JUGEMテーマ:映画

 

のっけからいうと、これは斎藤工の代表作の1本に数えられると思います。
プロフィールで映画は愛と誠、虎影、団地などって書かれるべき。

 

勿論、主役の藤山直美さんはじめ、団地の二組の夫婦のカルテットがあってこそ。
あの中にぶち込む人物として最高の役柄を貰ったんじゃないでしょうか。

 

映画は監督のもので、監督は観客を信頼し、役者たちは監督に委ねている。
それがびしばし伝わってくる作品でした。

昭和は昭和でも70年代の空気を濃厚に感じる作品。

団地ともおを思い出しながら観てました。

でも、ともおみたいな外見のやたら美声な小学生がでてきますが

ともおのように脳天気どころかかなり重たい人生を背負った小学生だったけど。

(しかし、良い声だった。演じていたのは、和泉流狂言師小笠原匡氏の長男・小笠原 弘晃さん。歌は有名な模様。)


主人公山下清治・ヒナ子夫妻(藤山直美と岸辺一徳)は漢方薬局をたたみ、団地へと引っ越してきた。
夫は毎日裏山へ散策にいき、妻はスーパーのレジへパートに行く日々。
淡々とした日常の中で、清治が些細なことから臍を曲げてしまい、家の中に閉じこもってしまう。


そこへ、処方されていた漢方をまた作って欲しいと依頼に現れる真城という男。
夫婦はある哀しみを抱えており、真城はそれを解決してくれるとのことで
せっせと大量の漢方薬を作りだす。

並行して、夫の姿がぷっつりとみえなくなったと騒ぎ出す団地の人々。

団地の濃厚な人間関係と、熟年夫婦の生活の機微、そこに放たれるちょっとした違和感。
それが、ある時は不穏になり、ある時は笑いになり、ある時は哀しみになる。

夫婦は淡々とでも真面目に生きていて、それが時にクスリと笑えるんだけど
その笑いの後に知らず知らず涙が流れるような悲しさがあって凄くいい。

清治が頼まれ毎に「いやいや、自分なんて」といいつつ裏ではその気になってる姿なんてまさに日本のオジサンの普遍的な姿だし
ヒナ子が中島みゆきの「時代」を歌いながらむせび泣くシーンもなんだかリアルでグッとくる。

なんと言うことはない話のはずなのに、真城という異物と清治の行動が、劇中の人々の妄想をかき立て
ひいてはビックリするような飛躍をみせる。

 

どの世界が自分たちのみえている世界なのか?

 

監督から小声で「いまみえている景色だけが全てか?」といわれているかのよう。

どんな人にも裏の顔があって、饒舌かもしれないし逆に無口かもしれない。
その人をどの角度からみるかで違う人物にみえたりするように
物事の側面を違う視点で見ると別のものがみえてくる。

その大きな例が「団地」。

団地は小宇宙、そして阪本監督は観客を飲み込むブラックホール。
 

JUGEMテーマ:映画

初日舞台挨拶に当選したので行ってきた。
その話は別途

元々、原作の漫画が好きです。
森本梢子さんの漫画は実はこれしか持っていないし読んだことがないんだけど、登場人物の性格設定と展開がツボ。

人の心が読めるばかりに淡々とした高台家のきょうだいたちを表情豊かにする木絵ちゃんの妄想。
その妄想も彼女が人にネガティブな感情を抱いたり、嫌なことがあったりしたときにそれらを乗り越えるために頭の中に
飛躍させた妄想を展開するとしって光正さんが惹かれるっていう展開もいい。


映画の展開も漫画でのキモの部分をそのままに映画的に
30前後の男女のリアルをきちんと描いていて、それでいてちゃんとファンタジック。

きゅんとさせてくれます。

間宮翔太朗さんといい水原希子さんといい、元々のビジュアルはそんなに漫画の人物達に近くないと思っていたんですが
意外とハマっていたというか、不自然じゃない程度に似せていて
水原さんの口元はツンとすました茂子ちゃんで可愛かったし
間宮さんの瞳も和正くんのように不遜な雰囲気を含ませつつも綺麗でした。
それぞれの相手役の純役の夏帆さんや、浩平役の坂口健太郎さんも良い案配。
(特に純ちゃんは純ちゃんぽかった!)
大地さんのお母さんはキャラと雰囲気がばっちり一致しているし
マサオといえば草刈正雄だと思っていたお父さん役の市村さんは空気も読まない明るい父をいい破壊力で演じてた。
大地さんと市村さんは、ちゃんと個性がぶつかり合って良い具合に解け合うんだから、長年舞台立ち続けている俳優さん達はすごいなー。
市村さんと同じく劇団四季出身で木絵ちゃんの先輩・阿部さん役の堀内敬子さんは妄想に出てきて歌い出すんじゃないかと思っていましたが、そこまではなかった。残念(笑)

綾瀬さんも数々の漫画キャラをリアルで演じていますが、ちゃんと木絵ちゃん。
引っ込み思案で口べただけど、内面が豊かな女性っていうのをとても自然に演じててカワイイです。

工さんの光正さんは漫画同様わりと無表情で誰にでも優しいけど
心の中で漏れる本音が漫画より毒舌くん風でちらっと毒気がみえるところが工さんが演じるからこその光正って感じ。
これはこれでアリ。ビジュアル的には工さんが一番遠い・・・見た目と雰囲気でいうと
松坂桃李さんや向井理さんが演じそうだなーって思っていたんですが
いやいや、さすが映画のプロフェッショナルたち&俳優さん。
ちゃんと練られて合わさったキャラになってた。

人の心が読めるが故に、読めなくなっちゃうとどうしていいかわからないっていう途方に暮れている不器用な感じとかよかったなあ。

そうそう、大きな見所の一つ、塚地さん演じる脇田課長が脇というだけに八面六臂の大活躍で木絵の妄想に登場しまくりなのだが
小さいこびと風のオジサンで出てくるたびに、友達や先輩がこびとのオジサンをみたことがあるという話を思い出してしまい
1人でニヤニヤしていた。
アナタの隣にも、ときに励ましたり、ときにツッコんだり、ときに寂しげに呟くこびとのオジサンがいるかもね。

正直にいうと、観る前は、漫画に思い入れがあっただけにキャストのイメージがちがーう!っていう気持ちもあったし
冒頭30分は、シマッター!もうこの漫画の世界をリアルにきゅんきゅんする世代通り越したー!
ひー痒い!背中がむずがゆい!!と叫んだりもしましたが

いやいや、どうして。結構大人向けです。
ラブストーリー?そんなん気恥ずかしくてもう観る年じゃないのよ〜なんて方にこそ是非観て貰いたい。


っていうか自分自身がラブストーリーを劇場で観るの苦手なタイプだということを思い出しました。
高校生の時、ゴースト/ニューヨークの幻っていうラブストーリー兼ファンタジー&サスペンスってなてんこ盛りな映画が大ヒットしたんですね。
劇場で観ながら鼻を鳴らさんばかりの勢いで「ケっ」とか言ってたんですよ・・・。



話しが進むにつれ登場人物達のリアリティと輝きが増し
漫画の雰囲気や伝えたいことはなくさずに、上手く地に足の付いた話に仕立てられてて
原作と映画それぞれを引き立て合う良いバランスの作品になっていたと思います。

映画は、木絵ちゃんの不安が大きくクローズアップされていて
その不安や哀しみが結構ストレートに私はきました。


高台家祖父母のエピソードの挟み方が秀逸で、不覚にも泣きました。
号泣必須とか宣伝しまくる映画が大嫌いで、ゴーストで「ケッ」とかいう私が泣きましたからー!


相手を信頼してお互いの人生を支え合うとはどういうことかっていうのを考えさせてくれる暖かいストーリー。
ラブストーリーでも恋愛の直接的な描写は控えめでもあるし
子どもから老人まで一緒に観られる案外ファミリー映画。(かも)

家人と息子にプレゼンしたところ、団地に食い付いていますが。(え?)
団地観たい・・・




いやいやw

大地真央さんに
「3回は観ないと細かいところまでわかりませんから。3回は観ましょう」
って微笑まれたので
高台家の人々を3回観る、観られたら、観るなら、観ろ、観よう、観るべし!

上映後に舞台挨拶で司会進行としてフジテレビの笠井アナウンサーが登場。
合間にちょこちょこ舞台裏的な話をしてくださいました。
イタリア人と観ていた私達の笑いどころが同じところとか
工さんが普通を強調する(いわゆる世間のイメージとは違うんだと笠井さんにも力説する)飾らない人であるとか。

久々に豪華な俳優女優の集合体を観ましたが
大地真央さんは超絶綺麗で、還暦どころか÷2といいたくなる若々しさに驚愕を通り越して薄ら寒さすら(笑)
市村正親さんといえば、舞台!(大地真央さんもだけど。)
次男・和正役の間宮さんがスピンオフで市村さん演じる父親・マサオの若い時を演じたときに
本人が似ているのか気になって仕方がなかったという話をしたんですね。
(大俳優を前に、プレッシャーが凄すぎて)
市村さんが30年前の自分はこういってはなんだが、結構イケていたんですよ、と。
そうそう!そうなんですよ。市村さんも格好良かったのです。(今もステキですが。)

その昔、熱烈なファン達に「観るように!」といわれてVIDEOでしか
ジーザスクライストスーパースターもオペラ座の怪人も観ていないのですが
確かに1970年代、1980年代の市村さんはあくの強い美男子です!
写真で観ると間宮さんに確かに似ている。

綾瀬はるかさんは、TVで観たままの綺麗さと雰囲気。
シンプルな黒のロングドレスがとても似合ってた。

三兄弟。
水原さんも間宮さんも細いし結構個性的な服を綺麗に着こなしていて
画面上の高台家とは良い意味で別人。
そして、長兄ですが

工さん、美輪明宏様ばりに紫が似合いすぎなんですけど

王子は王子でもこれはミュージシャンのプリンス系だわーと
あまりのプリンス違いに内心のけぞってました、私(笑)


そうしたら、ぴあにオマージュだと書かれていましたが、本当なんでしょうか?
映画と何の関係が??とクエスチョンマークがいっぱいです。

斎藤工、プリンス風衣装で登場 「エロ全開」発言を反省?


ご本人は、完成披露試写会あたりでエロを前面に出しすぎた、大人しくしていますといいつつ
衣装を含めた存在感が異彩を放ちすぎてたからか、ますます弄られており
綾瀬さん含め、非常にユニークな空気が漂って木絵ちゃんの妄想と地続きな感じがステキだったw

工氏は、謙遜なのかなんなのか、
雑誌等のインタビューでどこにでもいるビジュアルで味のない顔だからどーのこーのと言っておりますが

どの面さげてどこにでもいるとかいっとるのか!と小一時間問い詰めたい程

アクの強いビジュアルをなさっておいでで。(すみません、ノリが過剰敬語気味で)
二十代では確かにちょっとその辺に居そうなケーハク兄ちゃんその1とかの役がピッタリだったかもしれません。(オイ)

が。

が!

が!!!


私自身、ずーっとロドリゴ・サントロ(ブラジルの俳優)あたりとビジュアルが被っていると思ってまして
(余談:ロドリゴさんも、工さんの昼顔じゃないけど
無口でモジ男みたいな役柄をメガネに大人しい服装してラブアクチュアリーで演じているんですけど
髪が濡れていないのに、濡れて水滴が滴ってますみたいな雰囲気がたまらなくかっこいいんですよ!)

なんていうんですか、ハーレクインあたりにでてくるラテン系の男風な雰囲気ですよね?
(高台家ではハーレクインでもヨーロッパ小国の王子雰囲気でしたがw)

ラテン系ビジュアルだからこそ、セクシーだの色気むんむんだの書かれているんだと思うんですけど違いますかね?
しかも、結構ガタイもいいじゃないですか。
そういう何もしてないのに勝手に色気ダダ漏れビジュアル濃いめの(ようは男臭いビジュアル)
日本人俳優なんてそうそういないんですよ。
だから女性に人気(しかも若者よりもマダムに人気)なんだと思うんですが。

で、役柄が限定されちゃうかと思いきや
ちゃんと監督の駒になることができる俳優さんなんで、このまままな板の鯉となって見事な刺身に・・・
違うw


良い作品に恵まれることを切に願うばかりです。

 

今まで、紹介して欲しいと言われたらそれなりに紹介してきました。
どの男性も女性も性格、仕事、見た目それぞれ好みや状況の差はあれど
婚活市場で低くみられるようなタイプはおりません。

ですが。
ぜーんぜんまとまらない。

自分にはそういう才能がないんだわと諦めていました。

ちょっと前に友人経由で従弟を紹介して貰えないか?という相談がありました。
この従弟には以前にも何人か紹介しましたが、どうも上手くいかなかったので
今回もまあ紹介はするけど、あとは当人同士の問題だしとあまり期待していなかった。

しかも今回従弟に紹介したのは、私の友人の友人の友人。
つまり、私はぜーんぜん知らない人。
私の友人も会ったことがない。
友人の友人という人自体が現在海外在住。
従弟もその紹介する友人女性も西日本在住。
私と友人は関東だけど、そうしょっちゅうは会えない。
とまあ、SNS時代じゃないと絶対成り立たない出会いであり、メールも
私から友人→海外の友人→西日本の紹介女性
向こうからの返事も同じように返ってきて、そこから私の従兄弟へ
みたいな複雑さで物事が進みました。

なのですが・・・
一度会ったらあれよあれよという間にまとまり、なんと紹介から4ヵ月で入籍しました。
そして、結婚後すぐ妊娠し、双方40代にしてお子さんが産まれました!

従弟はパートナーが欲しい、子どもは産まれたら嬉しいが
自分自身も紆余曲折してきたのでそこまで望まない、一緒にいて楽しい人かどうかが大事と言っていましたが
それがよかったようです。
そして、まとまるときって本当にちゃんとまとまるんだなーと感心してしまった。
年齢的にも結婚後すぐに自然妊娠&出産って相当相性が良かったんだろうなあ・・・。

でもまあ、この自分と合うかどうかっていうのが曖昧かつみなあまり妥協できないもので
従弟も何度か小難しいことをいったり、ネガティブになるので
私やなぜか私の父(従弟にとっては叔父)が励ましたり、アドバイスしたりとまあ鈴之助一家が暗躍した結果でもあるw

従弟と結婚するに至った女性側も友人たちが心配しており
時に励まし、時に悩みを聞きと同じように暗躍していました。

私の従兄弟は、同世代が多く(同級生の従弟が4人もいる)今でも従弟同士わりとつきあいがある。

今回のこの従弟は、全く偶然なのだが
私が社会人なりたての頃に住んでたアパートが、この従弟のアパートから徒歩2分だった。
親同士が喋ってて、あれ?この住所って近い?とそれぞれ子どもに伝えて発覚。
なので、当時たまに一緒にご飯食べたりしました。

でも、今考えてもあの距離はビックリだったな。
別にそれぞれの学校やら職場も近くはなかったのに。
結婚の縁を結ぶっていう使命がその頃からあった気がしてきた(笑)

なにはともあれ、めでたい。

おめでとう!

だんだん鈴太郎に、母はかなり漫画を読んでいた、ではなく今も読んでいることに気付かれている今日この頃。

読むものは限られているけれども最近は、
別冊少女コミック(今のBetsucomi)系列
(私が読んでいたのは吉田秋生、田村由美、渡辺多恵子、赤石路代の時代)
少女コミック(今のSho-Comi)系列
(惣領冬実、さいとうちほ、藤田和子、篠原千恵、渡瀬悠宇の時代)
このあたりの漫画家さん(小学館・フラワーコミックス)の人が多いかも。

少コミ系は、ちょっと地味なオタク系女子が「こんなことあるかい」とツッコミながら
いやでもやっぱりヒーローカッコイイかも・・・
なんて感じで読んでいた路線のお姉さん版。
(本当か?)


その中から、今回は以下3冊。

とりかえ・ばや(さいとうちほ)
夢の雫、黄金の鳥籠(篠原千絵)
その男、運命につき(北川みゆき)


とりかえ・ばや
最初はどうかなーと思いながら読んでいましたが
いやはや、男装して右大将まで上り詰めるヒロイン・沙羅双樹の姫君と
女装して東宮の典待として出仕するヒロインの異母弟・睡蓮の若君。
ばれずにいられるか?が権中納言の石蕗に見破られたヒロインはなんと
石蕗の子を妊娠してしまい、思いあまって失踪、さらに流産。
睡蓮も東宮には正体がばれてしまう。
睡蓮が沙羅双樹を追って、死のうとしている沙羅双樹をとめ、今度は入れ替わって都に戻ってきてからの話の展開が好き。
というのも私は、帝ファン。
(さいとう先生が描く大人気キャラの将臣系なのw)
帝は沙羅双樹も右大将も凄く目を掛けていて、さいとうちほが描く大人の男性の中でも今回は時代背景からも抑制の利いた人物でステキです〜。
睡蓮と東宮に両思いといったところなんですが、当時の情勢や事情が色々絡んでいて一筋縄ではいかない。
この二組の恋模様に話が収斂されていっている過程でもの凄くめまぐるしく状況が動いているのに、世界観のせいか雅です。

夢の雫、黄金の鳥籠
篠原千絵で歴史物といえば、トルコのヒッタイト帝国に現代の女の子がタイムスリップするという
王家の紋章平成版みたいな「天は赤い河のほとり」。
路線としては今回タイムスリップはないけど、主人公シュッレムがのし上がっていくという意味合いでは同系統のストーリー。
舞台はオスマン帝国。時代は違えど、ヒッタイト帝国といいトルコが舞台。
しかも、今回は三角関係も自身の想い人とは結ばれなさそうな展開。
なんだけど、こっちもワタクシは側近イブラヒムよりも、王のスレイマン1世ほうが好きなんだよねー。
余りこの辺の歴史を知らない状態で読んでいたんだけど
最近ヒュッレムについてちらりとみたら、結構な悪女ポジションじゃないか。
そのエピソードをどう篠原先生は漫画に変換していくのか楽しみです。

最後に10年ぶり位に読んだ北川みゆきの最新作。
その男、運命につき
ヒロインが副業で占い師をやっているという設定で
占いがキーワードになって毎回起こる仕事上の問題が解決されていくという一話完結方式を取り入れながら
主人公とヒーローの距離がちょっとずつ縮まっていくバディものっぽい作り。
北川先生には珍しい話の作りでこれが面白い。
わりとすぐ恋愛ドロドロ系に走る良くも悪くも女らしい主人公が多い作家さんですが、
(そちらは特に女性キャラが苦手であまり読んでない・・・)
今回は占いを通して世間を観ているが為に非常に冷静沈着なタイプがヒロインなので
さっぱりしていて読みやすい。
もうすぐ2巻がでるらしいのでこちらも楽しみに待っているところ。

 

世の中不正だの巨悪だのはいっぱいある。

誰かが逮捕されて、裁かれて、組織は刷新される。

それで、問題はなくなったのか?

スポットライトは、ボストンの地元紙
ボストングローブ紙の中の特集欄の名前である。
2002年、カトリック教会の神父の一部が少年少女に性的虐待を加えていた
それも組織ぐるみで隠蔽していたことを暴いた5人の新聞記者達の取材過程という実話を元に映画化されている。

きっかけは新しい局長が赴任したことだった。
新局長はよそから来たユダヤ系の人物。
着任早々、編集会議であるコラムについての続報を問う。
続報はこれです・・・と小さな記事を読み上げられたが
局長は、これだけの事件なのに扱いが小さすぎる。
なぜ、みんなあとを追わない?裏を取らないのか?

ボストングロープ紙の記者の多くは地元で生まれ育っている。
地域の主要な職の人々は地元出身者が多数を占めている。
多数派は、アイリッシュ系の熱心なカトリック教徒で
貧しい地域の出身の人々も教会へは熱心に通っている。

この内輪の団結が「明らかにおかしいこと」を見る目を霞ませる。

虐待問題に孤軍奮闘している弁護士も移民。
何人もの神父の治療を請け負い、問題を研究しているという精神科医も別の州にいる。

大変な問題も、事実を上手く繋げられないとなかったことにされる。
事実をつなぎ合わせ、あぶり出し、自らの状況も顧みることになる登場人物達。
圧力もかかる中、彼らは身を削って真実を突き止めようと奮闘する。
描写は淡々としているのに緊迫感に溢れている。

一緒に事実を丹念に追う記者の目線で観ることが出来る作品。
奥さんとの仲がぎくしゃくするほど取材に全てを割いている記者マイク役
マーク・ラファロの憤りが前面に出たセリフで思わずこちらも
グッときてしまった。

そのセリフを受けて、マイケル・キートン演じるウォルターが冷静に返す場面に最も痺れた。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

新聞は、アメリカよりも日本の方がもとより何倍も発行部数のある媒体が多い。
このスクープがあった2002年よりアメリカでは特に顕著に購買数が減っているはず。
(2013年にはボストンレッドソックスに売却されている。)

2011年の時点で世界で最も発行されている新聞は読売新聞の1000万部、朝日新聞の750万部、毎日新聞の350万部に対し、ボストングローブ紙は全米の新聞発行ランキングの50位以内にも入っていない。
50位で15万部。当時の親会社であるニューヨークタイムズでさえ91万部と100万部を切っている。
アメリカの全国紙は2社しかなく、ウォールストリートジャーナルとUSトゥデイのみ。
発行部数の1,2位はこの2社である。
ただ、この2社ですら、211万部と182万部。
アメリカは人口が倍なのに、発行部数は1/5なのですから
日本の方が記事にした場合の国内影響力は大きいはず。

ただ、ボストングローブ紙のように、新聞社同士が自分がスクープを取るという気持ちと同時に
鋭い批判精神を持ち合わせていないと
どんなに発行部数があって多くの記者がいても、そこに事件はなく問題はなくなってしまう。
同じような報道しか読むことも聞くことも出来なくなる。

情報を受ける側として、鵜呑みにせず「そうだろうか?」と疑問をもつ知性と度量をもった大衆でいたい。



家人と鈴太郎からいただきました。
以前に雑貨屋で見かけて
可愛いな〜、欲しいなーと呟いていたものでした。
自分では買わないけど、貰うと嬉しいものということで私にはドンピシャでした。
家人に鈴太郎が、商品を指定して購入を依頼したんだそうで。
去年までは、保育園→学童で製作したものを貰っていましたが、今年からそういった強制力がないので
なんもねぇ…と思ってましたが(笑)
鈴太郎の祖母達に色々やってるのを見て思い出したんだろうかw



こちらは義母に。
好きな花屋さんがタイミングよくアレンジメントの講習会やってくれたので参加。
好きな花を10本目安に選んでバスケットの中にあるオアシスに挿してみてください とかなり自由な感じ。

迷ったり困るとアシストしてくださり、最後はプロの手で花を追加しながら修正していただいて完成でした。

テイストが合うならここオススメです。
リトルショップオブフラワーズ

義母には自分で製作したとは言わずにプレゼントしたら、あとで水遣りのさいに茎の切り口が微妙なものを即座に発見されてましたが、シラをきり通した(笑)

私の好みなので、義母の好みとも雰囲気ともだいぶ離れたものになってしまいましたが、たまにはね(笑)

このゴールデンウイークは、細々した用事を片付ける合間に映画観たり、こうして講習会に参加したり、家の片付けと衣替えやってたら終わった。
休んだ気がしないw

片付けは、模様替えというか鈴太郎の勉強机を移動したり本棚増やしたりと勉強する環境を整えるのが中心だったけど、だいぶ思うようになったかな。
あとは出たゴミの処分がまだ1/3残っている…。

最近鈴太郎の断片的な話を聞いていて気になっていることがあったので本人と話をした。

小さい頃から友人のA君。
心優しきオットリ少年。
ゲームが好きなインドア派で、ちょっと泣き虫さん。

大枠では鈴太郎もタイプが似てる。

が、鈴太郎は相手が強いタイプだと大人しくしているのだが、相手が怒らないタイプだとわかると結構上から目線。
(イヤなヤツだな・・・)

何人かで遊んでいて、A君が反論しないのをいいことに
からかったり、攻撃的に言う子がいるらしい。
鈴太郎は、そんなに言わなくてもいいのにと思っても
自分に矛先が向くとイヤだから黙っていたり
一緒にはやしたてたりすることがある模様。
結果、A君が泣いてしまったりすることがちょこちょこあるようだ。

私の顔色が変わったのをみて、しまった!母ちゃんに言うんじゃなかったという顔になりましたが、黙ってられません。

A君は鈴太郎の友達でしょ?
友達がされていることをよくないことだ、悪いことだと思っているのに
からかったりケンカをふっかけている友達に「やめよう」と意思表示できないってことは
鈴太郎もA君をからかったり悪いことに手を貸している一員だよ。

出来れば、間に立って仲良く遊ぶ方法を提案するとか、その状態を変える行動が出来る人になって欲しいな。
それが出来ないと思うなら、遊ばない、全然違う友達と遊ぶっていう方法でも良いし
A君と二人で別に遊ぶからいい!(この時は元々鈴太郎はA君と最初二人で遊んでいた。)と他の子に言うとかいろんな行動ができるはず。


勉強して欲しいっていってるのは、将来働くにあたって必要なことを身につけて欲しいだけじゃなくて
困ったなっていうときにどうすればみんなが気持ちよく遊べるかを考えて行動できるようになって欲しいって意味でもあるんだよ。


本人、頭をかきむしってゴロゴロ床に転がってました。

自分に矛先が向かうのがいやなので黙っている。
コレも確かに処世術ではあるけど、他の方法や行動もあるっていうのを知らないとね。


私自身小学校低学年までA君のような感じだったので
彼自身も乗り越えなきゃいけないものがあるだろうけど

だからといってスケープゴードにしたり、あざ笑うなんて最低だ。

中でも男子は弄られ役みたいな男子が小中学校だとちょこちょこ居ますよね?
プロレス技をかけられたりして、本人は嫌がっているようなのに
技をかけている方は遊びだよ〜とかやっているヤツ。
あれ、中学生にもなってやってると醜悪です。
当時のそういう技を掛ける側だった男子は、私の周囲ではその後ロクな大人になっていない。

時には正義感で返って大変な目に遭う人もいる。
だから、常に正義を主張しろとは言わない。
けれども、逃げたり隠れたりしちゃいけない場面もあるはずなんだ。
そこを知恵で乗り切る才覚が欲しい。

後日談。

鈴太郎が

この前さあ・・・
何人かで遊んだ話を始めました。

「でね、△くんがさー、この前他の友達が怒ったルールを勝手にいれて鬼ごっこでやろうとしたからさ
それ、この前◇くんがキレたルールじゃん。よくないからそのルールはやめようって言ってね
ケンカにならなかったよ!」

おーすごいじゃん!とめちゃめちゃ褒めました。

その後に
「でもさ、その後に、全然違うマイルール突然叫んで鬼ごっこの鬼に自分がならないようにしたから
○くんと■くんがキレてケンカになったんだよね。」

って

たはー、オレ止められなかったよ〜みたいな笑顔で言われました。

あちゃー。

まあ、がんばれ。

こうして、社会性を身に着けている・・・ところかな?
 

文房具好きである。

最近のヒットは、クツワ HiLiNE アルミ定規 30cm。
印刷ミスした紙などをメモ用紙にするのに抜群の切れ味のこの定規は必須。
意味もなく小さめに紙を切ったりしてます(笑)

ふせんするサポーター
これは、鈴太郎の宿題チェック用に。
どこをチェックすればいいのか、貼って置いてもらう。
サポーターが応援してくれるコンセプトが結構ツボ。
鈴太郎も面白かったらしく、最初一気に10人単位で貼られどこをみるのかわからないというありがちかつ本末転倒なことがあった。


キングジム 冷蔵庫ピタッとファイル A4S 見開きポケットタイプ A4S 2921
小学校はいってからはとにかくプリントの山に辟易しており
月間の学年便り、クラス便り、給食献立表、集金、●●調査票、△△のお知らせ・・・と
酷いときは10枚近く冷蔵庫にベタベタ貼っていて頭をかきむしりたくなったことが一度や二度ではありません。

そんな人々の強い味方があるんですね〜。
マグネットが表紙についたファイル。
必要なプリント等はこちらへ。
表紙は簡易ホワイトボードになっているので、
提出書類の〆切とか、集金日とか備忘録代わりにちょこちょこ書いておける。
それでも、入れすぎると重みでズルズル取れそうになったりもしてますが、オススメです。

本当はここに、クルトガというシャーペンも載せようかと思っていましたが
学校ではシャーペン禁止の鈴太郎にそろそろ筆圧も意識して字を書いて欲しいと渡してみたら
1週間でシャーペンがバラバラに・・・。

本人曰く芯も折れまくって全然字が書けないと。
今の子どもって筆圧が弱い子が多いんですが
うちは、逆に筆圧を弱めて欲しいと思って渡したのに、渡すのが早すぎました。
500円近くしたのに。

バラバラといえば、消しゴムも未だにバラバラ殺人になる確率が高く、ダース買いしてます。
ああ、勿体ない。
小学生になってからずっと呪文のように丁寧に使え
そんなに力を入れるな
力を抜いて書け、消せといっているのに、全然心に響いていない模様。

家人にキオークマンって知っている?と聞かれた。
なんじゃそら、全然知らないと返せばわざわざ検索して
「あー、まだ売ってた!」と嬉々としてみせてくれたのが上の商品画像。



なんだこれわ・・・。

家人がいうには
小学生だか中学生くらいの時に親が買ってくれたものなんだそうな。
暗記しやすいらしいよってことで。

ようは声に出して読んだものがそのまま耳にも入るから暗記に効率的!ってことらしい。
記憶とウォークマンをひっかけたダジャレが商品名になっている。


今も結構よい値段なので当時もそれなりにしたんじゃないのか。

これを家人はどう使っていたかというと
ヘッドフォンを通して自分の声がよく聞こえるっていうシロモノなので

自らの息遣いでリズム取ったり

もの凄く小声で喋っても結構はっきり聞こえるな!
とか

ようは主にどうでもいい遊びに使っていたらしい(笑)

全然勉強に役立たないじゃんw

時々、うちのすまおさん(家人)は
「あなた、いくつ?」
とツッコミいれたくなるようなくだらないことを嬉しそうに話す。

まあ、その小学生のままのノリ、嫌いじゃないけどね。

 


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