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すみません、今回も長い。長いので、少し続きに移動。

新宿シネマカリテで、6/20から公開予定の「虎影」を先行プレミア作品として上映するとのことで行ってきました。

本来は昨夏に観ているので、1人でも多くの方に観て貰うべき?とも思ったんですが
すみません、我慢できませんでした。
だって、上映後に西村喜廣 監督とキャストの三元雅芸さん、 屋敷紘子さん、仁科貴さん、 加藤桃子さんが登場するっていうんですよ!
監督やキャストからの裏話が聞きたいという欲に負けました(笑)


最初にこのトークで印象に残ったことを書いてしまいます。
西村監督が、この作品は観に来る人がワクワクしてみられる娯楽作品として創りましたというようなことを仰ったんです。
だから、家族で大勢の人に観てスカっとして欲しいって。


そう、虎影ってそんな作品です。
それも日本で作られたという雰囲気がそこかしこに溢れている娯楽作品。
しかも、メジャーな空気と、ちょっとカルトな怪しげな雰囲気が微妙に絡まり合っててカッコイイのです。

私は残念ながら、西村監督作品も、斎藤工氏の映画も全部は制覇していない不届きものですが
間違いなく、お二人の代表作の一つになると言い切ってしまいます。

特に斎藤工さんについては、ここを観ている方はご存じの通り、私はファンなわけですけれども
ファンとしてスクリーンで観たかった色々な彼が虎影として余すことなく活写されています。
斎藤工で一本だけと言われたら、迷わず、虎影を薦めます。
そういう作品です。

映画好きだ!って叫んだところで、子どもがいて
私ばっかり、じゃ、映画観てくるから!ってホイホイ出掛ける訳にもいかんのです。
かといって親子3人で映画観るのに、アニメか戦隊物しか観られないのは悲しいわけです。
選択肢が欲しい!
でも洋画で吹き替え探すのはわりと大変で、邦画に親子で楽しめる作品が量産されているかというとそうでもない。

いや、あるんですけど、我が家の場合、息子がめんどくさい男子でして。
去年は私と息子が映画館の前で観る、観ないでケンカになった作品が
偉大なるしゅららぼん
ハロー!純一
前者は、宣伝ポスターを観た瞬間に「コワイからイヤ」
後者は、「小学校は自分が普段行っているところだから映画館では観たくない」

どちらも観に行くのはいいよって言うから一緒に行ったのに、映画館前で拒否。

観ない!という人間を引き摺って映画館に入れるわけにはいかないので
泣く泣く諦め、しゅららぼんはDVDで観ました。
っていうか、DVDで観たら、しゅららぼんもえらく真剣に観ていた。
このやろーって思います。
多分、ハロー!純一もDVDで観たらフツーにみるんですよ、きっと。

でも!ですよ。
虎影は、男子の好きな大きなフックが最初にある。

そう、忍者です。

※伊賀上野城

外国人も大好きなようですが、子どもも勿論大好きですw
ドイツにいる友達が仮装週間みたいな時期があるそうで
自身の子どもたちに手作りの忍者衣装を誂えて登校させたら老若男女に大人気だったそうで。
もう、羨ましい。
はい、大人の私も忍者になりたい。

そして、忍者たちが入り乱れて、財宝のありかが書かれている巻きものを奪い合う冒険譚であり、アクションムービーなわけです。
これは男子食い付きます。


え?女子っすか?
女子には虎影演じる斎藤工氏がいるではないですか!
ずっと旬(By西村監督)な男が主演ですよ。


そして!虎影と戦うこれまた凄腕忍者の鬼卍(おにまんじ)役の三元雅芸さんも格好いいんだわ。
監督の役柄イメージはカリオストロの城の石川五右衛門だそうです。
うん、確かに五右衛門でした!
この鬼卍の妹役が清野菜名さん演じる鬼十字(おにじゅうじ)。
こちらもイっちゃってる目をしてるのにカワイイ〜。
私は鬼兄妹のファンになっちゃいました。

※ロケ地☆
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ゾンビ映画はわりと好きなのだが、ハイチがゾンビに深く関わる国だという知識は
この映画で初めてしったレベルのニワカです。

冒頭、デイン・デハーン演じるザックの彼女ベス(オーブリー・プラザ)が森の中へと消え、葬式後らしいシーンへと切り替わる。ベスはハイキングへ行こうと1人で森の中へ入り、ヘビに噛まれて死んだ。
ザックとベスはあまり上手くいっていなかった。
けれどもいざベスが亡くなってしまうと
その喪失感と最近の険悪な態度などを後悔する気持ちが生まれて罪悪感と後悔が押し寄せるザック。
悲痛な表情で彼女の家へ行くと、ハイチ出身の家政婦が、ベスの父親モーリー(ジョン・C・ライリー)に罵声を浴びせて出て行ってしまうところだった。
そう、このハイチ出身の女性がわりとキーパーソンぽく何度も会話にでてくる意味がわからず
帰宅後に調べたら、ゾンビ=ブードゥ教=ハイチで発展という図式がでてきて
これを映画で取り上げたことから世界的に広まっている常識
(?)らしい。いや、しらなんだ。

まあ、とにかくそのハイチ出身の女性が出て行くのと入れ替わるようにベスは自ら墓穴を掘り、自宅へ戻ってきた。
両親は喜び、ザックも、本人に今度はきちんと気持ちを伝えて、また2人の関係を構築していこうと浮かれちゃう。
このうかれっぷりが、どちらかというと、ベスよりザックの方が血色も顔色も悪そうで若干ゾンビっぽいテンションの低そうな、陰鬱な雰囲気を持ったデイン・デハーンが演じているので、ビミョウに気怠げでなんか良いのだ。
監督もそれを意図したらしい。
昔のジム・キャリーばりのコメディアン俳優が演じると、多分クドイ。
なにせ、ベス役も人気のコメディエンヌだというので、わりと迫力もくどさもあり、ゾンビ化が進行してもちょっとキュート、でも暑苦しいというか、なんというか突き放せない厄介さを上手く醸し出しているだけに。

ザックのこの若干儚げで陰鬱な雰囲気を気弱で情けないか弱い男子にみせるのに大きく貢献している人物がもう1人。
ザックの兄カイル(マシュー・グレイ・ギュブラー)
トイ・ストーリーのウッディにロボコップの性格を搭載しました!みたいな
若干警官、軍事オタ系の何考えているかいまいちわからない無表情さですぐにキレて叫んだり銃を出したりして威嚇する。
この兄もゾンビになったベスとどっこいどっこいの恐ろしさw

なんだろう、この出てくる人物がみなちょっとタガが外れているような
ちょっとねじ曲がっているようなところがトッド・ソロンズ監督の作品あたりを思わせる。(もうちょっとわかりやすい)


徐々にゾンビっぽくなっていくベス。
えらい怪力になるわ、感情のコントロールもできなくなってきて、ちょっとしたことでキレて暴れるのですっかり100年の恋・再熱も冷え切って怯えるザック。
そこへ、母親同士が親友だという女子エリカ(アナ・ケンドリック)登場!
文字通り腐っていくベスに比べてなんて健康そう!(笑)
正しきアメリカンガールが出てきたことで、ベスのゾンビ化も対比が激しく
ちょっとエクソシストみたいな様相を呈してくる。

さて、ザックはベスにどう向き合うのか?!

ちょっと変わったテイストですが、ラブコメと言われたらそうなんだろうってところ。
ゾンビ男子と人間女子のウォームボディーズほどの胸キュン系の話ではないけど。
結末としてはこういうものの方がある意味現実的であり、私は好きかも。

そして、人生は続く。
人生は、生きている人間のもの、なんですね。
死んでいくことは忘れられていくことだというような言葉を誰かが言っていたような気がするのですが
ラストでそういう気持ちになります。


この映画、結果はあるけどそれに至った原因はあまり求められていない映画です。
なので、多分この映画の中でゾンビはスムース・ジャズと屋根裏が好きっていうシーンがやたら出てくるけど
それがなぜかはまったくわからない。
作っているときに、こういうアイディアはどう?っていうのをいいね〜ってのをどんどん採用したようないい加減さがある。
その切りっぱなしなエピソードがちりばめられているところが個人的にツボでした。

興味のある方は
現在新宿シネマカリテで上映中なので、是非。
他の映画館で観られるようになるか不明なので、逃さないほうがよいでっせ。


家人はこの題名をみるとどうしても
カルロスゴーンの顔が浮かんでくると言います。

のっけから映画の世界観をぶちこわすつかみで申し訳ない。

私もすっかりカルロス・・・違う!と脳内でノリツッコミをおこなってから映画の世界に入るという
しちめんどくさい作品になってしまいました。

家人曰く、5人に1人はカルロスゴーンを思い浮かべていると思うと言っている。

そんなバカな!

で、この作品。
デイビットフィンチャー監督作品。
原作があるんですね。
副音声での監督解説をちょっとだけ聞いてたら
原作者とのロケ地エピソードとか出てきたりしたので「へえ〜原作があるのか。」と。
原作があるものの映画化だと原作読んでないと意味さっぱりなカットが出てきたりするんだけど
そこは、さすがデイビット・フィンチャー!
何かある、何があるんだ?わかんないけど嫌な予感がするーとずっと思わせる不穏な音楽と映像と表情。

この監督ってほんと、性善説信じてないですよねー。
いい人なんているわけないだろ、みんな一枚皮を剥げば醜く、汚く、自己中だと言い切っているというか
非常に人間をみる目線が冷徹。

でもこのぶれない視点が、今回の作品ではもの凄く美しくハマッててじわじわきます。
セブンでは「ぎょえー!」ソーシャルネットワークでは「みんな不快な人物に描きやがったな!」
というしてやられた感に不快になったんだけど(笑)
今回の不快さは、なんか作品のもつテイストと均衡を保ってて良かったというか。

私の父親はこの作品を観て
「最近韓流ドラマばっかり観てたからストーリーが二転三転するのに頭ついていくのが大変だった。いやーたまにはこういう頭使う作品観ないとな!」

お父さん、大丈夫か?もうボケてるんじゃないか?
やっぱり老いると脳の構成も単純になるのか?
面白かったけど、頭が追いつかないほど複雑奇怪ではなかったぞ、父よ(笑)

ベン・アフレック演じるニックとロザムンド・パイク演じるエイミーの出会いから夫婦関係
そして、エイミーの両親この4人がでてくるシーンが非常に芝居がかっていて、空々しい。
私にはあのエイミーの両親が元凶にみえた。
有名な作家である父親は、エイミーをモデルに「アメイジング・エイミー」という本を書いている。
エイミーには小さな頃からその自分であって自分ではないアメイジング・エイミーが陰日向となりちらついている。

聡明で美しいエイミー。
頭が良かったばかりに、周囲の期待に完璧に応えてきた彼女。
小さい頃から自分という人間の脚本家であり演出家であり主演女優という状態。
そりゃ自意識過剰にもなるよねぇ。

ベンアフレックは賢いはずなのに、ちょっとバカな感じが漂う役が本当に上手いな。
エイミーの聡明さを際だたせるその存在感に唸った。
双子の妹の存在もキモで、血縁かつ生まれる前から一緒な存在だけにこのダメな兄の徹頭徹尾味方で
追い詰められる主人公の支えであり、この女性がいるからこそのエイミーの疎外感の描かれ方もよりくっきりするというか。

しかし、「本来の自分」って何でしょうね?
人からみえる自分、ある角度から切り取られて写る自分、自分が思う自分。
私はこういう人間であるというアイデンティティは、非常に不確かで曖昧なもの。
自分を演じちゃうと、結婚にも筋書きが必要になってくるのね。
そんな結婚イヤですけども。

エイミーとニックはある意味ではかなりお似合いの夫婦なんだと思う。
その方が世の中も平和というか、割れ鍋に綴じ蓋っていう諺が頭をよぎったなあ。
筋書きとある種の洗脳のようなものは泣き喚くよりもかなり有効なんだな、幸せかどうかは別問題だけど。
私は、人生気楽に生きてゆきたいので、映画の中だけであって欲しい話。

そして、カルロスといえばゴーンじゃなくて
個人的にはカルロストシキ&オメガトライブを思い浮かべたい(違)



紹介文抜粋。
『アース』『ライフ −いのちをつなぐ物語−』を手掛けたBBCアースがピクサー・スタジオの協力を得て製作した新感覚のネイチャー・ドキュメンタリー。シマリスとスコーピオンマウスという小動物の視点で自然界を捉え、2匹が成長していく姿をハートウォーミングな物語と共に紡ぎ出す。極上の映像美にも魅了される子ども大人も楽しめる1作。

抜粋終わり。




マーク・ブラウンロウ監督のインタビュー

ドキュメンタリーでありながらストーリーを持たせるという手法は見やすくていいですね。
日本でも子ども向け動物ドキュメンタリーというと「ダーウィンが来た!」あたりが有名でしょうか。
子どもたちも見慣れていると思うので、そのままのダイナミックな映像だけより
物語性があると子どもも飽きずに目をランランと輝かせて観るかと思います。
それも今回は小動物を彼らの世界からみたようなカメラワークで魅せる作品。

導入部のきのこがにょきにょきと生えるシーンやどんぐりが頭上からゴツーン、ゴツーンと落ちてくるシーンなどは迫力あるしワクワクします。
シマリスがどんぐりを頬袋に収めるさまも音といい可愛くてかつ美味しそう(笑)
もう一匹の主役であるスコーピオンマウス(バッタネズミという日本名より英語の名前のほうがカッコイイわ)も可愛らしい外見なのに主食はサソリやらワームだっつーんだからスゴイ。遠吠えもしちゃう。
超小さいオオカミみたい。
映画ではそこまで描かなかったけど、小さなヘビ、なんと同じ仲間であるネズミ類も捕食するらしい完璧な肉食獣だそうで。
すげー。

舞台挨拶で、日本語版ナレーションの斎藤工氏はスコーピオン派と言ってましたが
私と鈴太郎は、スコーピオンマウスのシーンはわりとビクビクしましてw
鈴太郎など、3Dメガネ外しましたからね。
シマリス派です。
会場ではお子さんはシマリス派が多いかな?と言ってましたが
多分、スコーピオンマウスの方が登場人物がみなどう猛だったからだと思われる(笑)
シマリスも昔何匹か飼っている子がいましたが
彼らも実はかなーり気が強いけどね。
相当人になれていないと、がっつり噛みつかれます。

上映時間も44分とダーウィンが来た!+αな時間でうちの子は映画館であまりじっとしていられないの〜ってお子さんでも
なんとか観ていられる時間かと。
お子さんは500円ですしね。
親子で映画館行くのにオススメです。

第1弾とあったので、評判がよければ第2弾、第3弾と作られていくのではないかな〜。

最後に余談。
私もまた動物飼いたくなっちゃいました。
正確にはいるんですけどね・・・金魚とメダカが。
でも、もっと意思疎通できる動物が飼いたいっす。
世話(水替え)が大変なわりに家族がああしたいこうしたいと希望だけ述べるのでめんどくさいw
自分が主体で飼うなら犬か猫か鳥あたり。
このブログにも「わくわく動物ランド」「ジュウシマツネタ」というカテゴリーがあって
近年自宅か実家で飼っていた子たちのエピソードは記したんですが
自分がちゃんと飼っていたわけではないので欲求不満であります、はい。
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予告を観たときからワクワクしていて、観たかったもの。
DVDで観た後に、手元に置きたくて購入してしまった。

仕事は解雇されそうで、恋愛もうまくいかない40代。
それまでは冴えない人生を、妄想で補ってきたけどそうも言っていられなくなった、人生崖っぷち。

LIFE誌で写真を管理する部署に勤める主人公。
ある時、表紙になる写真のフィルムが見あたらないという事態に直面する。
撮影したカメラマンの行方を追うことで
フィルムに映っているであろう一枚の写真の行方を探ろうと妄想の殻から抜け出す。
文字通り旅にでる。

なんとも奇想天外な成り行きなのに、メッセージは地に足の着いた物。
人は「やろう!」と思って行動するとこんな風に景色が語りかけ、人が関わり、人生が動いていくんだよと勇気づけられる作品。

気の持ちようでどれだけ自由になる世の中に生きているかを知らされる映画。
そんでもって、アイスランドに行きたくなる!
壮大なアイスランドプロモーション映画とも言えるかも(笑)

未公開映像もなかなか面白い。
ベン・スティラーが色々試して何を採用し、何を削ったのかみるだけでも楽しい。
サントラも秀逸なリアリティ・バイツなんかを監督している人でもあるので今回の音楽も個人的にはかなりツボ。
かなり前向きな人なのかなー。
本当に落ち込んでると観られないかもしれないとも思わせる実はかなりパワーのある映画だと思う。

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今頃ですが2014年に観た作品についていくつか。

百合アニメなのかな・・・?と思いながらみた。
違ったんですけどね。
原作を読んでいないので、そっちの補完も必要な気がするんだけど、映画としてそれはどうなんだろうという。
主人公の持つ切迫感や息詰まり、繊細な感情にはシンパシーを感じ、思い悩むあまりに自家中毒っぽくなっているのは非常によくわかる。けれども、女の子同士の友情の描き方に違和感。

女子独特の距離感やら仲の良さっていうのは確かにあるもの。
女の子同士で腕組んで歩くとか、意味もなくウフフと笑い合うみたいな思い出のマーニーみたいな場面もなくはない。
いや、ある。
女子はスキンシップ好きですから。
まあ、アラフォーになってまではやらないけどw

しかーし!スキンシップ好きでおしゃべりし出すと止まらなくてマシンガントークとなっても。
本当に仲がよい女子たちはベタベタしていないのよ。
わーっと喋りまくってきゃっきゃっやったら、「じゃあねー!」って切り替えられる。

女同士の会話を横で聞いてみると良い。
ワーっと盛り上がったのに、急に何の脈絡もなく全く違う話題になったりする。
そこで、「なんで?」と誰も疑問を挟まない。
あれね、人間関係もそうなんですよ、奥様。

なんかゴタゴタして剣呑な雰囲気になっても、ふとしたことでキャッキャウフフ状態に戻るのも女子。
そういう、信頼してるからこそでるバイオリズムでの機嫌、不機嫌みたいなものがかなり濃淡はあるけど女性には思春期くらいから漂う。
その辺がなくひたすらお互いの存在に依存してベッタリして見えるから百合っぽくみえたのだ。
描いたのが男性なんじゃないかと描き手のことがつい思い出されてしまう。

その辺の描写のうまさに唸った映画といえば「犬猫」です。
この映画はお互い親友っていうような女性同士ではなく、キライキライも好きの内っていう女子同士を描いてますが。

楽しさも痛みも共有したからこそ、ラストが利いてくるっていう友情の描き方でも良かったんじゃないかなあ。
あと、これは思い出のマーニーだけじゃないんだけど、女性同士の友情を描く際に片方に恋人が出来て、友情がないがしろにされるとか、同じ男を好きになるみたいなシチュエーションがよく出てくるんだけど、あれが不満です。
恋愛と友情の比率がそう変わらない女性だっていっぱいいるし、仲がよいからって男の趣味まで一緒かというとその方が珍しいと思うんだけどなあ。私の周囲だけ?

私は、親友が結婚相手に何かで悩まされていたら「殴りに行くからね!」くらいの勢いで結婚式でてたんだけど(笑)
どちらかというと、親友を旦那さん(or彼)に取られてしまった!みたいな男性の方にライバル心を抱いたけどなあ。
幸せになって良かったねって気持ちとともに親友が取られて遠くに行っちゃう!って感じで悲しかったのも覚えている。
私の結婚式では普段はクールな幼馴染みが号泣していたのをみて、私の親までビックリしてた。
後から聞いたら、結婚することで遠くに行っちゃうっていう感覚があって涙が止まらなかったと言われ、私もまさに幼馴染みたちの結婚にこの気持ちをもっていたので、これって女子にはよくある感情なんだと思ってるんだけど、ちがう?

なので、ニュータイプの友情物語が生まれてくることを今後期待している。

釜山映画祭にて杉野希妃監督が受賞した影響か
たくみん人気が爆発してくれたおかげか
新宿武蔵野館ではレイトショーだけの予定が、昼間の上映も増えたおかげで観ることができました。

欲動
三津谷葉子さんと斎藤工さんのW主演で夫婦の情愛と、生死に揺れる中で突き動かされる衝動を描いた作品。

このお二人がとっても生々しく、力強い美しさがあってバリの景色に栄えました。
監督自身が何かでバリで映画を撮ることで、自身の表現の殻を一つ破ることが出来るような気がしたというのを読みましたが
ヒロインはまさにそれを体現する役柄。

今までこう生きてきた。
頭で考えていることをとっぱらって赴くままに行動したら何かが変わるだろうか?


その原動力が生死であり、性なんだけど
性、つまりセックスで自分を解き放って今までの自分の殻を破るって実は美化されたりしてないんですかね?
私がいい年してお子様なのかもしれないが(笑)
身も蓋もないけど、子孫を残すっていうことであって、そんなに特別なものなのかという気持ちもあり。
出産も描かれていたけど、比重が軽かったせいかな。
まだ監督自身がそんなにかわるきっかけがあるなら自分がそういうものを体感してみたい(性に限らず)というのを映画からひしひしと感じたんだけど、監督自身もどこかでそんなことあるのかな?って疑っているような。
そういう、脱皮したいけど、もうちょっとかなみたいなホップステップでジャンプ前みたいな印象を映画からは受けた。

ユリの状況もそこで映画が終わったように感じる。
まだ、この続きを描こうと思えばいくらでも描ける。
けれども、監督もユリ自身もまだここまでしか答えが出ていないといった風に私はラストを受け取りました。
監督自身が結婚、出産やらなにやらを経験してから続編が観たいかも。
そういうドキュメンタリータッチの進行形の匂いのする映画。

二人の佇まいが繊細でいながらもとても自然でリアルな感触を感じられる映画でした。
息遣いや溜息まですぐ隣で聞こえてきそうな。
映画のあと、二人はどうなったんだろう?
できれば、その後がみてみたい。


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ここからは映画関係ないバリ話w
1990年代と2000年代に2度行っていて、特に最初に行ったときは色々偶然が重なって
現地の人や現地人と結婚している日本人女性にあちこち連れて行ってもらった。
おまけにもともと東南アジア系の顔なので、初回のバリではマレーシア人やバリ人、インドネシア人に間違えられまくった。
スーパーに入れば、店員に現地語でたたみかけられ。
ビーチボーイも物売りも私をガン無視w
帰国時にはイミグレで質問攻め。
一緒にいた友人が
「彼女のどこがバリ人に似ているのか?」
と聞いたら、入管の人は
「鼻筋がバリやインドネシア人だ」
という。
いやー、すくなくとも祖父母までは全員日本人のはずなんだけど(笑)

その時バリ旅行では、ウルワツ寺院に連れて行って貰った。
猿がいっぱいいる寺院で太陽が綺麗にみえるんだよ〜って言われた。
映画では、このウルワツ寺院で行われているケチャのシーンが印象的なモチーフとして再三登場する。

で、三津谷さん演じるユリみたいに、夜はナイトクラブに連れて行って貰い、昼はバリコーヒーを飲みましたよ!
(ナイトクラブは確かガドガドっていう料理名と同じ名前のところやピーナッツっていう日本人もわんさといったディスコに連れて行って貰ったなあ。2000年代でピーナッツの近く通った時はテロ後だったせいか、ものすごく雰囲気がすさんでてびっくりした)
私が色々連れて行って貰っていた現地人もワヤンやマデという名前。
長男がワヤンで次男だか三男がマデって名前がほぼ決まっているのでそこらじゅうワヤンさんだらけだったりするんだな(笑)
ワヤンはホテル従業員でマデは日本人の奥さんがいたので、2人とも日本語ペラペラだった。
欲動でのワヤンは英語だったけど、ビーチボーイも今は日本語そんなに話さないのか?
1990年代はそれこそ、ビーチボーイと呼ばれるナンパにいちゃん(たんなる無職のお兄さん達)はそりゃあ日本語を流ちょうにあやつっておったが。
インドネシアはイスラム教が主体だけど、バリはヒンドゥー教。
階級社会で、名前でほぼ階級がわかるようになっている。
日本人女性が結婚していた現地の方は、貴族階級だったみたいで、全然違う名前だった。
ウルワツ寺院に連れて行ってくれたのはこの貴族階級の夫婦。
この方々には、ウブドゥのアーティスト村や銀細工の工房にも連れて行って貰って壮大なライステラスもみた。
映画でこの記憶がよみがえるような、ライスフィールドも観ることができた。

今はスパで有名なウブドゥも20年ちょっと前はクタ・レギャンからの道はあぜ道で
ツーリスト女性がふらりと訪れることができるような所じゃなかった。
こじんまりとしたまさに村だった。

撮影の海岸がサヌールとかちょっとプライベートビーチっぽい雰囲気の場所なせいか、1990年代のクタレギャンやウブドゥを思い出させる景色満載。

アゴタ・クリストフの同名小説の映画化。
作者の出身地ハンガリーで撮影されている。
主役の双子も、ハンガリー中を探して監督が見つけ出した男の子達。
この双子も貧しい農村の出身で家庭が複雑だそうで、半分ドキュメンタリーのような寂寥感のある哀しい瞳をしているので、物語にもの凄いリアリティをもたらしている。

第二次世界大戦とおぼしき戦争が始まり、母親が自分の実家に息子2人を預けにいく。
母親と祖母の折り合いは悪く、祖母は孫達にも辛く当たる。
働かざる者食うべからずといって労働を担わないと食事を与えない。
周囲の大人も冷ややか。2人はお互い文字通り身を寄せ合って苦痛に耐え、生き延びると誓う。
母親に会いたい一心で言いつけを守り、聖書を読み、勉強をして日記を書く。
それが、戦争という歪んだ日常によって炙り出された人の善悪の側面をかいま見ることで
主人公の双子の善悪の価値基準もゆがめられていく。

母方の祖母は母からの手紙を隠し、寒いだろうと防寒着を送ってきても隠す。
敵軍の将校は美しい2人の危機には救いの手を差し伸べる
牧師はあらぬ事を影で行っていて隣の少女はそれをもとにお金を貰えると双子に言う
恵んでくれた優しい教会の女はユダヤ人を激しくののしり
そのユダヤ人は双子に同情して靴をタダでくれる。

誰もがある側面では良い人であり、悪い人である。
世間的な善悪など無意味であると悟った彼らは、自身で基準を作り上げて行動する。
2人は自身の目からみての悪人は罰し、生き残るためには切り捨てることを覚えてしまう。

これが、戦争という多くの矛盾をはらんだ行為の結果なのだと映画で淡々とみせられる。
とても静かな、けれども非常に雄弁な映像。

今の時代だからこそ、異様な輝きを増す映画。
私はあのような瞳の子どもを現実社会で見たくはない。
 

音楽やったら、映画もでしょ。ってことで。
名画、名作はあまたありますが、これは個人的に影響を受けた作品。
今の気分なので、数日たったら変わるかもしれないけど。

1.ゴットファーザーシリーズ(1972,1974,1990年)
The Godfather Part II が特に大好きだ!
ちょっとコケ気味と言われたパート3だけど
ロケ地としてマッシモ劇場のシーンはわかりやすいのでわざわざ現地に行くくらいには好き。


2.蜘蛛女のキス(1985年)
中学生の時に観て衝撃受けました。


渋谷のシネマライズで一人鑑賞して感動していた。
3.ロストチルドレン(1995年)


その時の同時上映。
4.アンダーグラウンド(1995年)これも震えました。


5.ケス(1969年)
ケンローチ監督大好き。


6.殺人の追憶(2003年)
新宿でこれ一人で観てた時、震えました。いろんな意味で。


7.狂い咲きサンダーロード(1980年)
石井聰互(岳龍)監督も大好きである。


8.ヒドゥン(1987年)
私のSF好きはこの辺がルーツ。


9.女の園(1954年)
木下恵介監督の社会派作品が特に好きでございます。

 

10.バックトゥザフューチャーシリーズ(1985,1987,1990年)
Back to the Future

マ・イ・ケ・ルーーーーー!!!


11.バーディ
Birdy(1984年)
ハリウッドの戦争映画ものはこれとキリングフィールドを中学生で観て強烈に脳裏にこびりついている。


12.ミツバチのささやき(1973年)
はずせません。


13.いまを生きる(1989年)
おーきゃぷてん、まいきゃぷてん!


14.ぼくのバラ色の人生(1997年)
いじらしいんですよ。自分の意思を貫いて生きていこうって見るたびに思える。


15.悲情城市(1989年)
台湾映画といえばここから。

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伊賀の國忍者映画祭にて鑑賞。
わーもう1ヶ月経ってしまった!!

香川県高松市を走るローカル線「ことでん」を舞台に繰り広げられるお話。
監督はガメラとゴジラをそれぞれ撮った監督は彼しかいない!と紹介された金子修介監督。
主演は、いまフジテレビの昼顔で主人公夫に迫る部下役を演じている木南晴夏さんとミッキーカーチス氏。
木南さんは美術館の学芸員(キュレーター)神高涼香。
ミッキーカーチス演じる高松市出身の現代美術家・安藤行人の企画展を計画する。
こういった企画展に応じないと言われていた安藤が故郷で初めての展覧会を行うというので涼香は張り切るのだが
肝心の本人と会ったら、「やりたくない」と言ったりどうも雲行きが怪しい。
安藤から、100年前に作られた懐中時計をポケットからだされ
「この時計を私にくれた人に会えたら、創作意欲もわくかもしれない」
というようなことを言われ、渋々安藤と一緒に人捜しを始める。

人捜しの過程で、涼香自身も過去と向き合うことになり、またそこで出会った人々にもそれぞれの想いや過去が明かされていく。
この前半部分の展開が後半の安藤の作品へと繋がっており、観客もまた安藤の作品世界の一部になるような造りになっている。

それぞれの登場人物の想いが積み重なって、ことでんという電車も日々走ってきたんだとぐっと胸に迫るものがあります。
そこに生きてきた自分、見慣れた故郷の風景でその当時何を考えていたか。
各々が自分と向き合うような疑似体験が出来る作品。

すごく良かった!

まず、安藤という現代美術家がミッキーカーチスって反則だわーって。
ぴったりすぎて何も言えないキャスティング(笑)

木南さんも生真面目で気の強いキャラクターが似合っていた。
フジテレビで鈴木浩介さんを惑わせているドラマ・昼顔の部下とはまた違った可愛さ。

対比するように、旧家に嫁いだ進歩的だけど楚々とした美人といった役割を演じていた中村ゆりさん。
この女優さんは、意志は強そうなのにぐっと耐えているといった風情の役柄が似合います。
監督が「綺麗でしょ」ってもの凄く嬉しそうにいってたのもあって印象に残ってるw

一緒に観た友人(美術系)がインスタレーションという手法自体が時代遅れではあるので
安藤が自身で「私は過去の人間だ」といったのはある意味その通りで、そこまで考えての設定と展開なら凄いかもと言ってました。
なるほど〜。そういう設定も考えられた上での話かもしれない。

ことでんの魅力のみならず、香川県の良さも存分に感じられるし、「うどん県」の要潤ポスターがデカデカと張り出されていたり、知事や市長まで出演して地域ムービーとしての熱意と面白さも伝わってきます。
高松には行ったことがないけれど、自身の原風景に想いを馳せながら観ることが出来て、高松にも行きたくなるという良い映画でした。
地域性がありながら、それぞれの郷愁に訴えかける普遍性がある。
全国で巡回上映しているそうなので、近くで上映していれば是非観て欲しい。
凄くオススメです。

映画祭では監督に突撃(?)してサインいただいちゃいました〜。
監督もシャイな方(多分)でしたが、こちらも動揺して映画が面白かったとしか言えずw
監督作品では、1999年の夏休みやクロスファイアが好き。
どっちも原作ファンでもあるんだけど。


こちらは最新作


撮る作品のテイストの振れ幅がスゴイw
予告みたけど、女優さんの動きにキレがあって格好良かった。
武田梨奈さんヌイグルマーZで観て以来気になってます。
セゾンカードのCMで頭で瓦割りやってる美女。
西武戦の始球式でも披露していて、家人が驚いてたな。
カワイイものね〜。このギャップが素晴らしい。
清野菜名さんは園子温監督のTOKYO TRIBEにもでてるよね?
金子監督はこれからの女優さんをみつけて撮るのがお好きなんですね〜。
2014年9月27日から公開予定だそうです。
少女は異世界で戦った

 


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