

なんだろう、映画の印象と監督の心証が重なって透明な膜をいくつも自分を覆うような降り積もるような切なさを感じる。

私は、渚のシンドバットが一番好き。
今回の連載での裏話なんてもう小躍りものです。
まだ高校生くらいだった浜崎あゆみさんが出ていますが
すごーく、すごーく良いんです。
監督が「あゆみ」って呼びかけている文章からしてなんだかとても愛おしい目線を感じる。
浜崎あゆみに撮影終了後、撮影場所の海岸の砂を瓶に詰めて渡されたという監督。
その瓶を今も窓辺に飾っているっていうエピソード一つとっても、映画とリンクするようでぐっとくる。
監督自身がまだ10代だった役者さんたちの柔らかい心に触れた気がする
お互いに心を開いて撮ったっていうのが、やっぱり画面に出ているんです。
だから、人の心を揺さぶる。
とっても大事に映画を撮られているんだなあと涙ぐみそうです。

けれど、私がみた橋口作品は実はハッシュまでであり
ぐるりのこと、そして今上映中の恋人たちを観ていない。

今回の連載を読んで、監督の作品は余さず観なくては、、、と思った。
切実に向き合って撮られた作品ってやっぱり胸を打つんだなあ。
最新作もとても期待している。
これからも、心がざわつくような、あわだつような、余韻の残る作品を沢山撮っていただきたい。

ベン・ウィショーといえば、ワタクシ「パフューム ある人殺しの物語」(Perfume: The Story of a Murderer)しか知りませんでした。
が、「追憶と、踊りながら」っていう作品が観たくて観たくて、でもまだ観られないので

2004年の「レイヤーケーキ」を観たんです。
いま、公開中の007最新作、スペクターと前作スカイフォールでも共演しているダニエルグレイクと一緒のシーンがありまして。
ちょっとしか出てこないんですが「!!!!!」となりました。


そうしたら、スカイフォールもスペクターもまだ観ていないんですが
Q役で出演してるビジュアルが

ギャーーーーーーーー!

っていうレベルで可愛くてですね。


なんで、Qの日フライングかっていうと
本日12月9日はQの日ってことで夜21時〜22時まで
「007 スペクター」“Qの日”にTwitterでベン・ウィショー祭り開催

以下引用。
Twitter企画は、Qというキャラクターおよび英国俳優としてのウィショーに関するトークを楽しむためのもの。
ハッシュダグ「#Qの日」を付けて、Qもしくはウィショーへの熱い思いをツイートするだけで参加できる


というわけで、今からフライング(笑)

といっても、彼を映画出観た本数が少なすぎるので(ボンドもこの2作まだ観てないし)
今以下の2本を観る機会を伺っている。
「アイム・ノット・ゼア」(I'm Not There)
ボブ・ディランの半生を6人の俳優達が演じる伝記映画もケイトブランシェットが賞を取りまくっていたのでそちらに意識が行ってましたが
華奢でボサっとした感じのベンくんは雰囲気から似ている。

『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』(Bright Star)
イギリス映画の悲恋モノ。
実際にはベンくんが同性婚する相手と出会った映画となっている(笑)

華奢で妙に若く見える物憂げなルックスと
作品によって大きく雰囲気や顔つきがかわってみえる飄々としたところが魅力。


そして、そして!
この盛り上がりをさらに賑やかにするように、今のQ役から間髪おかずに新年から春にかけて大作、話題作への出演が目白押し!

白鯨との闘い(In the Heart of the Sea) 2016年1月16日(土)公開
クリス・ヘムズワース主演のアクションスリラー。ハーマン・メルヴィル役で出演

ザ・ロブスター(The Lobster) 2016年3月5日公開


第62回カンヌ映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した「籠の中の乙女」に続き、第68回同映画祭で審査員賞に輝いたランティモス監督初の英語作品。「籠の中の乙女」の脚本家エフティミス・フィリップと再タッグを組み、45日以内にパートナーを見つけなければ、独身者は動物に姿を変えられ、森に追われる近未来を描く。

リリーのすべて(The Danish Girl) 2016年3月18日公開

エディ・レッドメイン主演。世界で初の性別適合手術を受けた人物の伝記。

一番観たいのはザ・ロブスター。
題名だけ聞いていると、ツイスターみたいなパニック映画っぽいけど(笑)
恋愛モノっぽい。すごく面白そう。


声優としても2016年1月公開のパディンドンも控えている。
あと本国ではサフラジェット( Suffragette)っていう
19世紀終わりから20世紀初頭にかけて行われていた女性参政権運動について描いた映画作品も公開済みらしいので
来年これも公開されると期待。


あとね、番外編なんだけど、いまBBCのドラマにでているらしいのだが、それがスパイもので脚本が
トム・ロブ・スミス!!!
今年映画化もされた傑作ミステリー「チャイルド44」を書いた作家が脚本ですよ。
みーたーーーーーーーーーーーい!!
(そうかい、彼もゲイだったな。このドラマもベン演じる主人公はゲイ設定だそうな。
ゲイ作品といえば、アナザーカントリーとモーリスの洗礼をうけた世代なので、またイギリスからこういう波がくるっていうのがもうねぇ、感慨深い・・・)
London Spy のBBC公式サイト


来年はベン・ウィショーの年!と断言しておこう。


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