JUGEMテーマ:音楽

 

2016年のCDランキングをみたら殆どの歌をしらないことに気付いた。

巷ではずっと言われていたけど、実感がなかったのだが、ランキングをみて

ここ数年で完全にCDではなくダウンロードに移行したんだなとしみじみ思った。
ジャニーズ勢はいつまで配信しない気なのかなあ。

 

ランキング参照 年別シングルヒット曲2016年(平成28年) ベスト100より

 

※知らない=題名から口ずさめない、題名自体を知らない

 

1    翼はいらない ⇒    AKB48    知らない
2    君はメロディー ⇒    AKB48    知らない
3    ハルジオンが咲く頃 ⇒    乃木坂46    知らない
4    I seek/Daylight ⇒    嵐    知らない
5    復活LOVE ⇒    嵐    知らない

6    サイレントマジョリティー ⇒    欅坂46    知っている
7    チキンLINE ⇒    SKE48    知らない
8    真剣SUNSHINE ⇒    Hey!Say!JUMP    知らない
9    甘噛み姫 ⇒    NMB48    知らない
10    74億分の1の君へ ⇒    HKT48    知らない

 

一方でダウンロードランキングはわかる。

 

1位    海の声 ⇒    浦島太郎(桐谷健太)    知っている
2位    365日の紙飛行機 ⇒    AKB48    知っている
3位    前前前世 ⇒    RADWIMPS 知っている
4位    PERFECT HUMAN ⇒    RADIO FISH 知っている
5位    クリスマスソング ⇒    back number    知っている
6位    恋 ⇒    星野源    知っている
7位    トリセツ ⇒    西野カナ    知っている
8位    花束を君に ⇒    宇多田ヒカル    知っている
9位    Wherever you are ⇒    ONE OK ROCK    知っている
10位    SUN ⇒    星野源    知っている

 

 

順位や細かいところはともかく、ダウンロードランキングのほうが世情をよくあらわしているんじゃないかな。

 

遡ってみたら、2010年くらいはではCDランキングもなんとなく上位の曲は知ってるけど
その後はダウンロードや配信の方しかわからなくなる。この辺が境目なんでしょうか。


AKBとか関連グループの出す曲名を聞いても曲がまったくわからない。
枚数としては50万枚以上売れるものばかりで凄いんですけどね。
彼女たちの曲も2010年くらいまではなんとなくわかるんですが
TVも観ないワケじゃないし、ラジオも聴くのになぜこの5,6年AKBの曲がほぼわからないのか・・・
彼女たちの曲で知っているのがダウンロードランキングのほうにある365日の紙飛行機なんですが
なぜ知っているかと言えば朝ドラの主題歌だから。
朝ドラは強いですね。毎日のように流れるし
たまに観ただけでも耳に残る。
NHKを絶賛する気はないけど、オリンピックなどもNHKで観ているので
テーマ曲も他局のものはわからないんですよね。
あれはどの曲も統一はできないのかなー。

 

年を取ったからなのかと思っていたんだけど

それだけじゃなかったんだと思うと複雑な胸中。

JUGEMテーマ:映画

 

 

八王子の住宅街に住むある夫妻が殺された。犯人は血文字で「怒」の文字を残し逃走。整形手術をして逃げていると報道される。この報道をみて、東京、千葉、沖縄にふらりと現れた3人の男とその周囲の人々がもしかしたら、彼は犯罪者ではないのか?相手のいうことを信じられるのか?を問われる事態となる。

 

 犯人が誰であるかという部分の謎解きはあくまで「人を信じること」の主題を引き立たせるためのキーワードといったところ。
主要登場人物の演技が素晴らしかった。
有名な人ばかりでしたが、各々がこういう人が居そうだなと思える存在感があって、魅力的なので
それぞれに幸せになって欲しい。けど危うい、犯人じゃなければよいけど怪しい・・・こういう気持ちの連続でした。

この映画では宮崎あおいという女優の素晴らしさと綾野剛という俳優の存在感にヤラれた。


影があってぶっきらぼうだけど繊細で、幸薄く未来に大きな期待も希望も持っていない。
けれども、目の前にある幸せを、雪を踏みしめて喜ぶ子どものようなひっそりとかつ邪気のない微笑みで体現できる。
人生における一瞬の煌めきをスクリーンに焼き付けることができる希有な存在感。

全ての作品を観てるワケじゃないからあとで前言撤回するかもしれないけど

この映画の綾野さんの役柄、ぴったりで素晴らしかったな。

 

そして、宮崎あおいが演じるちょっとボーダー上にいる女の子。
一見ふつう。だけれど、ちょっと違っている。
自己肯定感が低く、自分自身を信用できない。孤独感を埋める方法がなんとも痛々しい子。
宮崎あおいが演じるキャラではないようなと思ったんだけど
見事にそういう女の子でした。
こんな私でも一緒にいてくれるならと無理をする。でも、相手を信じきる事も出来ない。
彼女には、不器用だけど心底心配してくれる父がいて、親戚がいる。
けれども、身寄りがなかったらどうなっていただろう。
そう思わせる危うさと脆さが漂っていた。
再貧困女子あたりのルポにでてくる女の子が重なった。
無邪気の影にほのかにみえる心の闇が素晴らしかった。

 

 

誰もが抱える、自身の不安や怒り、猜疑心。
それらが露呈した時に、人はどうなるのか?
3つのストーリーがそれぞれに収斂されて波紋が広がり色々な爆発が起きる。
自身が揺さぶられる映画です。
 

JUGEMテーマ:映画

 

 

久々にド直球の台湾乙女映画が上陸しました。

 

☆少女漫画にハマッたことがある人
☆台湾や韓国ドラマのラブコメに好きな作品がある人
☆香港スターに夢中になった事がある人
☆ハリウッドスターと結婚すると自分でもバカだなと思いつつその妄想が一時期頭を占領した人
☆映画だとトワイライト〜初恋〜あたりに笑いながらもときめいた人

 

これらの人にはど真ん中剛速球な作品です。


強烈にオススメします。

そんなものには全く興味がなかったし、これからも1ミリもないという方は観てはいけません!w

 

ドタバタコメディに絶妙に挟み込まれたウェットな展開。
台湾映画というより台湾ドラマのテイストに近いなーと思ったら
監督がハートに命中!100%(台湾でドラマ歴代最高視聴率をたたき出した2008年のラブコメ)の方でした。
そのつながりなのか主人公の成長した現代パートは、ハートに命中!100%で主役を演じた陳喬恩(ジョー・チェン)が演じてます。

 

主人公林真心(リン・チェンシン)は、仕事に追われ残業続き。

部下や後輩達にも陰口を叩かれ高校時代の自分が今の自分をみたら鼻で笑うだろうと落ち込む。

当時好きだったアンディラウの歌がラジオから流れ、真心の高校時代へと話が移る。


アンディ・ラウと将来は結婚するといったり、眉目秀麗、文武両道の学校のヒーロー欧陽(オウヤン)に憧れていた日々。
チェーンメールの不幸の手紙をもらったことで、自分にとってちょっと不幸になって欲しい人に手紙を送ることにしたチェンシン。オウヤンと良い感じのお似合いの美少女・敏敏(ミンミン)、嫌みな数学教師、そして学校一のワル太宇(タイユィー)。
しかし、タイユィーには差出人が自分であるとバレてしまう。
呼び出されて何をされても仕方がないと怯える真心に、なぜか友達になってやるといわれるチェンシン。
実は、ミンミンが好きなタイユィー。チェンシンとタイユィーはお互いの恋の成就のために
オウオヤンとミンミンが上手くいかないように協力し合うことになり、友情を育んでいく・・・はずがいつしか
お互いに気になる存在に。
前半コメディタッチに後半は少しシリアスに展開していく四角関係。
爽やか!ラブコメといいつつ、キスシーンすらない。
でも、登場人物達がドキドキするシーンにこちらも手に汗を握り
相手の幸せを心から願うシーンにジーンときちゃう。


ひとえにチェンシンとタイユィーが純真で一生懸命だから、なのです。
キャラクター造形がとっても魅力的。
そして、お互いの為に今までの自分を変え、相手の力になろうと頑張ることで自分自身もちょっぴり変わっていく素敵な青春モノになっている。

これでもかこれでもかとベタながらも実は・・・みたいな展開を繰り返しがわかっちゃいるけど

ボディーブローのように効いて飽きさせない。


私は話の展開をよく知らずにみたのでトドメだったのが、ジェリー・イェンの登場の仕方。
彼自身が台湾ドラマ「花より男子」の道明寺役でアジアでブレイクした人ですから
今回の役柄「不器用で実は純真な男」っていうのはダブってピッタリなんです。
もう心の中で拍手しながら観た。これは反則だわーって。
ジェリさん何年経ってもかっこええ。
(ちなみに、私は彼の作品では「君には絶対恋してない!」をオススメします。)

 

この映画のプロデューサーでもある「アンディ・ラウ」も良い味だしてます。

(彼なら、いますぐ抱きしめたい、欲望の翼、インファナル・アフェア、墨攻、桃さんのしあわせ等が好き。香港映画でも幅広い作品に出まくっている大スター)

 

笑いの影に涙あり、といったような苦労人の一流コメディアンの人生みたいなストーリー運びにしてやられました。
※観ているときテイストとしては「哀しい気分でジョーク」を思い出した。
※全然違う展開の話なんだけど。ベタさ加減かなあ。

 

JUGEMテーマ:映画

 

舞台は1926年。

物語はイギリスから魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークへくるところから始まる。
ニュートはトランクに魔法動物を沢山いれている。
この動物たちがちょっとしたことから逃げ出してしまった。
折しも、ニューヨークは謎の生き物のようなものが突如街中に現れて建物や道路を破壊したり人を殺す物騒な出来事が起きており、魔法界も誰の仕業か、人間達が怯えて魔法界の住人達と戦争状態になってはマズイと神経を尖らせている状態。
この逃げ出すキッカケを作ることになり巻き込まれたノーマジ(マグル=人間)のジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)と、その現場を目撃した元闇払いの魔法使いティナ(キャサリン・ウォーターストーン)、その妹クイニー(アリソン・スドル)とともに、騒動の原因を逃げた動物たちのせいにされたりしては大変と動物たちを探し回る。

 

一方で合衆国魔法議会(MACUSA)の有力者グレイブス(コリン・ファレル)は、オブスキュラスという闇の力をもった人間の子どもを捜している。魔法族を絶滅に追い込もうと企む過激派集団、新セーレム慈善会のリーダーであるメアリー(サマンサ・モートン)という養母の側にオブスキュラスの人間がいると予知したグレイブスは養子の1人クリーデンス(エズラ・ミラー)に近づき、オブスキュラスを持った子供を捜すようにとクリーデンスの心理を巧みについて命じている。

 

この二つの話が軸になりやがて一つに収斂されていくのだが
いやー、メアリーっていう名前で、無表情に魔法使いは魔女!抹殺を!とか言われるとね、イングランドの歴史を連想させてムダに恐怖感が芽生えますね。
養子のクリーデンスも妙な髪型といい、陰気な顔つきといい
もうダークな要素を一心に背負っているところがステキ(笑)

 

主人公ニュートのどこかトボけた、かつちょっとオタクっぽい孤独で風変わりな風情がエディさんが演じると
この俳優さんわりと個性的な顔しているし、猫背で華奢な雰囲気で言い淀んだり、ためらったりする姿が似合うのでぴったりです。
正義感の強い真面目なティナとお互い奥手な2人って感じでキュート。
ジェイコブとクイニーの恋物語も見た目的に美女と野獣系で可愛らしい。

恋愛とかサスペンス的な要素もちりばめられているがどぎつくない絶妙のさじ加減で創られているので

子どもも観られるし今までに繋がる要素と次へと繋がっていく要素もブレンドされていてハリポタファンもそうでない大人も楽しめる。

 

なによりよかったのが主要な人物がみな挫折を経験している人たちで影を背負っているところ。
その影が次への謎だったり、他者へ寄り添ったり共感したり助けたりすることへの説得力を担っている。
これは、いろいろとくじけながらも自身の信念を曲げずに生きる不器用な大人達が輝く物語。

 

というわけで、観て損なし。


余談。
グリンデルバルド(ジョニー・デップ)がでてくるというのもウリ(?)の一つのようですが、ハリーポッターシリーズで出てきている人物のようですね。
ジェイミー・キャンベル・バウアーが演じてたなんて!大分イメージ変わってますが
私が勝手に名付けている「魔界系の俳優」じゃないですか!
今更ながらハリポタも4から観てないので見なおしてみようかな。
ハリポタシリーズは脇役でイギリスの若手俳優がザクザク出てますねぇ。

別場所に記載した物を編集してアップ。

 

息子の熱望により急遽 君の名は をみてきました。
家人はもう観てるのでジェイソンボーンの方へ。
鈴太郎の感想は自分の中で歴代2位だそうな。
お酒を飲むと酔っ払ってみえないものがみえたりするんでしょ?大人はいいね。みんなお酒を飲む理由がわかった気がする
と言いました。
…その解釈はどうなんだ…とつっこむのはやめました。
彼の映画館でみた映画の中の歴代1位作品は
リトルプリンセス星のおうじ様と私
3位は超高速!参勤交代、スタンドバイミードラえもん、7位に虎影とるろうに剣心、ホビットシリーズっていわれた。


え?スターウォーズは?
ズートピアは?
風立ちぬは?

…まあいいか。
今見たいのはBFGとGANTZ0、ファンタスティックビーストだそうです。
※GANTZ0は彼は年齢制限で観られないことがのちに判明。ザンネン。

 

 

君の名は
新海誠作品としては
言の葉の庭の方が映像と音の混ざり方が好き。
が、君の名はが劣ってるとかそういうわけではない。好みの問題。
超ひも理論から民俗学の逢う魔が時から結の概念までまさに組みひものように掛け合わせた多重層に描かれる恋愛。大人がみても楽しめるのはそういった幾重にも重なる概念やディテールのおかげかな。
高校生あたりに大ブレイクしてるっていうのが嬉しいよねぇ。
そして、映像の美しさ。紅葉や木漏れ日の描写が特に素晴らしい!監督が長野の山の方の出身だからなのか、緑の描写が本当に綺麗です。
そうそう、木漏れ日って日本語独特の概念なんだとか。君の名はをみれば木漏れ日の言葉の意味は一発でわかると思う。

JUGEMテーマ:映画

 

 

夏に書いたものを今頃ですがアップ。

シンゴジラみてきました。


息子は予告で怯えていたので、夫婦でみてきたんだけど、やはり子供もつれていけばよかった。
彼にはまだちょっと難しいけど。
その後、観に行きたかったのに!と言われましたが、
いやいや、キミめっちゃ怯えてたやん。5回くらい聞いたけど
「行かない」
いうてましたやん。
そうだっけ?
まあ、子どもなんてそんなもんですが。

 

ゴジラは原爆やビキニ環礁の水爆実験などへの問題意識をはらんでうまれた映画とのことで、そのはじまりに東日本大震災や原発の事を絡めて現代の日本にゴジラが現れたら国としてどういう対策をとり向き合うのか?1つの仮定として描かれます。
防衛省から内閣府まで取材を重ね協力を依頼して撮ったというだけあって、こんな事をいいそう、やりそうといった展開のオンパレードでドキュメンタリーのようでした。
アメリカに対して70年経ってもこの国は属国だと政治家が諦観しつつ吐き捨てる様にいうシーンがある一方で米軍に頼ってさすがアメリカだ!なんて喜ぶといったかの国への屈折した心情の描き方にそうなんだよなと思いつつよく国の協力が得られたな?と思ったり。
これは、中学生くらいからみんなみるべきなんじゃないかと。この国の現在の国防のあり方と、自身や国に危機が迫った時、自分はどういう立場の人でありたいかを考えさせる監督のメッセージが強烈に詰まった作品。

 

これでも劇中の展開は結構よく転んだ場合といった仮定の作品ですよね。

特にあの東日本大震災での国から専門家から企業やらいろいろ言ってるけど
あとから検証した時に

それ間違いだったじゃん!
見当違いですよね?
ウソじゃーん!
っていうのをいっぱいみせられましたよね?

みせられてますよね?

 

どんなに中枢にいようが、真実に近かろうが
叡智を結集して人類のためによかれと思う方向に物事はあまり動かないってことをまざまざと見せつけられたんだよなーと観ながら思ってました。

それでも、自分の出来る限り考え行動しないと
動かないどころか物事は後退するし、ろくな事にならないというのも身に染みたので
子どもにも、不測の事態が起きたときキミはどうするのか?っていうことを問いかける場を映画という形でも提示してあげたい。
この作品はその一つになると思っている。

JUGEMテーマ:映画

 

11月5日から全国公開予定のこの作品を東京国際映画祭で一足先に観てきました。
第一次産業を応援する形の作品で、今回で第三弾だそうです。
今回の舞台は岡山県赤磐市。主題は桃。
佐々部清監督がビデオメッセージで
この映画を観て、桃が食べたい、赤磐市に行ってみたいと思えたらこの映画は成功なのかなと仰っていましたが、
そのねらいは大成功です。

とにかく、美味しそうな桃が食べたい!
数日経ってもこの「桃食べたい」という気持ちがぐるぐるしています(笑)
桃好きなんですよねぇ。
加工用に回された桃で構わないから買い取りたいw
桃料理や加工品も紹介されていたので余計に料理に使いたくて仕方がない。
寒くなってきたので、桃のリゾットにして主食で食べたーい。

 

主人公・片岡彩音(高梨臨)は女優になるという夢を、兄の病死によって半ば諦め
地元に帰り、市役所職員をしつつ兄がやっていた桃農家を継いで孤軍奮闘している。
そこへ、農林水産省の職員・木村治(斎藤工)が上司(永嶋敏行)の命でやってくる。

彩音の可愛らしさに惹かれた木村は本人の迷惑そうなそぶりを半ば無視し、農産物のことも二の次といったていでガンガンと彩音に話しかけてくる。
最初は鬱陶しそうにしていた彩音も木村のペースに巻き込まれ、木村もまた彩音や街の人々の作物に対する真摯な姿勢に自らの理想を思い出す。

 

お国言葉と地域の人々のコミュニケーションの取り方は、地元の方がエキストラで随分参加されたのかな。
朴訥なやりとりがちょこちょこ挟まれてみているこちらがよそから来た「木村」の感覚を味わえる作りです。

母方の祖母は岡山県出身なので、この映画観ていて山口弁と岡山弁のミックスを喋っていたんだなと気付きました。

静かなはにかみ屋の祖母だったけれど、
「見られ〜」という言葉を聞いた瞬間に
おばあちゃんもよく使っていた言葉だ!とすごく懐かしい気持ちに。

 

都会から来た農水省の官僚・木村が物怖じしない性格っていうだけでなく、この方言のもつ親しみや地域の人のお
っとりした風情に壁を感じずにグイグイと入っていったっていうのもあるんじゃないか。

 

主人公や登場人物達の夢は一筋縄ではいかなけれど
それぞれが「つぎ木」をしてモモのように何年もかけて別の夢や目標が育っているのに気付かされる。
作る方も食べる方も活力の貰える温かいテイスト。


映画を観て地面から1cmくらい浮いているかな?みたいな軽やかな気持ちになる作品は今思ったよりも少ないの
で、老若男女に是非観ていただきたい。

登場人物の夢の挫折と実現、新たな夢への前進と農家のがんばりや問題点これからの展望がゆったりとストーリーに練り込
まれたこのシリーズは子どもたちが観るにも優れた良い作品。


市のキャラクター「あかいわモモちゃん」も物語を大いに弾ませる役割を担っていて可愛い。
劇中では高梨臨さんが全て着ぐるみの中に入って撮影したんだとか。
動きもとっても可愛いのです。監督が高梨さんが入っているのといないのとでは全然違うと仰ったとのことですが
本当にそう。彼女が入っているからこそより可愛い。
上映当日のあかいわモモちゃん観てそう思った。可愛さの種類が違う(笑)
舞台挨拶のモモちゃんは、とぼけテイストの割合が高めでしたw

桃といえば、作品内で
モモにペインティングされているガスタンクがでてくるシーンがあるんですが
登場人物達より、このガスタンクに目がいってしまって笑ってしまった。

どうやら市のシンボルらしい。

 

最後に。
赤磐市にいってみたいな〜と思って検索したら
赤磐市でロケ地めぐりスタンプラリーをやっている。

 

ロケ地を巡ってスタンプを集めて応募すると、抽選で映画関連グッズや地域特産品などを50人にプレゼントします。
■開催期間/10月22日(土)〜平成29年2月28日(火)

だそうです。
ロケ地マップもあるそうで。
行ってみたいと思った方は是非に。

 

 

 

ここからは余談。

桃の生産量は近年全国一位の生産量が山梨、二位福島、三位長野、四位和歌山、五位山形、六位が岡山県。どの県
も果物の収穫で有名な県ですが、岡山といえば、桃太郎なので、六位は意外な気がします。鈴太郎と生産量ランキ
ングでクイズやってるんですが、私は岡山の桃は三位くらいだと思っていて全然当たらなかった。

 

伊賀市の忍者映画祭に行ったときも、地方にフォーカスをあてた映画を見ましたが
※「百年の時計」金子修介監督・香川県高松市が舞台
※「ねこにみかん」戸田彬弘監督・和歌山県有田川町が舞台
その土地に住む人にとってはどうってことのない景色や物事も見たことのない観客には
息をのむ美しさだったりすばらしさだったりすることがままある。
映画観ると、その地域に行ってみたくなりますしね。

監督自身が映画の形でほうぼうに種を蒔いていらっしゃる。
日本各地の風景や風習、産業、人々を焼き付けた作品がこれからも数多く作られることを願っている。

JUGEMテーマ:映画

 

妻がバス事故に遭い亡くなった。
人気作家となった衣笠幸夫はその時間、若い愛人と過ごしており
罪悪感はあれど、心から泣くことができなかった。
妻の高校時代からの親友の女性も同じ事故で亡くなってしまった。
その女性にはトラック運転手の夫・大宮陽一と中学受験をする予定の息子・真平、まだ保育園児の娘・灯がいた。
被害者へのバス会社からの説明会で出会った幸夫と陽一。
境遇に同乗した幸夫は、週に何日か陽一の家に留守番として通うことになる。

幸夫は悪い人じゃないが、ちょっと辟易するような自意識過剰な人物。
陽一はただただまっすぐで家族を愛し、悲しみも憤りもストレートに出すタイプ。
息子は、ちょっと老成されていて聡明でなんとか家族を支えていこうと健気。
娘は、天真爛漫でちょっとガンコで可愛い。

描いている現実は割と重いのに主要人物がみんなチャーミング。
厭なところや感情を爆発させるシーンいろいろあっても、なんだかとっても愛おしい。

幸夫が灯を乗せて坂道で自転車を漕ぐシーン。
最初はまったく漕げない。
灯の亡くなった母ゆきは上まで漕げたという。
夏過ぎには幸夫も坂道を登り切れるようになる。大宮家とも疑似家族のような雰囲気に。

そして、あることをきっかけにまた不穏な空気になる。
幸夫をはじめ、登場人物達がどうなるのか、フィクションなのにハラハラし、応援してしまう。

がんばれ、がんばれ。
もがきながら、笑いながら、前進していく彼らをみてこちらも励まされる。

大人達の七転八倒も見所だけれど
子どもたちの力ってやっぱりすごい。
演技としてもそうなんだけど、幸夫も陽一も前に進むことが出来たのは
子どもたちの存在が大きいんだなあとしみじみした。

誰かのために、生きていく。
その誰かに励まされて自分自身を見つめ直していく。
そうして、前へとまた漕ぎ出す。

遺された人たちの
逝ってしまった人たちの
生きてきた軌跡とこれからの話。

見終わった後に、じわじわと温かさが感じられる良作。
登場人物たちに心を寄せてみていると、自分の背中をおされる作品です。

 

 

最後に。

こちら舞台挨拶を当てまして、西川美和監督、衣笠役の本木雅弘さん、大宮役の竹原ピストルさんも一緒にみてきました。

モッくんは鍛えているんでしょうけど、ほんとカッコイイですねー。

胸板があって、姿勢がよいのでものすごくスーツが似合ってました。

監督の念願叶ってのキャスティングだったそうで。

なのに、本木さんは、自分でよかったのかと撮影中も監督にしつこく聞いたそうで若干それが煩そうな雰囲気を出しているあたりも撮影現場が良い雰囲気だったのかなと思える距離感で面白かった。

竹原ピストルさんは、ミュージシャンだそうですが、だからこそ凄く勘の良い芝居をすると本木さんに言われてた。

泉谷しげるさんとかビートたけしさんみたいな存在感で、確かにこれからも映画に出るんじゃないかなぁと思わせる素晴らしいリアリティと存在感を持ってました。

黙っていると怖いのに、喋ると優しいみたいな今回の役柄は抜け出てきたようにぴったりにみえた。

 

西川監督の作品は、ちょっとした登場人物もなんというか、非常に印象的で自然な感じがする。

ちょっとドキュメンタリーっぽいというか。今回は子どもがでていたので、是枝監督の「誰もしらない」が頭をよぎった。

目の前の現実の重さを感じさせない軽やかな画っていう感じが似ていた。

 

予告にもでてくる深津絵里さんのまなざしが、衣笠夫妻の間の諦めのような夫婦として終わってしまったというようななんともいえない哀しいもので、この目で責められたらいたたまれないと思ったあたりで、監督の思う壺な観客でした。

JUGEMテーマ:育児

 

なにをかいわんや、鈴太郎の名前覚えの悪さについて。

最近ようやく、保育園時代からではない友達がポツポツとできているようなのだが。
(もう4年生なんですがねw)
なのに、2学期半ばの今も同じクラスの友達でさえ名前がわからない子がいるというのも驚愕なんだが
彼にとって名前ってかなりどうでもいいらしい。

話に主語がない事が多いので、誰のことを言っているのかよくわからないってことが多々あるせいかもしれないけど。

 

最近も、習い事で友達ができたんだ〜と楽しげにいうので
なんていう子なの?と聞けば
「えー、わからないなあ。」
などとヘラヘラ言っている。


「今度迎えに来て貰った時に紹介するよ。」
と言うではないか。

 

名前もわからず、どう紹介されるのだろうと思いつつ、送迎の日。
1人の少年と連れだって歩いてきて
「かあちゃん!友達!」
と言われた。

その友達A君は
「こんばんは。」
と礼儀正しく挨拶。
名前を聞こうかなと思ったが、なんとなく聞きそびれ、途中その少年の母が待っているという場所まで私は2人の少し後ろを歩いた。

鈴太郎は超楽しそうに喋っている。
しかも、パーソナルスペースが近い。
鼻先で喋ろうとするので少年が少し引いている(笑)
それを鈴太郎が無意識に追いかけるような形でぐいぐい喋る。
少年が話ながらちょっと離れるを繰り返しているうちに私との距離がどんどん空くw

信号の向こうにお母さんが待っているというのでそこでバイバイ。
少年の親御さんには軽く会釈だけしてお互いの帰路へ。

 

「で、友達の名前は?」
「わかんない。」

予想はしてたけど、あんなに楽しそうに話しているのに名前もわからないなんて!
聞いたけど覚えていないんだよね・・・。
今更聞けないという気持ちはあるようで。

というわけで、友達の名前はまだ無いのである。
 

JUGEMテーマ:漫画/アニメ

マリー・アントワネットといえば、ベルサイユの薔薇だったそこのアナタ!
超魅力的なチェーザレを描き続けている惣領冬実先生がマリー・アントワネットを主役に漫画を描いてます!

 

惣領冬実といえば最近でもドラマやら映画やらになったMARSがありますが
本当にどの作品も素晴らしいのですよ。


絵も美しく華やかで男性は色気があり、女性は可憐さのある絵柄、背景構図もキレイ。
なかでも惣領冬実作品の最大の魅力は、「羞恥心」や「後悔」といった負の面を描くときのエピソードとその時の表情ではないかなーなどと思っています。
哀しい場面、悔しがる場面がね、読む者を登場人物に寄り添わせ共感させたり、きゅんとさせるんですよ。

 

惣領作品に登場する人物が悲しんでいる場面をみるといつも胸がねぇ、締め付けられます、はい。

 

さて、今回。

ずーっとチェーザレの12巻も待っていますが、マリー・アントワネットもページを開いて

 

ギャー!

 

このマリーアントワネット超絶可愛いです。
エピソードで描かれる性格がとっても可愛い。
ルイ16世の心も和ませちゃう。
しかも、ルイ16世も本好き知的そうな穏やかそうなイケメンとして描かれてるー!

 

作画が絵画のような惣領先生の作品な上に今回は
「ヴェルサイユ宮殿が監修を担当。衣装、建築、王宮儀礼など壮麗なロココ様式が紙上に再現」

なんでも、ヴェルサイユ宮殿側が、マリーアントワネットの漫画を描いてくれる人を探していたんだとか。
そのあたりの経緯について書かれていたブログがあったので久々に記事中にリンクを。

面白い!惣領冬実先生の「マリー・アントワネット」

Vばら (ある創作&つぶやき)さんより

 

ここで引用されている惣領先生のサイト、惣領先生とヴェルサイユ宮殿側をつないだ

日本側の編集者北本かおりさんのブログも読み応え
経緯も細かく書いてあるので興味のある方は是非ご一読を。

いやあ、すごい。

生きててよかった。
まだ漫画読んでてよかった!って思える素晴らしい作品です。

4巻まで楽しみだなあ。

ちなみに惣領冬実で何がオススメ?と聞かれたら


女性には「TRHEE」、男性には「チェーザレ」をあげます。

 

ところで、アマゾン様なんでマリー・アントワネットの画像がないんでしょうか・・・。

モーニングの怠慢か?

というわけで、ちょっとだけ。

※どっかで消すかも。

 

ついでにチェーザレのカットも・・・


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